オーロラ観察・研究のためにホワイトホースへ!浜松工業高校の生徒の皆さんをご案内!

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こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。今回、ご案内したのは浜松工業高校の生徒の皆さん!なんと高校生です!
生徒の皆さん、遊びに来たわけではありません。浜松工業高校は文部科学省が指定するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)になっており、先進的な理数教育や様々な研究が行わていている学校です。
今回はSSH事業の海外研修としてホワイトホースを訪れてくれました。皆さんが取り組んだのは「オーロラの出現予測」。実際にデータの収集から解析・予測モデルの作成などを行うそうです。
そして幸運にも2日目と4日目の夜にはオーロラの観測を行うことができ、無事に目的であるデータ収集を行うことができました!
この研修をサポートするため、今回は特別なプログラムを組み合わせ、オーロラの観測やホワイトホースでの交流などをご案内しました。

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まず行ったのは、オーロラについての知識や鑑賞・撮影方法についてのレクチャー。
オーロラの観察にはちょっとしたテクニックも必要で、これまでヤムナスカの歴代ガイドにより培われ、受け継がれるオーロラ情報を余すことなくお伝えしました。

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その後はホワイトホースのビジターセンターにてユーコン準州の地理や歴史、成り立ちについてのご案内です。
ユーコン準州の面積は日本の約1.3倍ありますが、人口はわずか約4万人しかいません。
それだけで人の住んでいるところよりもはるかに大きい自然が広がっているのが想像できますよね。
初飛行機、初海外でホワイトホースに来てくれた生徒の皆さんも日本との違いを感じてくれたのではないでしょうか。

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翌日は極北の自然や歴史について実際に体験してもらおうとフィールドワークへ。
まず向かったのは野生動物の保護・調査を行っているユーコン野生動物保護区。
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ここでは厳しい極北の寒さの中で生きる動物たちを見学し、その生態などを観察しました。
こちらも日本では見られない動物ばかりでしたね。

午後は少し時間に余裕が出来たので、ホワイトホース近郊の森へとご案内。
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極寒の地ならではの針葉樹林など自然の成り立ちを説明しながら歩いていくと、たどり着いたのはユーコン川の流れる渓谷・マイルズキャニオン。
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この渓谷の早瀬の白波がまるで白馬のたてがみのようだったことから、ホワイトホースの地名の由来となった場所です。
歴史や自然への理解を通じて、オーロラを観察できる土地への理解も深めてもらえたのではないでしょうか?

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3日目はホワイトホースで様々な分野で活躍する日本人が集まり、ユーコンの魅力を日本へ発信するグループ「オーロラ60」の皆様との交流会。
オーロラ60の活動内容、これまで行ってきた素敵な企画や日本企業、学校とのコラボの様子などを共有していただきました。生徒の皆さんは目をキラキラさせてお二人からのお話に聞き入っていました。2時間の時間があっという間に過ぎていきました。
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私たちもいつもお世話人っているホワイトホースでのレンタル会社を経営する杉江さんにも、大変貴重なお話を伺うことが出来ました。
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本山さんはなんと元ヤムナスカガイド(笑)・いつもの熱いトークで盛り上げてくれましたね。みんなの笑顔が素敵です。

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オーロラ60さんとの交流の後に、ユーコン大学へオープンキャンパスへ。皆さんにとって初めてのオープンキャンパスがなんと海外の大学となりました。思い出に残る訪問となりましたね。

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地質学の教授から直々に石のコレクションを見せていただきました。これらの石は全てユーコン準州で採集されたものでなかにはとても貴重な宝石(翡翠など)ありました。

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商業科、技術科には工場もしっかりとあり、インストラクターや実際の企業から講師を雇い木材加工の実習も行っています。

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今回構内を案内してくれたのは広報担当のマイケル氏。丁寧にご説明いただきありがとうございました。もしかしたら将来ユーコン大学で学ぶ時が来るかもしれませんね。大変気に入ってくれたようです。

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最終日は日本人協会さんとの交流の前に少し時間が空いたので、町にある歴史博物館へ。2018年に改装された博物館はデザインも美しく、地元の方々200人以上からの作品のガラス細工が屋上から咲き乱れ、それらをオーロラに見立てた「オーロラ館」からツアーがスタートします。なんともユーコンらしいですね。
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大きな1回のフロアーは全て先住民族の歴史について語られています。今回は何と博物館のスタッフがボランティアで案内してくれました。なんてラッキーなのでしょう。

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次のコーナーはユーコンで見られる野生動物。日本では見ることのできない動物ばかりで驚きの連続ですね。
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そしてユーコンはなんといっても「ゴールドラッシュの歴史探訪」は欠かせません。ユーコンと言ったら、、「ゴールドラッシュ」と答えるのが北米では普通となります。
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アメリカからカナダを抜けてアラスカまでつながるハイウェイ。当時はALCAN「アルカン」と呼ばれAlaskaとCanadaのそれぞれの頭文字を使ってできた名称で呼ばれてきましたが、今はアラスカハイウェイと呼ぶのが一般的。

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2階は地元のアーティストの絵画や先品が並びます。この絵はホワイトホースの名前の由来となったユーコン川の急流を描いたもの。今はゆったりと悠々と流れるユーコン川ですが、ゴールドラッシュの当時は今とは地形や水位も違い、とても荒々しい個所があり白瀬が多く見えたことからそれが白馬に見えるとの事からついたのがホワイトホースです。日本語訳は「白馬」。

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そして本日のメインイベントとなった日本人協会の皆様との交流会。今回参加いただいたフミさんは1960年代にカナダへ移住。日本人として極北ホワイトホースの地に住むための知恵や、苦労、またその喜びなど幅広い範囲でお話を伺えましたね。
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浜松工業高校の皆様、この度はユーコンへお越しいただきまことにありがとうございました。私自身、皆様からいろいろと学ぶことが出来ました。高校生の持つ感性や、明るく輝いた心に触れることが出来たのは私たちが緯度にとって大変貴重な体験となりました。
いつか皆さんとカナダで再会できることを心から願っています。

ヤムナスカ・ガイド 篠崎洋昭(しのざきひろあき)
ガイドプロフィールはこちらから

ヤムナスカ・ガイド 安食昌義(あじき・まさよし)



# by ymtours | 2023-02-19 06:51 | オーロラの旅

今野様グループと行くユーコン準州オーロラの旅【8日間】

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 皆さん元気ですか!ヤムナスカの石塚です。今回は栃木からお越しの今野様グループの皆様を、ユーコン準州ホワイトホースを起点とたオーロラの旅にご案内しました。実は今野様グループは2020年の冬にこの旅行を企画していたのですが、残念ながらパンデミックにより断念... その後、3年が経ち、ついに、ついに実現したオーロラ旅行となりました。
 旅の目玉は人気のロッジであるイン・オンザレイクと、世界遺産クルアニ国立公園の目の前に立つ貸切ロッジ、クルアニロッジの滞在です。最高のオーロラハンティングのロケーションに滞在し、さらに犬ぞり体験や野生動物との出会いもある8日間は、まさにユーコンの魅力を凝縮したような贅沢な時間でした。オーロラは運の要素が強いため、長く滞在していても必ずしも強いオーロラが見れるわけではありません。しかし、幸運のなことに、クルアニロッジ滞在中には念願の素晴らしいオーロラとの出会いもありました!! そでれは、旅のダイジェストをご覧ください!

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偉大なる川、ユーコン川の朝焼けからオーロラの旅は始まりました。
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初日は快晴に恵まれたこともあり、本場の犬ぞり体験は非常に盛り上がりました!
犬ぞりをそこまで期待していなかったという方もいたのですが、
実際にやってみると想像を遥かに超えて楽しかったと、嬉しい声をたくさんいただきました。
皆さん、子供のようにはしゃいでいましたよ。

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犬ぞり後は焚き火を囲み、エルクやバイソンのソーセージでホットドッグを作ります。

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野生動物保護区では、立派な角を持つオスのムースを間近で観察。
オスのムースは見ることができない時もあるので、これはラッキーでしたね。
残念ながらリンクスとトナカイは見ることができませんでしたが、
北極キツネ、ダルシープ、エルク、ミュールディアー、マウンテンゴート、
レッドフォックス、ジャコウウシ、バイソン、ムースなど、
極北に住む多くの動物たちとの出会いがありました。

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人気のロッジ イン・オンザレイクに二泊して、オーロラを待ちます。

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イン・オンザレイクのすぐ外には凍結したマーシュレイクが広がり、湖畔からオーロラを鑑賞します。
私はロッジに泊まらなかったので、一緒にオーロラを見ることができませんでしたが、
半分ぐらいの方はまずまずのオーロラを観ることができたとのことでした。
写真がないのが残念!

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旅の後半は世界遺産クルアニ国立公園に隣接するクルアニロッジになんと3泊もするのです!
このロケーションはいつ来てもテンションが上がります。
お客様の中には、ここに到着した時の興奮が忘れられないという方もいらっしゃいました。
気持ちは凄くわかります!
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まずは全員で湖畔へ散策に出発。
周囲には誰もいない静寂の世界!

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ロッジ滞在中の日中の楽しみは、レイクや森の中で行うスノーシュー!

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人けのない森を抜けてたどり着いた展望地。もちろんここにも誰もいません。

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ロッジのダイニングでは、オーロラのスライドショーを上映しながら、オーロラの仕組みも解説。
ロッジは私たちのグループだけで貸切のため、ゆっくりお酒を楽しんだり、景色を楽しんだりと、
まさにプライベート感あふれる贅沢なひと時を過ごすことができるのです。

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ロッジには4日分の食材も全部持ち込み、料理は私たちヤムナスカ・ガイドが
日本人のお口にあったメニューを提供します!
地元の食材を中心に、セカンドガイドの安食が作る食事は大好評でした!
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お味噌汁、生姜ご飯、鮭の塩焼き、だし巻き卵。
久しぶりの日本食の朝食は嬉しいですよね。

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こちらはスペアリブのロースト。ワインを飲みたくなりますよね!


オーロラはまだか? そう思いますよね?
お待たせしました。ここからはロッジ滞在中に遭遇した素晴らしいオーロラの写真をご紹介しましょう。
ちなみに今回のオーロラの写真は全て私のiPhone14Proで撮影したものなんですよ!

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ロッジ滞在初日は、残念ながら曇りでオーロラが見れなかったのですが、
二日目の夜についにその時はやってきました。
こちらの写真は夜9:00頃に来た第一波。


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その後、しばらくオーロラは出現しなかったのですが、
夜中、2時ごろに非常に強いオーロラが突如出現しました!

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空を埋め尽くすほどの壮大な天体ショーを私達グループだけで独占!
なんて贅沢なんでしょうか!
「ワー!!」「すごい!!!」と、もちろん皆さんも大絶叫。
これにはガイドも大興奮です!
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30分ほどでオーロラは静かになり、夜空に消えていきました。
ここで私は眠りについたのですが、なんと3時30分ごろには、
さらにとんでもなく強いオーロラが出現したそうです!
寝ないで起きていれば良かった(泣

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ちなみにロッジ滞在の魅力はオーロラだけではありません。
空がピンク色に染まる朝焼け、夕焼けのトワイライトタイムも本当に美しいのです。

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朝焼けを見ながらゆっくりとコーヒータイム。なんて贅沢な時間なのでしょうか!

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しかし、今回の旅は天気に恵まれました!

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今野様グループの皆様、この度はヤムナスカのツアーにご参加いただきまして、ありがとうございました。
今回は企画から私がお手伝いをさせていただいたこともあり、本当に思い出深い旅となりました。
素晴らしいオーロラを皆さんと一緒に見ることが出来たことが何よりも嬉しかったです。
正直、ほっとしました(笑

次はロッキーの夏のフラワーハイキングを是非とも実現させましょう!
再び、お会いするのを楽しみにしています!

石塚

# by ymtours | 2023-02-14 13:00 | グループの山旅

極北の動物との出会いとホワイトホース探訪

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明けましておめでとうございます!ヤムナスカ・ガイドの安食です。
年末年始、皆さんは如何お過ごしでしたでしょうか?
ホワイトホースは12月半ばにマイナス40℃ほどになりましたが、後半は寒さが和らぎ?マイナス15℃前後と快適に?過ごすことできました!
そんな中、佐藤様ご夫妻をユーコン野生動物保護区へご案内しました。

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まずは佐藤様が宿泊されているイン・オンザレイクで合流。ゆったりとした時間が流れる素敵なロッジです。

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傷ついた野生動物を保護したり、極北に生きる動物たちの調査・研究などをしているこの施設。
入るとすぐにバイソンがいます。
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若い2頭がじゃれあっていました。
ちなみにバイソンが多く生息する地域では道路わきにいることもあるので驚かされます。

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こちらは鹿の仲間、ウッドランドカリブー。トナカイです。
鹿の角は一般的に雄しかありませんが、カリブーは唯一雌も角を持っています。

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このドール・シープの角はなかなかの巻き具合です。

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リンクスは最初見つかりませんでしたが、裏に回ると控え目に佇んでいました。

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ホッキョクギツネは相変わらずのかわいさで癒しです。

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そして、なんとこの日は程よい寒さと穏やかな風でサンピラー(太陽柱)という光の柱を見ることもできました。
日本では北海道で極稀に見ることができる程度なので、ラッキーでしたね!
2022年を締めくくるのに素敵な光景でした。


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野生動物保護区のあとはプチ市内観光へ。
ユーコン・ブルーイングという地ビールのブルワリーへ行ってきました。
カナダは各町にブルワリーがあり、地ビール巡りも楽しみの一つです。
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試飲は無料!コーヒーテイストを加えたものや、フルーツのフレーバーのビールなどもあり、このブルワリーには現在26種類ものビールがあるそうです。
試飲だけで酔っ払ってしまいそうですね…!

この度はご参加くださり、ありがとうございました!
またお会いできることを楽しみにしております。

ヤムナスカ・ガイド 安食昌義

# by ymtours | 2023-01-06 08:12 | オーロラの旅

静寂の森で味わう極北の自然【22.12.27】

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こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。

オーロラツアーで滞在しているAご夫妻、Mご夫妻。前日に引き続き、この日はネイチャー・ウォークへご案内しました!

向かったのはホワイトホース近くの森の中。スノーシューを履いて、まずは小高い丘を登っていきます。

写真では朝日のようですが、この時すでに正午過ぎ。

12月のホワイトホースの日照時間は6時間弱なので、貴重な日差しを浴びるととても心地よいです。


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この数日、雪が降っていたので森の中はパウダースノーだらけでスノーシューが大活躍。

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森を抜けると…出たのは凍った湖の上。

氷の厚さも十分あるので人が乗っても問題なし。

一面真っ白で、誰もいない、我々だけの世界でした!


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風の通り道では、雪が飛ばされてしまうので凍った湖面が見えていました。

全身で湖のエネルギーを感じてもらえたのではないでしょうか?


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湖畔にはこんもりと盛り上がった雪山が…。

これはビーバーロッジ、つまりビーバーの住処が雪の下に埋まっています。

ビーバーは木の枝や泥を積み上げて、水の中に巣を作ります。

ここまで近寄れるのも冬ならではですね。



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静寂の森歩き、如何でしたでしょうか?

まだまだフィールドはありますので、またお待ちしています!

ありがとうございました!

ヤムナスカ・ガイド 安食昌義


# by ymtours | 2022-12-29 08:11 | オーロラの旅

極北の生き物たちとの出会い ミート・ザ・ワイルド【22.12.26】

こんにちは!ヤムナスカ ・ガイドの安食です。

いよいよ極北の古都・ホワイトホースでの冬のガイディングが始まりました!

ヤムナスカとして冬のユーコンでお客様を迎えるのは3年ぶり。

日本をはじめ各地からお越し頂けるのは嬉しい限りです!


この日は、豪華ロッジ イン・オンザレイクに滞在されているA様ご夫妻、K様ご家族、M様ご夫妻をYukon Wildlife Preserve(ユーコン自然動物保護地区)へご案内しました。

※イン・オンザレイクについては下記ご覧ください。

https://auroranavi.com/tours/inn-on-the-lake/index.html

ユーコン自然動物保護地区では傷ついた野生動物の保護や、極北の生き物たちの調査・研究が行われていて、その姿を間近に見ることができます。

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バスに乗り込み、出発すると…。

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早速、巨体のバイソンが出迎えてくれました。

動物たちは柵の中にいますが、広大な敷地かつそれぞれの特性にあった地形に放たれています。


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続いて、柵まで近づいてきたのは…ドール・シープ。


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こちらはリンクス(オオヤマネコ)。


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マウンテン・ゴート(シロイワヤギ)。

今回は雪の中だったのであまり見られませんでしたが、崖の上をスイスイと移動する、一流のロッククライマーとしても知られています。


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レッドフォックス(赤ギツネ)だけでなく、白くて可愛らしい北極ギツネも姿を見せてくれました。

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そして大きなツノが特徴的なムース(ヘラジカ)。

人懐こくて近くに寄って来てくれました。

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日本では出会うことのできない動物ばかりでしたね。

今回はご参加くださり、ありがとうございました。

またお待ちしています!

ヤムナスカ・ガイド 安食昌義


# by ymtours | 2022-12-26 12:13 | オーロラの旅