サンシャイン・メドウズでお手軽絶景ハイキング!

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こんにちは!ヤムナスカ ガイドの安食です。
今回はY様ご家族をサンシャイン・メドウズへご案内しました。
Y様は以前カナディアン・ロッキーでハイキングをしたいとご相談くださいましたが、コロナ禍で叶わず…実に3年越しにご案内することができました!
サンシャイン・メドウズはスタート地点の標高が2300mほど。
森林限界をすぐに越えてしまうので、手軽に絶景を楽しむことができます。
トレイルもしっかりと整備されており、大きなアップダウンもないため、初心者でもおすすめの場所です!
今回は、のんびりと歩きながら眼前に広がる景色を楽しんできました!

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まずさっそくゴンドラに乗って、山の上へと向かいます。
夏はサンシャイン・ビレッジスキー場として営業してる場所でバンフの街からは車で20分ほどなので、アクセスがいいのもお手軽ポイントです。

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そしてゴンドラとリフトを乗り継ぎ、わずか10分ほど歩くとこの絶景。たまりませんね。

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ここから眼下に見える湖を目指して歩いていきます。

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トレイル脇には少し終わりかけでしたが、ウェスタンアネモネも見ることができました。

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こちらは訪れたロック・アイル・レイク。
雲が少し多かったですが、湖は穏やかで美しい姿を見せてくれましたね。

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ランチを取っていると雨がぱらついてきたので退散。

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雨雲の流れとは別の方向へ歩くとすぐに青空が広がりました!

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無事にハイキングを終えた後は、帰り道にバンフの町を見下ろす展望地へと立ち寄りました。
こちらも手軽に立ち寄れるオススメの場所です。


今回、驚いたことに、実はY様のお兄様が私の知り合いでした!
数年前に何度かお会いしたことがあり、まさかカナダで偶然再会することになるとは…!
色々とお話することができ、私も楽しませてもらいました。
この度は、ご家族でカナディアン・ロッキーにお越し頂き、ありがとうございました!
またお会いしましょう!

# by ymtours | 2023-06-30 02:00 | 家族の山旅

夏山シーズン目前!スタッフトレーニングで準備万端!

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みなさん、こんにちは!迫る夏山シーズンに向けて、先日スタッフトレーニングを行いました。
この夏から新たにスタッフとして加わるChrisと共に合計6人でバックパッキング(テント泊での山行)をしてきました。

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今回、重点を置いたのはフィールドでの実践的なトレーニングです。
訪れたカナナスキスと呼ばれるエリアは鬱蒼とした森や岩稜帯、見晴らしのいい尾根など変化に富み、様々なシチュエーションを想定したトレーニングにはもってこいの場所。
登山道のないオフトレイルでのナビゲーションやクライアントケア、グループマネジメントなど安全のために何が必要なのか、スタッフ同士で指摘しあうことで非常に実のあるトレーニングを行うことができました!
ガイド同士が一緒に仕事をする機会はあまりないので、自分のガイディングが適切なのか、他のガイドはどのように振舞っているのかなど見つめる良い機会となり、それぞれのスキルの向上に繋がる有意義なトレーニングとなりました。

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出発前にミーティングを行い、準備はしっかりと。
ガイドは事前準備が何よりも大切です。

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車両の点検も確認しあいながら、綿密に行いました。

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登山道のないオフトレイルでの実践的なトレーニング!

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キャンプ場がない山域のため、野生動物との遭遇を避けることに重点を置きながら、
森の中でテントを張れる適切な場所を探し出します。

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トレーニング中も広がる絶景!

今年は雪解けも早く、カナディアン・ロッキーの夏は良いシーズンとなりそうです。
準備を整え、皆様とお会いできることをスタッフ一同楽しみにしております!

# by ymtours | 2023-06-14 08:16 | お知らせ

コロナ禍を経た登山の魅力は? 変わらず受け入れてくれるカナディアン・ロッキー!

みなさん、山に登っていますか!ガイドの安食です!

私は山で遊び惚けて…ではなく、遊びも仕事も充実させるべくカナダの山に登っています。

おかげさまで最近は心身共に健康で、新型コロナウイルスや風邪に罹ることもなく過ごしています!


今回は、昨今のカナダの登山事情と、コロナ禍を経て感じるカナダの山の魅力をお伝えしたいと思います!


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世界的なパンデミックとなった新型コロナウイルス。屋内での活動が避けられ、日本では登山やキャンプなどのアウトドア・アクティビティーが注目を浴びるようになりましたよね。

カナダも同様で、国立公園や州立公園には多くの人が訪れ、ハイキングやキャンプ、クライミング、スキーなどを楽しんでいます。

現在、マスクをする人はほとんどおらず、特に規制もないため、コロナ前の日常とほとんど変わらない様子です。

(※私は以前は日本にいたので、コロナ前のカナダの様子を知りませんが…)


実際、アウトドアを楽しむ人の数は増えているようで、例えばバンフ国立公園の人気の場所ではマイカー規制が行われる場所ができたり、キャンプ場予約の競争率が以前より高くなったりした場所もあります。

私の周りでもコロナ禍で登山を始めた人がいて、登山者人口が増えたなーと実感しています。


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当初こそ「コロナ禍で屋内にいられないから外ならいいだろう!」というマインドで登山を始めた人が多い印象でしたが、今ではそうした人々が登山に魅せられて、そのまま継続して山に登っているのでは?と感じる日々です。


コロナ禍を経て、人々がなぜ登山に惹かれるのか…。

私が思うにやはり心身共に健康でいられるというのが大きいのではないでしょうか!

まず有酸素運動になるので、カロリーも消費し、心肺機能の向上にも繋がります。

長時間に及ぶ全身運動なので、筋肉もしっかり鍛えることができますね!


そして筋肉を動かすと体温が上がり、免疫力を高めることにも繋がります!

また日常生活とは異なる場所に行き、美しい自然の中でリラックスして、山頂で達成感を感じると、ストレスからも解放され心も清々しくなりますよね。

こうしたリフレッシュも免疫力を高めるためには重要とされています。


自分の身体の免疫力を高めることがどれだけ重要か痛感させられたパンデミックの世界。

登山は結果として強い身体を作る一助になっているのだと改めて感じています!


壮大な手つかずの自然が広がるカナディアン・ロッキーは、そんな自然で遊びたい私たちを受け入れてくれる素晴らしい場所ばかり!

様々な場所に私も足を運ばせてもらいました!


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まずはMt.ヤムナスカに行った時の1枚。初夏の時期で新緑の緑が美しかったです!
ロッキー山脈の東の端にあり、山々の先に大平原が広がり、壮大さを感じさせてくれます。


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こちらは自然保護のために入山規制がかかり、1日に入れる登山者の数が制限されているレイク・オハラエリア。

この湖はレイク・オエサと呼ばれ、3000m級の山と氷河を眺めながらくつろぐことができます!

限られた人々しか訪れることのできない秘境にはなんとも癒されました。


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こちらは秋のラーチバレー。

黄色に色づいたラーチ(カラマツ)と青空のコントラストが美しく溜息がでるくらいでした。


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続いては日帰りで14時間ほどかけて登ったMt.エディス・キャベル(3363m)。

天にそびえるような岩稜の山で大迫力の山でした。


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一見すると冬のようですが、こちらは8月に訪れたアサバスカ氷河の上。

まるで違う惑星に来たかのような世界が広がっています!


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こちらはスキー場ではないバックカントリーで、凍った湖へ向けてスキーで滑り込んだ時の一枚。

こんな景色の中で滑れるのはカナディアン・ロッキーならでは!


これらの写真はどれも去年(2022年)のもので、カナディアン・ロッキーの山々はコロナ禍を経ましたが、今も変わらず私たちを受け入れてくれます。

皆さんが見たい、登りたい、感じたい壮大な大自然がきっとカナディアン・ロッキーにはあるはずです!


この夏、皆さんをご案内するべくヤムナスカのガイド一同で準備を整えています。

ロッキーでお会いできることを心より楽しみにしています!



# by ymtours | 2023-04-22 05:56 | カナダの山旅

22-23シーズン、オーロラ好調で終了! 来シーズンも期待大!

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こんにちは、ガイドの安食です!
私の住んでいるホワイトホースではだいぶ日が長くなり、最近の日没は午後9時過ぎ。
10時頃でもまだ明るいです。これから夏に向けて、ますます日が長くなっていきます。
それに伴い、22-23のオーロラシーズンが無事に終了しました!
結果として多くのお客様にお越しいただき、皆様に感謝するばかりです。ありがとうございました!


そして今シーズンのオーロラ鑑賞、驚くべきことがあります。
なんと鑑賞率が100%でした!お越しになった皆様がオーロラを鑑賞することができたのです!
もちろん大きなオーロラだけでなく、小さなオーロラもありましたが、お客様が楽しんでくださり、ご案内しているガイドとしてこんなに嬉しいことはありません。

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太陽から放出された太陽風が地球の大気とぶつかって発光する現象がオーロラです。
鑑賞する上で大切なことは、①暗い・夜である ②晴れている ③太陽活動が活発である
、の3つです。
至極当たり前のことなのですが、上記の条件が整わなければ観察することはできません。
時には数日滞在していても、どれか条件が揃わず、鑑賞することができない場合もあります。

しかし、幸運にも訪れた全員が神秘的な天体ショーを目の当たりにすることができました!
今シーズン、オーロラは好調でした!その一部をご紹介します!

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お馴染みのカーテン状のオーロラ

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満天の星空とオーロラ

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ロッジに降り注ぐオーロラ


オーロラ鑑賞の合間には、様々なオプションで極北のユーコンを楽しんでもらいました!

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ホワイトホース近郊の森と湖でのスノーシューハイキング
湖は凍り付き、極寒の世界を体験!

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世界遺産のクルアニ国立公園を眺めながらのスノーシューハイキング

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ユーコン野生動物保護区で出会った極北の地に生きる動物たち

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犬ぞり体験も!

そして世界各地に目を向けると、オーロラが良かったのはホワイトホースだけではありませんでした。
普段オーロラを見ることができない場所で今シーズンは鑑賞をすることができたようで、いかに太陽活動が活発だったかがわかります。
そんな今シーズンが好調だったことを示すエピソードがこちら!
こちらの投稿はフランスです。
2月にはなんと、あの有名な修道院、モン・サン=ミッシェルでもオーロラが見えたようです。
こうした歴史的建造物とオーロラの共演も一度見てみたいですね~。
この他にもドイツやイギリス、デンマークなどでも観測されたということでした。

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2023年3月24日 アルバータ州のカルガリー郊外にて

ホワイトホースから2000キロ以上南にあるカナディアン・ロッキーでも、今シーズンは何度か見ることができたと友人が写真を送ってくれました!
いや~、オーロラ盛りあがっていますね~。


振り返りもほどほどに、皆さん気になりますよね、次の23-24シーズンのオーロラは果たしてどうなのかと…。
はっきり言います…引き続き絶好のチャンスです!
今シーズンのように、高い確率でオーロラ鑑賞ができる可能性があります!
前述したようにオーロラが見られるかどうかは、太陽活動が活発かどうかにかかっています。
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太陽活動は11年周期で活発になったり、落ち着いたりするのですが、近年は活発になりつつあり、2025年がピークになるとされています。
太陽活動が最も活発な時期を「極大期」と言い、太陽フレアと呼ばれる爆発現象やコロナ質量放出(CME)が頻繁に起こって、太陽から地球へオーロラの素となる太陽風が運ばれてきます。
最近は太陽フレアでも大きなものが多発していて、普段見れない場所でもオーロラが発生しているのです!
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その指標となるのが太陽の表面に現れる黒点の数で、黒点の数が多いほど太陽活動が活発である事を示しています。
黒点の増減の周期が過去の研究から11年周期だと導きだされていて、2025年に向けて太陽活動が活発になるとみられています。
つまり来シーズンはより太陽活動が活発になっている可能性が高いので、今シーズンよりもより頻繁に、そしてすごいオーロラが見られるかもしれません!
好条件が揃っていますので、絶好のチャンスを逃さないようにしてください!

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こちらは人気の豪華ロッジ、イン・オンザレイク。
ロッジにのんびり滞在しながら、ご自分のペースで外に出たり、中に入ったりして夜通しオーロラを鑑賞することができる贅沢な場所です!
既に来シーズンの予約も多数頂いており、時期によっては予約が埋まりつつあります。
ご希望の時期にオーロラを見逃さぬよう、お問合せはお早めに!

下記のヤムナスカの特設サイトに、オーロラのさらなる詳しい情報がありますので、ぜひ参考にしてみてください!

来シーズンもユーコンでお待ちしております!

# by ymtours | 2023-04-22 05:54 | オーロラの旅

オーロラ鑑賞の合間に…北国の動物たちとの出会い

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こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。ホワイトホースは最近マイナス30℃を下回り、久しぶりに冷え込む日が続いています。
そんな寒さの中、オーロラ鑑賞にお越しになった永芳さん親子をユーコン野生動物保護区へとご案内してきました!天気はばっちり快晴で、清々しい空気の中で動物たちの様子を見て回ることができました。

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まずは恒例、入ってすぐに現れるバイソン。
動物の生態に合わせた飼育環境になっているので、動物たちは隠れて見えなかったり、広大な敷地の先にポツンといたりすることもあるのですが、今回は幸運にも近くで観察をすることができました!
バイソンの巨体を感じることができますね。

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冬になり、角を落としたムースと出会うこともできました。
角はとても重く、持ち上げるのでも大変でしたね。

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続いてダルシープ。オスの角の巻き具合は近くでみると迫力があります。
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今回は飼育されている11種のうち9種類を観察することができました。
なかなか上出来ですね!

残念ながらおふたりが出会うことができなかったホッキョクキツネとカリブー(トナカイ)もせっかくなのでご紹介します。
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今回はホワイトホースを訪れてくださり、ありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしております!

ヤムナスカ・ガイド 安食昌義


# by ymtours | 2023-03-09 08:50 | オーロラの旅