山行の準備を整えよう!カナダのハイキング 雨対策


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ヤムナスカガイド 本山 です。

夏真っ盛りですが、皆様いかがお過ごしですか?カナダも気温が上がりはじめ、夏らしくなってきました。夏にハイキングするとき誰しも晴天の抜けるような青空の下で楽しみたいと思います。しかし、山ではいつも快晴というわけではなく、雨に対しての準備が必要になってきます。

今日は、その雨対策のお話しをさせていただきます。
カナダの山行で雨具の準備に関して!お送りさせていただきます。

皆さんの中でも、雨具は必要なのか?タイプはどんなものがいいのか?雨具の他にあるといいものは?などの疑問があると思います。
今回、ここでお答えします!
またどうして必要なのか?どんなものがいいのか?天気の傾向も踏まえて、ご説明させていただきます。

天気の傾向
まずは、天気の傾向からご説明させていただきます。
バンフの降水量の表を作成してみました。6月・7月・8月・9月のハイキングシーズンをみていただいても、多くないのがわかります。
基本的に言えることは、このエリアは降水量が少ないということです。
バンフ年間の降水量:【472mm】
近年の日本の集中豪雨ですと、たった数日で、これくらいの量が降りますので、その違いが判ります。
また、日本の年間平均降水量は場所によって誤差は大きいですが、約【1500mm〜2000mm】ですので、こちらからも違いを感じていただけると思います。
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その他、天気に関して言えることは、以下になります。
■広範囲を覆う、勢力が強い雨雲が来ることは、日本人の感覚から比べると非常に少ない。
■激しい雨がずっと一日中降っていることは、多くない。天気がコロコロと変わりやすい。
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さっきまで晴れていたのに・・・グレーな怪しい雲が来た。

雨はそんなに降らないし、長続きしないなら、雨具なくてもいいのでは?という声が聞こえてきそうですが、あるといい要素をご説明しておきましょう。

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寒い!
もともと北緯が高い場所ですので、高温の状態が続くことは多くありません。さらに山岳エリアになりますので、標高が高くなり、より寒くなります。

こちらで、私もほとんど経験がないのが、『暖かい中での雨』というものです。
悪天候になると気温は一気に低下し、濡れると、自分は本当に夏のハイキングをしているのかと思うくらい寒いです。

激しい雨が長続きすることは多くないのに、こんなにまで雨具をお勧めするのは山の天気は変わりやすく、どんな時でもしっかりと準備が必要なためです。

カナダのハイキングでも気を付けたいのが、『低体温症』です。
ほとんどの場合、『濡れ』が原因で、冷えていきます。
体のコア体温の低下による体全体の機能低下が出てくるものですが、ひどい場合は、もうろうとして動けない状態になります。

防寒具も装備していきたいのですが、この濡れ対策はしっかりしてカナダの山に入りたいです。

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夏でも高所では急に雪が降ることもある。(写真は9月上旬)
写真からも雲は厚くないのがわかる。天気はコロコロと変わる。


それでは実際にどんな道具がいいのかご紹介させていただきます。

上着
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近年、さまざまなタイプが発売されています。
写真は左から
■GORE-TEXのジャケット(防水透湿素材)
■ソフトシェル ジャケット
■耐摩耗性フリース地のジャケット
■極薄ウィンド・シェルジャケット

それでは、それぞれのタイプの特徴とカナダでの雨天時の利用を説明していきましょう。
前回の《ハイキングでお勧めの靴・ブーツは》と同じように以下のレベルで紹介していきましょう。
※雨対策レベル5段階 (1お勧めじゃない - 5とてもお勧め)

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■GORE-TEX系のジャケット
雨対策お勧めレベル5
雨を『はじく』という機能としては、ベストな選択です。
また『風をシャットアウトする』という点でも、こちらがベストです。

生地の厚さにはいくつかタイプがありますが、ハイキングの場合、薄手で軽量タイプでもいいでしょう。
多湿で雨量が多いエリアである日本メーカーのものは、海外のメーカーに比べて外からの濡れと内側(汗)からの濡れの両方への対策が優れています。

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■ソフトシェル ジャケット
雨対策お勧めレベル 2
雨が非常に弱く短期間のパラパラというも状態であれば、こちらでもしのげるでしょう。

透水性が高く汗をかいても蒸れにくい点が非常に素晴らしいジャケットです。
しかし弱い雨の中でも長時間歩くと水が貫通してきます。
雨具としての使用にはこれだけに頼るのは心細いでしょう。


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■耐摩耗性フリース地のジャケット
雨対策お勧めレベル1
こちらは昨年出た新しいタイプですが、上記のソフトシェルほど耐水性がないため、さらに雨には弱くなります。
伸縮性もあり、着心地もよく乾きも早いのですが、上記のソフトシェルと同様に長時間の雨には適していません。
雨ではない日のハイキングで、ちょっと肌寒いと感じるときは、とてもお勧めなジャケットです。


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■極薄ウィンド・シェルジャケット
雨対策お勧めレベル1
これもここ数年で出てきた生地で、私も大好きで、山で使用する回数が非常に多いです。
一番お気に入りのジャケットです。カナダの山は乾燥しているので、通常のハイキングではとてもお勧めです。
一見、少しの雨ならしのげそうに見えます。私も経験がありますが、弱い雨でも素材が薄いため一気に中まで濡れてきます。
これで雨をしのげたら、どれだけ素晴らしいジャケットかとつくづく感じます。


ズボン
雨対策お勧めレベル 5
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ズボンは、ジャケットと同じようにGORE-TEX系のものが断然お勧めです。

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欲を言うと、横が上の写真のように開くタイプが着脱の際に非常に楽で、お勧めです。

安価なものでも、あるとないとでは大違い
雨具はGORE-TEX系(防水透湿素材)のものは高いし、上着はまだしも、下まで買えない。
という方は、安価なものでも、購入して持参されるといいでしょう。
最近は、1000円ー2000円程度で手に入るものもあります。透湿素材ではない場合がありますが、是非ご検討ください。

寒さをしのげることはもちろんですが、濡れた草木が登山道に飛び出している場合、雨具のズボン履いていないと一気にズボンがグチョグチョになります!
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私も何度も雨の後に、「もう雨は止んだので大丈夫」と歩き出したら、草木に露が付いていて、ズボンがずぶ濡れという経験をしています。
雨具のズボンも是非、持参しましょう。

登山やハイキングに慣れていないと気付きにくいのが、、、
ザックカバー
雨対策お勧めレベル 4
個人的には非常にお勧めで、『5』にしたいくらい私は好きです。簡単なもので代替が出来るという点を踏まえて『4』にしました。
代替え案は下に紹介させていただきます。
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ハイキングでは長時間、雨の中を歩いていると中まで濡れるものです。
これも、日本のメーカーのものが断然お勧めです。
なぜかというと!雨が入ってこないようになっている、また強風でカバーが飛ばないようになっていて、良く考えられているためです。

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ザックの上部にアタッチして、外れないようになっている。

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このようにアタッチメントがあり、風で飛ばない・簡単に外れない作りになっていて非常に機能的
持ち運びは非常にコンパクトになります。


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すべての大きさのザックにぞれぞれザックカバーを買うのは、確かに大変です。


ザックカバー買うのは、ちょっと考えてしまうという方には!
■濡れたくないものは、買い物のビニール袋でもいいので濡れないようにしておく。

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■大きなビニール袋(ゴミの袋など)をザックの中に入れて、すべてはそこにしまう。
(このときポイントは、かなり大き目のビニール袋で、できれば破けにくい厚いものを利用することです。)
これらの方法でも、中身の濡れを回避できます。

せっかく苦労して運んできた防寒具・ニット帽・手袋などを着ようと思って、ザックを開けたら、物が「びちょびちょ」というのは、致命的になりかねません。

雨対策お勧めレベル 3
山では『傘』なんて危ない!?
確かにそれはあります。
危ないのは、主に以下が理由でしょう。
片手がふさがってしまい、危険度が増す。狭い場所では歩きづらい。視界が制限されてしまい危険度が増す。ほかの登山者へ邪魔になる、などなど。

また荷物が単純に増えるので、持って行かない人も多いかと思います。

利用においては個人差もあると思いますが、カナダのハイキングでは、場所によっては利用して、かなり重宝します。
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  危険が少ない場所では重宝する。

カナダのハイキングでは、しっかりと整備された、幅の広い登山道を歩く場合があります。以下の条件が揃うような場所では、傘の利用もお勧めです。
■視界がいい
■両手を使うような必要がない
■幅が広い登山道
■滑落などの危険が少ない

傘の利点
■すぐに取り出せて、脱いだり・着たりする必要がない!
■気温が高い時は、雨具のように服を一枚着ないため熱くならない。
これでしょう!

スパッツ
雨対策お勧めレベル 3
日帰りのハイキングでは、必須というほどのものではありません。
逆にバックパッキングや、山小屋泊など宿泊が伴う場合は、ズボンの濡れや汚れを回避でき、持参すると役立ちます。
私は、かなりしっかりした重いものしか持っていなく、出動頻度は高くありません。ほとんどの場合、雨具のズボンでしのげるためです。
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こちらは以下の点を踏まえて、お好みで持参される形でいいと思います。

スパッツの利点
■ズボンがドロドロにならない!濡れない!
■履いていると暖かい。

雨の対策は、濡れに対する対策であり、濡れないことは防寒につながってきます。ここをしっかり対策したいです。情報がお役に立てば幸いです。
カナダの天気事情や、雨の具合、ご理解いただけたでしょうか?
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海外旅行では特に、山での寒い思いや、ずぶ濡れの経験は避けたいですね。
しっかし準備して、できるだけ心配事は排除しましょう!
そしておもいっきりカナダの山を楽しみましょう!

ヤムナスカガイド 本山


# by ymtours | 2020-08-09 07:07 | 山旅の豆知識や魅力 | Comments(0)

現地のオーロラ・プロが教える!10分でわかるオーロラ用カメラの選び方

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こんにちは。プロフェッショナル・オーロラガイドの堀口です。

オーロラ好きの皆さんいかがお過ごしでしょうか?
少しずつ経済活動も行われるようになり、「ニューノーマル」という新しい生活のスタイルに慣れてきたのではないでしょうか。
とはいえ海外旅行は制限なしで自由にできるようになるまで、もう少し時間が必要になりそうです。
オーロラ旅行リピーターの方も、念願の初オーロラ旅行を夢見ている方も、今の状況が収まったら存分にオーロラ旅行を満喫するためにイメージを膨らませて準備できるように、今回は皆様待望のネタを用意しました!

待ちに待ったオーロラ旅行でバッチリカメラにオーロラを収めたい人へ
「現地のオーロラ・プロが教える!10分でわかるオーロラ用カメラの選び方」の特集です!

私が現地でオーロラのガイドをするようになってで9年目となりますが、この間にカメラの性能は驚くほど進化を遂げ種類も多様化してきました。
この記事ではカメラ初心者の方でもわかるよう、初めてのカメラ購入、またはオーロラを絶対取る為にカメラを買い替えという方に向けにそれぞれカメラの種類と最新情報をご紹介します。是非購入を考えている方もそうでない方も参考にしてみてください。

以下の各カテゴリでオーロラを撮影する際に有利な点とその他の特徴について紹介します!
1.一眼レフ
2.ミラーレス
3.レンズ
4.コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
5.スマホ
6.その他のカメラ
※画質については各カテゴリ毎のカメラの値段でも大きく変わります。特に一眼レフ、ミラーレス、コンデジで比較したとき、例えば15万円のコンデジと5万円の一眼レフで比べた場合、15万円のコンデジの方が高画質で撮影出来たりしますので、必ずしも一眼レフの方が画質が良いとも限りません。(値段が多く左右すると言っても過言ではありません。)
また本記事ではあくまでもオーロラ撮影にフォーカスしたカメラの特徴を紹介します。昼間の撮影やスナップショットなどカメラをオールマイティーに使うためは、ご自身の使い方にあったものを見つける参考にしてください。

そして後半には私、堀口がお勧めしたいカメラとレンズを紹介しちゃいますので最後までご覧ください!



1.一眼レフ
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【オーロラ撮影に有利な特徴】
・バッテリー性能が高い事
・レンズ交換が可能な事
・操作性が良い
・コンデジやスマホに比べセンサーサイズが大きいため高感度に強い事。
・マニュアル撮影が可能

ほぼ全ての一眼レフでオーロラ撮影の大前提ともいえる、マニュアル撮影が可能です。逆を言えば、マニュアル撮影ができないとオーロラ撮影には向いていないともいえます。

カメラのバッテリーで多く使用されているリチウムイオン電池は寒さに弱く、寒冷の環境に置いて消耗が普段より激しくなるという特性があります。一眼レフの多くは他のカメラのバッテリーに比べて容量が大きいため、寒冷地の冬のオーロラ撮影の環境でも持ちが良くなります。実際に私が使用している一眼レフ(Canon 7D Mark2)ではマイナス20°~30°の環境下で撮影に困るほど消耗が激しくなったことはありません。バックアップで予備をもう一本フル充電して置けばさらに安心です。

また、レンズ交換が出来ればオーロラ撮影用、日中の撮影用と使い分けできるのも便利な点ですね。

操作に関しても上位機種になるとボタンが多くなりますが、その分直感的な操作が可能で寒い環境でササッと設定を変更できる点も便利です。

高感度に強いという点においても、オーロラ撮影は暗い場所での撮影になるため重要な要素です。その分カメラのサイズが大きくなり重くなりますが、オーロラ撮影は三脚に立てて撮影するのが基本なので撮影中は多少の重量があっても大丈夫です。ただし三脚もカメラの重量に合わせて大きなものが必要になるので、その分値段も高価になります。

また、最近ではほとんどの一眼レフカメラにも液晶モニターが搭載されていて、暗い場所でファインダーを覗くことなく、モニター上で月や星などをズームして焦点を合わせることもできるので、とても便利です。

その他の特徴として、ファインダーを覗きながらの撮影やボディが手になじみやすいなど昼間でも本格的な撮影をしたい方に向いたカメラと言えます。

2.ミラーレス
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【オーロラ撮影に有利な特徴】
・液晶モニタで表示されているものがそのまま撮影可能
・レンズ交換が可能
・操作性が良い
・高感度の機種が増えてきている
・マニュアル撮影が可能



ミラーレスカメラも多くの機種がマニュアル撮影が可能です。購入時に必ず確認してください。一眼レフの上位機種にもあるライブビューがミラーレスの場合はほとんどの機種に搭載されています。これで撮りたいものをファインダーを覗かなくてもモニタで確認できるようになるので、構図を失敗することが防止できます。また、一眼レフと同じくレンズ交換可能で、操作性が良いです。

高感度という点では一眼レフを上回る機種が増えてきて、上位機種と高価なレンズの組み合わせ次第ではオーロラの動画が撮影することも可能なほどです。一般向けのカメラでオーロラの動画が撮影できるというは、昔からカメラを知っている方にとっては夢の様ですよね。

一眼レフに比べコンパクトなった点は持ち運びが便利になりとても良いのですが、バッテリーの消耗が早いのは不安要素でもあります。上位機種になればバッテリー容量が大きいものも出てきましたが、全体的には現時点で一眼レフに及びません。ここは予備のバッテリーを準備しておくことでカバーするといいでしょう。

番外編レンズ
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ここまで紹介した、一眼レフとミラーレスについてはボディの他にレンズという選択肢が出てくるのでここでどんなレンズを選ぶのが良いか紹介しておきましょう。
ズバリオーロラ撮影で必要なレンズの要素は・・・広角で、明るい!この2点に尽きます。

広角というのは広い画角、つまりどれだけ引きで広く被写体をとらえられるかです。数値で言うと10mm~18mmが広角と呼ばれます。

明るいレンズというのは明確な数値があり、レンズのF値(絞り)というもので表されます。この数値が小さければ小さいほど明るいレンズで、オーロラ撮影などの暗い撮影に性能を発揮します。現在はF1.4やF1.8のレンズが一般的に明るいレンズになります。
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魚眼レンズでの撮影(F2.8)
オーロラが爆発し空全体に広がってもほぼ捉えることが出来た。

ただし、この2つの条件を併せ持つレンズはやはり高価になってきます・・・。(お金があればすべて解決になるんですが・・・。涙)もし予算オーバーしそうならF2.8、F3.5くらいの明るさのレンズでも広角なものを選ぶようにしましょう。F1.8ぐらい明るいレンズでも焦点距離が50mmとなってくると結局空に広がったオーロラをとらえる事が出来なくなってしまします。(最後に超おすすめレンズを紹介しちゃうのでもう少しお付き合いください m(._.)m)

3.コンデジ
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【オーロラ撮影に有利な特徴】
・コンパクトで持ち運びが便利
・上位機種は一眼レフ、ミラーレスに劣らない画質
・マニュアル撮影が可能な機種が限られている

この記事では、コンデジの解説はマニュアル撮影機能が付いていることを前提としています。もしマニュアル撮影ができない場合は、夜景モードや花火モードで撮影できるケースがありますが、画質はあまり期待できるものではありません。10万円前後の上位機種なら一眼レフに劣らない画質で撮影できるものも増えています。

また、レンズ交換ができないためオーロラ撮影に特化させたいなら明るいレンズものもを選びたいです。バッテリーも容量が小さいため予備のバッテリーは必須です。
最新の機種はVLOG撮影などで自撮りしやすいよう、液晶モニタを反転させるタイプのものも多く手振れ補正も優秀です。で何よりコンパクトで昼間の撮影も気軽にというのが便利ですね。
4.スマホ
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iPhone 11 Pro
【オーロラ撮影に有利な特徴】
・とにかくコンパクトで使いやすい
・手振れ補正が優れている

SNSが普及しいる現在では私も良い写真はすぐにでもアップしたいと思いますが、その点スマホはリアルタイムにアップできるので操作性が良くコンパクトという点では最適です。また手振れ補正が大幅に良くなったことで、何と三脚なしでもオーロラ撮影できるという事には驚きです。

一昔前ならお客様に「スマホでオーロラ撮れますか」と聞かれても「スマホのカメラではちょっと厳しいんです。。」という回答だったのが、最近は最新機種で撮影できものが出てきたのです。代表的なのが、iPhone11、Google Pixel4などのスマートフォンで撮影可能です。この2機種については過去のブログ

【2020年最新版】果たしてスマホでオーロラは撮影できるのか!? iPhone 11 vs Google Pixel 4

で紹介しているのでこの是非チェックしてみてくださいね。

また、スマホもバッテリーの消耗が早いためモバイルバッテリーの利用でカバーするのがお勧めです。動画もハイクオリティになってきているので手軽に撮影、保存出来るのは非常に便利ですね。

5.その他のカメラ
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GoPro Hero 8

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RICHO THETA S

GoProなどのアクションカメラや360°の撮影可能なRICHO THETA Sでもオーロラの撮影が可能です。
これらの本来のカメラのコンセプトは遊び感覚で面白い画を撮るというものなので、バッテリーの問題などがありますが、色々な画角で撮影できるので画としてはとても面白いと思います。


ガイド堀口のおすすめカメラ、レンズセット!
色々な種類のカメラを紹介しましたが、オーロラ撮影に有利な機能をまとめると
1.操作性が良い
2.レンズ交換が可能
3.バッテリー持ちが良い
4.高感度
5.マニュアル撮影可能
が望ましい条件です。
以上を踏まえて私堀口がお勧めしたいカメラは・・・

ミラーレスです!(ジャジャーン!!)

上に挙げた条件の内12は必然的にクリアしますし、3は機種によっては一眼レフと同等の容量のバッテリーを搭載した機種も増えており、足りない場合でも予備バッテリーやモバイルバッテリーでもカバー可能です。4の高感度に関してはミラーレスでも中級機で良いものが出てきたので、オーロラ撮影だけに特化するなら今はミラーレスカメラがお勧めです。5に関してほとんどの機種で搭載されているので問題ないですね(購入時に確認してください)
一昔前に比べると各メーカーから続々と新機種がリリースされ、カメラの売れ筋ランキングでもミラーレスがほぼ上位を独占するようになってきました。

という事で上で挙げた5つの条件をすべてクリアするのがミラーレスであり、液晶に表示されたものがそのまま撮影できるというものオーロラ撮影に置いては非常に便利なのです。あとはやっぱりコンパクトであるというのも持ち運びを考えるといいですよね!

ここからは私が考えるミラーレスのおすすめ機種です!

私のお勧めは、
SONY a6600 SONY a6400の2台です。
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SONY a6400 (ボディのみ)
価格は、
a6600が148,000円
a6400が 96,000円
(ボディのみの価格)
と5万円の程開きがありますが、画質、感度はほとんど変わりません。大きな違いはa6600の方が手振れ補正が優れているので、これからどんどん動画も撮りたいという方はa6600の方がいいかもしれません。動画にこだわりが無ければa6400で十分です。
(※価格.com調べ 2020/7/03現在 ⇐詳細はリンクをクリック)

この2機種の優れているところは高感度です。同じ価格帯、同クラスのミラーレスに比べて感度が強という点で、お勧めの機種とさせていただきました。
さらにこのカメラとセットでおススメしたいレンズはこちら↓↓

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シグマ 16mm F1.4 DC DN

こちらは16mmという広角レンズなので空に大きく広がったオーロラをとらえることが出来る事そしてF1.4ととても明るく暗い場所での撮影に強いのが特徴です。そしても値段も 39,500円とお買い得。(※価格com調べ 2020/7/3現在
画角が広いので自撮りの動画撮影にも向いています。

上の2機種とこのレンズは価格的にも中級者向けになりますが、はじめからある程度の機材の方が高いクオリティーで撮影できカメラの楽しさを味わえる為、初めてのカメラという方にもおススメです。

しかし・・・。
それでも10万を超える買い物になるので、気軽に買えるものではないですよね・・・。

そんな方にはレンタルもお勧めです!
料金もリーズナブルなのでもし購入を迷っていたり、「1度のオーロラ旅行でしか使わないかも・・・。」と思っているなら最適です。
さらにこちらのRentioなら、もし借りたカメラが気に入ったらそのまま購入することもできるようです。
注文もオンラインで簡単にでき貸出、返却時の送料も無料と至れり尽くせりです。

ちなみに現在私が使用しているカメラは一眼レフですが、そろそろミラーレスに買い換えたいと思っています。
ミラーレスは高感度のカメラが多く出ているので、やはり私もそこに大きな魅力を感じます!オーロラの撮影をすることが多いのでとやはりそこは押さえておきたいポイントです。
(本当は日本に帰国時にレンタルで試してみたいと思っていたのです。残念ながらコロナの影響で帰国することが出来なくなってしまいましたが・・・。)

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現在私が使用しているCANON 7D Mark2

日本からも現時点ではコロナの影響で制限なしでカナダへの渡航ができないため、オーロラ旅行はもう少し先になってしまいそうですね。
カメラ購入を検討している方はこの機会にじっくり自分に合ったものを考えてみてください。今から毎月少しずつカメラ貯金をしてみるのもいいかもしれません。
(実は私もこっそりカメラ貯金していますw)
そして自由に旅行できるようになったら是非ヤムナスカのツアーのオーロラの旅へお越しください!
ガイドが一緒に宿泊しとことんオーロラを楽しむ「驚異の鑑賞率を誇る地 イヌビック」では、オーロラ活動が非常に活発になるオーロラ爆発も発生しやすくカメラの性能を存分に発揮できます!チェックしてみてくださいね。使い方もしっかりサポートできるので、新しいカメラでもフル活用するには最適です!
イヌビックツアーの紹介ブログはこちらからどうぞ↓↓

以上いかがでしたでしょうか?
今回紹介したカメラとレンズは私個人の意見です。
ご自身に合った使い方もあると思いますので、是非この記事が参考になれば幸いです。

少しでも早く皆さんとオーロラの感動を共有できるのを楽しみにしています!

ヤムナスカ・ガイド
堀口慎太郎
ガイドプロフィールはこちらから








# by ymtours | 2020-08-06 08:02 | Comments(0)

シーズンを通して楽しめる3つのベスト・ハイキングコース


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ヤムナスカガイド 本山 です。
COVID19の影響で、目まぐるしく変化していく生活状況 のなか、カナダでは少しずつですが経済活動再開が始まっています。
カナダにある10州、3準州、それぞれの州でルールや規制内容が異なりますが、徐々に州境をまたぐ移動や国内旅行への規制も緩和され始めており、カナダの短い夏をアウトドアで楽しむために、私を含め多くのカナディアンの気持ちは少しずつ、ポジティブな方向へ向かっているのを感じます。体と心を健康に保つのが、どんな時代でもとても大事なんだと、改めて考えさせられています。

国内旅行の再開はとてもうれしいニュース。しかし、国境の再開に関しては未だ先が見えず、日本からのお客様をご案内できる日がいつになるのか。毎日ニュースをチェックし、どんな内容であれ少しでも明るいニュースがあれば、スタッフ一同心から喜んでいるのが毎日の日課となっています。
今わかっている現状では、入国規制は7月31日まで、そして8月31日までカナダへ海外から入国した場合は、14日間の行動自粛規制が法的に適用されるため、8月のハイキングツアーへ、ユーコンのツアーへの日本からの参加は難しくなってしまいました。
しかし!9月にカナダへの旅行の望みを捨てていない方も必ずいると信じていますし、私たちもその気持ちは同じです。

9月に関しては少なくともカナダへの渡航の可能性が残っている現状を考え、私たちはいついかなるとき皆様がカナダへお越しいただいてもいいように、しっかりと準備しておりますのでご安心ください!

さて今回は、「シーズンを通して楽しめる3つのベスト・ハイキングコース」を紹介したいと思います。
「どの時期が一番ハイキングに適していますか?」、「秋でもハイキングは楽しめますか?」、このようなご質問を多く受けます。
もちろんハイキングコースによりますが、正直ベストな時期を答えるのは難しいです、、。その理由は単純で、「どの時期に来ても素晴らしい」からなのです。
「ハイキングシーズン」といっても、初夏から盛夏、晩秋にかけて山の見せる表情は様々です。また、森や高山植物も季節の変化とともに移り変わり、ハイキングをより一層思い出深いものにしてくれますね。
また「ベストな時期」とは、それぞれの趣向や目的などでも変わってきます。

そこで、ハイキングシーズンの間にいつ訪れても必ず楽しめるコースを私たちヤムナスカ・ガイドが3コースを厳選し、紹介していきたいと思います!

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とはいっても、山の楽しみ方は人それぞれ。
そのひとつに、同じコースに時期を変えて訪れることがあります。

同じ場所に季節を変えて何度も訪問することで、毎回新たな発見があり、まるで違うコースを歩いているように感じるのも、山の持つ魅力の一つですね。私たちガイドも、仕事柄同じコースを歩く機会が多いですが、毎回山の表情が変わり、もちろんご一緒のお客様も違うので、いつも新鮮です。

季節の変化を視覚的に感じれるのは、新緑、高山植物、紅葉などで山の楽しみ方の代表例ですね。

まずはそれぞれの季節の特徴をお伝えします。

季節の特徴

春(6月中旬から7月初旬)
新緑から始まり、春のお花が楽しめる時期です。よく「初夏」とも表現される時期です。

可憐に咲く高山植物が多い時期で、多くの花のピークが短いため、目当ての花を当てるのが難しいところです。
高山帯の森林限界に近い標高では(約2000m以上)は多く残雪があり、場所によっては7月初旬よりハイキング可能になります。

夏(7月初旬から8月下旬)
この時期は、ハイキングをしていてスキっとする爽快感や、残雪もすくなくなり高山帯へのアクセスが可能になる時期です。
7月中旬頃は、高山植物が咲き乱れる時期であります。
また、標高の高い山にはうっすらと残雪も残り、山の見え方もすばらしい時期でもあり、7月中旬以降から8月中旬頃までは、元気に咲く盛夏の高山植物を楽しめる時期です。

秋(9月初旬から10月初旬)
夜間は冷え込むことが多くなり、高山植物は少なくなりますが、黄葉が楽しめる時期です。
高山帯から低山帯で時期の前後があります。高山帯は、唐松の黄葉が9月中旬頃見ごろを迎え、低山帯は、アスペン(ポプラの仲間)が9月下旬頃が見ごろです。


コースを紹介する前に、それぞれの季節でのハイキングをイメージし易いように、以下の写真を参考にしてみてください。

新緑
低山帯のアスペン(ポプラの仲間)、高山帯の唐松が美しく楽しめます。

アスペンの新緑
低山帯を生息域として、5月下旬から6月中旬頃まで楽しめます。
ライトグリーンがまばゆく、揺れてさらさらと音を立てるのは、爽快感があります。
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ヤムナスカ・ショルダーにて6月中旬

唐松の新緑
高山帯(2000m以上)に生息し、6月下旬頃から楽しめます。
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ラーチ・バレーにて7月初旬

盛夏
高山帯では多くの高山植物を楽しめます。
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この時期は標高の高いトレイルにも残雪が少なくなりアクセスが可能に。
ラーチ・バレーにて(7月下旬)

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初夏のヤムナスカ・ショルダーの爽快なハイキング

黄葉
アスペン(ポプラの仲間)の黄葉と唐松の黄葉がお勧めです。

アスペンの黄葉
アスペンは低山帯で、9月下旬から10月初旬まで。
黄色と青空のコントラストが美しい。
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9月下旬 ヤムナスカ・ショルダーにて

唐松の黄葉
高山帯(2000m以上)に生息するので、9月初旬から中旬です。
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9月初旬、ターミガン・サークにて



季節の高山植物
もっと詳しく知りたい方は、季節のお花をヤムカナでさらにチェックできます!
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アツモリソウ(6月下旬頃)ヤムナスカ・ショルダーにて

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カタクリの群生、ターミガンサークにて7月初旬

高山帯は、7月中旬から8月初旬まで
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盛夏の高山植物 ウサギキク。ラーチ・バレーにて7月下旬

前置きが長くなりました、、。伝えたいことが多く失礼しました!

お待たせしました。それでは本題のシーズンを通して楽しめる3つのベスト・ハイキングコース
を紹介していきます。


1、ヤムナスカ・ショルダー
往復距離:5.2KM
所要時間:3時間30分
標高差:250M
*第2展望地までのデータです。

ヤムナスカ・ブログの過去の山行のリンクです。
初夏のヤムナスカショルダー
盛夏のヤムナスカショルダー
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ヤムナスカ山の麓のハイキングします。低山帯に位置し、雪解けが早くカナディアン・ロッキーでは5月中旬頃から楽しめるハイキング・トレイルです。また10月初旬まで歩けるシーズンが長い場所でもあります。アスペン(ポプラの仲間)の新緑と黄葉が季節を変えて楽しめる、お勧めのコースです。また標高差は第2展望地までは250メートルほどで小さく、距離も短めで、初心者の方でも楽しめるのもいいところです!

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アスペンの林は光が多く入り、まばゆいです!

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第1展望地からは、新緑を上から展望できます。


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春(初夏)から夏まで、多くの高山植物が楽しめるコースです。



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第1展望地から黄葉の様子です。アスペンが黄金に輝いています。

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アスペンは地下茎のでお互いに繋がっており、繋がりを持つもの同士が同時に色ずく特徴があります。
例年9月中旬以降から9月下旬頃まで、この黄葉を楽しめます。

ヤムナスかでも、よくお客様をご案内する場所です。ガイドとしても、いつお客様を連れて行っても、必ず楽しんでもらえる「鉄板コース」でもあります。カナディアンロッキーの一番東の端に位置しているので、カナディアンロッキー全体が雨や、雪の場合でも晴れている確立が高いというのも(カナディアンロッキーの天気のパターンとしてのデータより)、お勧めポイントです。


2、ターミガンサーク
往復距離:4.8KM
所要時間:2時間20分
標高差:300M

ヤムナスカ・ブログの過去の山行のリンク!


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このコースは登山口が既に2205mと標高が高く、残雪を考慮すると7月初旬くらいから楽しめるコースとなります。

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歩き始めてからすぐに森林限界を超えるので、初心者でも高山帯の景観を楽しめるのが嬉しいですね。


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一気に高山帯へ、迫力のある岩峰の近くまで行けます。

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モス・キャンオン、マンテマの仲間です。


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そして唐松の黄葉が楽しめる素晴らしいトレイルです。


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黄葉の時期は、例年9月中旬から始まります。森林限界線に生息するカラマツが美しい。


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高山帯を好む野生動物に会えるチャンスもあります。(写真はビックホーン・シープ)

本来であれば、標高の低い場所から自分の足で高山帯まで登る必要がありますが、ターミガンサークの登山口はすでに2200メートルと高山帯のため、初心者の方でも雄大な景色を気軽に楽しめるコースですので、お勧めです!また、ターミガンサークはカナナスキス・エリアに位置し、カナディアンロッキーの中でも穴場的スポットで、コース上も混雑することなく楽しめるのも魅力の一つですね。私は日本から家族や友人が来たら、絶対に連れて行きたいコースです。


3、ラーチバレー
往復距離:8.8KM
所要時間:4時間30分
標高差:570M
*ミネスティマレイクまでのデータです。

ヤムナスカ・ブログの過去の山行のリンク。
カナディアンロッキーを代表する雄大な景観が楽しめて、いつハイキングしても最高のコースです。

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  ラーチ(Larch) = 唐松 ですから、その名の通り、森林限界線以上には唐松が多く群生しています。
また新緑の時期も素晴らしいです。6月下旬から7月初旬頃

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唐松の新芽、是非触ってみてください。針葉樹とは思えないほどやさしく、やわらかい芽ですよ。


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カナディアンロッキーを代表するテンピークスの景観が注目されるコースですが、高山植物も豊富で、8月中旬まで季節を変えて楽しむことができます。

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8月中旬でも2000m近辺では、まだまだ盛夏の高山植物が楽しめます。


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盛夏は爽快感と解放感があり、もちろん景観も最高です。

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唐松の黄葉です。雪化粧した山・青空・黄葉のコントラストは言葉では表せません。
9月の初旬ー中旬には黄葉の最盛期を迎えます。

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同じ場所から「黄葉」と「新緑」の様子

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接写、広角、ポートレート、どのようなスタイルで写真をとっても素晴らしいです。


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ほかの2コースと比べるとやや距離や標高差が大きいですが、しっかりと整備されたコースは初心者の方でも安心して歩くことができます。

植物、自然の季節ごとに移り変わるその表情は、山の楽しみの中で、とても大きな魅力の一つです。

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ご紹介させていただいた3つのコースは、これから初めてカナディアンロッキーを訪問する方、またすでにこのコースは歩いたという方にも、とても胸を張ってお勧めできるコースです。
ご自身が歩いている時に。是非違う季節にはどんな雰囲気になるんだろう、なんて想像しながら歩いてみるのも楽しいですね。

カナダにも四季があります。緯度が高いため冬が長く夏は短くなります。そのため、現地に住んでいる私たちにとって、季節の移り変わりを感じながら、終わりの早い夏を過ごす感覚は言葉では上手く表現できません。

私達はどこかで、新しい季節がやってくるうれしさや、月日が過ぎていく寂しさなどを感じているからなのでしょうか。
皆様も日本でよく行く山では、こんな季節の移り変わりを楽しまれているのではないでしょうか。

そんな私たちの感じるカナディアンロッキーを、是非皆様と共有したいと思いこの記事を書かせていただきました。

そして、一刻も早く皆様がカナダに訪問できるようになり、カナディアンロッキーを一緒に歩ける日を待ち続けています。

ヤムナスカガイド 本山



# by ymtours | 2020-08-06 08:02 | カナダの山旅 | Comments(0)

東北の魅力にせまる壮大な旅、MICHINOKU HIKE

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ヤムナスカでは、2015年に【GREAT HIKES JAPAN】という新しいブランドを立ち上げ、北米の登山者やハイキング愛好家に向けて、日本の「山旅」をガイドツアーとして紹介しています。
https://greathikesjapan.com/michinoku-hike/index.html

私たちの紹介する日本の山旅では単に素晴らしいトレイルを歩く事をだけを目的とするのではありません。
トレイル歩きを通して地域の歴史、風土や食文化に触れることができ、そして何より大切なのは地元の人たちと北米からのゲストを繋げる「Connect」することに重きを置いています。

【GREAT HIKES JAPAN】を立ち上げてからこれまでに多くの北米からのハイカーに信越トレイル、熊野古道の2つのツアーを紹介させていただきました。

そして、今年は【GREAT HIKES JAPAN】発足から7年目の年。熊野古道、信越トレイルに次ぐツアーの目的地として、「東北」を選択しまさいた。
以前から東北地方は最も紹介したかった場所の一つであり、長年の調査と下見を重ねてついに「MICHINOKU HIKE」とし北米での紹介が始まりました。2020年10月7日にツアースタート予定です!

温かく人情味あふれる東北の人々、日本でもトップクラスの紅葉の景観、温泉、そして東北大震災・津波の被害を乗り越えてきた地域・人々と自然の関わり、福島での民宿体験などなど、世界に伝えたい東北の魅力を言葉にしたらきりがありません、、。

私たちの紹介するツアーが形になるまで、本当に多くの方々のサポートと協力をいただきました。関係者の方々、宿泊施設、地元観光局、そしてみちのく潮風トレイルのスタッフの方々、酒屋の大将から居酒屋の女将さんまで本当にお世話になっています。
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この仕事をさせてもらっていると、日本の地元の方からこのような質問を多くいただきます。
「ここのどこがそんなに良いんですか?」、「あんまり胸を張って紹介できる場所じゃない気がするんですけど、、」・

実際に海外に住む期間が長くなると、今までに感じることや見ることがなかった本来の日本の姿、クールな日本が見えてくることがあります。特に、観光地化のされていない日本の田舎、里山こそ昔からの生活感が残り、自然と人とが共存しながら普通の生活をしていること、ありふれた光景が「あー、いいなー」と感じるのです。

これまで多くの北米からのハイカーを日本でガイドさせてもらいましたが、私が感じる日本への思いとゲストが感じる感激は似ているんだなと強く思うのと同時に、素晴らしい日本を「日本代表」と思いながら紹介できることに幸せを感じています。

昔からそこにある、変わらない「もの」が、海外からのゲストにとってみると全くの新しい体験で、大変貴重な観光資源になる、というのが今注目される「Sustainable Tourism」と呼ばれる持続可能な観光資源なのです。

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観光地化するために新しいインフラを作るのではなく、昔からある「もの」に価値を見出して観光資源として発信していく。もの=インフラや視覚的に見えるものだけではなく、例えば地元の風習だったり、しきたりだったり、昔から続ける生活のスタイルや人々のおもてなしの気質だったり、食事の食べ方や料理方法、目には見えないけれど実際にそこに行って初めて感じられる「もの」が多く含まれると思います。

本当に新しい形のツーリズムですし、今の時代だからこそ多くの人が求めているスタイルの旅なのかもしれません。インターネットにより便利な世の中になりました。バーチャルな世界での人とのつながりが多くなる今日、人は人と心の繋がり「Connection」を求めている、人との繋がりが人生を豊かにしてくれると再確認しているのではないでしょうか。

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日本から、また海外からの観光者を受け入れる体制つくりは、少なからず必要になります。インターネットで予約が簡単にできるようになった今日、新しい観光産業が次々と生まれていきます。
まだまだ英語対応や予約システムになれない地域もありますが、私はそれはそれで個性があっていい事だと思っています。また環境が整っても、言語の壁はそう簡単には乗り越えられないというのも理解しています。

しかし逆を言えば、だからこそ私たちのようなガイド会社が地元の方々と海外からのゲストの間に入るコネクションとなり、地域の素晴らしさを発信できるような役割を果たせるんだと信じています。

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「こんなとこ歩いて、何してんだー?」と、明るい表情で話しかけてきてくれたおばあちゃん。みちのく潮風トレイルの八戸ー種差海岸区間での、心温まるひと時をくれたこのおばあちゃんに感謝です。

MICHINOKU HIKEは3つの大きなテーマから成り立ちます。
ひとつはみちのく潮風トレイル、そして東北の紅葉登山、最後に福島での民宿体験。

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いつも温かく、笑顔で迎えてくれるみちのく潮風トレイルビジターセンターの皆さん。プロフェッショナルな姿勢を私も多く学ばせていただいています。

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地域の歴史や自然景観、トレイルコンディションはここでチェックすれば最新の情報を入手できます。トイレや電話などもあり、ハイカーのオアシス。気軽に立ち寄れる場所・環境を提供してくれるスタッフの皆様には、本当に感謝です。

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みちのく潮風トレイルでは、気仙沼での滞在を含めまています。ここでは津波による被害や当時の状況を語り部さんに語ってもらうと同時に、津波のもたらした自然へのポジティブな影響、自然と人が密接に関わりながら再生をとげているユニークなエコシステムに注目して、北米のゲストに紹介するのが目的です。

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紅葉登山では、秋田駒ケ岳、八幡平、そして秋田焼山を歩きます。東北の紅葉と火山でのハイキングは北米のハイカーにとって特異なスタイルのハイキングであり、是非紹介したいですね。
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私が小学生のときに両親と登った岩手山が遠くに見えます。時がたち、今この場から見ている岩手山は昔と変わってないんだな、と少しノスタルジックに浸ってしまいました(笑)その場所を、これからは北米のゲストへ紹介することができる、本当に喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。
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ツアーのクライマックスとなる福島では、田んぼの真ん中の民宿でアットホームな民宿ステイの体験。民宿の目の前は里山と田んぼと畑が広がり、正直言って普通のツアーでは絶対に体験できない貴重な時間を過ごすことになります。民宿の女将さんとは昨年のカナダの旅での出会いがあり、そのご縁でこのように繋がる事ができました。素晴らしい出会いに感謝です。福島の皆さん、本当に温かいんですよ。実家に帰ったような歓迎を受け、私の人生にとっても大切な出会いとなりました。
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ツアーの最後は安達太良山登山で締めくくり。東北の名峰を、北米のハイカーに紹介したいです。

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現在ツアーは催行人数に達しており、準備は万端です。
今世界では海外旅行が規制され、今年の10月までに北米から日本への旅行が現実的になるのかどうか、こればかりは私たちの知り得る事ではありません。しかし、可能性がある限り私たちは諦めません。ゲストに東北の素晴らしさを伝えたいのと同時に、地元でお待ちいただいている皆様との約束を果たすためにも、希望は持ち続けていきます。

ヤムナスカ・ガイド 篠崎洋昭
ガイドプロフィールはこちらから



# by ymtours | 2020-08-06 07:00 | 出会いの山旅 | Comments(0)

山行の準備を整えよう!ギアのメンテナンス【ハイキングポール編】

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こんにちは、ヤムナスカガイドの堀口です。

夏至が過ぎ、少しずつ日照時間が短くなってきました。
私が住む極北の都市ホワイトホースは、北緯60度に位置しています。日に日に短くなる日照時間は、北の大地に住む私たちにとっては、大きな関心ごとです。(東京・北緯36度)
日照時間の変化を感じるとは言っても、まだまだ明るい時間帯が長く、外が暗くなるのが午後11時頃から始まり、星やオーロラがはっきりと見えるようになるのは、まだ一か月以上先(8月20日以降から)となります。


皆様はニューノーマルの生活を如何お過ごしですか?
今まで通りとはいかないかもしれませんが、山へ通える機会が少しづつ増えてきていることと思います。日本に住む私の友人から、「遠くの山には行けないけれど、地元の山や里山をめぐり、これまで知らなかった場所を多く発見して、楽しんでいる」と聞いています。

ここホワイトホースでも、街のレストランやカフェ、お土産屋さんがオープンし始めています。また特定の州との行き来に制限が少なくなり、国内旅行が動き始めているのを感じます。

しかし、今まで通り自由に遊びに出かけることが出来るようになるまで、もう少し時間が掛かりそうです。

こんな時だからこそ、これまで出来なかった登山用具のメンテナンスの参考になればと思い、この企画を始めました。皆様がいつでも山へお出かけできる準備に、少しでも役立てば幸いです。

さて、今回はギア・メンテナンス企画第3弾!

「ハイキング・ポール編」(ストック)です。
ポールの清掃方法と、後半にはよくあるトラブルの対処法を動画で解説します!

皆さんは、どのようなポールをご利用ですか?
私が愛用しているのは、下の写真の「LEKI」のポール(下の方)です。

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技術の進歩により、最近ではとてもコンパクトで軽量なモデルが多く、私もそろそろ買い換えようかなと思うのですが、使用しているポールがとても丈夫で、かれこれ10年以上使用していても壊れる様子もなく、、。使い慣れた、愛着のあるギアとしてこれからも大切にしていきたいと思い、結局は買い換えずに10年経ってしまいました(笑)

さて、本題に入ります。

ポールは大きく分けて3種類があります。
・スクリュー式
・レバー式
・折りたたみ式


■スクリュー式
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ひと昔の主流タイプで、以前から登山やハイキングをされている方の多くは、こちらを利用しているのではないでしょうか。
ポールを捻って固定し長さを調整するタイプのものです。
耐荷重に優れていますが、調整に手間が掛かったり、固定されなくなるなどのトラブルがあります。(こちらは後半の動画で紹介します。)

■レバー式
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私が使用しているタイプです。
レバーでワンタッチなので長さの調節が非常に楽です。
耐荷重はスクリュー式より弱いことと、短くしたときにレバーの部分が少しかさばるという点もあります。

■折りたたみ式

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                                             出典:楽天市場

コンパクトに折りたたむことが出来て、ザックにも楽々入り、今一番広く使われているタイプです。
また、ジョイント部分(結合部分)の構造がシンプルなので、軽量化も実現し、そして清掃も簡単です。ハイキングや縦走のようなトレイル歩きにはこれで十分です。
本格的登山などで、ポール自体に過度な荷重がかかる動きが必要な山行には、強度の強いスクリュー式、クリップ式のほうを好む方もいますね。
利点がとても多く、これから購入を考えている方にはこのタイプがお勧めします。

前置きが長くなりました。ギア・メンテナンスがテーマですので、今回はスクリュー式とレバー式のタイプの清掃について解説していきます。

まずは下の写真のように、すべてのパーツを分解することから始めます。
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よく見るとあちこちに汚れ(砂や泥)がついているので、ブラシで軽く落としてあげます。

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汚れがある程度取れたら、水を絞った雑巾で綺麗に拭きます。

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下の写真のように、ポールの中に汚れが付着している場合は、割り箸などの細長いものでこすって落とすか、手ぬぐいなどを巻き付けて綺麗にしていきます。
水洗いしても良いですが、中に水滴が残らないようにしっかり乾燥させるのがポイントです。

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バスケットと呼ばれる傘の部分も一度取り外し、汚れを落とします。
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バスケットを取り付ける際は、しっかり固定させてください。
緩んでいたり、角度が曲がったまま取り付けてしまうと、使用中に外れてしまう原因となります。登山道によく落ちているのを見かけますよね・・・。

さて、ここまでの工程が終わったら、乾燥させてから元通りに組み立てれば作業完了です。とってもシンプルで簡単です!
前述しましたが、ポールは丈夫で壊れにくいものです。メンテナンスを定期的に行うことで、使用中はスムーズに長さを調節でき、トラブルも少なくなるはずです。またギアへの知識が深まり、万が一トラブルが起きた場合にも、ロジカルに対応できるはずです。たかがポール、されどポールです!

適切なギアのメンテナンスを行うことは、登山中の安全にも直接つながります。またギアに愛着もわき、自分の手で大切に扱う登山ギアを使用すると、本当に気持ちが良いものです。
今回のメンテナンスは、ポール2本で5分もあれば簡単にできるので、是非やってみてくださいね。

私もこれからも丁寧にメンテナンスを続けて、今のポールを使用し続けたいと思います。

それでは最後にスクリュー式のポールでよくある、「いくら回しても固定されない」というトラブルの対処法を、動画で解説していますので、是非ご覧ください。これまでの経験上、99.99%簡単になおりますよ!


大好評のギア・メンテナンス企画。次回もまた新しいトピックでお会いしましょう。

ご期待くださいね!

ヤムナスカ・ガイド
堀口慎太郎
ガイドプロフィールはこちらから

# by ymtours | 2020-07-23 01:21 | 山旅の豆知識や魅力 | Comments(0)