雪景色の大絶景!ロッキーの宝石、レイクオハラで起きた奇跡

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みなさんこんにちは!ヤムナスカガイドの篠崎ヒロです。いつも違う表情を見せてくれるレイクオハラ。今回は奇跡の連続でした。
ロッキーは9月に入り秋の気配が、と思っているところでしたが何と大雪⛄️!一面が降り積もった雪で白く光り、雪をまとった山々はいつもに増して悠々しく見えました。

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専用バスを降りるとそこは手のひらサイズの雪が深々と降っておりました!しかし気温は4度ほどで思ったよりも暖かく、また皆様の装備もバッチリなので安心してハイキングへ出発です。

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トレイルはこんな感じで、滑りやすいところはゆっくりと安全に進みますが、意外と石は滑りにくくスイスイ登っていきます。Iご夫妻、K様も日本の酷暑から一気に冬の気候での体感の変化を楽しむかのように陽気に歩いていきます。

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予報では午後から少し回復傾向との予想。半信半疑のままある意味この状況を楽しみながら歩いていると、おや?青空が見えてきたじゃないですか!
皆様、強運の持ち主です。

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ちょうど目的にのレイク・オエサに到着すると雪がパッと止んだのです。こんなこと、あんまりありません。本当にラッキー!

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絵画の世界です。この天気の影響か、他にハイキングをしている人は見当たらず我々だけの貴重な時間となりました。
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どんどん青空が広がります。
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ちょっと寄り道でこの大絶景。

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私のジャケットの色と青空がマッチ!(写真提供・K様)
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写真:K様提供
防寒具・雨具のフル装備でスタートしましたが、ハイキング後はそれが必要なくなりそしてみなさんの笑顔☺️
最高の1日になりましたね。日本の日常から脱し、カナダで癒されて日本にご帰国。

カナダの自然はいつでも皆さまをお待ちしております。またのお越しをスタッフ一同、こころより楽しみにしております!

篠崎洋昭

# by ymtours | 2023-09-09 02:24 | 出会いの山旅

レイクオハラで最も上級者向きハイキングコースの一つであるアルパインサーキットに挑戦!



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 皆さん元気ですか! ヤムナスカ・ガイドの石塚です。 今日は横浜からお越しのO様、N様の2名様をレイクオハラにご案内してきました。実は数日前の天気予報では”いまいち”な天気と思われた1日でしたが、なんと、なんと、行ってみれば滅多にないほどの最高の天気に恵まれました! やはり山の天気はわからないですね。
 お二人にレイクオハラで行きたいコースや希望をお聞きしましたが、がっつり歩きたい!素晴らしい景色が見たい!と言うことでしたので、最も上級者向きハイキングコースの一つであるオールソールズ・アルパインサーキットのコースにご案内させていただきました。実はこのコースはいくつかの条件が揃わないとなかなか行くことはできないため、私も歩くのは久しぶり。健脚であること安定した天気という二つの大きな要素を満たしていたのは大きかったですね。本当に素晴らしい1日とまりました。それでは、ハイキングの様子をダイジェストでお届けします!

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レイクオハラ到着。昨晩は強い雨で早朝も曇り空でしたが、到着時はこの天気!
ラッキーなスタートとなりました。

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天気が良い日のおすすめのコースの一つと言えばレイク・マッカーサー。
ロッキーでも屈指の美しさを誇る湖を目指して歩きます。

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遠目にレイク・マッカーサーが見えてきました。

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1時間半ほどでレイク・マッカーサーに到着。
湖面に光が差し込んだ時の美しさはピカイチです!

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この時点でもう十分に楽しんだと、大満足のお二人。
動物好きのNさんは『後はマーモットが見れれば完璧です。』とのことでしたが、
いやいや、今日のハイライトはまだまだ続くのですよ。フフフ...

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一度30分ほどコースを戻り、ここから上級者向きのアルパインサーキットの始まり。
一日のハイキングの後半に”ざれた”岩場を歩き、一気に300mほどの高低差を上ります。

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なかなかハードな上り坂ですが、その先にある展望地は頑張る価値があること間違いなし。

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ついにオールソールズの展望地に到着です!

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文句なしの大絶景は、最高のクライマックスになりましたね!

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テンション爆上がりの中、突然始まったジャンプ撮影会(笑

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私もお二人のジャンプショットを撮影しました。けっこういい感じですよね?

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地面をもっと少なくしたほうが雰囲気でるかな?
だけど楽しさは十二分に伝わってくると思います。

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上った後は、その分の下りが待っているのが山のお約束。
バスに乗り遅れないことも大切ですが、ここは安全第一。
焦らずにゆっくりと下ります。

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しかし、本当に天気に恵まれた1日でした。

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既に大満足の1日でしたが、なんと、さらにボーナスが待っていました。

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そうです。これさえ見れれば完璧と話に出ていたマーモットが登場したのです!

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しかもありえないくらいの近距離!
この近さはかなりラッキーですよ。

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無事にオールソールズのアルパインサーキットを達成!
バスの時間にも十分に間に合い、お二人とも元気に歩き切りました!

O様、N様。
初めてのカナダ旅行とのことでしたが、思い出に残る1日となっていただけたのなら、嬉しく思います。
最後のお二人の笑顔はとても印象的でした。
今回はヤムナスカをご利用いただきまして、ありがとうございました!



# by ymtours | 2023-09-07 01:09 | 出会いの山旅

レイクオハラを遊び尽くす1日!佐藤様との行くレイクオエサ〜オパビンプラトー・サーキット

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 皆さん元気ですか!ヤムナスカの石塚です。今回は東京からお越しの佐藤様と一緒に、レイクオハラを楽しんできました。佐藤様からお問合せをいただいたのは7月でしたので、レイクオハラのバスを予約することはほぼ不可能と思わたのですが、なんと、なんと!スーパーラッキーなことに二人分の席を確保することができたのです。やはり直前予約でもトライすることは大切ですね!
 実は佐藤様はあの人気アウトドアマガジンである『ランドネ』の元編集長をされていた方であります。ランドネと言えば日本のアウトドア文化に多大な影響を与えており、特に女性に人気の高い情報誌。ページのデザインや雰囲気も本当に素晴らしく、実は私もヤムナスカのWEBサイトをデザインするにあたり、たくさんの影響を受けました。
 佐藤様は現在も日本のアウトドア文化の発展や、北アルプスなどの国立公園の利用、マーケティングに関わる仕事に携わっていることもあり、今回は山旅を楽しむだけでなく、カナダの国立公園システムや理念などについても、お話しさせていただきました。
 朝は山火事の影響で少し霞んでいたレイクオハラですが、これはここれで幻想的な雰囲気があり素敵でしたね。山慣れしている佐藤様と二人ですので、レイクオエサから岩場のトラバースであるヤクネスレッジスを経由して、オパビンプラトーまで抜けるレイクオハラのフルコースサーキットを歩き切りました。それでは、旅の様子をダイジェストでご覧ください!
 
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まずは初めにレイクルイーズの観光案内所に立ち寄りました。
パークスカナダ(国立公園局)ブランドの商品ラインナップは、なかなか見事です。

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いよいよレイクオハラ行きのバスに乗車。
国立公園のレンジャーから、レイクオハラでの歩き方や野生動物遭遇のリスクなどの説明を受けます。

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レイクオハラ到着!
BC州の山火事の影響で空はオレンジ色に霞んでいましたが、
なんとも幻想的な雰囲気でした。

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まずはレイクオエサを目指して登っていきます。

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レイクオハラの展望地に到着。

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レイクオハラのトレイルはガレ場が多いのですが、
トレイルは天然の岩を利用して、とても歩きやすく整備されているのです。

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1時間30分ほどでレイクオエサに到着!

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のんびりとランチタイム。
レイクオハラは1日の入山制限があるため、
これほどの素晴らしいロケーションにも関わらず、
ほとんど、ひと気がありません。

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可愛らしい動物たちとの出会いもありました。

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こちらはホーリー・マーモット。

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ラッキーなことに、ピカ(ナキウサギ)もかなり近くで観察することができました。

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レイクオエサからは岩場のトラバースルートであるヤクネスレッジスを歩き、
オパビンプラトーを目指します。

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サーキットコースはとてもバリエーションに富んでいることが最大の魅力。
「このコースは絶対に日本の女性も好きだと思います。」と
佐藤様も絶賛でした。

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バス停に戻る頃には山火事の影響もかなり弱まり、青空が広がりはじめました。
ちなみにこの岩、何かの形に似ていませんか?
私たちはトトロ山と名付けました(笑

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サーキットルートを無事に完歩!

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バス乗り場でバスを待つ時間でコーヒータイム。
佐藤様が持参された羊羹は絶品でしたよ!

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佐藤様
今回はヤムナスカ・マウンテン・ツアーズをご利用いただきまして、ありがとうございました!
カナダのハイキングの魅力を知っていただける一日のチャンスでしたので、
レイクオハラのバス予約ができて本当に良かったです。
是非ぜひ、またカナダにお越しください!

石塚

# by ymtours | 2023-08-29 02:56 | 出会いの山旅

【後編】レイクオハラ、ヤムナスカで絶景堪能 いちげ山の会の皆さんをご案内!

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ヤムナスカ・ガイドの安食です!
前編のアシニボインでのテント泊ハイキングに引き続き、「いちげ山の会」の皆さんをご案内した様子をお伝えします。
後編で訪れたのは、レイクオハラとヤムナスカです。

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シャトルバスの予約が困難なレイクオハラですが、なんと今回も無事確保!
バスを降りると早速美しい湖の姿を見ることができます。

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登り出してすぐに、エリザベスパーカーハットに到着。
こちらは無人の小屋で食事なども自分で作れないといけません。

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所々にはお花畑もあり、癒されます。

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次第に岩場へと入っていき、途中少し険しいところも…。

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乗り越えた先には、コバルトブルーが美しく広がる巨大な氷河湖、レイク・マッカーサーが待ち受けていました。

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やはりこの青さは格別ですね。
1時間ほど湖を目の前にのんびりとランチタイム。
ほとんど人もおらず、まるで我々だけで独占しているかのような贅沢な時間となりました。

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下山をして、アイスで乾杯!

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その翌日は、ハイキングの最終日。
この日は「おまかせハイキング」だったため、どこに行くか散々迷いましたが、今までにない景色を楽しんでもらおうと、我々の社名の由来ともなったヤムナスカをご案内してきました。

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この山は、カナディアン・ロッキーの東の端に位置していて、山々と大平原を見渡すことができる場所です。

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植生も少し異なっていて、今まで見られなかった花を見ることもできました。
こちらはブラウンアイドスーザン。

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標高を上げていくと樹林はなくなり、だんだんと岩の世界に。

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たどり着いたのはヤムナスカの大岩壁と、

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反対を向けば大平原を見渡せるピークです。
これだけ切り立った場所ですが、風も穏やかで景色を楽しむことができました!

今回の5日間のハイキングは、カナディアン・ロッキーの魅力を余すことなく味わうことができた、濃密な時間となったのではないでしょうか?

カナダには魅力的な場所がまだまだあります。
ぜひカナダの山で再会できることの楽しみにしています!
いちげ山の会の皆さん、ありがとうございました!

# by ymtours | 2023-08-06 03:29 | グループの山旅

【前編】アシニボインでテント泊 いちげ山の会の皆さんをご案内!

こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。

今回は、石川県金沢市を拠点として活動している「いちげ山の会」の皆さんをご案内させて頂きました!

その日数は5日間。日帰りだけでなく、テント泊で人里離れた山の中をハイキングをし、時にはハプニング?もあり、カナディアンロッキーを堪能した日々となったのではないでしょうか。

同じ山の会の皆さんということもあって仲良しで、自分も「アジ」と呼んで頂いてその輪に加わることができて、とても楽しくガイドをさせて頂きました!どうもありがとうございました。

今回はボリュームもあるので、ブログは前編と後編に分けてお届けします!

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まず皆さんと向かったのは、カナダのマッターホルンとも呼ばれる「アシニボイン・標高3618m」という山のあるエリア。尖った美しい山がアシニボインです。ただわざわざ比べるまでもなく、素晴らしい山です。

実はここ、車では近くに入ることができず、歩いてこのエリアに入ろうとすると30km近く歩かなければ辿り着くことができない秘境です。


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そこで我々がとった手段はヘリコプター!

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乗っている時間はわずか10分ほど。

歩いたら果てしないのに、ヘリコプターではあっという間です。

カナダでは歩いて入山するのは困難なエリアが多数あり、ヘリコプターは日本よりはわりと一般的なのです。

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ヘリコプターを降りるとすぐにあるのが、アシニボイン・ロッジ。

3食+午後のおやつ付きの贅沢なロッジです。

ただ我々はテント泊なので立ち寄らず…。


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ロッジの目の前からはアシニボインが見渡せるのですが、この時は残念ながらその姿を見せてくれませんでした。

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まず我々は宿泊先となるテント場へと移動し、設営。

なんと中にはテント泊が初めての方もいました。

初めてのテントがアシニボインでのハイキングとは、素晴らしいですね!

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テントの設営も終わったところで、早速ハイキングへと出発。

沢沿いを登って行くと、色とりどりのお花が咲いていました。


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ファイヤーウィード


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インディアン・ペイントブラシ


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トールパープルフリーベン


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しばらく歩くと大草原にでます。

ここはトレイルがないところを歩く、いわゆる「オフトレイル」のハイキング。

植物への影響が少ないよう、一列にはならず散らばって歩きます。

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最高の景色の前で、「いちげ山の会」のマークを掲げての一枚。


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翌日は丸一日時間があるので、ちょっと長めのハイキングへと出発。

この日は画像の奥に見えるピークのひとつ、ナブレットへと向かいます。


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出発直後に我々の前方でモサモサと動くものが…。

なんとグリズリーです。

その距離は50~60mほど。

ドキッとしてベアスプレーを構えましたが、グリズリーはこちらを気にかける様子もなく、横切って歩いていきました。

いやはやワイルドですね、これがカナディアン・ロッキーです。


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アシニボインを横目に、この日もオフトレイルで山を登っていきます。

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たどり着いたナブレットは大展望が待ち受けるピークです。

風もなく、心地よかったので、ランチをとりながらのんびりとその景色を満喫できました。

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眼下には美しい湖が広がっています。


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ちなみにその帰りに私は湖で泳ぎました。

水は冷たかったですが、最高に気持ちいいです。


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ロッジに戻ると人だかりが…。


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お酒やお土産の販売タイムで、我々も早速乾杯!

暑かったのでビールが最高でした。


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その後、テント場に戻って夕飯の準備。

テント泊では、こうした食事を作りながらワイワイと楽しめるのも魅力の一つですね。


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翌日は名残惜しみながらも、街へと戻るためテントを撤収。


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再びヘリに乗って帰るのですが、時間が少しあったため、アシニボインの目の前に広がるレイク・メイゴッグへと散策に。


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アシニボインをつまんでみました。


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2泊3日のテント泊でアシニボイン周辺でのハイキング。

天気にも恵まれ、贅沢な時間となったのではないでしょうか。


ブログの前編はここまで。

後編では、レイクオハラやヤムナスカに登った様子をお伝えします!


# by ymtours | 2023-08-06 03:28 | グループの山旅