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お客様へ、特別キャンセル規約のご案内 ー代表取締役社長 難波寛ー

今年の夏に当社のツアーへお申し込みのお客様へ、
過去にヤムナスカ社が現地主催するツアーにご参加いただいたお客様へ、

新型コロナウイルスが世界的に広がっていますが、皆様がご健康でいることを遠いカナダから願っております。あと1ヶ月間、もう少し余裕を見て2ヶ月間は辛抱しなくてはならないと私どもは思っています。感染を広げないためには、誰が陽性であってもおかしくないと思って行動することが大切だと感じます。ウイルスは足がないため自分では移動できない、ひとがウイルスを広げている。今は家族など特定の人としか会わず、自宅でできることを行うのが、社会への貢献だと信じています。

カナダではここ1週間余りで、感染防止に向けて人々の行動が自粛モードになりました。そん中、海外旅行は遠い昔の楽しみに感じているのは私だけでは無いと思います。ふと、ある記事から日本人が単なる海外旅行が自由にできるようになったのは1964年であったことを知りました。状況は異なりますが、56年前は海外旅行は夢のまた夢だったのですね。それほど昔ではないのが不思議な気持ちです。私も皆様と同じで、知らない国を訪れたり、大自然の中で生活を営む人々と触れあうのが大好きです。今こうして、入国を制限された状況に置かれると、海外旅行というのはなんて贅沢な趣味だったと改めて感じます。近い将来、新型コロナウイルスの問題が解決し、また海外の山や大自然へ自由に行けるようになったら、今の思いを絶対に忘れず、その時間と出会いを一山一会(弊社のスローガン)の精神のもとに大切にすることを誓います。

いま弊社はこの危機を乗り越え、その先に見える景色をお客様と共有できることを目標に行動しています。本社のあるキャンモアとユーコン支店のあるホワイトホースは、感染者はまだ10人以下ですが、カナダ全体をみるとケベック州を中心に感染は日増しに広がってきています。ここ1週間の感染拡大は、世界中(特にアメリカやヨーロッパ)で越冬しながらリタイヤされているカナダ人、そして暖かいところへバケーションする40代から50代の家族が、カナダ政府の帰国要請を受け感染が拡大しました。感染のピークはおそらく1ヶ月後になると聞いています。キャンモアやバンフ、ホワイトホースのような小さな町は医療設備が十分でなく、世界の観光地と言えども、早くから自主的に町をロックダウンすることを選びました。私どもも町の方針に協力し、すべてのスタッフを自宅待機としました。私を中心に一部のスタッフのみが必要最低限の業務を自宅で行うようにしています。

キャンモアの本社とユーコンの支店は、経費をできるだけ削減し、いまは省エネモードで維持されています。もちろん、お客様からお預かりしているツアーの予約金や代金は別に管理し、今の状態を維持する経費としては使っていないことをお約束します。また、弊社は山岳ガイド会社としてどんな悪天候の中も生き抜くことができるように無借金経営をポリシーとしてきました。もちろん911やリーマンショックの時は少しばかり借入金を作りましたが、それぞれ一年後には返済しております。幸いにも、今回の新型コロナの問題では、カナダ政府の特別支援プログラムが従業員向け、そして企業向けにも動き出しました。私としては不本意ではありましたが、従業員はこれから最長4ヶ月間は政府から出る月2000ドル/ひとりの補助金を使って生活を維持してもらうことになりました。出口の見えないトンネルの中では他に打つ手がありませんでした。この補助金は個人事業者(個人ガイドなど)にも出るため、失業保険を持っていない方たちも一安心です。

中小企業向けにも支援が近々開始されます。無利子の融資を40000ドル受けられ、その融資を2022までに返金できれば10000ドルも頂けるそうです。つまり40000ドルの借金に年間12.5%の金利をつけてくれるような感じです。弊社もこれを利用して、入国の制限がなくなったときに、事業再開のブーストとして使う予定です。これから12ヶ月の間は廃業もしくは倒産することは絶対ないことをお客様にお伝えしたく、以上をご説明しました。

日本とカナダの入国制限は新型コロナウイルスの問題であり誰の責任でもありません。特にお客様にこのリスクを負っていただくつもりは、私どもにはありません。ただ、感染爆発の一歩手前という瀬戸際の状態にある日本とカナダは、いつこの問題が改善するかの予測はできません。今、弊社にできることは従業員を自宅待機することでの安全確保を行い、1年先を読んだ持久力を保つことです。どうぞご理解いただければ幸いです。よって、ご不便をおかけしますが、どうぞご了承賜りますようお願い申し上げます。

以下に日本とカナダ間において、出国と入国が自由に行えない場合のキャンセル規約を新しく設定しました。1日でも早く国境の規制が無くなり、皆様を夏秋のカナディアンロッキー、秋から冬期にかけてのユーコンのオーロラツアーへご案内できることを願っています。


<新型コロナウイルス特別キャンセル規約>
(日本とカナダどちらか、または両方に入国規制があり自由に旅行できない期間に適用)

特別キャンセル規約を作った背景は、お客様の負担を軽くすることと、感染拡大を防ぐためにスタッフ全員がこれから少なくとも2ヶ月間は自宅待機になるためです。現時点では、ご予約のキャンセルを処理することが自宅では容易ではないため、ツアー開始30日前にほぼ全額の返金が可能になるように検討しました。お金を扱う処理とお客様情報を扱う業務については事務所で行う必要があることをご理解ください。

対象ツアー:2020年7月1日から2021年1月10日の間に開始するツアー(日帰りハイキングツアーを除く)

条件1. キャンセルして返金処理を行う場合:
  • ツアー開始日の31日前と現在の間にツアーキャンセルを希望する場合:規約通りのキャンセル料金を頂きます。
  • ツアー開始日の30日前にお客様へご連絡:キャンセルを行う場合は、お支払いした代金から返金手数料($50/返金)を引いた金額を返金します。
  • ツアー開始日から29日前の間にキャンセル:規約通りのキャンセル料、または以下の条件2を検討していただく。

条件2. 返金処理を行わずツアー日程を延期する場合:
ツアー開始日5日前まで延期をお知らせいただければ変更手数料は頂きません。来年にご旅行を変更する場合は、一度お支払いした金額をお預かりし、10月以降に新たな日程を確約します。もし来年のツアー金額が値上がりしたとしても、今年と同じ料金にてご予約したツアーの予約変更を承ります。ツアー開始から4日前までの間にツアー延期となった場合は、宿泊先など手配先と交渉します。入国に制限があれば手数料なしで承諾してくれるはずです。

条件3. 入国規制が廃止され、自由に旅行ができるようになった時:
通常のキャンセル規約に戻ります。詳しくはお見積もりまたはホームページのご予約の条件をご参照下さい。


これからもメールでのご質問は週末を除き48時間以内にご返信できるようにすることをお約束しますので、いつでもご連絡ください。
今後とも変わらぬご愛顧ならびにご支援のほど、よろしくお願いします。

2020年4月4日
代表取締役社長 難波寛







by ymtours | 2020-04-05 02:38 | お知らせ | Comments(0)

カナダの新型コロナウィルス対策 COVID-19 Part6/ 4月1日

カナダ政府は国境の制限について変更を行いました。

大きく変わったところは2点です。

ひとつは、前回紹介しました、6月30日までこれまでの制限を続けると言う文言が削除されてます。おそらく、制限の期日を約束することが不可能だと考えたためだと思います。感染状況は刻一刻変化していますので、変化に応じた対策を毎日のように講じているのでしょう。

もうひとつは、国籍に関わらず条件を満たせばカナダとアメリカの国境を超えて入国できるとあります。就労ビザや学生ビザをもっている特例の人たちですが、カナダとアメリカの国外に14日間出たことが無い方を対象にしています。この規制は4月21日まで続けると書いてあります。基本的にはカナダ人とアメリカ人の就労者や学生の行き来を緩和したことになります。

詳しくは以下のページをご参照ください。


6月30日まで国境の規制を続けるという発表は、あまりにもインパクトがありすぎた?のではないでしょうか。私どもとしては、毎日気を揉んで過ごすよりは、6月30日までは日本からのお客様は入ってこれないと確定されることで、今後の対策を考えることができると思いました。ただし、これでは想定を超えてくる感染に対しては、無責任な約束だとカナダ政府は気が付いたのだと思います。これからも、国境に関する情報はまめにチェックする必要がありますね。

昨日、隣のBC州では検査のキャパシティを超え始めたと発表がありました。これからは日本のように、症状がでてもすぐには検査を行わず、一定期間は自宅で自己隔離しながら治療し、肺炎の症状や基礎疾患のあるひとを優先に検査を受けさせることになるようです。

私どもは、感染の速度を遅らせようとしている地域、州、国の取り組みに協力し、できるだけ自宅にいるようにしています。急激な感染拡大は医療機関を崩壊し、高齢者や若者でも免疫力の低い人たちを重症化させてしまします。経済活動ができないのは辛いですが、もう少し我慢します。

皆さんも感染には十分に注意してください。

以上

by ymtours | 2020-04-02 08:22 | お知らせ | Comments(0)