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アシニボインとレイクオハラを巡るロッキー2大キャンプツアー! 第二幕



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皆さん、こんにちは!!ガイドの植木です。 いきなりの大絶景ですみません(笑)   
「この景色をずっと見たかったんです」。そうおっしゃって下さった神奈川からお越しの清水様ご夫妻を、カナディアンロッキーの聖地レイクオハラにご案内しました。
これより2日前にはヘリコプターで入山する、名峰Mtアシニボインにもご参加いただいており、今回はカナディアンロッキーの全く違う表情をもつ2つのエリアでキャンプツアーを行いました。
前半のアシニボインは石塚が、後半のレイクオハラは私が担当させていただきました。こちらからご覧ください。

大自然だからこその森の優しい香り、オーケストラが奏でるような葉音、自然の息吹…それらに触れながら過ごすキャンプは、「カナディアンロッキー」を直に感じる事の出来る唯一無二の素晴らしい滞在方法です。
改めて思いました、キャンプをしたからこそ、全てに感動があったのだと!!  っと熱く語る前に清水さんご夫妻のレイクオハラツアーをご紹介しましょう。

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レイクオハラと言えば、一般車両での入山はできない特別エリアです。入山をする場合は、駐車場から11㎞(約3時間)歩くか、このスクールバスに乗るかです。
ただし、このスクールバス(送迎バス)は予約制、入山希望日の3か月前から予約開始ですが、一つの予約用電話機に世界中から殺到します。
その権利を獲得できるのは、強い信念、執念が必要です。清水さんご夫妻は、半年以上前からこの日のために昼夜問わず、仕事の合間も、夢の中でもこのスクールバスに乗ることを、おっと間違えました、レイクオハラに来ることを願い続けていたそうです。その願いが叶って今、その夢のバスに乗る瞬間です。

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この看板が目印。
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到着したのはここ、レイクオハラキャンプ場前。バスで目の前まで来れるので重たい荷物を担ぐ必要はありません。炊事場、男女別のトイレも完備され、ピクニックテーブルや暖炉のあるシェルターまでも完備されている非常に快適できれいなキャンプ場です。


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しかもカナダのキャンプ場の多くは、テントを張る場所に木で囲いを作って平らな面が用意されていて、雨水がテントに流れ込まないのと同時に、周辺の自然環境をむやみに壊さないようにと工夫されています。
自然を楽しみながら、さらに自然と人間が共存できるよう工夫されているカナダのこうした考え方は本当に素晴らしいです。


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到着初日はLake McArthurにご案内しました。
この湖はその途中のSchaffer Lakeです。後ろの山Wiwaxy Peaksが湖面に映って神秘的な光景でした。


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そして、これがLake McArthurです!! この世の水の色とは思えない深く碧い神秘的なブルー、この色を目にした時、誰もが言葉を失います。
岬の先端にいるのが清水様ご夫妻。このひと時をこの場で過ごしていたのは清水様ご夫妻と私の3人だけでした。これが秘境と言われる所以です。
景色がすごすぎて、なんと1時間30分この場所で過ごしました。 贅沢な時間を存分に過ごしていただけた事でしょう。

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刻々と変わる湖の色の変化、太陽と雲と水と風のそれぞれの条件が一致する時、素晴らしいマッカーサーブルーが山上に現れます。
この瞬間をしっかりと目に焼き付けていただけた事でしょう。 それと数百枚の写真にも・・・・。


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この場所にいたのが午後2時、普通はこの時間にこんなに湖が静まることはまれで、湖面に山が映るなんて私は記憶にありません。
ほんの5分くらいの間だけMt Biddleが湖面に写った瞬間です。 これはレアです!!

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帰りにBig Larche Trailを通ってLake O'HaraとMary Lakeを高台から望めるポイントにご案内しました。
2つの湖が一望できるポイントで見た初めてのレイクオハラはいかがでしたか?

翌日行く予定のコースが一望できるこのポイントで、期待を膨らませキャンプサイトへと戻りました。ちなみにこの日一日だけで700枚の写真を撮ったとのこと。

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翌日、この日はLake O'Hara湖畔沿いを歩き、Lake Oesaを目指しました。朝のLake O'Haraと、湖畔に立つLake O'Hara Lodgeのキャビンと3000mを超す峰々が湖面に映って本当に美しい光景でした。すばらしい景観の中、心休まる一日を過ごす。そんな贅沢ができる場所、それがLake O'Haraです。
誰もいない静かな湖畔をゆっくりと歩きながらこの景色を楽しんでいただきました。

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次回はあのキャビンで宿泊するのもいいですね。

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時を忘れて、いつまででも見ていられる風景。ゆっくりと楽しんでいただけたでしょうか。
プライベートツアーだからこそできる、自由な時間の使い方です。

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少し高度を上げると、さっきまで湖畔から見ていたキャビンが豆粒のように小さく見えます。ほんの1時間歩いただけでこんな展望が開けてきました。
太陽の光の角度がこの景色とこの色を演出しています。自然は偉大です!!

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さらに高度を上げていくと豪快に流れ落ちるVictoria Fallsの真横を通過します。マイナスイオンを存分に浴びながら森林限界点に近づいていきます。
目の前にはMt Huber, Mt Victoria, Mt Lefroyなど3000m級の山々がそびえたっています。
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垂直にそびえたつ岩壁と氷河に向かって綺麗な野花の道を歩く姿が何とも素敵でした。

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そして着いた先は、目の前に突然現れる神秘の山上湖「Lake Oesa]です。漆黒の岩壁がこの青さをより一層際立たせます。
目の前の3000mを超える荒々しい岩山の麓にこんな素敵な湖があるなんて誰が想像できるでしょうか。
しかし、この日の清水さんのゴールはここではありません。ここはまだ序章にすぎません。これからが本番です。

健脚者向けのアルパインルート(Yukness Ledges Trail)を進み、見えてきたのが、

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出ました!! Lake O'Haraエリアを一望できる絶景ポイント、Yukness Ledgesからの大展望です。
深く透き通った青のLake O'Hara, その左に若葉色に見えるMary Lake、目の前にはOdaray Mtと周辺の切り立った3000m級の山々、この景色が見れるのはこの場所だけです。この景色をごちそうにランチとしました。 世界一贅沢なレストランでしょう!!

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終盤、今までの荒々しい景色とは一変する非常に優しい風景が楽しめるOpabin Highline Trailをご案内しました。
この場所は多くのせせらぎと小さな湖が点在する本当に素敵な場所で、あまり人の来ない隠れ家的な場所です。
今までの湖とは全く違ったミルキーブルーの水をたたえるCascade Lakesや、Moon Lakesを見ながら静かなラーチの森を歩きます。
この場所でしばし寝転んで空を見上げたひとときはいかがでしたか?
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赤褐色の岩を静かに流れ下るせせらぎを渡り、大きな一枚岩の上で休憩したのは。なんとも贅沢な時間でしたね。

そして、この後、この旅一番楽しみにしていた場所にご案内しました。それが、、、、

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Opabin Prospectから見るLake O'HaraとMary Lakeです。
清水さんはこの風景を撮影するために素晴らしい広角レンズを用意していたそうです。
私の腕とカメラではどうしても表現しきれませんでしたが、清水さんのカメラにはきっと素晴らしい光景が映し出されている事でしょう。
このタイミング、この光、この場所、この季節。再び同じ光景を見ることは、決して叶わないかもしれません。
本当に素晴らしい景色でした。

いかがでしたか。名峰アシニボインの迫力を感じながら色とりどりのお花畑の中を歩いた前半のアシニボインキャンプ。大自然の潤いあふれるいくつもの湖と、そそり立つ3000m級の山々を見ながら歩いた後半のレイクオハラキャンプ。風光明媚なカナディアンロッキーでの時間を楽しんでいただけたでしょうか。

いつかまたカナディアンロッキーでお逢いしましょう! その時はまた違った素晴らしいカナダの大自然の旅をご案内させていただきます。


ヤムナスカ・ガイド植木 正幸 (うえき まさゆき)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-07-29 06:14 | ふたりの山旅 | Comments(0)

レイクオハラ 秘境フラワーハイキング

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皆さん、夏をどのようにお過ごしですか?カナディアンロッキーは清々しい夏が続います。
気持ちの良い毎日を過ごしています、ヤムナスカガイドの西牟田です。

本日はカナディアンロッキーのリピーター立岡様をレイクマッカーサーへとご案内しました。
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前回のレイクオハラハイキングは8月の終わりだったとのことで、夏の高山植物のシーズン真っ盛りの今の時期は一味違います!
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主に3つの谷にそれぞれのトレイルが伸びており、3つの色や大きさが全く異なった氷河湖を目指せます。
レイクマッカーサーへは一番西の谷を進みます。
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家族仲良く可憐な高山植物を見ながらのゆったりハイキングでした〜
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レイクマッカーサーの高台へ到着です。
こんなに人が少なく特別感のある場所なかなかないですね。
ちなみにこの日はこの高台には私たち以外誰もいませんでした。週末にこの貸切状態!!レイクオハラやはり特別ですね〜

ゆったりと大自然を独り占めしましょう!!

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別の角度からの湖、また色が変わって見えますね。
帰りは別のルートを歩きます
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帰りのシャトルバスまでレイクオハラ湖畔でゆったりと過ごしました。
人生の生き方について語り合っちゃいました〜


この山の形何に見えますか?

正解!となりのトトロのトトロです。笑

立岡様、今回は私(西牟田)に2度目のレイクオハラご案内させていただいてありがとうございました。
感動を抑えきれない反応がすごく嬉しかったです!感動を共感できることは素敵ですね。
私たちカナディアンロッキー大好き同士です!
まだまだ素晴らしいハイキングトレイル盛りだくさんなので、またお越しください!

その日を楽しみに待ってます。


ヤムナスカ・ガイド西牟田 春陽 (にしむた はるひ)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-07-28 04:34 | 家族の山旅 | Comments(0)

O様家族と行くレイクオハラキャンプの旅

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家族でレイクオハラキャンプツアーって、最高ですね!
ヤムナスカのヒロです。ご無沙汰いたしております。日本から来た皆様に、いかに快適に、そして手軽にカナディアンロッキーでのキャンプツアーを楽しんでいただけるか、世界でトップクラスのハイキングの聖地、レイクオハラでそれを実現できるのが、このレイクオハラキャンプツアーです!

今回は大阪からお越しの、O様家族と行って来ました。北米初上陸の皆様、そして初めてのカナダはレイクオハラでキャンプ、、、。こんなに素晴らしい体験を一緒に共有させていただき、私自身本当に感激です!
ガイドの私も興奮を隠せず、絶叫してしまいましたね、、、。お子様のボンさん14歳とペーさん10歳(ニックネームで失礼します)もこの素晴らしい体験を通して、カナダの雄大さを感じてくれていたら嬉しいです!

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家族で助け合いながらテントを設営。
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早速ハイキングへ出発!
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高山植物も綺麗に咲いています!
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今日の目的地はレイクマッカーサーです!


さあ、興奮する瞬間です!と思ったら他のハイカーにカットインされました(笑)
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イェーイ!
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家族での一枚。とってもいいですね。こんな大展望を「貸切」です!
湖畔に近づき、水を肌で感じます。
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チョウノスケソウ
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インディアンペイントブラシとアネモネ
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今日のハイキングは無事に笑顔で終了!
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帰ったら楽しいキャンプフードが待っています。みんなで手分けして準備をする、これもキャンプツアーの醍醐味。自分で食べるものは自分で作る。楽しいですね。
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お米は日本人の命!焦がさないように、お兄ちゃんにはお米の番人となっていただきました!ホクホクで、お焦げがうっすら!グッジョブ!

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今日はスモークサーモン丼!美味しかったね!
夕食後は焼きマシュマロをチョコとビスケットでサンドしちゃいます!
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決まってます!
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翌日もいい天気に恵まれました!今日はレイクオエサ。自撮りで決めます。
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透き通るような水に吸い込まれそうです、、、。
絶景が連続し、どこを見ても「ワオー!」
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レイクオエサまでのトレイルは変化があり、私のお気に入りであります!

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水切りは、どっちが上手だったかな??



ランチポイント
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レイクオエサを後にし、アルパインルート、ヤクネスリッジ
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ワンピース!

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絶景ポイントで記念の一枚!

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リーダーはペーさんです!
途中で雷鳥一家に遭遇!
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今日も無事にハイキングを笑顔で終えました!

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二人の協力のおかげで、楽しい、思い出深いキャンプになりました!ありがとう!

O様、この旅は弊社のガイドサービスをご利用くださいまして、心より感謝申し上げます!本当に楽しいツアーでした、、、。O様家族との取っても大切な思いで作りに一役買うことが出来て、本当に光栄です!家族でのカナディアンロッキーのアドベンチャラスな旅はいかがでしたか?まだまだご紹介したい場所が沢山あります!また一緒に歩きたいですね。またのお越しを心よりお待ちいたしております!ありがとうございました!

ヤムナスカ・ガイド 篠崎洋昭
ガイドプロフィールはこちらから



by ymtours | 2018-07-25 08:13 | 家族の山旅 | Comments(2)

アシニボインとレイクオハラを巡るロッキー2大キャンプツアー!

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 皆さん元気ですか! ガイドの石塚です。 今回は神奈川県からお越しの清水様ご夫妻をご案内させていただきました。今回、清水様はアシニボインとレイクオハラという、ロッキーでも最も人気のある山域2箇所でキャンプツアーを行います。前半のアシニボインエリアを私が担当させていただきました。

 しかし、今回のアシニボインキャンプは凄かったです。何がすごいかと言いますと... いやいや、言葉で説明するより写真を見てもらいましょう。

 今回、レイク・メイゴッグ湖畔のキャンプサイトに2泊しましたが、やはりロッキーでのキャンプは楽しいですね。ハイキングだけでなく、キャンプサイトでのティータイムや食事。何もしないボーッとした時間。一緒に大自然の中で過ごしていると会話も弾みますね。たった3日間ご一緒しただけですが、凄く長い時間を一緒にいた気がするのは、やはりキャンプという旅のスタイルだからこそでしょうか。

 では、今回の旅の様子をご紹介しましょう。後で登場するクライマックスの展望地の写真は、きっと驚きますよ!
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 アクセス道路のないアシニボインの山域まではヘリでひとっ飛び。歩いたら約30kmの行程ですが、わずか7分で到着です。清水さんご夫妻はヘリ初体験でしたが、非常に気に入ったそうですよ。往復2回とも助手席に座ることができたのはラッキーでしたね。
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 アシニボイン到着! 朝は雲が下がっていたため、いつもはヘリ乗り場からも見えるアシニボイン山頂も隠れていたのですが、ヘリを待つ間にみるみると天候は回復。到着後はご覧のように素晴らしい景色が待っていました。ヘリ到着地からキャンプ場までは約1.8km、徒歩30分ほど歩きます。この区間だけは重い荷物を運びますが、こんな素敵な道を歩いていたら、重量の苦労なんてまったく感じないはずです。
 
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 まずはキャンプ場でテント設置後、いよいよハイキングの開始です。ご覧のようにアシニボインエリアは高山植物の宝庫。これでは、なかなか前に進みませんね。
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 初日の目的地は3つの湖を望むニブレットの展望地。ここはアシニボインエリアで最も有名な写真撮影地と言っても良いでしょう。実は清水さにとって、この場所は夢の撮影地でもあります。写真が趣味の清水さんは、昔偶然に見たこの景色の写真を見て、今回の旅を計画されたそうです。

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 初日からこんなに楽しめるのは、アシニボイン山域の凄いところですね。天気にも感謝です。

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 二日目の朝は、5時半から行動開始。朝焼けを狙いに湖畔まで降りてみました。朝日の出る方向の雲のためか、山肌はあまり焼けませんでしたが、湖畔に写り込む山容は見事の一言。誰もいない静寂の世界での時間は、本当に特別な体験です。
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 おっと、キャンプの楽しみの一つである食事風景を飛ばしてしまいましたね。今回、2泊3日の旅でご提供した食事を一部ご紹介しましょう!
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初日の夕飯はソーセージ入りのスープパスタ&ベーグル。ソーセージはキャンモアの地元店の手作りソーセージです。
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冷えるキャンプの朝はラーメンがいいですね。ハムを炒め、ネギをたっぷり入れてみました。
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こちらはカナダ産の鮭缶をこれでもかと入れた炊き込みご飯(お焦げ付き)。生姜が決めてなのです。
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ヤムナスカのキャンプといえば、ヤムナスカのり弁! この日はネギツナマヨに梅干し付きです。
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 では、ハイキングに戻りましょう! 二日目は知る人ぞ知るカタリーメドウへのオフトレイル・ハイキングです。道無き道、見渡す限りのお花畑を歩く贅沢なハイキングは、カナディアンロッキーならでの遊びと言えるでしょう。ここはトレイルの存在しないエリアなため、ルートはすべてガイド任せ。こんな旅も面白いですよ。

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 カラフルなインディアンペイントブラシやサワギクの黄色。本当にすごいお花畑でした。清水さんの奥様も思わず感動で涙ぐんでいらっしゃいましたが、それを見て私もうるっと来ました。この仕事をやっていて良かったと思える瞬間です。
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 湧き水の流れる場所で給水と一息。冷たい水で顔を洗いリフレッシュ。本当に気持ちが良かったですね!
 
 さあ、お待ちかね。いよいよ今回の旅のクライマックスの展望地に到着です。

 皆さん準備は良いですか?

 
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 どうですかこの景色! 

 こんなにカラフルで多様なペイントブラシの群生地する展望地は、ロッキー広しといえどもなかなかお目にかかれません。高山植物も開花のタイミングは年によって変わるため、ここまでドンピシャで最盛期に当たるのは凄いことなんですよ。実際、私も大興奮で写真を撮りまくりでした。

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 3人でこれでもかと言うぐらいに写真を撮影した後は、この大絶景を見ながらのランチタイム。こんな贅沢はないですね。
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 この日のお弁当はハムづくしのり弁。写真を撮ろうと思っていたのですが、思わず先に一口食べてしまいました(笑)

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 帰路もとにかく花、花、花! 山、山、山。いったい何百枚の写真をとったことでしょうか....
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 いよいよ最終日の朝。再び朝焼けを期待したながら、キャンプ場から20分ほど歩いた場所にあるリフレクションポンドへ。朝出発した時は雲ひとつないど快晴であったため、写真としては少し物足りないかなと思っていたところ、ご覧のように池に着くとみるみるひつじ雲が到来。なんてラッキーなんでしょうか。
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 清水さん、旅の初日にきっと『凄い!』という言葉を100回ぐらいは言いますよ。とお話したことを覚えていますか? たぶん100回どころじゃなかたかったですね。天気にも恵まれ、本当に素晴らしい3日間でした。

 清水さんは本当に仲の良いご夫婦で微笑ましく、私ももっと妻を大切にしたいと思いました(笑) 今回はヤムナスカをご利用いただきまして、ありがとうございました。次は秋のアシニボインにも是非お越しください!

 では、次は旅の後半戦のレイクオハラです。続きは担当ガイドの植木のブログをご覧ください。


ヤムナスカ・ガイド石塚 体一(いしづか たいち)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-07-25 03:42 | 家族の山旅 | Comments(0)

花と湖を周る絶景ハイキング【18.7.24&26】

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皆さん、こんにちは!
ヤムナスカマウンテンガイドの水野です。

7月も後半になり、ロッキーも夏らしくなってきました。


今回は、毎年、弊社ツアーに申込頂いている、H様を2日に分けて、ご案内させて頂きました。
初日はアイスフィールドパークウェイへ行き、ペイトー湖&ボウレイクサミット。
2日目はラーチバレー&センチネルパスへ。

どちらも花と湖が綺麗に見れるおすすめルートです。
H様は特にチョウノスケソウがお好きで、両日とも見れたのは、とてもラッキーでした。

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一日目は、大人気スポットペイトー湖です。
朝から湖はエメラルドグリーンに輝いていました。
周りには標高3000m前後の山々が並び、圧巻の景色です。

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ロッキーならではの色とりどりの花たちがお出迎えしてくれました。
特に、モスキャンピヨンがこれだけ鮮やかに咲いていたのには、驚きです!

そのほかには、インディアンペイントブラシ、アルパインアーニカ、ツツジ科のホワイトマウンテンヘザーなどが咲いていました。

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登山道は、しっかりしているので、迷う心配なしですね。
もうすぐボウ湖がお出迎えです。
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無事到着しました。
ボウ湖の目の前にも、展望スポットがありますが、
ここから見た方が断然綺麗!
とH様も感動していました。
上から見た方が湖が鮮やかに見えて、写真の撮りがいがあります。


2日目は、ラーチバレー&センチネルパスです。
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最初は、樹林帯を2・4kmほど歩きます。
そこから、カラマツの林を歩きながら森林限界まで上がって行きます。
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今日は地リスとマーモットに何度も遭遇しました。
これもロッキーの風物詩ですね。

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無事到着!
3000m級の山と氷河がお出迎えです。
通常、風の通り道になっており、強風が吹くことが多いですが、
今日は無風でゆっくりランチすることが出来ました!

ちなみに
真ん中の柱のようなものは、人工物ではありません。
浸食によって自然にできた、地層です。
ここは、ロッククライミングできるコースになっています。
いつかやってみたいです。


今回は、2日間ガイドさせて頂きました。
H様は、20回以上カナダに来たことがあり、絶景はたくさん見ているので、
私としても、ご満足頂けたか、プレッシャーにはなりましたが、
ツアーの中で「様々な新発見」があったようで、とてもよかったです。


またお会いすることを楽しみにしております。
この度は、誠にありがとうございました。

ヤムナスカマウンテンガイド 水野 達也(ミズノタツヤ)



by ymtours | 2018-07-24 13:40 | カナダの山旅 | Comments(1)

モレーンレイク&ラーチバレーから見る絶景ツアー【18.07.13】

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皆さん、こんにちは!
ヤムナスカガイドの水野です。


今回は、A様ご夫妻をラーチバレーへご案内させて頂きました。
天気にも恵まれ、テンピークスの絶景をまじかで見る事ができました。

ロッキーを代表するこの景色は、とても価値があると思います。
また、モレーンレイクは朝6時から夕方まで交通規制がかかり、一般車では入りにくい状況となっております。

実際、多くの一般車が断られていくなか、当社では特別な証明書があるので、9時過ぎに行っても、スムーズにゲートを開けてくれました。
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到着してすぐにこの景色が見られます。テンピークスとモレーンレイク。
この湖の色にA様ご夫婦も驚いていました。

これは、氷河によって削られた岩の粉(ロックフラワー)によって、太陽の光が乱反射し、このような青色になっています。
そのため、ロックフラワーの量、日の光により、色合いが様々に変化します。
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モレーンレイクを後にすると、まず樹林帯を歩いて行きます。
湖の周りはたくさんの人がいましたが、トレールを進んでいくと、鳥のさえずり、風の音、リスの鳴き声だけになります。

とても心地よいハイキングができました。
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樹林帯を1.5時間ほど進んでいくと、すでに標高は、2200mを越えてます!
距離にして、3kmほど歩くと、開けた場所が出てきます。
テンピークスが一望できる絶景ポイントです。

青空と白い雲と岩山。
地層やごつごつしたロッキーらしい岩山は印象的です。
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左から2番目に見える山には、大きな氷河があります。
何度見てもすばらしい景色です。

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下の方では、アネモネがすでに咲き終わっていたのですが、ミネスティマ(Minnestimma) レイク付近に
ウェスタンアネモネ、バターカップが群生していて、とてもきれいでした。
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目的地だったミネスティマ(Minnestimma)レイクに無事到着。
今日のヤムナスカランチは、人気のおにぎり弁当。

やはり絶景を見ながらのランチは最高です。
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ランチを終え、帰路へ向かう為、ふと振り返るとテンピークスがずらっと並んでいました。
同じ道を通って帰るのですが、何度見ても感動できる景色がラーチバレーにはありました。

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岩の上にマーモット発見。
近くに巣があるのか、3匹が走り回ってました。
身近に動物が見れるのもカナディアンロッキーの醍醐味ですね。

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無事到着し、モレーンレイクの脇で記念撮影!
今回は、ラーチバレートレイルをハイキングしました。
総距離11km、約5時間で歩きました。

弊社ツアーにご参加頂き、ありがとうございました。
また、お会いできることを楽しみにしております。


ヤムナスカ・ガイド水野 達也(みずの たつや)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-07-13 05:24 | カナダの山旅 | Comments(0)

カナディアンロッキーに生息するクマを知ろう!

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皆さんこんにちは。ヤムナスカガイドの植木です。

皆さんは、カナディアンロッキーを代表する動物と聞くと、何を連想しますか?
いままで数多くの方をカナディアンロッキーにご案内してきましたが、
まず一番に名前が上がるのは、やはりなんといってもクマ(BEAR)ですね。
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カナダではこの写真のように、道路脇でクマに遭遇することも珍しくはありません。

そこで、今回はカナディアンロッキーに生息するクマの種類、生態、そして遭遇しないための、まめ知恵をご案内しましょう!

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 カナディアンロッキーには上の2種類のクマが生息しています。皆さんは違いは分かりますか? 上(1)が『グリズリーベア』、下(2)が『ブラックベア』でして、カナダ全土で生息する個体数は、ブラックベアの方が多いです。


 それではまず、ブラックベアーからご紹介しますね。

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ブラックベア
American black bear/クマ科クマ属アメリカグマ

 体長140㎝~180㎝、体重250前後、大型になると約400㎏とかなり大きいですね。生息地域は、北はアラスカからカナダ全域の森林地帯、南はメキシコまでと非常に広範囲です。北アメリカには、およそ60万頭、そのうちカナダには38万頭以上が生息していると言われています。カナディアンロッキーの4つの国立公園に生息する個体数を見ていましょう。バンフ(20~40頭)、ジャスパー(約90頭)、ヨーホー(20~50頭)、クートニー(30~50頭)。合計で約200頭前後の生息が確認されています。

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 3~4歳になると出産ができるようになり、おおよそ2年に一回、2頭前後の出産を行います。ブラックベアは雑食ですが、主に植物の根、草、実を好むことが多く、獲物を捕まえて食べることはほとんどしません。一年の食事で、およそ85%は植物が占めているそうです。

  ちなみに、「クマを見たら木に登れ!!」ということを聞いたことありませんか?

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 実はブラックベアは木登りが得意です。爪が短く、しっかりと幹を捕まえてひっかけられるような形になっているのです。ブラックベアを見かけたら木の上に逃げるは止めましょう(笑)

 一方、グリズリーベアはを見てみましょう。

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グリズリーベア
Grizzly bear/クマ科クマ属ヒグマ亜種ハイイログマ

 最大級の個体は体重が450kg以上に達し、ブラックベアより大型となります。生息範囲はアラスカの一部、カナダ東部、南はメキシコ中部までとブラックベアと生息域は似ています。しかし、生息数が圧倒的に違います。アルバータ州には約690頭、カナダ全域には2万頭ぐらいしか生息していないそうです。カナディアンロッキーの4つの国立公園内には、バンフ(約65頭)、ジャスパー(約109頭)、ヨーホー(11〜15頭)、クートニー(9〜16頭)の合計で約200頭前後の生息が確認されており、カナディアンロッキーだけを見ると、生息する個体数はブラックベアと同等であると言えますが、グリズリーは移動範囲が非常に広範囲のため、この数は常に変動しているそうです。

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 5~8歳で最初の出産期を迎え、カナディアンロッキーでは4、5年おきに2〜4頭前後の子を産みます。

 グリズリーも雑食であるため、主な食物はブラックベアと似ていますが、特に爪が長く、深く穴を掘ることが可能なため、地中深くにある球根、地リスなどもよく捕食しています。

 また、ブラックベアーと異なるのは、シカ、エルク、ムースなどの大型の動物も獲物として捕食している点で、それゆえにブラックベアーより凶暴な性格と考えられています。しかし、ブラックベアと同様、食物の85%は植物といわれており、それだけ山には多くの植物の食べ物があるということになりますね。

 トレイルでは熊の排せつ物(糞)も見かけますが、晩夏から秋口の排せつ物を見ると、こんな感じで真っ赤な色をしています。
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 特にグリズリーは、秋口になると冬眠のためにたくさんの木の実を食べ、いわゆる「過食症状態」になり、一日に20時間以上は食べ続けているという結果があるそうです。
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 ところで、クマがサケを食べているシーンは有名ですね。北海道でも昔はクマの彫り物といえば、サケを咥えている姿でした。カナダでも海沿いの河川にはたくさんのサケが遡上し、それを捕食するクマの姿がよく見かけることができます。

 しかし、カナディアンロッキーは海まで約1000㎞離れており、途中いくつもの高い山脈がそびえています。実際のところサケが遡上するエリアは少なく、残念ながらカナディアンロッキーでサケを捕まえている場面には遭遇しません。

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 さて、最後にクマと遭遇しないためのちょっとした知恵をご紹介しましょう。

 まず、クマは基本的に憶病です。それゆえ、基本的にクマも人間とは遭遇はしたくはないのです。熊の嗅覚は人間の数十万倍ともいわれているので、だいぶ遠くからでも人間のことには気づいています。そして、聴覚も鋭いので、音を立てているとクマの方から近づいてくることはありません。しかし、風向き、周辺の環境などでは、人間の方が先に発見することも珍しくはありません。そのために、いくつか代表的な「クマからのサイン」を知っておくと良いでしょう。

 熊が近くにいるサインとして、足跡がありますね。


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 この足跡はかなり新しい足跡であることが分ります。こうした足跡が自分たちの行く先に通じているとしたら、クマを警戒する必要があります。あくまでもクマの縄張りに自分たちがお邪魔しているということを忘れないで、共存することが大切です。

2つ目として、排せつ物です。

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 これは一つ例ですが、いつもこのような色や形をしているわけではありません。たまに熊と馬が似ているときがありますが、よく見ると葉の繊維だけではなく、木の実や動物の毛などが含まれています。

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 こんな感じの時もあるのですが、量が多いので明らかに小型の草食動物の物ではないことが分ります。消化されずに出てきているということは、かなりの量の実を食べているということですね。

 こうした排せつ物を発見した時、まだ乾燥していない、形がしっかりしているものは新しいと判断できます。排泄物があまりにもフレッシュな場合は、クマがかなり近くにいる可能性があります。速やかに退散して、クマの領域を侵さないようにしましょう。

 先にも書きましたが、実際にクマと遭遇しないためは、大きな音を出しながら歩くのが効果的です。

 なお、音といえば「クマ鈴」と言われていますが、実は鈴はあまり効果がないことが分っています。「クマが音に慣れた」という噂がありますが、鈴の波長は自然界にも近いものがあり、実際は効果がないという話や、人工的な音のそばにエサ(人間)がいると判断して近づいてくるなんて話もあります。

 では、何が良いのかというと、「人間の話し声」です。人間の話し声の波長は自然界には存在しないそうで、クマにとっては違和感があると言われています。「森のくまさん」でも歌いながら楽しいハイキングをしましょう。

 そして、クマ撃退用のベアスプレーも、万が一に遭遇した時のために絶対に必要です。もちろん、私たちガイドは常に携帯していますので、ガイドハイキングなら安心ですよ。

 熊をもし見かけたら、十二分に距離をとり、絶対に近づかないようにしてください。

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 これは、すごく危険です!!クマが本気で走り始めたら、絶対に逃げ切ることができません。

 最後に一つ。ガイドをしていると、たまにこういう質問をしてくる方がいます。

 「白熊ってロッキーで見れないんですか?」

 確かにカナダには白熊が生息しています。しかし、白熊はホッキョクグマともいうだけあって、北極圏だけに生息している動物で、残念ながらカナディアンロッキーにはいません。北極熊を見たい方は、ぜひ北極圏のツアーに行きましょうね。

 ちなみに、ブラックベアの変異したカーモードベア(スピリットベア)という種類もカナダには生息しています。劣性遺伝子を持つブラックベア同士が交配すると、白いブラックベアが生まれるといわれています。BC週には実際に2000頭ほど確認されていますが、これは白熊ではなく、ホッキョクグマとは別種ですのでお間違えなく。また、カナディアンロッキーではいまのところ正式には確認されていません。

 クマのことが少し分かっていただけましたでしょうか?
 カナディアンロッキーではクマは決して珍しい動物ではありません。

 幸いカナディアンロッキーでは、クマによる被害の報告はここ20年以上ありませんが、それでも動物園のクマを目の前で見ただけでも恐怖を感じるので、まずは遭遇を避けるのが第一、そしてその知識をもって山に入ると、より安全な登山を楽しむことができます。

 皆さんもクマには十分に気をつけてください。


ヤムナスカ・ガイド植木 正幸 (うえき まさゆき)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-07-13 03:05 | 山旅の豆知識や魅力 | Comments(0)

ロッキーの聖地 レイクオハラキャンプ1泊2日の旅【18. 07.09~10】

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こんにちは堀口です。ユーコンからロッキーへ出張へやってきて早3週間、今回はS様ご夫婦をレイクオハラ1泊2日のキャンプツアーをご案内させていただきました。

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みなさんもうご存知の通り、レイクオハラには限られた人数しか入山することが出来ないため、キャンプサイトを抑えるのにも激戦区なのです。
キャンプ場に到着したらまず、国立公園局のスタッフからキャンプ場の設備や、使用方法のレクチャーを受けます。

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自分のサイトを決めたら、テント設営です。
自分の基地をしっかりと固めるのは快適に過ごすのに重要です。

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快晴だった初日は大人気のレイクマッカーサーへご案内。
レイクオハラエリアはこのように各分岐毎に案内板が建てられています。

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お待ちかねの湖が遂に見えてきました!

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一番上の写真もレイクマッカーサーのものですが、いや〜しかしこの湖はいつ見ても特別で、何度見ても飽きることがありません。

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初日のハイキングが終わりキャンプ場へ戻りました。
唯一のキャンプファイヤーの周りは友達作りの場、色々な地域からの人たちで盛り上がります。

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さあ、そろそろ夕食の準備食材はこの頑丈な鉄のロッカーに保管してあり、熊から食べ物を守ります。

さてお腹が空いてきましたね。今日の献立はなんだろうか?

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ジャーーーーン!!
「ちらし寿司カナダ風」
スモークサーモン、カニ、アボカドが乗っております。
もちろん米も炊きましたよ。
ここは高度が2000Mほどあるので水の沸点が低いので、炊飯にはコツがいるのですよ。

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夕食後はレイクオハラ湖畔まで散歩し、夕焼けを見に行きました。
これもキャンプだからこそできる楽しみです。

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さぁ翌日はがっつり歩きました。
まずはオパビンプロスペクトからレイクオハラを見下ろします。

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お昼はヤムナスカ名物!?のり弁です。
ご飯でしっかりとエネルギー補給し、午後からのハイキングに備えます。

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さあ、ここからが本番です。
ヤクネス・リッジというアルパインルート(上級コース)を使いトラバースし、レイクオエサを目指します。
ここは、道が狭く岩場も多く健脚向けのコースとなります。
道も不明瞭なため、上の青い印がルート上に目印として存在します。

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ヤクネスリッジからの景色。
レイクオハラやオダレイ・マウンテン(左)、カセドラル・マウンテン(右)が一望できます。
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険しい道を乗り越え、やっと出会えました。
レイクオエサ。
苦労したからこそ、美しさはなおさらでした。

この後は無事にキャンプ場へ戻り、15Kmのビックデイとなりました。
帰り道は大雨に降られ、びしょ濡れになりましたがその分達成感は大きかったですね。

マッカーサー、オパビン、オエサのレイクオハラエリア3大景勝を巡ることができたのは、お二人の足が強かったのはもちろんですが、キャンプでじっくり時間をかけて歩くことが出来たからですね。

次回は何やらユーコンへの計画が持ち上がってきそうな気配ですねw

この度はヤムナスカをご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
またお二人にお会いできるのを楽しみにしております。


ヤムナスカ・ガイド堀口 慎太郎 (ほりぐち しんたろう)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-07-09 15:43 | ふたりの山旅 | Comments(0)

モレーンレイク&エメラルドレイク 二つの湖をめぐる1日【18.07.07】

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 皆さん元気ですか! ヤムナスカガイドの石塚です。

 今回は山口県からお越しの重川さんの2名様を、ロッキーの2大湖巡りの1日へとご案内させていただきました。重川さんは母と娘の二人旅。お二人とも、20年ほど前に一度ロッキーに観光で来たことがあるそうです。20年前から比べるとバンフの旅行者も増え、特に街並みは本当に賑やかになったと思います。
 
 この日はお二人のご希望を伺いながら、前回の旅で訪れてない場所である『モレーンレイク』と『エメラルドレイク』、そして最後にロッキー最大の滝である『タカカウの滝』へとご案内。湖周辺の散策や高山植物との出会いのある1日となりました。それでは、旅の様子をご覧ください。

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 朝9:00にバンフを出発。この日は朝方に強い雨が振り、重川さんも『今日は雨かな...』と残念に思っていたそうですが、出発時は青空が広がり始めました。ロッキーの天気を形容するとき、『1日に四季がある』なんて言われますが、この日の天気もコロコロと目まぐるしく変わる、まさに夏のロッキーらしい天気の1日でした。

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 モレーンレイク到着。この時は小雨が降り、山にも薄雲のガスがかかるような天気でしたが、それでも湖は十二分に綺麗ですよね。本当にこの湖の色は特殊です。風が強く、雲行きが変わりやすい1日ということもあり、天気の回復をしばし待つことにしました。
 
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 20分ほど景色を楽しんでいると、ついに光が湖を射し始めました!これぞロッキーマジックですね。気温はなんと6度と日本の冬なみの低さでしたが、事前に暖かい服装をしていたので心配はいりません。この景色を見れば寒さも忘れてしまいますね。
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 湖の近くでは可愛らしいリスが登場。こちらのリスは日本名で『キンイロジリス』、英名は『Golden-mantled Ground Squirrel』といいます。後頭部から肩にかけて広がる、マントのような金色がかった茶色の毛が特徴ですね。ロッキーでは最も多くに見かけるリスの一種です。

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 見てくださいこの景色! 最後はテンピークスの山々の頂も完全に顔を出しました。モレーンの展望台や、湖畔の周りで計1時間ほどのんびりと景色の変化を楽しみました。重川さんからも『普通の観光ツアーでは、こんなに1箇所だけにのんびりしてられないので、本当に贅沢ですね。』と嬉しいお言葉をいただきました。写真をとってすぐ移動なんて勿体無いですよね。 
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 エメラルドレイクへの道中、フィールドのビジターセンターに立ち寄りました。エメラルドレイク周辺といえば、世界的にも有名な『バージェス頁岩』の発掘現場としても知られています。1909年に発見された約5億3000万年前の化石は、世界を驚かすほどの大発見でした。今なお発掘される貴重な化石からは、先カンブリア紀に起こったとされる生命の爆発的な進化の歴史を知ることができます。ご興味のある方はNHKスペシャル『生命大躍進』をご覧ください!

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 実はエメラルドレイクへの車中も雨に降られましたが、湖に到着するとご覧のように天気が回復! 青が深いモレーンレイクとは異なり、まさにエメラルド色に輝く色彩を楽しませてくれました。 ラッキーでしたね!
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 エメラルドレイク湖畔は初夏の花々が見頃を向けています。お母様は日本のお花にも詳しく、写真撮影に力が入りましたね。散策中はお花の名前をメモすることができませんでしたので、ここでいくつかの種類をご紹介します。
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クイーンズカップ。ユリ科ツバメオモト族。日本のツバメオモトとは少し様相が異なりますね。

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ラウンドリーブド・オーキッド。ラン科ハクサンチドリ属。

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コモン・ピンク・ウインターグリーン。イチヤクソウ科イチヤクソウ属。ベニバナイチヤクソウ。

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出ました!6月は暑い日が続いたので、湖畔では終わってしまっているかとも思ったのですが、まだ残っていました。
ラン科アツモリソウ属カラフトアツモリソウ。
日本では希少なアツモリソウですが、ロッキーではたくさん見ることができるのです。

 その他にも、ゴゼンタチバナ、サスカトゥーン、アネモネ、ユキザサ、チシマゼキショウ、ツレサギソウなど、本当にたくさんの花々が見ごろを迎えていました。

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 最後はロッキーで最も高く、カナダ全土でも二番目の高さを誇るタカカウの滝(Takakaw Falls)へ。初夏は雪解け水により最も水量の多い時期ですが、この日は雨の影響もあってか、とてつもない大瀑布でした。タカカウとは、先住民族クリー族の言葉で『壮大』『素晴らしい』という意味ですが、まさに名前通りの迫力でした。

 天気がころころと変わる1日でしたが、ロッキーらしいドラマチックな1日でしたね。20年ぶりのロッキーを楽しんでいただけましたでしょうか。今回の旅が、重川さんにとって新しいロッキーの思い出の一ページなっていただけたのなら嬉しく思います。この度はヤムナスカをご利用いただきまして、ありがとうございました。再びお会いする日を楽しみにしています。


ヤムナスカ・ガイド石塚 体一(いしづか たいち)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-07-07 05:53 | 家族の山旅 | Comments(0)

まさか7月に雪!? ラーチバレーの旅  【18.07.01】

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ご無沙汰しております!一年振りに戻ってきました、ヤムナスカガイドの西牟田春陽です。
2018年の夏のカナディアンロッキーはまだまだ雪に覆われております。
本日はI様、M様のお二人をラーチバレー/センチネルパスへご案内いたしました。

本日は7/1のカナダデイという祝日で、バンフの街ではパレードやお祭り騒ぎの中、我々は雪の中でのハイキング、興奮した日になりました。
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ラーチバレーはクマがよく出没するスポットの一つです。しっかりとトレイルヘッドで安全確認をして目的地を目指します。
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カナディアンロッキーでは日本で珍しい植物や動物を発見することができます。
ハイキングではここならではのネイチャーウォークを楽しみながら山歩きを堪能できます!
一つ一つの生態を知ることによってそれぞれの命の存在に感謝の気持ちや感情が生まれてきます!
私たちは一つ一つの発見を楽しみながら徐々に標高を上げていきました〜
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I様はラーチバレーハイキングは2度目ということで7月の雪を堪能しながらもう少し上のセンチネルパスを目指す事にしました。

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センチネルパスに到着する頃には青空が広がっていました!

私たちマウントテンプル(3,544M)を見上げています。
ここからハイキングよりもクライミング要素の技術がいるスクランブルという方法をお二人にお伝えしてもっとカナダでの山の可能性を知っていただきました。

まだまだ登るところがいっぱいあるカナディアンロッキーの地では血が騒ぎますね〜
ワクワクが止まりません!!
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帰りは雪をなるべく避け歩きやすい場所から帰ります。
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I様、M様本日は楽しんでいただけましたか?
ロッキーで大人気のラーチバレーハイキングはこれからのハイキングの第一歩として可能性を広げられたかなと思います。
また次の夏に山で会いましょう!その際はスタッフ一同心よりお待ちしております。



ヤムナスカ・ガイド西牟田春陽 (にしむた はるひ)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-07-01 09:18 | 出会いの山旅 | Comments(0)