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カナダ人の心の歌 ≪ ジョニ ミッチェル Joni Mitchell ≫

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ヤムナスカ ガイド 本山 です。
まず、初めに今日は、相当マニアックな話題です。

私は自称無類の北米音楽好きで、特にルーツな音楽は大好物でして、その中でも60年代、70年代のシンガーソングライターは特に好きで、自分が世界の他の自然があるエリアを選ばず北米に移住した理由の一つと言ってもまったく大げさではないくらいのものなのです!

かつて日本に住んでいた時、数々の行ったこともない北米の大自然の風景が音楽とマッチングしましたし、実際、今、北米に住んでいてもそうなんです。ドライブなどしていて、この高速ではこのアルバムだよなぁー、とか、冷え込んだ冬の日はこれだよなぁー、とかあるんですね。

実際に北米の音楽は、マウンテン・カルチャーや、60年代のヒッピー文化に代表されるように『自然に帰ろう』というカルチャーを反映していて密接な関係があると私は住んでいても感じます。
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今日は、その中でも、
●カナダ人だねぇーこの人、カナダ人しかこの詩は書けない!
●カナダの自然の風景が浮かんでくる
●そうそう!実際そうだんだよねぇー
という、カナダ人の心を捕え、反映した曲をご紹介、というか私の勝手なウンチクを披露させていただこうと思いました。
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ジョニ・ミッチェル
どのくらい有名かというと
・カナダでは切手になっているくらいです。
リンクで確認できる切手に日本でも中高年世代に有名なポール・アンカも切手になっていますが、カナダではジョニ ミッチェルの方が有名かと私は思います。
・日本の女性シンガーソングライターで有名レベルを例えて言うなら 中島 みゆき クラスでしょう!カナダの中島 みゆき!と私は勝手に言っています。

どんな人かというと、非常に手短にまとめますと
・気難しそうな 芸術家肌 相当気も強そう
という感じでしょうか?
しかし実際その実力とセンスは、卓越したクリエイティビティが今でも高く評価されている人ですし、ギターのチューニング方法や、使用コードと取ってもなかなかおしゃれです、そしてなんと言っても声が特に若い頃は素晴らしい!今回、紹介しているこのアルバムも1971年ですが、まったく古さを感じさせません。おっとっと、この辺も語り出すと、止まらなくなってしまいますので、この辺で、、、、ちなみに2017年8月現在生きていらっしゃります。先日手術したこともカナダではニュースになっていました。

それでは長い前置きになりましたが、本題に!

今回ご紹介する曲は共にこのアルバムに入っています。是非 お勧めですよ!ぜひアルバムでご購入ください。
アーティスト名:ジョニ ミッチェル ≪Joni Mitchell≫
アルバム名:Blue
リリース年:1971年
レコード会社:リプリーズ
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まずは、『Little Green』という曲の2か所
この歌の背景 Little Green はジョニ ミッチェルには若い頃に離婚した旦那さん(ミッチェルは旦那さんの苗字)との間に女の子がいるのですが、その子を手放してしまうのですね、まだ若かったのでしょう。(30年ぶりに再会しています)ジョニ ミッチェルは60年代後半にLAに移り住み、ミュージシャンとして素晴らしい成功を収めていきます。ちょうどこのアルバムがリリースされた1971年は乗りに乗っていた時期。子供を思う気持ちが、あまりにも環境の違うLAから歌詞にカナダの風景と共に描写されいます。

掘り下げてみましょう。

Just a little green
Like the color when the spring is born
There'll be crocuses to bring to school tomorrow
Just a little green
Like the nights when the Northern lights perform
There'll be icicles and birthday clothes
And sometimes there'll be sorrow

Little Green は手放してしまった子供の仮称でしょう。
オレンジの部分の訳は
彼女はまるで春が訪れ(芽吹き)の色のようで、
そこには翌日学校に持って行ける
クロッカスも咲いてくることでしょう。

まるで
オーロラが夜空に舞うように

クロッカス Crocuse
これは、カナダ人にとって、『これが咲き始めたら春!』というものです。
日本人の桜に近い感覚で、特に冬が長いカナダでは、これを見ると本当にうれしくなります。
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オーロラ Northern Lights
言わずと知れたカナダの冬を代表するもの!
オーロラは私が住むホワイトホースなどの高緯度(北緯60度)エリアではよく見えますが、南の方でも活動が活発だと観ることができるものなのです。
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このように、私達住む者にとって、これだよ!これ!というものを表現しているのが、にくいところですねぇー。
2つとも、私にとってもそれぞれの季節を象徴するものであります。
特に歌詞の流れからも、カナダに置いてきた Little Green ちゃんは、ジョニ ミッチェル母親としての気持ちと望郷がまじりあったものだったのでしょう。
それをこのカナダをよく表す自然のもので表現しているところに、多くの人が共感、感銘するのかなと強く感じます。

まさに、情景が思い浮かべられる歌です。

もう一つの歌を紹介させてください。長くなってすみません。

同じアルバムから
『River』
歌の背景と大まかな歌詞の内容
ジョニ ミッチェルは、純粋なクリエイター、アーティストで、まったく有名になってスターになりたいと思っていなかった人です。実際インタビューでも、アイドルみたいな人はかわいそうにと心の底から思っていたという堅物!そんな彼女もLAに行きどんどん有名になっていきます。そんな中で、やはりカナダへの望郷がものすごくカナダ人らしく歌詞で表現されています。

『River』
It's coming on Christmas                クリスマスになり
They're cutting down trees             木を切って
They're putting up reindeer            トナカイの飾りをツリーに括り付けて
And singing songs of joy and peace        クリスマスの歌を歌っている
Oh I wish I had a river I could skate away on    河があったらスケートで飛んでいけるのに

But it don't snow here               でも、ここでは雪も降らないし
It stays pretty green                風景は冬でも変わらない
I'm going to make a lot of money         私はお金持ちになって
Then I'm going to quit this crazy scene      とっととこんなきちがい染みた環境からおさらばしたいの
Oh I wish I had a river I could skate away on   河があったらスケートで飛んでいけるのに

I wish I had a river so long            河があればと本当に思い
I would teach my feet to fly            自分の足に飛び方を教えて
I wish I had a river I could skate away on     河があったらスケートで飛んでいけるのに

この歌は、かなりカナダ人には響くようで、実際に11月に凍った湖をスケートしたときに歌っている人が見かけたことがあります。
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ホッケーも強いカナダは、スケートはやはり盛んです。
実際に、私もカナダ人に交じって、スケートをしたり、ホッケーをしたりすることが結構あります。

出だしの雪が降らないクリスマス、あまりに音楽ビジネスと欲の交じり合った都会のネガティブな側面に本当に疲れていたようで、その真逆の世界のカナダの田舎への望郷が強く出ている歌で、多くのカナダ人が共感できるものがこの歌にはあるということなのだと思います。
実際に10年以上住んでいる私のユーコンを長く離れるとこのような気持ちになることがあります。

彼女は、2005年に 『Songs of a Prairie Girl』(リンクWiki より) というアルバムを出していまして、そのアルバム ジャケットも彼女がスケートをしている写真です。
もちろんこの『River』もこのアルバムに入っています。
なんだか、勝手にこの曲への思い入れを感じてしまいますね。

河、雪、厳冬、そして広大で静かな自然、カナダらしいイメージと強い望郷がとても素晴らしく表現されている歌で、私もいまでもよく聞く歌です。

特に冬のカナダに訪れる際にはもってこいのアルバムです。

オーロラツアーにご参加の際はこのアルバム持参がお勧めです。



ヤムナスカ・ガイド本山 直人 (もとやま なおと)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2017-08-10 12:32 | ガイドの素顔 | Comments(0)

遂に実現!究極のオーロラ体験 イヌビック・ツアー  第二話 いざ 北極圏 イヌビックへ!

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『いざ!イヌビックへ!』

イヌビックへは飛行機で行くのが一番楽で時間も節約できます。

しかし、しかし、なんとも小さいな飛行機です。
もちろん、タラップで乗車します。
小さな機体なので、荷物制限も厳しめなんですね。
カメラの機材など多い人は注意です。

我らが地元飛行会社『Air North』を利用します。サービスもよく好感度も高いですよ。

『北極圏へのフライト 』

いよいよイヌビックを目指しますが、なんと直接イヌビックに飛んで行けるわけではありません。
途中ストップがあるのですね。

ホワイトホース ⇒ ドーソンシティ ⇒ オールド クロー ⇒ イヌビック

という感じです。
ドーソンシティーで、降りる人、乗る人がいますし、これはオールド クローも同じです。

オールド・クローは道路がつながっていない場所にある人口250人程度の街です。
ドーソンシティーまでは白人も多いのですが、
オールド クローに来ると一気にファースト・ネーションの方が増え、極北臭がプンプンしてきます。

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イヌビックまでは車で北上する方法もあるのですが、
デンプスター・ハイウェイという未舗装の高速道路を極寒の中走る必要があります。
ブリザードによる『通行止め』が割とあるため、
私達ももう少し経験値積んでから、将来のツアーとしてやりたいと思っています。

さて、話はフラリトに戻りましょう。
乗り継ぎもあるため、合計のフライト時間は3時間程度かかります。

このフライトがすごい!
なんと座席は自由席!
早いもの勝ちです。
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ものすごい小さな機体で、40人も乗れません。
地元の乗り合いバス的にアットホームな雰囲気です。
来年からは新しい機体になるようで、きっと改善されることでしょう。

『極北・北極圏らしい風景との出会い』

個人的に圧巻だったのは、山岳風景から北極圏のデルタ(湿地帯)に入るときです。
このデルタは北極海につながっていくわけで、なんともロマンがありました。
しかし、何もない.... いよいよ最北に来たという感じがします。
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そしてイヌビック到着近くなると風景は、一気にデルタになっていきます。
盛り上がってきたぁー!
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すべての河と湖は凍結しています。
このどこまでも続くかのような平原と湿地は、まさに『北極圏』という感じです。

『氷のハイウェイで行く 北極海に面する街 タクトヤクタックへ』

滞在中は、北極海に面するタクトヤクタックまでも足を延ばしてみました。
イヌビックツアーではオプショナルツアーの扱いになると思いますが、非常にお勧めです。
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これが実際の高速道路の写真、ちゃんと車が走っていますねぇー!
道路脇に雪が見えますが、何もしないと雪原のような感じなので、定期的に雪かきが入ります。

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足元は、こんな感じ。
さすがに下までは見えないですが、亀裂がたくさん入っていたりして、ちょっと怖い感じもします。
実際は大きなトラックも走れるくらいなので、心配はいりませんよ。
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街は小さな集落。目の前は北極海なのですが、雪原になっています。
一応、人口は900人程度いるようですから、いわゆる極北の集落としては、小さくはないです。

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『Arctic Ocean』北極海の看板の前で記念撮影!
完全に海は凍結しています。この先には北極点があると思うと、なんともロマンを感じますね。
第一話で少し触れましたが、私も影響を受けた先人たちも、きっとこ周辺で大自然を体感していたんでしょうね。

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道中、掘っ立て小屋でカリブー皮をなめしているおじさんがいたので、中の様子を見させてもらいました。
皆、素朴な感じのいい人が多いようです。小屋の中にもたくさんの毛皮がありました。
ちょっと期待しましたが、白熊はありませんでした(笑

今回の記事はイヌビック上陸がメインで、オーロラのことにはまったく触れることができませんでした...
次回でたっぷりと書きたいと思います。オーロラ凄かったんですよ!
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by ymtours | 2017-08-10 12:28 | オーロラの旅 | Comments(0)

手軽に森林限界越え!カナナスキスカントリー・ターミガンサーク

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こんにちは、ヤムナスカガイドの永谷です。
この度は、井上様、阿久津様、内田様、東海林様、田中様をカナナスキスカントリーのターミガンサークへとご案内させていただきました。

サークとは、氷河の浸食作用により、山肌がすり鉢状に削られた地形のことを指します。
日本ではカール地形と呼ばれています。
このカール地形にターミガン(ライチョウ)が生息していることから、ターミガンサークと名付けられました。
ここは、スタート地点で既に標高2200mあるので、わずか200mほど高度を上げるだけで、手軽に森林限界を超えることができます。
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登り始めてたった40分ほどで、こんな絶景が見れます!

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巨大なカール地形、迫力満点です!
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トレイルの途中で、ビッグホーンシープの群れが草を食んでいるのを見ることができました。
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さらにホーリーマーモットも岩場から顔を出してくれました!

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ビッグホーンシープとマーモットの貴重な2ショット (笑)!
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雄大な景色を眺めながらのランチは美味しいですね!

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早めに登り終えたので、ハイキング後、カナナスキスレイクへ行きました。
ここからの眺めも綺麗です。
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井上様、阿久津様、内田様、東海林様、田中様、本日はありがとうございました!
今回は、大迫力なカールと色々な動物、巨大な湖など内容盛りだくさんのツアーでしたね!
カナナスキスカントリーにはまだまだいくつものハイキングエリアが存在します。
またハイキングしにお越しください!お待ちしております!!!

ヤムナスカ・ガイド永谷 有基(ながや ゆうき)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2017-08-10 07:36 | 出会いの山旅 | Comments(0)

カナディアンロッキー縦断 最高峰ロブソン、Mtキャベル、そしてスコーキーロッジの山旅


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皆様こんにちは、ヤムナスカガイドの植木です。

今回の山旅は、毎年カナディアンロッキーにお越しいただいておりますN様とA様のお二人を、カナディアンロッキー大縦断の旅をご案内いたしました。

初日、2日目は足慣らしもかねてバンフ周辺の絶景ポイントを、3日目からカナディアンロッキー最高峰のMtロブソンとジャスパー国立公園の素晴らしいハイキングをご案内、そして最後はバックカントリーロッジで有名なスコーキーロッジにご案内いたしました。
今年も未知の世界にご案内させていただき、カナディアンロッキーの大きさを改めて体感していただくことができた旅となったことと思います。

7日間の行程を一気にご紹介します。
では、カナディアンロッキーの大縦断の旅、スタートです!!

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こちらは、初日のハイキング、Mtヤムナスカです。
当社の社名にもなっていますこの山は、カナディアンロッキーの玄関口としても知られており、非常に優美な姿でたたずんでいる素敵な姿です。
頂上まで行かなくても中腹の展望地まで登るとボウバレーを一望できる素晴らしいところですので、一度は訪れたいところですね。

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駐車場から見ていた森林限界線に到着しました。
今回はここで折り返しとなりますが、頂上までも行くことができるのがこのMtヤムナスカの魅力でもあります。
でも、ここまででも十分に雄大なカナダの風景をお楽しみいただくことができます。

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2日目、ここは世界的に有名にもなっているレイクルイーズです。
この日は新婚旅行でお越しの中嶋様ご夫婦もご一緒でレイクアグネスとビックビーハイブにご案内足しました。
スタートはレイクルイーズ湖畔、徐々に高度を上げて、途中のミラーレイクとレイクアグネスを経由して目的地のビックビーハイブとなります。
特にレイクルイーズは、時間帯、見る角度によって色が変わる為、このコースでどのように見えるのか本当に楽しみでしたね。

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この湖がレイクアグネス、ほんの1時間30分くらいを登ってきただけでこんな素敵な湖を見ることができるのがこのコースの魅力です。
ちょっと一休みして、いよいよビックビーハイブにアタックです!!

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ここがビックビーハイブの頂上からの見たレイクルイーズの景色です。
湖畔からスタートした時の湖の色と、ここから見る湖の色の違いに驚かされましたね。
あんなに大きかったシャトーレイクルイーズがこんなに小さく見えます。
頑張って歩いてきた歩いた甲斐がありました。
そして、ここでランチタイム。こんなに素敵な場所でお昼ご飯、この贅沢は登った人でなければ味わえない醍醐味です。

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下山して、今度はレイクルイーズのインレットからシャトーレイクルイーズ側をご覧いただくことができるポイントに到着です。
この日は本当に幻想的な風景を見ることができ、南国のプライベートビーチにでも来たかのような風景を楽しむことができました。

そして3日目、いよいよカナディアンロッキー大縦断の開始です。
バンフからロブソンまではアイスフィールドパークウェイを北上、ジャスパーを経由して、カナディアンロッキー最高峰のMtロブソンまでの約370㎞の大移動です。
途中の見どころをゆっくりと観光し、ショートハイクも織り交ぜながらの移動となりました。
天候は快晴、でも最高峰のMtロブソンだけは雲がかかっている事の多い山で知られています。
それでは、絶景ポイントをご紹介しながらロブソンまで行きましょう!!

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上の写真がボウレイク、下がペイトレイクです。
これらの湖はどちらも氷河湖で、カナディアンロッキーを代表する湖です。
特にペイトレイクはこの形と不思議な色で有名にですので、ぜひ訪れたい場所ですね。
でも、ここの展望地は、普通の観光では発見できない隠れスポットなんです。
ヤムナスカのガイドはこういうところを数多く熟知していますので、カナディアンロッキーは私たちにお任せください!!

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ジャスパーの街を通過して、いよいよMtロブソン州立公園に入ってきました。
天気は・・・・・・・・・・・・・・・  最高です!!!!
ロブソンてこんなに晴れる日があったんですね、っと正直言ってガイドの私も思っていました。
なぜなら、私も雲がかかっていないロブソンてほとんど見たことなかったんです(笑)

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Mtロブソンと看板とマウンテンゴートを入れて記念撮影。
この風景はそうそう簡単に見ることはできないだろうと、私も撮影会に加わりました(笑)

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夕食はロッジでBBQ、個人旅行ならではのこの自由な感じ、美味しい、安い、楽しいの3拍子、ロブソンを見ながらの夕食でした。


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4日目、まずはジャスパーからほど近い、マリーンキャニオンにご案内いたしました。
比較的整備された登山道を、最大50mの深さがある渓谷を見ながらショートハイクです。
轟音を響かせる激流と大瀑布を楽しみました。
高いところが苦手な浅野様は、「柵があれば平気なの!!」とのぞき込む風景がとっても印象的でした。安全が確保されていてよかったですね。

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次にこの日のメイン、Mtキャベルとエンジェル氷河にご案内いたしました。
ここは出発前からのご希望でもあった場所でしたね。
目の前に3363mのMtエディスキャベルの絶壁と、天使が手を広げたように見えるエンジェル氷河を堪能しました。
ちょっと歩いただけでこれだけの大絶景を楽しめるのがここの魅力です。
ずー~~っと見ていたいこの風景、心地の良い風、澄んだ空気、この絶景にもかかわらず、ほとんど人がいないこのポイントは、ジャスパーに訪れた際にぜひ歩きたいトレイルです。

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5日目、いよいよバンフに帰る日です。
来た道を南下して、まだ見ていないところにご案内いたしました。
アイスフィールドパークウェイは、見どころが沢山ありすぎて、一気には見ることができません。
そのため、行きと帰りに分けて天候を見ながらご案内させていただきました。

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ここは、パーカーリッジというところで、1時間くらい登ったところからコロンビア大氷原を楽しむことができるお勧めハイキングトレイルです。
この氷河はサスカチュアン氷河、コロンビア大氷原の中で最長の氷河で、展望台も車からも見ることはできないポイントです。
頑張って登り切った人だけが味分ける大絶景ポイントにご案内しました。

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帰りはジャスパーからの帰り道(Icefield Parkway)を眺めながら雄大な景色を楽しんで下山となりました。明日からのスコーキーロッジバックパッキングを楽しんでくださいね。
私はここまでのご案内となりましたが、引き続きガイドの山田がご案内させていただきますのでよろしくお願いいたします。

ヤムナスカ・ガイド植木 正幸 (うえき まさゆき)
ガイドプロフィールはこちらから


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植木に引き続きまして、ここからは山田がお二人をスコーキーロッジの旅へとご案内します。

すでにジャスパー周辺で足慣らしも終えたお二人は、、、はい。スコーキーロッジに到着しました(笑)。

お二人は2年前にもスタンレーミッチェルハット旅にもご案内させて頂いておりますので、懐かしい再会でありました。
スコーキーロッジはロッキーの数あるロッジの中でも歴史が古く、ロケーションとロッジの持つ暖かい木のぬくもりが感じられ、お二人にぴったりのゆったりと時間を提供してくれましたね。

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ロッジに来る途中には、綺麗なヤナギランがお二人をお出迎えです。
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二日目はスコーキーマウンテンへ挑戦しました。
このエリアはロッジから行けるサイドトリップが多いのも魅力の一つです。
なかなか登頂することが難しいロッキーにあってもこの山は頂上に立つことができます。
ウォールオブジェリコと呼ばれる岩壁を背に高度を上げていきます。

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無事に登頂できました。頂上からは山の反対側へ広がるロッキーの
バックカントリーエリアを延々と見渡すことができました。

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スコーキーロッジの魅力はロッキーで一番美味しいと言われる料理です。
この日のメインディッシュはラム肉でした。
専属のシェフが昔ながらのレシピに習い、丁寧に作り上げたカナダ料理は、素朴ながらも、絶品としか言いようがありませんでした。
美味しすぎて全員食べすぎてしましました。

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ランチは焼き立てパンに自分の好きな食材を挟んで自分サンドを作成します。
この作業がまた楽しい。

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二日間のロッジ生活を終えたお二人は、現実世界に戻らなくてはいけません。
帰りは、来た道とは違うトレイルを使い下山します。
チムニーと呼ばれるスリリングなトンネルをくぐっていくなど、最後の日までハイキングを楽しむことができるのもこのエリアの魅力です。

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トンネルをくぐった先には美しい湖がお二人の旅のフィナーレを飾ってくれました。

N様、A様、ロッキーでまた再会できたこと本当に嬉しかったです。次回(来年?)もまたお二人で元気な姿を見せて下さいね。
ヤムナスカ一同、心よりお待ちしております。
この度はヤムナスカをご利用頂き、誠にありがとうございました。

ヤムナスカ・ガイド山田 利行 (やまだ としゆき)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2017-08-09 00:24 | カナダの山旅 | Comments(0)

レイクルーズ満喫周遊 中嶋様ご夫妻、N様、A様 グループの山旅

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こんにちは、ヤムナスカガイドの植木です。

今日は、ハイキング3日目となる新婚旅行でお越しの中嶋様ご夫妻と、毎年カナダにお越しいただいておりますお二人のN様、A様の計4名様を、カナディアンロッキーの中でもっとも有名なスポット、レイクルイーズと、ここからスタートする人気のハイキングコースのレイクアグネス、ビックビーハイブの周遊コースをご案内いたしました。絶好のハイキング日和の中、皆様ご満足いただけるような絶景をご覧いただくことができたのでしょうか。

こうご期待!!では、ハイキングスタートです!!

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ここは、最初に現れるミラーレイクです。
この目の前にそびえたっている岸壁は、そう、目的地のビックビーハイブです。
垂直に切り立つ絶壁を、首が痛くなるような角度で見上げて、「こんなとこ登るの~~!!」と。
「大丈夫です、なんとなく楽しみながら登らせるのもガイドです。」といった言葉のなんと説得力のないことか(笑)
まあ、行ってみましょう。

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中継地点のレイクアグネスとティーハウス。
この神秘的な湖に、ほんの1時間30分ほどで到着です。
近くにこんな素敵な山上湖が至る所に存在するのがカナディアンロッキーの魅力でもあります。
そして、湖畔沿いを歩くとお花畑も点在していました。
お花好きな皆様、写真撮影が忙しくて、全く進みません(笑)

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レイクアグネスからビーハイブに登っている途中、眼下に先ほどまでいたレイクアグネスを見ることができます。
「急だな~と思ってたけど、来れるもんだね!!」、はい、ガイドにとってはそう言っていただけることが一番の喜びです。
皆さんなら、難なく来れると思ってました。

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ビックビーハイブの頂上から見るレイクルイーズとシャトーレイクルイーズの全貌です。
3時間前は、あのホテルからスタートしたんですよ。来てますね~~!!
それにしてもここから見るレイクルーズは本当に美しかったですね。この絶景はここまで歩いた人しか楽しむことができません。

この絶景を楽しみながら、ランチタイムを取りました。

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下山途中、レイクルイーズの源、ビクトリア氷河から流れる川辺に立ち寄りました。
これがあの神秘的な湖を作っている川ですよと説明したところ、「えっ、こんな泥水が??」って率直な感想。そうですよね、自然て本当に不思議です。
こうして氷河湖に流れ込む川を触れるところってそんなに多くないんです。
直接触り、体験していただくことはどんな説明よりわかりやすかったのではないですか?
これもハイキングの楽しみ方の一つですね。

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そして、再びレイクルイーズに戻ってきました。
今度は流れ込みを見学です。
どことなく、南国のビーチにいるような景色でしたね。

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最後にレイクルイーズの流れ込みにちょっとだけ足を延ばし、さっきの泥水??が神秘的な湖の色を作り出す現場をご覧いただきました。

いかがでしたでしょうか。レイクルイーズを駐車場付近から見るだけではなく、山に登り、上から見下ろしたレイクルイーズ、そして、その湖を作り出す源流、その川が湖に流れ込む現場を直に触り、歩き、見ることのできるこの周遊コースを楽しんでいただけたでしょうか。

新婚旅行でお越しの中嶋様ご夫妻はこの後トロントの方に観光に行きご帰国となりますが、またぜひ来てくださいね。

そして、N様とA様は、これからカナディアンロッキー最高峰のMtロブソンとバックカントリーロッジのスコーキーロッジを引き続きご案内させていただきます。


カナディアンロッキーはまだまだ神秘的な場所がたくさんあります。
ぜひまたロッキーでお会いしましょう!!


ヤムナスカ・ガイド植木 正幸 (うえき まさゆき)
ガイドプロフィールはこちらから



by ymtours | 2017-08-07 15:25 | 出会いの山旅 | Comments(0)

絶景の連続!ラーチバレーハイキング

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こんにちは、ヤムナスカガイドの永谷です。

この度は、新婚旅行でお越しの中嶋様ご夫妻をラーチバレーハイキングへご案内させていただきました。
天気は快晴。まずは朝日が差すモレーン・レイクを眺めてからの気持ちのいいスタート。
それでは張り切ってまいりましょー!
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長いスイッチバックを抜けた我々を待っていたのは、3000m級の山々が連なるテンピークス。迫力満点!!!

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森林限界を超えると、開放的な場所に出ました。
どこを撮っても絵になる景色。最高ですね〜。

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本日の目的地、ミネスティマレイクに到着。
お二人ともまだまだ体力に余裕があるご様子。そこで、この先のセンチネルパスまで行ってみることにしました!
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40分ほど、センチネルパスのコルの部分に到着。ここで、絶景をバックに仲良く2ショット!いいですね〜。

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ミネスティマレイクまで降りてきて、ランチタイム。絶景を眺めながら食べるご飯は最高ですね!

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GREAT DAYS! 天気に恵まれ、絶景を堪能した素晴らしい1日でしたね!

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下山後、再び展望台に登り、朝とはまた違った雰囲気のモレーンレイクを眺めて今回のハイキングは幕を下ろしました。

中嶋様ご夫妻、今回はありがとうございました!
ラーチバレーハイキングは楽しんで頂けましたでしょうか。
秋のラーチバレーも非常に綺麗ですよ!
またご一緒できることをお待ちしております!!

ヤムナスカ・ガイド永谷 有基(ながや ゆうき)
ガイドプロフィールはこちらから

by ymtours | 2017-08-06 13:02 | カナダの山旅 | Comments(0)

2度目の挑戦でついに登頂なるか! ロッキーの名峰 Mt.アシニボイン(3618m)

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皆さんこんにちは。ヤムナスカ・ガイドの谷 剛史です。
今日はカナダ、いや世界の名峰の一つ。Mt.アシニボインの登頂に、カナダ大のリピーターである小倉様をご案内させていただきました。

小倉さんは4年前、66歳の時にアシニボインロッジに滞在されました。
そして、その時に見たアシニボインの勇姿に感動し、3年前に弊社のアシニボイン登頂登山に申し込まれて初挑戦をしました。
この時、僕はアシスタントガイド兼通訳として参加させて頂きましたが、登山の様子はこちらのブログでご覧いただけます。

小倉さんはスポーツ畑でバリバリにやってこられた方で、
体力、気力ともに実年齢よりも遥かに若く、登頂する力は十分にあったのですが、
残念ながらこの時は天候とコンディションが悪く、登頂を断念。

しかし! 

今年は70歳の誕生日を記念してアシニボイン登頂にリベンジにやってこられたのです!!
小倉さんの2度目のアシニボイン挑戦。そして、70歳の誕生日はどうなったんでしょうか?

山行は登頂挑戦の3日前から始まります。
まず、最初の2日間はキャンモア周辺でのトレーニング山行を行いました。

〜〜 トレーニング 1日目 〜〜

初日は弊社の社名の由来にもなっている Mt.ヤムナスカ の登頂山行で体力のチェックを行い、同時に高度にも身体を慣らします。
トレーニングと言ってもそれ自体が楽しい山行であり、山の頂に立つ喜びを本当に教えてくれます。
所要時間は5−7時間、ぜひ日本人の方にも登頂してほしい山のひとつですね。
百聞は一見に如かず。どうぞご覧ください。

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カルガリーから車でバンフのあるボウ谷に入っていくと、まずは最初に見る山がこの Mt.ヤムナスカです。
ハイキングでショルダーまで上がるだけでも楽しいのですが、今日は登頂しちゃいます。
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場面は変わり、いきなりハイキングの終点です。この先はなんか難しそうと思いますよね?
でもそうじゃないんです。
一段、小さな岩場を超えると景色が開け、素晴らしい眺めが続くんですよ。
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どうですかこの岩場? きっとアスレチックが好きな人は楽しいと思いますよね。
もちろんザイルは入りません。

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そのあとは普通の登山道をぐんぐんと上がって行きます。
バックにはカルガリー方面へと続く広大な大平原が広がり、これぞカナダ!という景色を楽しませてくれます。
やはり稜線歩きは登頂の醍醐味ですね。
本番に向けたトレーニング山行とは言え、楽しまなきゃもったいないのです。
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こんなとこも通過します。大平原を見渡す抜群の高度感なのです!

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カナディアンロッキーの山には珍しい”鎖場”を通過します。
この日はアシニボイン登頂のトレーニングとして、ハーネス、ザイルを装着して歩きました。
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無事に山頂到着!
眺めは抜群なのは言うまでもないですね。奥にはカナナスキスの山々、振り返ればカルガリー大平原。
ヤムナスカ山に登ってよかったでしょ、小倉さん!!

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下山は違うルートを使います。下りも楽しいのがこの山の特徴ですね。
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下りのもう一枚。ヤムナスカ山の岸壁は、ロッククライミングのメッカとしてクライマーに人気です。
もちろん私はこの岸壁のクライミングもご案内できますので、いつでもお問い合わせくださいね。
小倉さんはわずか5時間半でこの日の全行程を終えました。しっかり準備されて来た結果ですね。

〜〜 トレーニング 2日目 〜〜

さて2日目はバンフ近郊にあるランドルロックで、マルチピッチのトレーニングです。
昨日の山行の疲れを癒しつつ、山のトレーニングを行うのがポイントですね。
ビレイや懸垂下降の練習をして、明日からのアシニボイン山行に備えます。
初心者にも楽しめる岩場ランドルロック。
ロッククライミングをまったく経験したことのない人ほど来て欲しい場所ですね。ガイドと行けば安心安全ですよ!
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岩場を登ればこの展望です! 有名なバンフ・スプリングスホテルの眺めを独り占め。
小倉さん、だーれもいない岩場での一服どうでしたか?
懸垂下降を何度も練習して、トレーニングは終了です。
準備万全。あとは天候を祈るのみ。

さてさて、アシニボインは小倉さんに微笑んでくれたでしょうか?

〜〜 いよいよアシニボインへリベンジの日 〜〜
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難しい判断を迫られていた。
前日の降雪によるコンディションの悪化により、核心のレッドバンドの通過にも時間がかかる。
「少しでも早く…」そんな願いも虚しく時間だけが過ぎていく。
その白き衣を纏いし美しくも厳しい”頂”の前にただ立ち尽くすしかなかった。
「これで終わりなのか。」
誰もがその言葉と戦っていたそんな時、
一人の男が呟いた。
何故やりたいかは自分でもわからない、でもまたやりたい。
そしてやってみないとわからないと。

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あれから3年…。

北米のマッターホルンと言われる Mt.アシニボイン。
しかし、本家マッターホルンより登頂率が低く、非常に厳しい山です。
理由としてはいくつかあるのですが、カナダの山域は面積が大きく、また入山にも時間がかかるため、全体的に挑戦する登山者が少ないこと。
そして、鎖やクライミングに必要な支点がほとんどなく、さらに登っている形跡がないためにルートを見つけるのが非常に困難なことです。
そのため、自分自身の登る力を高めないと登頂は難しいということになります。
裏を返せば、ありのままの自然、山がそのままの姿で残っており、登山の本質を感じることができる最高の山域ということですね。

では、ウンチクはこの辺にして、小倉さんとアシニボインの3年越しの素敵な片思いの話に戻りましょう。
果たして70歳の誕生日はどうなったんでしょうか?
どうぞご覧ください。

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入山日当日は最高の晴天。そして小倉さんの70歳の誕生日でもあります。
ヘリコプターでアシニボインロッジまでひとっ飛びです。
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アプローチルートも最高のロケーション!
アシニボインはいつも大きく美しいですね。
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登り始めると背後にはレイク・メイゴックとアシニボインロッジが見えてきます。
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アプローチはクライミング技術を必要とします。
実はここで消耗してしまう人も多いのですが、挑戦2回目の小倉さんは落ち着いて力を温存していましたね。さすがです。
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ロッジから4時間半。アシニボイン登山のベースであるハインド小屋に到着しました。
今回はハインド小屋からの動画を作ってみました。ご覧下さい。


アシニボインがすぐ近くに聳え立っているのが良くわかりますね。

天気予報や山のコンディションを確認し、明日登頂することを決めました。
そして、登頂日の朝。いよいよ小倉さんの2度目のアタックが始ます。
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朝3時に登頂開始。中腹でご来光を迎えました。
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登頂は決して易しいものではなく、すべての場面を必死で登っていきます。
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写真で高度感が伝わるでしょうか?
クライミングシューズではなく登山靴でのクライミングでは、より岩場の難易度が高くなります。
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ついにサミットリッジまで到達。
この日は風もほとんどなく、見事快晴!本当に天候に恵まれました。
さあ、ここまでくればもう一踏ん張りです!!
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WE MADE IT !!

午前7時20分。登頂成功です!
本当におめでとうございます!!
片思いは片思いのままが良いという人もいますが、
片思いが両想いになる瞬間は最高ですね!
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登頂の記念撮影では、ガイドの僕も一緒に入らせてもらいました。
今回、最高の天気の中で登頂できたことは、アシニボインからの誕生日プレゼントだったのかもしれませんね。

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見てくださいこの景色!
登った人間にしか決して見ることのできない世界がここにはあるのです。
この日は360度の大パノラマでした。

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下りは上り以上に時間をかけ、慎重に行動しました。
山岳事故の7割は下山途中に起きると言われていますが、アシニボインほどの登山になるとかなりのエネルギーを消費していますからね。
落ち着いて、一歩一歩しっかりと下っていきます。
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無事にハインド小屋に帰還。
そして、人生最高の一服の時。

小倉さん。
3年前のあの日、あの登れなかった時、僕たちは約束しましたね。
僕がACMGアルパインガイドになったらアシニボインを登りに戻って来てくださいと。
そして、小倉さんは70歳まで体力気力ともに充実させて戻ってくると。

今回、見事に日本人ガイド、日本人ゲストにより初のアシニボインの登頂を成功することができました。

小倉さん、今回のアシニボイン登頂、おめでとうございます。
僕もガイドをさせていただき、本当に幸せでした。

『何故やりたいかは自分でもわからない、でもまたやりたい。そして、やってみないとわからない。』
小倉さんの言葉が印象的でした。

ぜひ皆さんもそれぞれの一歩を踏み出してください。
ヤムナスカガイドは全力でその夢を叶えるお手伝いをさせていただきます。
そしてまだ見ぬカナディアンロッキーの頂があなたを待っています。

最後に、改めて、
小倉さん、アシニボイン登頂、本当におめでとうございます!!


by ymtours | 2017-08-06 06:30 | 登頂 / クライミング | Comments(1)

神秘の湖 レイクオハラ 中嶋様ご夫妻新婚旅行の旅

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こんにちは、ヤムナスカガイドの植木です。

今回は、新婚旅行でお越しいただきました中嶋様ご夫婦を秘境レイクオハラにご案内いたしました。
お二人は、6月に挙式を済ませ、その後お仕事の関係により、つい1週間ほど前から一緒に暮らし始めたという新婚ホヤホヤのご夫妻です。
本当に仲の良いお二人を見ていると、絶対に良い思い出を作ってあげたいという思いが強くなりました。

お二人のお仕事上、毎日のように山に入り森林の管理をされているようで、山を歩くことはお手の物!!ってことで、超健脚の方向けのスペシャルコースにご案内いたしました。
コース概要は、
レイクオハラ → レイクオエサ → ヤクネスリッジ → レイクオハラ大展望地 → オパビンレイク → オパビンプロスペクト 

という盛りだくさんのコースです。
この日を本当に楽しみにしていたお二人にはぴったりの満喫コースだったことと思います。

では、いつもの専用バスからスタートです。

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このスペシャルバス(スクールバスです)がレイクオハラのスタートです。
一般車両が通行できないここは、3時間歩くか、30分バスに乗るかの2択しかありません。
バスの予約は、たとえて言うなら超難関の東大に合格するくらい??競争率が激しい狭き門なのですよ。
今回は、見事この難関を潜り抜けてバスの予約を取り付けました!!まずはこれだけでもおめでとうございます!!

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到着後、レイクオハラ湖畔を歩いて、鏡のようにきれいなレイクオハラと将来宿泊する予定?のオハラロッジをバックに。

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レイクオエサへの途中、滝の真横を通過します。
暑い日には最高に涼しい場所でした。 マイナスイオン、気持ちよかったですね。

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この時期、最も最盛期を迎えるヤナギランの群生がお出迎えです。
お二人とも撮影タイムで大忙し!!

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レイクオエサに到着。ミルキーブルーがとっても素敵な湖畔で仲良く撮影タイムと美味しいお昼をいただきました。
さて、ここでパワーアップ。ここはまだ3分の1しか来ていません。ここからが本番ですよ!!

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オエサを離れ、ここからヤクネスリッジに入ります。景色は最高、お腹も満腹、エネルギー満タン、レッツゴー!!

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ヤクネスリッジはガレ場と絶壁のちょっとスリリングな道を行きます。健脚のお二人には笑顔で難なく通過しました。
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着いたところはレイクオハラを見下ろすことのできる、大展望地でした。この角度からレイクオハラを見るのが一番美しいと思います。
適度な雲と、太陽の光が湖を照らした時、神秘の湖レイクオハラがお二人をお出迎えです。

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そして、オパビンレイクを通過して、箱庭のようなハンガービーレイクに到着。
オパビンプロスペクトのカラマツ林を通過していると、日本庭園を見ているかのような感覚に陥ります。

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最後の目的地、オパビンプロスペクトから見るレイクオハラとマリーレイクを高台からお楽しみいただきました。
どの角度から見るレイクオハラがよかったですか?

この日は全部で8つの大小さまざまな表情を楽しませてくれた湖巡りにご案内いたしました。
レイクオハラを堪能できるこのコースは、新婚のお二人のためにあるような素敵なコースです。
次は秋のキャンプですかね?まだまだご案内できる場所がありますよ!!

仲の良いご夫婦をご案内させていただき、本当に楽しかったです。ありがとうございました。
この後2日間もどうぞよろしくお願いいたします。

改めて、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。


ヤムナスカ・ガイド植木 正幸 (うえき まさゆき)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2017-08-05 15:23 | カナダの山旅 | Comments(0)

遂に実現!究極のオーロラ体験 イヌビック・ツアー  第一話 やっとツアーが生まれるまで

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『究極のオーロラ体験』を実現させたい。

ヤムナスカ・ユーコン支店に腰据えて10年の 本山直人 です。

上の写真のようなオーロラをたくさん浴びたい!
世界で最も凄いオーロラ体験ができるツアーを創りたい!

 そんなオーロラツアー やっとできたんです。
今日は、その小言、第一弾です。

『多種多様なオーロラの世界』

オーロラと言っても、いろいろあるんですね。
上の写真ようなオーロラ爆発は、私がよく言う『猿でもオーロラとわかるオーロラ』です。

しかし、このようなオーロラもあります...
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低めで、強さもそこまではない。
よく『オーロラって白いんですね。』とか、
『カメラじゃないと見えないのですね。』
とか言われることがあります。

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『オーロラってすごく揺れるものかと思っていました。』
こ~んなことをお客様に言われると、
ガイドとしては『はぁ~、出てくれよ、どでかいの...』とか、
『もっと揺れろよー、オーロラ!!』と思うわけです。

『すごいオーロラ体験は、本当にすごい!』

どでかいやつは、本当にすごいんですよ!
一緒に見ているお客さんから雄叫びがあがりまくるんです!
『きゃ~、きゃ~、なんなのこれぇ~』『うわぁー、うわぁー、うわぁー』と、
ほとんど場合、よくわからない感嘆の言葉しか出てきません。

ツアーを行っていると稀に空振りで何も観えない、満足いくレベルのオーロラが出現しない、
なんてこともあるのですが、やはりオーロラ ツアーは『猿でもわかるオーロラ』が見えないと!
という気持ちになるのです。

『いろいろな場所へ行きました。』

私も10年ホワイトホース ユーコンに住んでいますが、
オーロラマニア(主に現地の写真家達)とはよく情報交換をします。
『あそこがいいみたいだ』、『あそこで凄いのを観たよ』、『あそこはどうなんだろうなぁー』
皆それぞれの意見がありますが、実のところ噂ばかりで実際に検証した人が多くありません。
世界は広いですからね。

そもそもオーロラは『オーロラベルト』の下に行かないと意味がないわけで、場所によって特徴も様々です。
オーロラマニアの中で話にあがるのは、このどこかのエリアというわけです。
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カナダ、ユーコンだけで考えても、そもそも道が少く、車で行ける場所というのは実は多くありません。
私はホワイトホースに住んでいますが、『ホワイトホース → ドーソン』間で500㎞はありますからね。
つまり『東京 → 大阪』とほぼ同じ。
ユーコン準州自体が日本より大きいのです。
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それでも、長い時間かけていろいろなエリアに足を伸ばしてきました。
噂の場所、自分が理論的にいいと思う場所、などなど、
東に、西に、ちょっと南に、北に数百キロまで偵察に行ってきました。
時には、数百キロ離れた場所にいる仕事仲間と連絡し、
『こっちはこんなだけど、そっちはどう?』
などと携帯でやり取りしながら、場所での違いをチェックしたこともありました。
しかし携帯が圏外が多いユーコンでは、こんなこともできる環境が多くないことは確かです。

『ずっと気になっていたエリア。』

そして、ついに地図の一番北にある『イヌビック』という場所に行くことができました。
イヌヴィック、イヌビクなどとも呼びますが、ここではイヌビックにさせていただきます。

この場所はオーロラマニアの間で常に噂になり、オーロラの振る街と呼ばれていた場所でした。

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『北の大地 と オーロラへのあこがれ』

イヌビックという北の果ての街は、
なによりも私自身にとって憧れを抱く先駆者達、彼らの軌跡と共鳴するロマンの土地でした。

きっと共感してくれる人もいると勝手に思い、書かせてもらいます。
もしご存じない方がいらっしゃったら、是非ググってみてください。

星野 道夫 さん

言わずと知れた北の旅人!
星野さんがシュシュマレフ・アラスカの写真になぜか惹かれた感覚。
私にとっての今回のイヌビックへの衝動は、これに似た感覚だと勝手に思ってます。

植村 直己 さん

こちらも言わずと知れた日本を代表する登山家・探検家。
植村さんは北極点を目指すため、北極海の村で過ごしながら犬ぞりの訓練を行いました。
オヒョウ釣りや、ハンティングの話、彼のストーリーも北の大地でのものでした。

アラスカ物語 フランク安田

北のモーゼと言われ、北極圏で活躍した日本人。
彼が作ったビーバー村はイヌビックからは南ですが、彼も北極海に面する小さな集落からスタートしました。

極北の風雲児 和田 重次郎

この方は上のお二人よりは有名でないかもしれませんが、まさに風雲児!
犬ぞりで極北の原野を駆け回った人です。
当時、社会的にも地位が低かった日本人の中で、極北で大暴れしたバイタリティーあふれる非常に魅力的な人なんです。

この偉人達のストーリーの中にもオーロラは必ず出てきます。
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そして勝手に、彼らもこんなオーロラを観ていたんだろうなぁーと、感慨深くなるわけでございます。

さあ、いざイヌビックへ! いよいよ北の果ての街に降り立ちます。
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by ymtours | 2017-08-04 10:54 | オーロラの旅 | Comments(0)

親子のラーチバレーハイキング K様


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皆さん、こんにちは。ヤムナスカガイドの植木です。

本日、素晴らしい快晴の中、日本から2人でお越しのK親子をラーチバレーにご案内させていただきました。
雲一つないこの日は、本当に素晴らしいハイキング日和となり、10歳の息子さんも「気持ちい~!!」の連続の日でした。

バンフ国立公園では非常に人気のレイクルイーズのすぐ近く、モレーンレイク湖畔からのスタートとなるこのコースは、人気エリアにもかかわらず、人ごみのないハイキングと絶景の両方をいっぺんに楽しむことのできる超お勧めのコースです。

それでは、お二人のラーチバレーハイキング、スタートしましょう!!

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モレーンレイクを一望できるこの場所は、駐車場からすぐの高台(Rock Pile)からです。
湖面がようやく日の光を浴び始めた早朝は、風もなく鏡のように湖面に映るテンピークスが素敵な場所です。
ここをスタートと思っていたN君、ごめんなさい、ここはまだラーチバレーのスタート地点ではありませんでした(笑)

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今回のN君の最大の目的はこの地リスですね。待っててね、たくさん見れる場所にちゃんとご案内しますよ!!

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はい、お待たせしました、超至近距離のリスです。「触りたーい~~!!」、実現できるほどの至近距離にひょこっり顔を出してくれました。

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足元に現れたリスに、お母さんもついつい足を止めてゆっくり写真撮影。

20匹くらいは見れたかな?

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ハイキングポールをかっこよく持って、指をさす方向はテンピークス。まさに将来の山岳ガイドの様です。
お母さんのガイドさん、かっこよかったよ!!

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元気よく先導してくれました。お母さん、はぐれないようにしっかり息子さんの後をついて行ってください。
N君、それにしても頼もしい姿ですね。

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途中の急な斜面も余裕でガンガン引っ張って行ってくれてましたね。もう少しでゴール、頑張って!!

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当初のゴール地点はすでに到着しています。が、奥のジグザグの斜面の頂上に人影が見えると、
「せっかくだから行きたい!!」とのご要望、ガイドとしてはできる限り希望を叶えるのが仕事です。ということで、行っちゃいましょう!!
ここから先はちょっと危険な場所があるので、出発前に注意事項を説明して、さあ、レッツゴー!!

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ちょっと登ってみたら、見た目以上に急でした(笑)。N君お母さんをちゃんとご案内しているかな?? ん??N君、お母さんに押されてる??
でも、景色は超最高でした!!後ろのテンピークスがさらに近くに感じられます。
「登ってよかった!!」の言葉、嬉しかったですよ。雪も触れて大満足でしたね。

N君、気持ちよくって「ヤッホ~~!!」って何度も叫んでましたけど、
「なんでみんなヤッホ~~って言わないの?」って、、、、それはね、日本語だからだよ(笑)

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40分ほどで到着です、よく頑張りましたね。予定通りのコースタイムに自信はついたかな?
達成感を味わうことができました?

ゆっくりこの大展望地でランチタイム、こんな素敵なレストラン、来たことないでしょう!!誰もが来れるところじゃないですもんね。
頑張って歩いたから見れる絶景を存分に楽しんでいただきました。

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帰りは迫力のテンピークスを目の前に見ながら下山です。
仲良く手をつないで帰りましょう。

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最後、椅子のような木の幹に座り、N君ガイドさんからの講義で終了となりました。

N君、お母さん、快晴のラーチバレーはいかがでしたか?
いつかまたカナディアンロッキーに来て、違う景色もご案内させてください。
その時はN君、もっともっと頼もしい男の子になってるね、楽しみにしています。

またお会いできる日まで。

ヤムナスカ・ガイド植木 正幸 (うえき まさゆき)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2017-08-03 08:45 | カナダの山旅 | Comments(2)