カテゴリ:登頂 / クライミング( 15 )

カナダの名峰、テンプル山 登頂 3544m

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ヤムナスカガイド谷です。
今回は、山にハマりにハマっているNさんをMtテンプルに登頂ガイドをさせていただきました。
Nさんは3年前から山登りに目覚め、北アルプスの劔、槍穂に足をのぼし、世界の名峰という写真集で見た、Mtテンプルを今回登りたいということで行って来ました。

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冒頭の写真とともに雪が多すぎました。完全冬山でした。

結果からいうと、季節外れの大雪にため、途中で断念。
これは山と向き合う以上仕方ないですね。
ですが、このテンプルのいいところは、なんとアプローチがあのラーチバレー、登山の始まりが、センチネルパスという
それだけでもカナダを代表する、ハイキングエリアなので、始まりも、終わりも二度楽しめるという素晴らしいロケーションなのです。
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ラーチが綺麗です。黄金色ですね。朝は貸切状態でした。
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雪と唐松の黄葉のコントラストがいい。

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最後は雷鳥、冬毛に変わり始めで彼らも予期せぬ大雪にまだ体が追いついて行ってなかったですね。
登頂はダメでしたが、ラーチバレーのハイキングと雷鳥に癒されましたね。

Nさん、今回は残念でしたが、まだ次回カナダの高峰にチャレンジされるときは、またご案内させてください。
そして今後も世界の山々の頂を目指すNさんを応援いたします!

この度は誠に有難うございました。

ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
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by ymtours | 2018-09-21 06:57 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

憧れの頂へ、モレーンレイクから、テンピークス登頂。(8/15/2018)

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ヤムナスカガイド谷です。

ヤムナスカ山カスケード山が登頂した森さん。
次に向かうのはあのカナダの旧20ドル札のモデルでもあるテンピークス!!

モレーンレイク観光や、ラーチバレー、センチネルパスのハイキングに行った人なら必ず写真に撮ってるあの山。
え?登れるのって思った方がいると思いますが、登れます。見えている山は全て登れるんですよ。

ただしこの山は一筋ならでは行きません。
アルパインクライミングと呼ばれる、全ての登山、クライミングの技術を要していないと登れないですね。
しかも素泊まりの山小屋で2泊なので重いザックも背負ってのクライミングは簡単じゃない。

でも大丈夫、トレーニングを必要としますがそこはアルパインガイドにお任せあれです。
そして森さんはちゃんとヤムナスカでトレーニングしました。そして11年毎年カナダで登って来たわけです。

つまり時は満ちたわけですね。
ちなみにこういう説明すると森さんがなんか超絶すごい人のような感じなので補足すると、
登山の経験はありますがクライミングは初心者で一年に一回カナダでする程度です。
ただ、ビレイ、懸垂下降、クレバスレスキューに必要な特殊なロープの結び方など
基本的なロープワークができるということです。

さあ早朝のモレーンレイクを出発!!
2年前に見たテンプルからのテンピークスの頂へ立てるのでしょうか!!始まり始まり。
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まずはモレーンレイクの端にあるワイヤーと倒木を使って川を渡ります。
荷物が重い、そして濡れて滑りやすい倒木なので慎重に。
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クライミングルートに取り付きます。
今、森さんにビレイ(確保)してもらって僕は登ってるんですよね。
ありがとうございます。
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核心の鎖場。鎖場ですが5.6というグレードがついているんで
日本の鎖場とは少し違う感じですね。
それはともかくこの角度からモレーンレイク見たくないですか?
素晴らしいですよ。
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見てください。Mtテンプルとモーレンレイク。
そしてこの高度感。信じられないでしょ。こんなとこにいるんですよ。
たしか2年前まではテント泊で十分って言っていましたね。。。
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そしてアルパインクライミングは氷河も横断しないといけません。
もちろん安全にロープを結び合って小屋に向かいます。
ちなみにバックに写っているにはテンピークス No,1の山、Mtフェイ 3234m です。

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明日登る、Mtリトル 3134m(No,2)と今夜の宿
ニールコルゲンハット。
着いたぜ。

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着いた後は小屋のテラスでのんびり。プライスレス。
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この小屋はカナダ最高所の山小屋でアクセスがクライミングを要し難しいので
登山者の楽園とも呼ばれています。
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翌日は2つピークを登ります。まずは2番目の山、Mtリトルから。
岩稜を上がればそこは…。
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サミット!!
カナダの山には頂上に道標はありません。
自然のままにがコンセプトなんですね。
なんで十字架やマリア像、もしくは標高幾つとか書いた道標などは一切ありません。
そこが素晴らしいわけですが、頂上の記念にはサミットレジスターと呼ばれる箱や筒があり名前を残すことができます。

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書いて行きます。
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そして入れる。これれまで幾つのサミットレジスターに名前残してきました森さん?
結構な数になりますね。
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小屋に一旦降りて反対側テンピークス3番目の山,
Mt ボウレン 3206m に登りましょう。
この山はモレーンレイクから一番大きく見える山なんです。
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ほぼ歩きで無事登頂!!
二個目のサミットレジスターですね。
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小屋からの帰りは懸垂下降で。
安全に降りました。
右後ろに見えるのは3番目の山、Mtボウレン。

無事登頂できてどうでしたか森さん?
あなたが求めれば、いつだってその山に登れるわけです。

自分で限界を決めないでくださいね。僕はすこーしだけですがあなたの背中を押すことができるので
いつでも登りたい山を言ってください。全力でサポートします。
さてアルパインクライミングという新しい扉を開いた森さんは来年は如何に?
乞うご期待です。

さてこれで今年の森さんの山旅は終わりです。
三部作になりましたが、一つずつ読んで見てください。
なぜなら、これを一週間でやる必要はないからです。

どの山の登頂もメインディッシュに匹敵するほど素晴らしいので、ぜひカナディアンロッキーに登りたいと思う方は
ヤムナスカ山、カスケード山、そしてテンピークスのどれか一つを旅のハイライトにしてはいかがでしょうか?
ぜひ皆さんとカナディアンロッキーで会えるのを楽しみにしています。では


ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
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by ymtours | 2018-09-07 08:56 | 登頂 / クライミング | Comments(4)

バンフの象徴 カスケードマウンテン 2998m 登頂 (8/13/2018)

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ヤムナスカガイド谷です。

さて森さんの第2弾、はバンフストリートから見えるあの山、カスケードマウンテンの登頂です。
第一弾の模様はこちらからご覧ください。

バンフに来た人はどこ国の人であろうが誰もが一枚は必ず写真をとったであろうあの山です。
そしてその何人かあの山に登れるのかな〜とも思ったはずです。
そうそれは森さんも一緒、写真に撮った憧れの山に今日挑戦するのです。ワクワクしますね!!

さて無事登頂できたのでしょうか?始まりです。

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スタートはバンフの近郊、車で5分のMTノーケイ、スキー場から。
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朝の霧が上がり雲海の中登って行きます。なんて贅沢。
そして神秘的。
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目指す頂上は右の偽ピークの左奥。

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ちなみにカスケード山は化石の宝庫でもあるんで、結構な確率で
見つけることができます。
ちなみにこれは一体なんだ?
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貝の化石ですかね。ロマンがありますロッキー。

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岩も慎重に越えて行きます。
このレベルはもう慣れたものですね。
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最後の登りは息を整えてゆっくりゆっくり。
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僕も一緒に撮ってもらいました。
後ろのはレイクミネワンカ。
頂上まで来ないと見えないのがニクいやつですね。
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頂上からの眺めを楽しみ。格別ですね。
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山から降りてバンフで登った山を眺めながらの食事は、お金では買えない贅沢の一つです。
こういう登山をバンフスタイルと呼びます。
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登った山は下から見ても格別なものです。


この山は健脚な方なら特別なトレーニングなく登頂できるので、ぜひ皆さんトライしてくださいね。
さていよいよ本番である、テンピークスの登頂に向かいます。楽しみです!
最終章、テンピークスの模様はこちらからご覧ください。

ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
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by ymtours | 2018-09-07 08:55 | 登頂 / クライミング | Comments(2)

ロープトレーニングとともに <Mt.ヤムナスカ登頂> (8/12/2018)



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ヤムナスカガイド谷です。
さて今年も帰ってきてくれましたロッキー11年目、ロッキー大好き森さんの今年の目標はあのテンピークス登頂とバンフの象徴カスケードマウンテンです。

カスケードマウンテンはロッククライミングのテクニックはいらないので体力さえあればいいのですが、テンピークスはクライミングができないと登れないので、初日はロープワークを兼ねてMtヤムナスカに行ってきました。

まずはヤムナスカブラフと呼ばれる、駐車場から20分ほどのハイキングでいける岩場で、確保、懸垂下降、クレバスレスキューを学びます。

森さんはここまでバックパッキングから始まり、スクランブルと呼ばれるロープを使わない登頂、そして氷河縦走と着実にステップアップしてきました。

そして今回はいよいよアルパインクライミング。
そう、アルパインクライミングとは日本語にするとアルプスで行われている登山。
つまりロープを使って岩場を登り、氷河を渡り、時にはアイゼン、ピッケルをつけ岩稜を越えピークに立つ。

しかも泊まる用意持って、はっきり言って全てをできる人にしかできない登山をするわけですね。
ただこう書くと森さんしかできないってなりそうなので補足すると森さんはカナダでしかクライミングしませんので一年に一回この時期しっかり練習して思い出す必要があるんですね。
森さんの過去の山行の一部はこちら→




ちなみにヤムナスカ山って社名になるくらい有名な山なんです。
なぜならここがカナダのアルパインクライミングを育てた発祥の山といっても過言ではないからです。
そう日本でいうと谷川岳みたいな感じですね。でも谷川もそうですか、クライミングしなくても普通に登山で
登頂できるのでハイカー、クライマーともに非常に人気のある山なのです。

森さんの今年の登頂記をご覧いただきましょう!


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クレバスレスキューの練習中。結び方を写真で撮ってと…練習熱心です。

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もちろん必須である懸垂下降の練習もしますよ。
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ついでに登っちゃいますよ。クライミングはトップロープで安全に楽しくですね。
そしてトレーニングはほどほどに、登頂もしちゃいましょう。
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ハイキングでショルダーまで歩けば、簡単な岩場が待ってます。
ぐいぐい登りましょう。笑顔が溢れる。
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鎖場も難なく通過です。ヤムナスカといえばこの鎖場の通貨も醍醐味。


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そして山頂到着。薄曇りの天気でしたが、比較的眺めも良く登山も満喫。
とにかくこの山は高度感が素晴らしい。最高でしたね。


皆さんもロープワークは置いといてぜひこのヤムナスカ山からロッキーの登頂をしてはいかがですか?
山の経験のないカルガリーの人たちが登れる山なのですが、非常に高度感があって楽しめる山なのでおすすめです。
さて森さんはヤムナスカの登頂も無事果たせ、ロープワークもできたところで、次はバンフの象徴でもある山、カスケードマウンテンへ向かいます。
第2弾の模様はこちらからご覧ください。

ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
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by ymtours | 2018-09-07 08:54 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

カナダの名峰、Mtテンプル(3544m)登頂



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ヤムナスカガイド谷です。
今回は僕と同じ出身地、共通の知り合いが多い、そして山が大好きという共通点が多い塚原様を
カナディアンロッキーの盟主、Mtテンプルの登頂にプライベートでご案内させていただきました。

標高差約1800mを一日で登って降りて来る。体力的には非常に大変なのですが、
日本の山で鍛え、海外の登山も楽しまれている塚原さんには楽しく登れるぐらいだったかもしれないですね。

ちなみにテンプル登頂の情報は下記のブログを読んでいただければわかります。

では登っていきましょう!!

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標高3544mのレイクルイーズエリアではいちばんの標高を誇るテンプルは
頂上直下に氷河を抱くロッキーを代表する山の一つ。
この写真は北壁で1600mの標高差を誇る大岩壁です。
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朝5時にバンフを出発し、登り始めます。
この日は煙と朝靄でラーチバレーでは展望はあまり望めませんでした。
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ですがセンチネルパスから登り始めると青空が出て来始めて…

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岩場の通過も慣れたものです!!さすが毎週クライミングに行っているだけありますね。
冒頭の写真は難所を越えた後の頂上稜線。
ここまでくればもう一息です。

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テンプル氷河の上にも乗っておきましょう。

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サミットレジスター(名前などを書いたメモ入れれる箱)と共に写真をパシャリ。

テンプル登頂おめでとうございます。
本当に素晴らしいペースでした!!
9時間20分で往復です。
こちらの北米人を含めてもこのペースで登って降りた人は僕は見たことないですね。
金剛山トレーニングの賜物ですね。

塚原さん、ぜひまたいらしてください。
次はもっと登攀が入る素晴らしい山にご案内させて頂きますよ。
では!!


ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
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★関連ツアーページ★
プライベート登頂ツアーは、こちらから参照いただくことができます。


by ymtours | 2018-08-18 13:53 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

ロッキーでロッククライミング

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こんにちは。ヤムナスカガイドの山田です。
先日のレイクオハラに続きまして
佐藤さまのロッククライミング編を担当しました。

カナディアンロッキーは読むがごとくカナダにある岩山のこと。
至る所に皆様が「おおっ」と見上げる険しい山々が存在します。
ハイキングに来られた方も、実際に岩と戯れて、より高みから景色を楽しむことのできる
ロッククライミングにも挑戦して欲しいと思っています。

今回、ベテランクライマーの佐藤さまと目指した岩壁は写真中央の壁
イーストエンドオブランドル(通称EEOR)の「True grid 10a , 160m」です。

水野が担当したレイクオハラのブログへのリンクです。

ハイキングとロッククライミングのコンビネーションは
ロッキーを100%満喫できること間違いなし。

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でもこの日は生憎の小雨。
少し登った所で佐藤さまと相談した結果下りることに。
生粋の山屋であるお客様は自然との向き合い方も紳士でした。

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さてここからが、私の腕の見せ所になります。
現地人ならではの経験で次の目的地へとご案内しました。

雨量が少なく乾燥しているロッキーは
全く登れないことは滅多にありません。

ローカルに人気の「クーガークリーク」へ移動。
高さ20m程の岩壁を沢山登って頂きました。

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登ります。

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クライミングには笑顔が付き物。
身体一つで高みを目指します。

佐藤さまの満面の笑顔を見ると楽しさが伝わってきますね。

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壁のてっぺんからクーガークリークを一望できました。
高度感が素晴らしい。
小さくハイカーも見えますね。

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対面には別のクライマーが登っていました。

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ロッキーの山々が隆起したことを物語る地層がありました。
太古の堆積物を肌で感じるという経験も素晴らしい。
これも手掛かりとして登ります。

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ロッキーのクライマーやハイカーは犬連れが多いです。
パックの中身が気になるのかな??

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一日の最後に岩峰の頂上で記念撮影しました。
今回、一緒にロープをシェアできたこと嬉しく思います。

佐藤さま、来年も夏のロッキーに戻って来て下さい。
ヤムナスカ一同お待ちしております。


ヤムナスカ・ガイド山田 利行 (やまだ としゆき)
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by ymtours | 2018-08-12 15:07 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

バカブー州立公園 - ハウンド・トゥース登頂

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ヤムナスカガイド谷です。
今年も戻ってきてくれました安達さん、昨年に続き世界最高のクライミングエリア、バカブーです。
さて今年は去年の氷河トレッキングの時に見えたHound tooth(冒頭の写真)というピークに登りたいとのリクエストをいただきました。

昨年のブログはこちら↓


もちろんお答えしますよ。見えてる山は全て登れる山なんです。登頂でしたら私にお任せください!

さて初日はいきなりバカブーには入らず、観光で有名なコロンビア大氷原で氷河トレーニング。
でもトレーニングといっても素晴らしいロケーションで学べばより習得も早いし楽しですよね。
ちなみに安達さんアイゼン人生2回目です。
雪上車もいいですが、ガイドと一緒に安全に氷河の上を歩くってのもオススメです。
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基本的なアイゼンワークや氷河上のロープワークを教えさせていただきました。
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大きなクレバスももう怖くないですね。どちらかというと美しい。
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クレバスの中に懸垂下降で入ってグレーシャーブルーを堪能しました。
アドベンチャー!!
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練習もバッチリ。さて車はバカブーに向けて出発です。
今晩のお宿は川沿いのキャンプサイト。
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ガイド、お客さんの合作。地ビールと共においし〜くいただきました。

さてバカブーへの入山です。
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安達さんが指差しているあの山がハウンド・トゥース、直訳で犬歯ですねー。なんか可愛い。
あんな尖った山に登れるの?というか山というより岩塔?
登れます。みなさん登ることができるんですよ。

ちなみに今回は登頂なので、アプローチなどは情報は冒頭の過去のブログを参照してください。
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翌日に備えてボルダーキャンプ場でゆっくり。明日に備えます。

さて登頂日。

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朝暗いうちに起きて、歩き始めると明るくなってきた。
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去年のハイポイントで余裕の昼寝?
これも贅沢ですね。

その時の動画。
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登頂成功!!
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バカブー氷河がでかい!!
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サミットショット。今回は僕も写らせていただきました。
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懸垂下降とハウンドトゥースと大氷河。絵になります。

無事キャンプに帰ると、夕ご飯〜。
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ロコモコ丼うまかった。
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そしてお休みなさい。

さて翌日はコンディションも良く、2日目に目標の山を登れたのでもう少しハードな
Pigeon Feather ピジョンフェザーの登頂にしました。
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難所である、バカブー・スノーパッチコルを登る。眼下には去年登ったイーストポストが見える。
コルを越えれば
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この景色。下の動画もどうぞ!!




まさに最高のエリアですね。ぜひもっと沢山の人に来て欲しい。
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ピジョンのコルに到着。他のクライマーも続々と登って来てました。

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僕たちはこの真ん中の氷河を抱いた白いピークに登りますよ。
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急なアイスクライミングをこなせば、




最後のサミットプッシュの動画です。

頂上からは最高の景色。おめでとうございます!!
来年の目標も決まったようですね。
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そこに行けば、また新たな目標が見えてくる。山とはそういうものかもしれないですね。
安達さん、今回も素晴らしい経験ができましたね。また一緒に次に進みましょう。


さていかがでしたか?「こんな場所、私には難しすぎて」「これは敷居が高い」なんて思った人もいらっしゃると思います。
でも、もしあなたが行きたい場所がその山なら、ぜひその扉を叩いてください。
日本で頂上に立ってるのにカナダで立てないわけはないわけですから。
一緒に一歩を踏み出しましょう!

ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-08-05 04:25 | 登頂 / クライミング | Comments(2)

村上様、佐藤様 ロッキーの秘境ゴーストエリア、アイスクライミング

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ヤムナスカガイド谷です。

皆さまあけましておめでとうございます。
今回のブログはカナダにアイスクライミングにこられた村上さん、佐藤さんの旅をご紹介。
お二人は過去3年間すでにアイスクライミングのガイドをヤムナスカに頼んでいただいており、ご自身でこられるのはもう5年連続でいらっしゃっているカナダのアイスクライミングが大好きなお二方。

カナディアンロッキーというと、ハイキングや氷河観光のイメージが強いですが、実はヨーロッパから一番お客が来るのがこの冬のアイスクライミングなんですよ。
バンフは夏より冬の方がヨーロピアンが多い。
理由はここカナダは世界一のアイスクライミング天国だからです。
ヨーロッパにはこのレベルのアイスがあるのですがアクセスがとにかく悪いか、昨今の暖冬で登れないのです。

実は今回お二人は昨年トライしたソーサラーというアイスクライミングのルートをリベンジでいらっしゃったのですが、コンディションが悪く登れない状態だったので GBUというアイスルートへ予定を変更しました。
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ソーサラーの一枚。
チリ雪崩がすごい。一ピッチ目氷がない。ここに来る前の週がとても寒かったのでいい状態を当てることができなかったです。
ですが、ここまで2時間のラッセル、朝3時起き。しかもこのルート2回目…。
二人とも「これは登れないから景色を楽しもう」とあの笑顔。山というものを知っている感じがしました。感服です。

さてそうと決まれば、次のアイスクライミングルートへ。
このカナダは一つダメでもいくらでも選択肢があるのです!!
車を横付けですぐに登れるルートを案内させていただきました。
冒頭の写真がそうです。
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GBUを登るお二人。さすがに早い。
そして後ろにはトラックが。え、でも道も駐車場もないじゃんと思った方。
このゴーストエリアはこれが醍醐味なんですよ〜。北米でオフロードバギーを乗るのもいいですが、このゴーストに来ればアイスクライミングと両方楽しめる。すごい。
もちろん写真通り川には橋はないのでトラックで渡って来ました!!
ワイルドでしょー。
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僕の登りも撮っていただきました。
佐藤さんのヘルメットにいつのまにかヤムステッカーが!!




ムービーです。よかったらどうぞ。臨場感たっぷり。

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そして夜は日本人のアイスクライマーの皆さんと夕食会。
この年末年始、この写真に写っていない沢山の方がアイスクライミングしにカナダへ来てました。
全行程の1日でもぜひヤムナスカに頼んでいただければ、自分たちでは不安な場所も安心安全にガイドさせていただきます。
特に5級6級のハードルートは僕にお任せあれです。
満足すること間違いなし。


ではまた冬のカナダにいらしてください。お待ちしています。

ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
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by ymtours | 2018-01-11 09:39 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

バカブーズ 悠久の時を感じる大氷河と岩塔群

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ヤムナスカガイド谷です。
今回は、安達さまを花崗岩と氷河のバカブーへ御案内。
ロッキーは知ってるけどバカブーってどこという話ですが、お隣の山脈になります。
この山域は前年、別の方々も登られていて人気が少しずつ出て来ています。
日本人には知られていないですが北米人だけでなくヨーロッパ、世界各国からたくさんの登山者が集まる
世界最高峰の場所になっています。

では行って見ましょうか!!

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登山口にて。今日は標高差700m登り一つ目のキャンプサイト、ボルダーキャンプグラウンドまで向かいます。
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バカブー名物、チキンワイヤー。
えっ何してるのって?山嵐(ヤマアラシ/porcupine)にタイヤのゴムを噛まれないように防護柵を作っているんですよ。
入山前の一仕事。これもまた楽しい。
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ヤナギランが咲き乱れる登山道をゆっくりゆっくり登っていきます。
後ろはバカブー氷河。

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はしご場もあります。
今日は初日、安全に焦らずいきましょう。
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本日のお宿、ボルダーキャンプグラウンド。
重たい荷物を降ろしてのんびり。

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少し歩けばすぐそこに氷河が手に届きそうな距離。
あそこを歩くんですよ安達さんって言ったら少し驚いてましたよね。


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翌日はまず世界最高のキャンプサイト、アップルビーを目指します。
奥に見えるイーストポストは今日登る山でもあります。
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到着です。ここがアップルビー!!
僕はここよりすごいキャンプサイトを知らないですね。
誰もが認める世界最高の場所。
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さて荷物を置いたら、軽い荷物でイーストポストの登頂に向かいましょう。
もちろんヘルメット、ハーネスは必要ですよ。
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稜線に上がればこの景色、とにかく高度感がすごいですよね。
登山映画のワンシーンの中に立ってるようです安達さん


動画です。いきたくなって来たでしょ皆さん。
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最後の岩場をザイルを使って慎重に登れば。
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そこは360度遮るもののない、頂上です。
登頂おめでとうございます。

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アップルビー下山後はお知り合いからもらったスナックとお茶で乾杯。
アップルビーのオープンカフェは三つ星ですよね。お金じゃ買えない価値がある。
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最高のひと時。
贅沢ってこういうことでしょ。
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夜は天の川も見れて幻想的でした。スノーパッチスパイアと。
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さて翌日は人生初のアイゼン、ピッケルそして氷河登山です!!
クレセントレイクから見えるスノーパッチは最高。
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カッコいいです安達さん。
アルパインガールズがまた一人増えちゃいましたね。


冒頭の写真とともに。動画を。
氷河登山の魅力と言われると、まるで雲海の上を歩いているそんな気持ちに僕はなりますね。
ある方は北極海をクジラ(山)と一緒に旅してるみたいとも言ってました。
んー伝えるのは困難です。来てください。


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バカブー氷河のクレバス帯にて。
初日に見た氷河の上を歩いてる喜び。格別ですね。
すごいことしてるようですが、ちゃんとした道具があれば安全なんですよ〜。
安達さん氷河好きになっちゃいましたか?
帰りたくないっておっしゃてましたもんね。

いかがでしたか?安達さんのバカブー!!
行きたくなった方、私には無理だなって方、どちらもいると思います。
でもそんなに難しく考えないでください。行きたいと思う気持ち、大切にしてください。
氷河、登頂、アルパインに行くには体力はもちろん必要です。最低でもカナダでバックパッキング。
日本アルプスでテント泊縦走はしていた方がきっと余裕を持って楽しめます。
ただ特殊な技術が必要かというとそうではないのです。
そのお手伝いは私たちがさせて頂きます。
登りたい、氷河を歩いてみたい。その思いがあなたを新しい世界に連れて行ってくれるはずです。

安達さん今回はヤムナスカを選んでいただきありがとうございました。


ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
ガイドプロフィールはこちらから


最後に安達様から嬉しいコメントいただきました!

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「人生で大切なのは、息をのむ体験をすること」って、誰かが言ってた。
Bugaboosはまさにそんな場所でした。
ホテルバガブーも、屋外レストランも「最高」という言葉では足りないくらい素晴らしかった。
そして、一番の驚きは、技術があって体力もある、一部の人しか行けない場所だと思っていた所に
自分の足で立ち、氷河を歩いたこと。
写真や映像ではない、現実の世界を見ることができました。
1日目 アップルビーへ
出発前にザックの重さを量ってみると、まさかの15㎏越え・・マジですか。
アイゼンやピッケル、ハーネスもあるので仕方ないですね。
実は、不安と緊張で登りの記憶がありません。
必死で谷さんの後をついて登った事だけ覚えてる(^^)/
ヤナギランでピンクに染まる山肌も、ようやく下りで気づきました。
2日目 イーストポストへ
私にルートは見えないけれど、どんどん登って行く谷さん。
またまた必死で背中を追っかけました。
ほぼ垂直でしょ・・と思う岩壁も、自分の手と足で登れた事に感動。
頂上に立って、壮観な景色の中での昼食は、忘れられないひと時です。
3日目 氷河へ
「新しい道具は、新しい扉を開いてくれます」これは谷さんの名言ですね。
アイゼン&ピッケルは、私を氷河へ導いてくれました。
初めて氷河の上を歩いてみると、想像以上の世界がそこに。
とても美しかったバガブーグレーシャー。
もっと上にある氷原を見てみたいと強く思いました。
谷さん
何度も怖くないですか・・と、声をかけて頂きましたが、谷さんと一緒だと、とても安心することができ、不思議と恐怖は感じませんでした。
本当はビビリなのに。最高のガイディングをありがとございました。
岩田さん
連絡や調整をありがとうございました。何度も何度も「うわぁ~」と思う景色に出会うことができました。
また来年行もよろしくお願いします。
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by ymtours | 2017-08-20 01:22 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

キャンモアのシンボルマーク。ビックシスター登頂


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ヤムナスカガイド谷です。
キャンモアのシンボルにもなっているスリーシスターズ。
その長女になる一番大きく尖ったビックシスターに今日はロッキー大好き森さんを案内します。

2936mの、このピークはキャンモアの南西に鎮座し、圧倒的な存在感を示す山になっています。
街のどこからでも見える山に登るって本当に幸せなことですね。
もちろんヤムナスカのオフィスからも見えます。

冒頭の写真はワプタ出発前のアルパインガールズとともに。
さて昨日はバルディ登頂で足慣らしが完了した森さんの今年の目標はもちろんこのビックシスター!!
さて頂上には立てたんでしょうか?始まりです!!


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朝一でキャンモアの反対側のスプレイリバーから登り始めます。
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グイグイ上がっていきます!!
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近くに来るとこんな感じなんですよ。ビックシスターの荒々しさがすごい!!
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危険箇所はザイルを使って安全に登ります。
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中間地点にて。
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頂上稜線に上がれば遠くにはキャンモアの街が見えます。

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安全に一歩一歩。



動画です。この臨場感、体験して見てください。
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窓のある岩場かっこいいでしょ。この最後の岩場を越えれば…。


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頂上到着。森さん今年二つ目のサミットレジスターと!!素晴らしいペースで登っていただいてありがとうございました。
自分の名前を頂上に残すってやはり嬉しいものですよね。
森さん、相変わらずロッキー愛がすごかったですね。僕も負けないようにまた来年まで精進します。

最後になりましたがカナディアンロッキーの山って頂上まで行けるのですかとよく聞かれますが、基本的に見えている山は全て登ることができます。もちろんザイルやクライミングギアを使う難しいもの、数日かかるものから、ハイキング程度の日帰りでヘルメットのみ必要の山もたくさんあります。
今までカナダに来たことのある方から初めての方まで、あの山登れるのかな、登りたいなという思いを諦めないでください。
その思いは叶います。新しい扉を開いてください。そのお手伝いはヤムナスカが全力でさせて頂きます。


ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2017-08-17 23:55 | 登頂 / クライミング | Comments(2)