カテゴリ:登頂 / クライミング( 21 )

名峰マウント・テンプル 3544m (7/12)


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ヤムナスカガイド、谷です。
今回は新婚旅行中の石田夫婦をテンプル登頂にご案内。

いきなりすごい写真から始まりましたね。ここはカナディアンロッキーのど真ん中レイクルイーズ山群にある
Mtテンプル(3544m)です。

今回はカナディアンと合同のガイド登山。内訳は日本人2人、ケベック州から二人、BC州から2人の6人で登ります。
奥さんが英語が大好きな石田夫妻はこういう他の国の方々と接しながらの登山は素晴らしい経験になること間違いなしです!!
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始まりはセンチネルパスからです。
え?と思う方もいるでしょう。なぜならここまでを目的で来る人たちがほとんどだからです。
ですが、私たちはここからがスタート、2時間ほどでハイキングを終了し、ヘルメット、ハーネスなど、安全に必要な装備をつけ
登って行きますよ。
ちなみに眼下にはまだ氷結しているミネスティマレイク。そしてテンピークスたち。
ハイキングがアプローチについているのもテンプル登山のいいポイントですね。朝一なので人もいませんしね。
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さて登山の始まりです。
核心のグレイバンドも余裕の笑顔で。
あまりクライミングはと言いつつも持ち前の身体能力高さで難なくクリア!
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旦那さんの方は山岳会に所属されているだけあって余裕のピース!!
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フィンガーと呼ばれる岩塔と共に。
何気ない笑顔の会話。新婚ってすぐわかっちゃいますね。

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シマリスが出て来たりして険しい登山の中でも癒されます。
これもロッキーのいいところですね。
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残念ながら今回はチームの中で岩稜歩きに不慣れな方がいて、通過に時間がかかってしまいました。
8合目までは来ていましたが、安全の関係上、引き返すことを決めました。
ここが今回の最高地点ですね。反対側の谷、パラダイスバレー、そして名峰ハンガビーも見えて最高の景色。

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下りも慎重に降りて行きます。

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色々山の話、登山のリーダーとは?など、濃いめの話を
旦那さんとしながら降りて行き、最後は少しガイドのお手伝いもしていただきました。
ありがとうございました。
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下ればそこはラーチバレーです。誰もいない夕刻のラーチバレー。
登頂こそ叶いませんでしたが、素晴らしい時間と経験を共有させて本当にありがとうございました。
これからも山登り続けてくださいね。

【関連リンク】

ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2019-07-19 03:19 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

バンフ国立公園でヴィア・フェラータ体験。一味違った登山をカナディアンロッキーで楽しみます。

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 皆さん元気ですか! ヤムナスカ・ガイドの石塚です。今回はいきなり凄い写真での登場となりました。凄い絶景の中、空中に張られたワイヤーを渡る。実はこれ、バンフ国立公園に夏の間にオープンしている『ヴィア・フェラータ』を楽しんでいるところです。

 ヴィア・フェラータ??

 あまり聞きなれない単語ですが、簡単に説明するとクライミングとスクランブリングの中間にあるような山の登攀スタイルでして、ちょっと他では体験できないような登山を楽しむことができるのです。

 ハイキングは経験があるけど、道具を使うクライミングは敷居高く、少し不安.... だけど、一度はカナディアンロッキーの岩山を登ってみたい!

 このように思っている方は多いのではしょうか? ヴィア・フェラータはまさにこの手の方にもってこいのアクティビティーなのです。

 『ヴィア・フェラータ』はイタリア語で「鉄の道」を意味しています。その名が示すように山の岩肌に鉄のワイヤーやハシゴが設置され、ハーネスやカラビナを使ってクライミングのように安全を確保しながら楽しむ登山なのです。

 今回、ヤムナスカの新人ガイド「サオリ」と共に、若いカナダ人女性に混じってヴィア・フェラータを楽しんできました。それでは、体験レポートをご覧ください!

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 ヴィア・フェラータ・ツアーは、専属のガイドと一緒にコースを巡ります。ツアーには登攀に必要な以下の4点ギアセットが含まれています。


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〜〜〜〜〜〜〜〜 ツアーに含まれるギア(用具) 〜〜〜〜〜〜〜

1:ハーネス
2:ヴィア・フェラータ・クリップセット(2本の短いカラビナ付きロープ)
3:ヘルメット
4:ワイヤーを掴む時に使える簡易手袋

 
 よって個人で用意するものは、小さなデイパック、レインギア、サングラス、ブーツ、カメラなどとなりますね。

 
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 今回はヴィア・フェラータのガイド資格を持つ後藤さんが、私たちを案内してくれました。 まずはギアの使い方と歩き方のレクチャーを受けます。 

ヴィア・フェラータが安全に楽しめるのは、この専用のギアの使い方と登山システムに理由があります。

 そのため、ここでしっかりと道具の使いかたと登攀の方法を確認しておくことはとても大切なのです。英語だと理解するのが難しいかもしれませんが、日本人ガイドの説明であれば安心ですね。

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 2本のカラビナ付きロープをワイヤーに接続して歩くのですが、所々でワイヤーからカラビナを外さないと進めない場所があるのですね。なので、ヴィア・フェラータの約束事はたった一つ。

 常に2本のうち1本のカラビナがワイヤーに付いている状態を維持するということです。
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 ワイヤーからカラビナを外す際は、まず1本を外して新しい場所に取り付け、次に2本目を移動させる。常時1本が付いていれば安全は確保されているといことですね。

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 カラビナはロック式タイプで、親指でロックを解除すると開けることができます。

 さあ、準備の話はここへんにして、いよいよヴィア・フェラータ登攀レポートへ進みましょう!
 
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 まずは岩場のステップを一人づつ登って行きます。写真でみると急に見えますが、まだまだ序盤。易しめのスクランブルパートで身体を慣らして行きます。

 
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 岩場では足場や手をかける鉄のパーツが等間隔で埋め込まれているため、ロッククライミングのように手の位置や足場を探すのに苦労することはありません。ですので、クライミング経験がない、まったくの初心者でも心配はいりませんよ。必要なのはそれなりの体力登ること楽しむスピリットなのです!

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 いや、大切なことを忘れていました。初心者でも安心と書きましたが、やはりこの遊びがダメな方もいるようです。

 それは「高所恐怖症」の方です。
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 ご覧のように高度感は半端ないです。しかも、登れば登るほど高度感は増していきます。いくらロープで安全を確保しているとはいえ、高所が苦手な方はキツイでしょうね.... しかし、ほとんどの方にとっては、心地よいスリルと冒険を楽しめる最高のアトラクションだと思いますよ。

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 このワイヤーの綱渡りもヴィア・フェラータの有名なギミックの一つ。ここは崖下まで30m以上はあったでしょうか。かなりの高度感ですが、ワイヤーに繋がっていると安心感が違うものですね。ロープで繋がっていなかったら、絶対にこの写真のような笑顔はできない場所ですよ(笑

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 垂直のハシゴを登って行く場面。

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 クリップを外して次の箇所に接続するのにちょっとコツがいるところですが、こういった場所を乗り越えて行くのもヴィア・フェラータならではの楽しみの一つ。ワイヤーからクリップを外し、再びつける際に絡まらないように、次の装着位置や体の使い方を工夫します。

 高度感もあり、焦って失敗してしまいそうな場面ですが、ガイドが足の置き場所やクリップを付ける位置などを説明してくれるので、その通りにクリップと体を動かしていきましょう。

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ここが上下一本づつのワイヤーをつたる、まさにヴィア・フェラータ版カニの横ばい。
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吊り橋もなかなかの揺れでスリルがあります。
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どうですかこの景色と高度感!

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いよいよ山頂へ向けての最後の登りです!

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山頂到着! 周囲にはロッキー山脈の大パノラマが広がり、眼下にはバンフの街が!
やはり山頂は達成感が違います。

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うーん 絵になりますね。インスタ映え間違いなし!
マウント・ランドルとボウ・バレーの景観は素晴らしいの一言です。
この日は天気も良く、ロッキーの名峰の一つ「マウント・アシニボイン(3618m)」もバッチリ拝むことができました。

山頂を満喫したあとは、もちろん下りがまっています。(笑

山は登ったら下る。下山までが登山の楽しみなのです。
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下りはサクサク....とは行かず、登り以上に高度感のあるセクションも楽しめるのです。
まさに2倍楽しい。(笑

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下山後は一緒に登ったチームメンバーと乾杯!!
下山後のビールが山に登るモチベーションだ!なんてけしからん方はいますか?
私もそんなけしからん人間の一人です。(笑
登頂の後のビール。最高ですよね!

 
 今回、私が参加したツアーは最長の6時間コースであり、イースト・ピークの登頂をします。また、6時間コースのみにランチと下山後のビール(ワイン)、アピタイザーが含まれているのです! 後藤さんもこのコースが一番オススメとのことでした。

 もう一つ人気のコースは5時間コース。ランチ、アピタイザー、ドリンクは含まれませんが、登りがいがあり、達成感のあるコースです。

 
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 今回は、私たちヤムナスカのガイドも所属するカナダ山岳ガイド協会(ACMG)の後藤さんに、新しい遊びであるヴィア・フェラータについていろいろ教えていただきました。彼の完全に対する意識はとても高く、しかもエンターテイナーで本当に楽しい6時間となりました。

 皆さんもカナディアンロッキーで、このちょっと変わった山のアトラクションである「ヴィア・フェラータ」を使って山を登ってみませんか?

 ヤムナスカでは特別にACMG山岳ガイドの後藤さんをギャランティしたツアーのみを販売します。指名できるツアーは一番楽しい6時間コース5時間コースです。 

 お気軽にお問い合わせください!

 ヴィア・フェラータのお問い合わせはこちらから

by ymtours | 2019-07-03 06:18 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

冬ロッキーの魅力全てをあなたに。登りに滑りに盛りだくさんツアー。【1/1/2019】

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ヤムナスカガイド谷です。
ロッキー大好き森さんと渡辺さんを今回は冬ロッキーにご案内しました。

冬のロッキーって何するのって疑問に思っている方、スノシュー、アイスクライミング、バックカントリースキー
アイスバブル鑑賞など、観光以外にも実はできることは沢山あるんですよ。


さて話は逸れましたが、森さんと渡辺さんはカナディアンロッキーの大のリピーター。二人の過去の山行はこちら↓


お二人が今回選んだのがスキー、そしてアイスクライミングです。
なんか難しいとお思いの方、森さんはロッククライミング初級者で、そして渡辺さんは懸垂下降などのロープ技術系は初めてです。
さてどうなったのでしょうか?ツアーの模様をご紹介していきます!


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初日は冬バンフの観光の定番、ジョンストンキャニオンでのアイスウォークから。

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アイスウォークを楽しんで展望台に着けば、アイスクライマーたちがいますね。
見てるだけじゃもったいないので、僕たちやって見ましょうか?

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ほとんどの人がこの凍った滝を見て帰ります。美しい渓谷ですね〜。

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初めてのアイスクライミングです。渡辺さん頑張ってますね。
ガイドと行けば、初心者でも安心安全です。
アイスウォークにアイスクライミング両方楽しんじゃいましょう。

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夜はレイクルイーズの隠れ家「ベーカークリーク・ロッジ」で一泊。

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翌朝、ボウ川のほとりをバックカントリースキーです。

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線路の側も歩いて、まるでスタンドバイミー。 
雪がふかふかで楽しかったですね。

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さてその日は半日でスキーを切り上げジャスパーを目指します。
アイスフィールドパークウェイの途中寄り道でアブラハムレイクへ。

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二人とも凍った湖に寝そべって何見てるんですか?
寒くないですか?んー二人の目線の先をよーく見てみると

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ロッキーの宝石、アイスバブルですね。
気泡が凍って固まったものなのですが、一つとして同じものがないので見ていても飽きることはありません。

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青空とともにアイスバブル。ロッキー女子は寄り道大好きですね。

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さてジャスパーに着いた翌日は観光地のマリーンキャニオンへ。上から見るとこんな渓谷。
ほとんどの人が上だけ歩いて帰りますが、僕たちは違います。
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なんか真剣に教えてますが、そうガイドを雇うメリットはここです。
自分だけではアクセスできない場所にアクセスする。懸垂下降でキャニオンの底に降りていきましょう!!

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人生初の懸垂下降はジャスパーで!!渡辺さん決まってます。

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下りればそこには見たことのない自然の造形美が。
ため息が出ますね〜。

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まずは降りた渓谷の底を探検しましょう。つい見上げたくなる景色がそこに。

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安全にキャニオンを進んでいきます。

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見つけた氷の洞窟で記念撮影。

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さて探検が終われば、アイスクライミングを楽しみましょう。
森さんも、渡辺さんも本当に上達しましたね。

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冒険の後はジャスパーの街へ、ここでの博物館巡りは日本人にとって特別なものです。

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そう、ここには槇有恒さんたちが初登頂したロッキー最難の山、Mtアルバータの銀のピッケル物語の史実が展示されています。
博物館の方に許可をもらって撮影さしていただきました。
ここに来るたび、誇らしい気持ちになりますね。日本人でよかった。

僕自身、アルバータの登頂していまして、日本人では第5登目です。その僕が説明するアルバータ初登頂の話は悪くないはですよ。


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さてこれで今回の旅はおしまいです。
いかがだったでしょうか?初アイスクライミング、初懸垂下降、初アイスバブル。
年明け早々、初物づくしで縁起がいいですね。
また仲間を誘ってぜひいらしてくださいね。
僕はいつでも待ってます。

森さん、渡辺さんの2019年はカナディアンロッキーから素晴らしいスタートをきれたんじゃないでしょうか?
この夏も戻ってきてくれる二人がロッキーでどこに行くか、楽しみですね。
では8ヶ月後また!!


ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
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by ymtours | 2019-01-08 06:12 | 登頂 / クライミング | Comments(2)

アマデウス。ミックスクライミングのクラシックへ。【12/28/2018】

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ヤムナスカガイド谷です。
今回はロッキーに冬6年目のハードリピーター村上さんをロッキーのクラシックルート、アマデウスにご案内しました。
村上さんの過去の山行はこちら。

さて今年はモーツアルトのミドルネームでもあるアマデウスというミックスクライミング(岩と氷両方登る)ルートへ挑戦です。
モーツアルトのクラシックな曲に合わせて華麗にステップを踏み、アイスを登って行きましょう。
カナディアンロッキーはアイスクライミングとミックスクライミングでは世界最高峰の場所で毎冬世界中から多くのクライマーが訪れます。
村上さんたちもその1組ということですね。


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始まりはカナナスキスのバリアレイクから。キャンモアから車で20〜30分ほど。
小一時間歩いて冒頭の写真のルートに到着。

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たまには撮ってもらいました。登り始めますよ。って岩?そう。
このルートは岩と氷のコンビネーションが素晴らしいのです。
こういう登りを日本ではアルパインクライミングというのですが、カナダでは手軽に楽しむことができます。

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見てください。この高度感。
そして凍った湖をバックに登る。カッコイイです。

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次のピッチは氷への乗り移り。慎重に慎重に。

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最後の垂直の氷は素早く登ってこられました。
さすがですね。


村上さん今年もありがとうございました。また来年もお待ちしています。
また宿の件など、わからないことがあれば是非聞いてください。

さて話は変わりますがカナダでアイスクライミングを効率的に回る場合、やはりガイドを数日間頼むのはいいと思います。
理由は氷のコンディションは毎年変わるので、その年一番いいルートに取り付けます。

また雪崩の危険がカナディアンロッキーはありますので、安全な情報をガイドから得ることができます。
(これが一番重要で日本の雪と全く異なる雪質なので、雪崩のコンディションご自身で判断することが非常に難しいです。)
なのでカナダに来られた前半に1日でもガイドに頼み、ガイドから情報を手に入れたり、その年のおすすめを聞いたり、万が一事故があった時にカナダではどうすればいいかなど、現地ガイドしかわからないことを聞くことができます。

そのあと残りの日程をご自身でアイスクライミング行く。
こういうプランもありかなとも思いますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
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by ymtours | 2019-01-08 06:02 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

カナダの名峰、テンプル山 登頂 3544m

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ヤムナスカガイド谷です。
今回は、山にハマりにハマっているNさんをMtテンプルに登頂ガイドをさせていただきました。
Nさんは3年前から山登りに目覚め、北アルプスの劔、槍穂に足をのぼし、世界の名峰という写真集で見た、Mtテンプルを今回登りたいということで行って来ました。

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冒頭の写真とともに雪が多すぎました。完全冬山でした。

結果からいうと、季節外れの大雪にため、途中で断念。
これは山と向き合う以上仕方ないですね。
ですが、このテンプルのいいところは、なんとアプローチがあのラーチバレー、登山の始まりが、センチネルパスという
それだけでもカナダを代表する、ハイキングエリアなので、始まりも、終わりも二度楽しめるという素晴らしいロケーションなのです。
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ラーチが綺麗です。黄金色ですね。朝は貸切状態でした。
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雪と唐松の黄葉のコントラストがいい。

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最後は雷鳥、冬毛に変わり始めで彼らも予期せぬ大雪にまだ体が追いついて行ってなかったですね。
登頂はダメでしたが、ラーチバレーのハイキングと雷鳥に癒されましたね。

Nさん、今回は残念でしたが、まだ次回カナダの高峰にチャレンジされるときは、またご案内させてください。
そして今後も世界の山々の頂を目指すNさんを応援いたします!

この度は誠に有難うございました。

ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
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by ymtours | 2018-09-21 06:57 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

カナダの名峰、Mtテンプル(3544m)登頂



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ヤムナスカガイド谷です。
今回は僕と同じ出身地、共通の知り合いが多い、そして山が大好きという共通点が多い塚原様を
カナディアンロッキーの盟主、Mtテンプルの登頂にプライベートでご案内させていただきました。

標高差約1800mを一日で登って降りて来る。体力的には非常に大変なのですが、
日本の山で鍛え、海外の登山も楽しまれている塚原さんには楽しく登れるぐらいだったかもしれないですね。

ちなみにテンプル登頂の情報は下記のブログを読んでいただければわかります。

では登っていきましょう!!

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標高3544mのレイクルイーズエリアではいちばんの標高を誇るテンプルは
頂上直下に氷河を抱くロッキーを代表する山の一つ。
この写真は北壁で1600mの標高差を誇る大岩壁です。
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朝5時にバンフを出発し、登り始めます。
この日は煙と朝靄でラーチバレーでは展望はあまり望めませんでした。
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ですがセンチネルパスから登り始めると青空が出て来始めて…

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岩場の通過も慣れたものです!!さすが毎週クライミングに行っているだけありますね。
冒頭の写真は難所を越えた後の頂上稜線。
ここまでくればもう一息です。

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テンプル氷河の上にも乗っておきましょう。

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サミットレジスター(名前などを書いたメモ入れれる箱)と共に写真をパシャリ。

テンプル登頂おめでとうございます。
本当に素晴らしいペースでした!!
9時間20分で往復です。
こちらの北米人を含めてもこのペースで登って降りた人は僕は見たことないですね。
金剛山トレーニングの賜物ですね。

塚原さん、ぜひまたいらしてください。
次はもっと登攀が入る素晴らしい山にご案内させて頂きますよ。
では!!


ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
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★関連ツアーページ★
プライベート登頂ツアーは、こちらから参照いただくことができます。


by ymtours | 2018-08-18 13:53 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

憧れの頂へ、モレーンレイクから、テンピークス登頂。

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ヤムナスカガイド谷です。

ヤムナスカ山カスケード山が登頂した森さん。
次に向かうのはあのカナダの旧20ドル札のモデルでもあるテンピークス!!

モレーンレイク観光や、ラーチバレー、センチネルパスのハイキングに行った人なら必ず写真に撮ってるあの山。
え?登れるのって思った方がいると思いますが、登れます。見えている山は全て登れるんですよ。

ただしこの山は一筋ならでは行きません。
アルパインクライミングと呼ばれる、全ての登山、クライミングの技術を要していないと登れないですね。
しかも素泊まりの山小屋で2泊なので重いザックも背負ってのクライミングは簡単じゃない。

でも大丈夫、トレーニングを必要としますがそこはアルパインガイドにお任せあれです。
そして森さんはちゃんとヤムナスカでトレーニングしました。そして11年毎年カナダで登って来たわけです。

つまり時は満ちたわけですね。
ちなみにこういう説明すると森さんがなんか超絶すごい人のような感じなので補足すると、
登山の経験はありますがクライミングは初心者で一年に一回カナダでする程度です。
ただ、ビレイ、懸垂下降、クレバスレスキューに必要な特殊なロープの結び方など
基本的なロープワークができるということです。

さあ早朝のモレーンレイクを出発!!
2年前に見たテンプルからのテンピークスの頂へ立てるのでしょうか!!始まり始まり。
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まずはモレーンレイクの端にあるワイヤーと倒木を使って川を渡ります。
荷物が重い、そして濡れて滑りやすい倒木なので慎重に。
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クライミングルートに取り付きます。
今、森さんにビレイ(確保)してもらって僕は登ってるんですよね。
ありがとうございます。
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核心の鎖場。鎖場ですが5.6というグレードがついているんで
日本の鎖場とは少し違う感じですね。
それはともかくこの角度からモレーンレイク見たくないですか?
素晴らしいですよ。
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見てください。Mtテンプルとモーレンレイク。
そしてこの高度感。信じられないでしょ。こんなとこにいるんですよ。
たしか2年前まではテント泊で十分って言っていましたね。。。
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そしてアルパインクライミングは氷河も横断しないといけません。
もちろん安全にロープを結び合って小屋に向かいます。
ちなみにバックに写っているにはテンピークス No,1の山、Mtフェイ 3234m です。

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明日登る、Mtリトル 3134m(No,2)と今夜の宿
ニールコルゲンハット。
着いたぜ。

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着いた後は小屋のテラスでのんびり。プライスレス。
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この小屋はカナダ最高所の山小屋でアクセスがクライミングを要し難しいので
登山者の楽園とも呼ばれています。
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翌日は2つピークを登ります。まずは2番目の山、Mtリトルから。
岩稜を上がればそこは…。
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サミット!!
カナダの山には頂上に道標はありません。
自然のままにがコンセプトなんですね。
なんで十字架やマリア像、もしくは標高幾つとか書いた道標などは一切ありません。
そこが素晴らしいわけですが、頂上の記念にはサミットレジスターと呼ばれる箱や筒があり名前を残すことができます。

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書いて行きます。
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そして入れる。これれまで幾つのサミットレジスターに名前残してきました森さん?
結構な数になりますね。
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小屋に一旦降りて反対側テンピークス3番目の山,
Mt ボウレン 3206m に登りましょう。
この山はモレーンレイクから一番大きく見える山なんです。
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ほぼ歩きで無事登頂!!
二個目のサミットレジスターですね。
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小屋からの帰りは懸垂下降で。
安全に降りました。
右後ろに見えるのは3番目の山、Mtボウレン。

無事登頂できてどうでしたか森さん?
あなたが求めれば、いつだってその山に登れるわけです。

自分で限界を決めないでくださいね。僕はすこーしだけですがあなたの背中を押すことができるので
いつでも登りたい山を言ってください。全力でサポートします。
さてアルパインクライミングという新しい扉を開いた森さんは来年は如何に?
乞うご期待です。

さてこれで今年の森さんの山旅は終わりです。
三部作になりましたが、一つずつ読んで見てください。
なぜなら、これを一週間でやる必要はないからです。

どの山の登頂もメインディッシュに匹敵するほど素晴らしいので、ぜひカナディアンロッキーに登りたいと思う方は
ヤムナスカ山、カスケード山、そしてテンピークスのどれか一つを旅のハイライトにしてはいかがでしょうか?
ぜひ皆さんとカナディアンロッキーで会えるのを楽しみにしています。では


ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-08-15 08:56 | 登頂 / クライミング | Comments(4)

バンフの象徴 カスケードマウンテン 2998m 登頂

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ヤムナスカガイド谷です。

さて森さんの第2弾、はバンフストリートから見えるあの山、カスケードマウンテンの登頂です。
第一弾の模様はこちらからご覧ください。

バンフに来た人はどこ国の人であろうが誰もが一枚は必ず写真をとったであろうあの山です。
そしてその何人かあの山に登れるのかな〜とも思ったはずです。
そうそれは森さんも一緒、写真に撮った憧れの山に今日挑戦するのです。ワクワクしますね!!

さて無事登頂できたのでしょうか?始まりです。

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スタートはバンフの近郊、車で5分のMTノーケイ、スキー場から。
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朝の霧が上がり雲海の中登って行きます。なんて贅沢。
そして神秘的。
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目指す頂上は右の偽ピークの左奥。

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ちなみにカスケード山は化石の宝庫でもあるんで、結構な確率で
見つけることができます。
ちなみにこれは一体なんだ?
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貝の化石ですかね。ロマンがありますロッキー。

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岩も慎重に越えて行きます。
このレベルはもう慣れたものですね。
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最後の登りは息を整えてゆっくりゆっくり。
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僕も一緒に撮ってもらいました。
後ろのはレイクミネワンカ。
頂上まで来ないと見えないのがニクいやつですね。
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頂上からの眺めを楽しみ。格別ですね。
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山から降りてバンフで登った山を眺めながらの食事は、お金では買えない贅沢の一つです。
こういう登山をバンフスタイルと呼びます。
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登った山は下から見ても格別なものです。


この山は健脚な方なら特別なトレーニングなく登頂できるので、ぜひ皆さんトライしてくださいね。
さていよいよ本番である、テンピークスの登頂に向かいます。楽しみです!
最終章、テンピークスの模様はこちらからご覧ください。

ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
ガイドプロフィールはこちらから
by ymtours | 2018-08-13 08:55 | 登頂 / クライミング | Comments(2)

ロッキーでロッククライミング

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こんにちは。ヤムナスカガイドの山田です。
先日のレイクオハラに続きまして
佐藤さまのロッククライミング編を担当しました。

カナディアンロッキーは読むがごとくカナダにある岩山のこと。
至る所に皆様が「おおっ」と見上げる険しい山々が存在します。
ハイキングに来られた方も、実際に岩と戯れて、より高みから景色を楽しむことのできる
ロッククライミングにも挑戦して欲しいと思っています。

今回、ベテランクライマーの佐藤さまと目指した岩壁は写真中央の壁
イーストエンドオブランドル(通称EEOR)の「True grid 10a , 160m」です。

水野が担当したレイクオハラのブログへのリンクです。

ハイキングとロッククライミングのコンビネーションは
ロッキーを100%満喫できること間違いなし。

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でもこの日は生憎の小雨。
少し登った所で佐藤さまと相談した結果下りることに。
生粋の山屋であるお客様は自然との向き合い方も紳士でした。

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さてここからが、私の腕の見せ所になります。
現地人ならではの経験で次の目的地へとご案内しました。

雨量が少なく乾燥しているロッキーは
全く登れないことは滅多にありません。

ローカルに人気の「クーガークリーク」へ移動。
高さ20m程の岩壁を沢山登って頂きました。

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登ります。

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クライミングには笑顔が付き物。
身体一つで高みを目指します。

佐藤さまの満面の笑顔を見ると楽しさが伝わってきますね。

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壁のてっぺんからクーガークリークを一望できました。
高度感が素晴らしい。
小さくハイカーも見えますね。

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対面には別のクライマーが登っていました。

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ロッキーの山々が隆起したことを物語る地層がありました。
太古の堆積物を肌で感じるという経験も素晴らしい。
これも手掛かりとして登ります。

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ロッキーのクライマーやハイカーは犬連れが多いです。
パックの中身が気になるのかな??

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一日の最後に岩峰の頂上で記念撮影しました。
今回、一緒にロープをシェアできたこと嬉しく思います。

佐藤さま、来年も夏のロッキーに戻って来て下さい。
ヤムナスカ一同お待ちしております。


ヤムナスカ・ガイド山田 利行 (やまだ としゆき)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-08-12 15:07 | 登頂 / クライミング | Comments(0)

ロープトレーニングとともに <Mt.ヤムナスカ登頂>



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ヤムナスカガイド谷です。
さて今年も帰ってきてくれましたロッキー11年目、ロッキー大好き森さんの今年の目標はあのテンピークス登頂とバンフの象徴カスケードマウンテンです。

カスケードマウンテンはロッククライミングのテクニックはいらないので体力さえあればいいのですが、テンピークスはクライミングができないと登れないので、初日はロープワークを兼ねてMtヤムナスカに行ってきました。

まずはヤムナスカブラフと呼ばれる、駐車場から20分ほどのハイキングでいける岩場で、確保、懸垂下降、クレバスレスキューを学びます。

森さんはここまでバックパッキングから始まり、スクランブルと呼ばれるロープを使わない登頂、そして氷河縦走と着実にステップアップしてきました。

そして今回はいよいよアルパインクライミング。
そう、アルパインクライミングとは日本語にするとアルプスで行われている登山。
つまりロープを使って岩場を登り、氷河を渡り、時にはアイゼン、ピッケルをつけ岩稜を越えピークに立つ。

しかも泊まる用意持って、はっきり言って全てをできる人にしかできない登山をするわけですね。
ただこう書くと森さんしかできないってなりそうなので補足すると森さんはカナダでしかクライミングしませんので一年に一回この時期しっかり練習して思い出す必要があるんですね。
森さんの過去の山行の一部はこちら→




ちなみにヤムナスカ山って社名になるくらい有名な山なんです。
なぜならここがカナダのアルパインクライミングを育てた発祥の山といっても過言ではないからです。
そう日本でいうと谷川岳みたいな感じですね。でも谷川もそうですか、クライミングしなくても普通に登山で
登頂できるのでハイカー、クライマーともに非常に人気のある山なのです。

森さんの今年の登頂記をご覧いただきましょう!


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クレバスレスキューの練習中。結び方を写真で撮ってと…練習熱心です。

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もちろん必須である懸垂下降の練習もしますよ。
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ついでに登っちゃいますよ。クライミングはトップロープで安全に楽しくですね。
そしてトレーニングはほどほどに、登頂もしちゃいましょう。
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ハイキングでショルダーまで歩けば、簡単な岩場が待ってます。
ぐいぐい登りましょう。笑顔が溢れる。
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鎖場も難なく通過です。ヤムナスカといえばこの鎖場の通貨も醍醐味。


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そして山頂到着。薄曇りの天気でしたが、比較的眺めも良く登山も満喫。
とにかくこの山は高度感が素晴らしい。最高でしたね。


皆さんもロープワークは置いといてぜひこのヤムナスカ山からロッキーの登頂をしてはいかがですか?
山の経験のないカルガリーの人たちが登れる山なのですが、非常に高度感があって楽しめる山なのでおすすめです。
さて森さんはヤムナスカの登頂も無事果たせ、ロープワークもできたところで、次はバンフの象徴でもある山、カスケードマウンテンへ向かいます。
第2弾の模様はこちらからご覧ください。

ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2018-08-12 08:54 | 登頂 / クライミング | Comments(0)