ヤムナスカ Blog:グループの山旅
2023-08-06T03:29:52+09:00
ymtours
カナディアンロッキーとユーコンの素晴らしさに魅せられたヤムナスカガイドのツアー報告、お客様情報交換、山情報など...
Excite Blog
【後編】レイクオハラ、ヤムナスカで絶景堪能 いちげ山の会の皆さんをご案内!
http://ymtours.exblog.jp/29659169/
2023-08-06T03:29:00+09:00
2023-08-06T03:29:52+09:00
2023-08-05T22:39:23+09:00
ymtours
グループの山旅
ヤムナスカ・ガイドの安食です!
前編のアシニボインでのテント泊ハイキングに引き続き、「いちげ山の会」の皆さんをご案内した様子をお伝えします。
後編で訪れたのは、レイクオハラとヤムナスカです。
シャトルバスの予約が困難なレイクオハラですが、なんと今回も無事確保!
バスを降りると早速美しい湖の姿を見ることができます。
登り出してすぐに、エリザベスパーカーハットに到着。
こちらは無人の小屋で食事なども自分で作れないといけません。
所々にはお花畑もあり、癒されます。
次第に岩場へと入っていき、途中少し険しいところも…。
乗り越えた先には、コバルトブルーが美しく広がる巨大な氷河湖、レイク・マッカーサーが待ち受けていました。
やはりこの青さは格別ですね。
1時間ほど湖を目の前にのんびりとランチタイム。
ほとんど人もおらず、まるで我々だけで独占しているかのような贅沢な時間となりました。
下山をして、アイスで乾杯!
その翌日は、ハイキングの最終日。
この日は「おまかせハイキング」だったため、どこに行くか散々迷いましたが、今までにない景色を楽しんでもらおうと、我々の社名の由来ともなったヤムナスカをご案内してきました。
この山は、カナディアン・ロッキーの東の端に位置していて、山々と大平原を見渡すことができる場所です。
植生も少し異なっていて、今まで見られなかった花を見ることもできました。
こちらはブラウンアイドスーザン。
標高を上げていくと樹林はなくなり、だんだんと岩の世界に。
たどり着いたのはヤムナスカの大岩壁と、
反対を向けば大平原を見渡せるピークです。
これだけ切り立った場所ですが、風も穏やかで景色を楽しむことができました!
今回の5日間のハイキングは、カナディアン・ロッキーの魅力を余すことなく味わうことができた、濃密な時間となったのではないでしょうか?
カナダには魅力的な場所がまだまだあります。
ぜひカナダの山で再会できることの楽しみにしています!
いちげ山の会の皆さん、ありがとうございました!
]]>
【前編】アシニボインでテント泊 いちげ山の会の皆さんをご案内!
http://ymtours.exblog.jp/29658866/
2023-08-06T03:28:00+09:00
2023-08-06T03:28:47+09:00
2023-08-05T15:36:55+09:00
ymtours
グループの山旅
まず皆さんと向かったのは、カナダのマッターホルンとも呼ばれる「アシニボイン・標高3618m」という山のあるエリア。尖った美しい山がアシニボインです。ただわざわざ比べるまでもなく、素晴らしい山です。実はここ、車では近くに入ることができず、歩いてこのエリアに入ろうとすると30km近く歩かなければ辿り着くことができない秘境です。
そこで我々がとった手段はヘリコプター! 乗っている時間はわずか10分ほど。歩いたら果てしないのに、ヘリコプターではあっという間です。カナダでは歩いて入山するのは困難なエリアが多数あり、ヘリコプターは日本よりはわりと一般的なのです。 ヘリコプターを降りるとすぐにあるのが、アシニボイン・ロッジ。3食+午後のおやつ付きの贅沢なロッジです。ただ我々はテント泊なので立ち寄らず…。
ロッジの目の前からはアシニボインが見渡せるのですが、この時は残念ながらその姿を見せてくれませんでした。 まず我々は宿泊先となるテント場へと移動し、設営。なんと中にはテント泊が初めての方もいました。初めてのテントがアシニボインでのハイキングとは、素晴らしいですね! テントの設営も終わったところで、早速ハイキングへと出発。沢沿いを登って行くと、色とりどりのお花が咲いていました。
ファイヤーウィード
インディアン・ペイントブラシ
トールパープルフリーベン
しばらく歩くと大草原にでます。
ここはトレイルがないところを歩く、いわゆる「オフトレイル」のハイキング。植物への影響が少ないよう、一列にはならず散らばって歩きます。 最高の景色の前で、「いちげ山の会」のマークを掲げての一枚。
翌日は丸一日時間があるので、ちょっと長めのハイキングへと出発。この日は画像の奥に見えるピークのひとつ、ナブレットへと向かいます。
出発直後に我々の前方でモサモサと動くものが…。なんとグリズリーです。その距離は50~60mほど。ドキッとしてベアスプレーを構えましたが、グリズリーはこちらを気にかける様子もなく、横切って歩いていきました。いやはやワイルドですね、これがカナディアン・ロッキーです。
アシニボインを横目に、この日もオフトレイルで山を登っていきます。 たどり着いたナブレットは大展望が待ち受けるピークです。風もなく、心地よかったので、ランチをとりながらのんびりとその景色を満喫できました。 眼下には美しい湖が広がっています。
ちなみにその帰りに私は湖で泳ぎました。
水は冷たかったですが、最高に気持ちいいです。
ロッジに戻ると人だかりが…。
お酒やお土産の販売タイムで、我々も早速乾杯!暑かったのでビールが最高でした。
その後、テント場に戻って夕飯の準備。
テント泊では、こうした食事を作りながらワイワイと楽しめるのも魅力の一つですね。
翌日は名残惜しみながらも、街へと戻るためテントを撤収。
再びヘリに乗って帰るのですが、時間が少しあったため、アシニボインの目の前に広がるレイク・メイゴッグへと散策に。
アシニボインをつまんでみました。
2泊3日のテント泊でアシニボイン周辺でのハイキング。
天気にも恵まれ、贅沢な時間となったのではないでしょうか。
ブログの前編はここまで。後編では、レイクオハラやヤムナスカに登った様子をお伝えします!]]>
今野様グループと行くユーコン準州オーロラの旅【8日間】
http://ymtours.exblog.jp/29496835/
2023-02-14T13:00:00+09:00
2023-02-17T01:20:06+09:00
2023-02-14T04:33:40+09:00
ymtours
グループの山旅
皆さん元気ですか!ヤムナスカの石塚です。今回は栃木からお越しの今野様グループの皆様を、ユーコン準州ホワイトホースを起点とたオーロラの旅にご案内しました。実は今野様グループは2020年の冬にこの旅行を企画していたのですが、残念ながらパンデミックにより断念... その後、3年が経ち、ついに、ついに実現したオーロラ旅行となりました。 旅の目玉は人気のロッジであるイン・オンザレイクと、世界遺産クルアニ国立公園の目の前に立つ貸切ロッジ、クルアニロッジの滞在です。最高のオーロラハンティングのロケーションに滞在し、さらに犬ぞり体験や野生動物との出会いもある8日間は、まさにユーコンの魅力を凝縮したような贅沢な時間でした。オーロラは運の要素が強いため、長く滞在していても必ずしも強いオーロラが見れるわけではありません。しかし、幸運のなことに、クルアニロッジ滞在中には念願の素晴らしいオーロラとの出会いもありました!! そでれは、旅のダイジェストをご覧ください!
偉大なる川、ユーコン川の朝焼けからオーロラの旅は始まりました。 初日は快晴に恵まれたこともあり、本場の犬ぞり体験は非常に盛り上がりました!犬ぞりをそこまで期待していなかったという方もいたのですが、実際にやってみると想像を遥かに超えて楽しかったと、嬉しい声をたくさんいただきました。皆さん、子供のようにはしゃいでいましたよ。
犬ぞり後は焚き火を囲み、エルクやバイソンのソーセージでホットドッグを作ります。
野生動物保護区では、立派な角を持つオスのムースを間近で観察。オスのムースは見ることができない時もあるので、これはラッキーでしたね。残念ながらリンクスとトナカイは見ることができませんでしたが、北極キツネ、ダルシープ、エルク、ミュールディアー、マウンテンゴート、レッドフォックス、ジャコウウシ、バイソン、ムースなど、極北に住む多くの動物たちとの出会いがありました。
人気のロッジ イン・オンザレイクに二泊して、オーロラを待ちます。
イン・オンザレイクのすぐ外には凍結したマーシュレイクが広がり、湖畔からオーロラを鑑賞します。私はロッジに泊まらなかったので、一緒にオーロラを見ることができませんでしたが、半分ぐらいの方はまずまずのオーロラを観ることができたとのことでした。写真がないのが残念!
旅の後半は世界遺産クルアニ国立公園に隣接するクルアニロッジになんと3泊もするのです!このロケーションはいつ来てもテンションが上がります。お客様の中には、ここに到着した時の興奮が忘れられないという方もいらっしゃいました。気持ちは凄くわかります! まずは全員で湖畔へ散策に出発。周囲には誰もいない静寂の世界!
ロッジ滞在中の日中の楽しみは、レイクや森の中で行うスノーシュー!
人けのない森を抜けてたどり着いた展望地。もちろんここにも誰もいません。
ロッジのダイニングでは、オーロラのスライドショーを上映しながら、オーロラの仕組みも解説。ロッジは私たちのグループだけで貸切のため、ゆっくりお酒を楽しんだり、景色を楽しんだりと、まさにプライベート感あふれる贅沢なひと時を過ごすことができるのです。
ロッジには4日分の食材も全部持ち込み、料理は私たちヤムナスカ・ガイドが日本人のお口にあったメニューを提供します!地元の食材を中心に、セカンドガイドの安食が作る食事は大好評でした! お味噌汁、生姜ご飯、鮭の塩焼き、だし巻き卵。久しぶりの日本食の朝食は嬉しいですよね。
こちらはスペアリブのロースト。ワインを飲みたくなりますよね!
オーロラはまだか? そう思いますよね?お待たせしました。ここからはロッジ滞在中に遭遇した素晴らしいオーロラの写真をご紹介しましょう。ちなみに今回のオーロラの写真は全て私のiPhone14Proで撮影したものなんですよ!
ロッジ滞在初日は、残念ながら曇りでオーロラが見れなかったのですが、二日目の夜についにその時はやってきました。こちらの写真は夜9:00頃に来た第一波。
その後、しばらくオーロラは出現しなかったのですが、夜中、2時ごろに非常に強いオーロラが突如出現しました!
空を埋め尽くすほどの壮大な天体ショーを私達グループだけで独占!なんて贅沢なんでしょうか!「ワー!!」「すごい!!!」と、もちろん皆さんも大絶叫。これにはガイドも大興奮です! 30分ほどでオーロラは静かになり、夜空に消えていきました。ここで私は眠りについたのですが、なんと3時30分ごろには、さらにとんでもなく強いオーロラが出現したそうです!寝ないで起きていれば良かった(泣
ちなみにロッジ滞在の魅力はオーロラだけではありません。空がピンク色に染まる朝焼け、夕焼けのトワイライトタイムも本当に美しいのです。
朝焼けを見ながらゆっくりとコーヒータイム。なんて贅沢な時間なのでしょうか!
しかし、今回の旅は天気に恵まれました!
今野様グループの皆様、この度はヤムナスカのツアーにご参加いただきまして、ありがとうございました。今回は企画から私がお手伝いをさせていただいたこともあり、本当に思い出深い旅となりました。素晴らしいオーロラを皆さんと一緒に見ることが出来たことが何よりも嬉しかったです。正直、ほっとしました(笑
次はロッキーの夏のフラワーハイキングを是非とも実現させましょう!再び、お会いするのを楽しみにしています!
石塚
]]>
Samurai & Ninja culture through the Shinetsu Trail Hike October 2019
http://ymtours.exblog.jp/27976770/
2020-02-20T03:12:00+09:00
2020-02-21T02:12:01+09:00
2020-02-20T03:12:57+09:00
ymtours
グループの山旅
Here is the trip report of the Shinetsu Trail Tour (2019 October 16th to October 25th). This is a photo of our happy hikers in crime! The energy they put into the tour was absolutely outstanding.
The expectation was high and I am sure the whole experience exceeded it:)
Although we had very difficult circumstances due to the typhoon in October, we managed to provide what we promised with our guests:)
Amazing hikes, Tokyo, the famous bullet train, snow monkeys, a samurai house, staying in 'Ryokans', and relaxing in hot springs, there are so much to experience during the tour!
https://greathikesjapan.com/shinetsu-trail/index.html
As always, we start our tour in Tokyo. We meet at a designated hotel in Tokyo and we take our guests to Mt.Takao for a short hike.
There are several retail shops and food stands along the trail,,. It is very hard not to stop and look! This is a shop
that sells roasted chestnuts and Tom is getting a bag of it,,. It is so delicious!
Another photo of the guests enjoying Japanese sweet, Taiyaki, a Japanese fish-shaped cake.
Let's move onto hiking! We started the hiking adventure with hiking a section of the Shinetsu Trail. It is wild,
rugged and a great change from being in a modern city to mountainous region. Beautiful beech forests are truly a treat:)
Our trail lunch is a traditional Japanese trail lunch, rice balls. It is so filling and unique! Our guests always
appreciate something like this, not western food while they are in Japan.
It is breathtaking to hike under colorful trees,,. One of the highlights of the tour.
Happy hikers from Canada! We are waiting for our ride to tonight's Ryokan.
We hike historical trail today in Kosuge. Walking through the village of Kosuge. previously known as one of northern Nagano’s three sacred places for mountain ascetics. A stunning trail hike. Thanks to our local guide!
Out tour is not only hiking. We go visit many interesting sites along the way, including snow monkey park! It is time for the harvest! Out tour is also a foodie tour,,,,. Hike and Eat! We finished our hiking portion of the tour with climbing at Mt. Madarao, the highest point of the Shinetsu Trail. Clouds and rain parted, a clear view of the valley, lakes and mountains appeared. Very comfortable bullet train ride to Kanazawa to finishe off out tour. A visit to a Samurai House in Kanazawa. Tea ceremony and a moment of silence. Dinner tonight is a Sushi dinner. Given Kanazawa's proximity to the Sea of Japan, the city has access to a diverse variety of some of the best and freshest seafood in the nation.
Thank you very much for hiking with us! We really hope to see you again in Japan!
Hiking Guide: Hiroaki ShinozakiSTAFF PROFILE
]]>
カナディアンロッキー、縦断の旅 4日間
http://ymtours.exblog.jp/27786488/
2019-09-22T02:26:00+09:00
2019-10-18T07:23:12+09:00
2019-09-29T12:56:11+09:00
ymtours
グループの山旅
秋のカナディアンロッキー、雪をまとった山々とカラマツの黄葉が素敵なこの時期に、九州からお越しのオモシロ美女軍団と引率者(二上様)をカナディアンロッキー縦断の旅にご案内させていただきました。
こんにちは、ヤムナスカガイドの植木です。秋も深まったカナディアンロッキーには、前日までに降り積もった雪が見事なコントラストとなり、カラマツの黄葉とのコラボを楽しむことができます。
最初のハイキングはカラマツの黄葉で有名なラーチバレートレイル、
見ごろを迎えているこの時期にも人影がすくない、これもまた魅力です!! 黄葉とテンピークス、見事な黄色と白のコントラスト、このコントラストは本当に素晴らしい!!
翌日は、アイスフィールドパークウェイを北上し、ジャスパーを目指します。途中のボウレイク、山には前日に降った雪がベールのように積もっていました。 ここでは二上様(左)と私(右)も入れての記念撮影、これが今回のフルメンバーです。 轟音を響かせるアサバスカフォールでの大迫力も体感していただきました。 カナディアンロッキーの地層をまじかに見ることのできる細い通路を通って、”地球を体感” しました。ジャスパーの街近くでは、大型のシカ(エルク)にも出会えることができました。これは雄、雌を数頭引き連れて道路際で陣取っている優美な姿、見習いたいです(笑)
さて、ご一行様はこの後、カナダの東に飛び、メープル街道とナイアガラフォールとその周辺を3日間かけて回り日本に帰国する予定とのこと。きっと素晴らしい景色が待っているのでしょうね。
いつかまたカナダにお越しの際は、オーロラなんていかがでしょうか。
3泊4日のロッキー縦断の旅をご一緒出来て本当に楽しかったです。次回もお会いできる日を楽しみにしています。
ヤムナスカ・ガイド植木 正幸 (うえき まさゆき)
ガイドプロフィールはこちらから
]]>
ユーコン&カナディアンロッキーを巡る贅沢旅
http://ymtours.exblog.jp/27790529/
2019-09-21T00:20:00+09:00
2019-10-18T07:23:32+09:00
2019-10-02T14:33:07+09:00
ymtours
グループの山旅
皆さんごきげんよう!ヤムナスカガイドの西牟田です。今回はヤムナスカのリピーターの久保田様とご友人の上原様と福井様のご夫婦3組をお迎えして、10日間かけてユーコンとカナディアンロッキーを巡るツアーを担当させていただきました。
ユーコン、カナディアンロッキーを巡る山好きにはたまらない贅沢旅でした。一度は訪れた事のあるリピーターなら是非オススメのツアーです!
今回の参加者皆様が共通の大好きな物、「山、お酒」を堪能しました。
それではこれより旅が始まります。まずはユーコン編から始めたいと思います。
Day 1 〜 Day4 ハイキング初日、「スピリット・キャニオン」から始まります。ここはユーコン準州の州都のホワイトホースからアラスカハイウェイを西に走り、雄大なアイベックス谷にある小さな丘です。初日の足慣らしには最適の場所です。
スピリットキャニオンという名が付いている渓谷は地元のクライマーの憩いの場として知られている場所です。眼下には巨大な渓谷があり、道中からは想像のできない景色が出迎えてくれます。 ここは2日間お世話になったクルアニ国立公園周辺にある「マウント・ローガンロッジ」です。このロッジは私達のグループで貸切で、大自然を取り囲むこのロッジでのんびりと過ごすことができました。このロッジからはオーロラ鑑賞ができ、自分の好きな時間に鑑賞する事が出来ます。 左から2人目がロッジのオーナーです。彼女の食事は野菜をふんだんに使用した、体に嬉しい食事でした。ありがとうございます。 翌日、シープクリーク1日ハイキングに行きました。トレイルの名前になっている「ドールシープ」が群れを成し、急斜面から出迎えてくれました! 大きな氷河によって削られたスリムス谷。ある程度登ると背後には絶景が広がってきます。こんな絶景を独り占めです。ユーコンではあまり人に合わないのも特別ですね。 そして、飛行観光!カナダの最高峰のマウント・ローガンを見に出発です!!極地を除いては地球で最大の大氷原を見に行く事が出来ます。ここまで足を運んだからには是非体験してみてください。
グッドラック!! パイロットを入れて5人乗りの小さなセスナ機で真っ青な空へ羽ばたいていきます。ナイスフライト! ユーコンの締めくくりはやはりビールでしょう。という事でホワイトホースに戻り、ビール工場へ寄りました。数種類の試飲をするだけでもほろ酔いになります。なので、ほどほどにしましょう。笑
ここからロッキー編が始まります!Day 5 〜 Day 10 みなさん、「ロッキーマウンテンハウス」という町をご存知ですか?ロッキーに足を踏み入れた方でも聞いたことがないかもしれません。
ここはカナディアンロッキーの開拓の始まりとなった場所です。今となっては登山客、観光客で賑わいを見せているカナディアンロッキーの歴史を振り返ります。
ここはロッキーを知っているリピーターの方に是非行ってもらいたい場所の一つです。新たな一面を見ることができます。 ロッキーの開拓は、国立公園のロゴになっているビーバーの毛皮交易が始まりだったのです…今ではデパートになっている「ハドソンズ・ベイ」はこの毛皮貿易から始まり、この現代社会でも形として残っている由緒正しい会社です。ここはその交易所だったところです。 そして昔、交易会社で働く家族が住んでいたテントにお邪魔させていただきました。色々と解説をしてくれた現地の若いお兄さん。とってもイケメンで周りには女性が飛びついておりました。笑
女性陣、わかりやすいですよー。笑 急に雪!?そうなんです。ここからは9月の雪降るロッキーの山岳地帯に入ります。 この日はかなりの雪が降り、ガイドが安全をしっかりと判断し、その日に行けるベストな場所へとご案内!安全かつ雪景色を楽しめる所へと案内しました。 ロッキーを南下し、あの有名なレイクルイーズからのハイキングを堪能しました。ここも雪が降り、黄葉と雪景色で2倍綺麗でしたね。 本日のベスト写真!これで堂々と「カナダでは雪山を登ってきたよ」と日本への土産話が出来ますね。 トレイルのコンディションはベストでは無かったですが、ランチはゆったりと景色の良い所で食べたいですね。目の前にはビーハイブ「蜂の巣山」です。 ロッキーではハイキングだけではなく、是非やってみたい観光。何回も名前が変わっている歴史ある山「キャッスルマウンテン」のストーリーを語りました。ここでは山一つとってもとても面白い背景があるんですよ。 そして、かの有名なバンフの中でも一際目立つお城のようなホテル「バンフスプリングスホテル」おとぎ話の世界へようこそです。
見る場所を選ぶと、ヨーロッパにあるお城に見えますね。
これで10日間の旅もフィナーレです。
久保田様、上原様、福井様この度はヤムナスカのツアーにご参加いただき誠にありがとうございました。北はユーコンからカナディアンロッキーまで長旅本当にお疲れ様でした。今回は季節の移り変わりを肌で感じることが出来た旅になりましたね。日に日に皆様の一致団結力が増し、私自身は皆様の家族の一員になった気持ちになりました。皆様との晩酌はこのツアーの一番のハイライトですね〜
次回は7月、8月のハイキングベストシーズンにカナダにいらしてください。安定した気候、お花畑が皆様をお待ちしております。その時はまたご一緒させてください。
またお会いできる日を楽しみにしております。
ヤムナスカ・ガイド西牟田 春陽 (にしむた はるひ)
ガイドプロフィールはこちらから
]]>
栃木 山の会 エスプラナーデとカナディアンロッキー 9日間 山小屋縦走 エスプラナーデ編
http://ymtours.exblog.jp/27728341/
2019-08-15T08:57:00+09:00
2019-08-15T08:57:02+09:00
2019-08-14T06:56:19+09:00
ymtours
グループの山旅
ヤムナスカガイド 本山です。全編の カナディアンロッキー編に続き!
世界一美しい尾根歩き 《エスプラナーデ 山小屋縦走編》をこちらの後半ではお送りいたします!
どこまでも続く山脈、小川の流れを聞きながら歩く、誰もいない静けさ、自分達だけの山小屋、
私達ヤムナスカガイドが、多くの日本の方に伝えたい ウィルダネス!原生の自然!が、ここエスプラナーデにはあります。
すっかり、カナディアンロッキーの見どころを満喫した皆様と、ヘリコプターで、ウィルダネスの世界に行ってきました。
次の山小屋まで行かないといけない!というチャレンジ!
登頂!
時にはハイキング中にお昼寝
とても贅沢な時間を過ごせました。
ヘリ入山で一気にテンションがあがります!
エスプラナーデの山小屋は3つの山小屋の縦走になり、こんな感じで湖の真横にそれぞれの山小屋が位置します。
貸切なんです!
ヘリでまずはVista 小屋へ!10分程度のフライトであっという間です。
縦走と言っても、荷物は、ヘリコプターで核小屋に運んでくれますので、基本的にデイパックで歩けるのが、このエスプラナーデのうれしいところ!
暗しくは、ヤムナスカのエスプラナーデサイトを是非、一度ご確認ください。
山小屋は、12名程度が宿泊できる小さなものですが、この貸切感が、たまりません。
朝日や、夕焼けの時間も静かに楽しむことができます。
今回は、天気も素晴らしく、毎日朝日を楽しむことができました。
毎日次の小屋に向けて縦走に出ます。
小屋は、カールのような地内の下に位置し、毎日、山小屋のメドーを通り抜け、尾根に出て、また次の小屋まで歩くようになります。
お花畑も時期により、様々な高山植物を楽しむことができます。
足元で何か音がするなと思ったら、雷鳥が目の前にいました。
尾根を歩き、次の山小屋に向う途中、翌日に登頂する予定のカポーラ山が見えてきました。
翌日の好天を祈り!明日は登るぞー。
このツアーでは、私(ヤムナスカガイド)の他に、もう一人のガイド、そして歩けるシェフも縦走に同行してながら進んでいきます。
写真がボケボケですみません(汗)、、、もう一人のガイドのタイラーと、元気なシェフのケリーさん。
ケリーさんは、私達より先に次の小屋に入り、到着した私達にスナックや、サウナの準備をしていてくれます。快適快適!
次の山小屋に到着すると、男女分かれて、順番にサウナに入り、予めヘリコプターで送っておいたビールなど楽しみます。
このゆったり時間もエスプラナーデの楽しいところ!
各山小屋には、ギターがあり!ギタリストの私には非常にうれしいものです!
この日は、私のギターとお酒で大いに盛り上がりました。
完全貸切、リラックスモード!他の人を気にせず、自分達だけの山小屋です。
ゆっくり寝転んだり、仲間と今日の一日を振り返ったり、楽しいひと時が流れます。
料理は山小屋とは思えない、野菜多めのもので、日替わりでいろいろと出てきます!
この日はポーク・テンダーロイン、やわらかくて最高でした。
お酒も会話も弾み、仲間での楽しい時間が流れます。
しかしおいしかったポーク、、、、
絶えない笑い、最高のひと時です。
シェフのケリーさんは、いかにもカナダ西部の明るい女性という感じ、彼らとのふれあいも旅の楽しさの一つです。
私もテンションは高いですが、彼女も相当でした!
翌日は縦走最終日!メドーを抜けて、尾根を目指します。
アネモノの見事な群生にうっとり・・・
尾根に取り付いて、皆で記念撮影
この日も、快晴で素晴らしい尾根からの景観を楽しむことができました。
天気もよかったので、エスプラナーデ最高峰のカポーラを目指すことにしました。
ここは、ガラ場もあるので、グループを2つにわけて、順番に、慎重に登頂します。
360度の大絶景、
奥にはカナディアンロッキーの山々をしっかりと見ることができました。
やったー!
ここからは、最後の尾根歩きを満喫します。
山好きには最高のひと時です。氷河を抱く山々が綺麗に見ることができました。
同時にこれも最後なのかという寂しさも少し感じながら、最後のロッジに向います。
ガイドのタイラーと相談して、「日本では味わえない山での時間」を皆さんに感じてもらえればということで!
湖で泳ぎまーす!なかなか冷たい!私も泳いで、お客様も泳がれている方がいらっしゃりました。
昼寝もよし!こんなのんびりな山の時間は最高ですね!
泳がなくても、ブーツと靴下を脱いで、冷たい湖に足をつけると最高です!
本当に大人の遊びという感じ。
最後の夜は、撒き割り体験をして、、、、
タイラーが、キャンプファイヤーゲームをしてくれて、特別な夜となりました。
翌朝は、フルーツ多めの朝食をいただき、山小屋をでます。
楽しかったひと時もこれで終わり、、、名残惜しさを感じずいにはいられません。
ヘリコプターで、下山です。
多いに笑い、静けさを楽しみました。
皆様にも、きっとカナダのウィルダネスがどんなものなのか、感じていただけたでしょう。
なかなか味わえない、手つかずの自然と静けさ、そんな楽しみがエスプラナーデにはあります。
また皆様に、カナダでお会いできることを楽しみにしておりまーす。
ヤムナスカ・ガイド本山 直人 (もとやま なおと)
ガイドプロフィールはこちらから
【関連リンク】
エスプラナーデ 特設サイト
]]>
栃木 山の会 エスプラナーデとカナディアンロッキー 9日間 カナディアンロッキー編
http://ymtours.exblog.jp/27728340/
2019-07-28T08:51:00+09:00
2019-10-18T07:05:43+09:00
2019-08-14T06:55:47+09:00
ymtours
グループの山旅
ヤムナスカガイド 本山 です。今回は、「栃木の山の会」の皆様を 《カナディアンロッキー》と《エスプラナーデ》でご案内させていただきました。
まずは、カナディアンロッキー編とこちらではお届けします。
エスプラナーデ編はこちらより
前半は、ホテルに宿泊しながら、カナディアンロッキーの名所へ、後半は世界一美しい尾根歩きと言われるエスプラナーデの山小屋縦走へ、私がすべてご案内させていただきました。大いに盛り上がりましたよ!
Jasper まで、列車の旅をされた皆様と、Jasperでお会いし、一気にバンフまで南下。
まずは、Jasper の名所、ウィスラー山へゴンドラで上がり、ロッキーの山々を楽しみました。
ゴンドラからは、ロッキーの谷がよく見渡せます。
ゴンドラ終着地は、簡単な散策が楽しめます。
ロッキーの名所を回りながら、バンフへ南下します。
是非、立ち寄りたいPeyto Lake 素晴らしい晴天の下、鮮やかな色の湖です。
翌日は、ここは歩いておきたい!ラーチバレーへ、
まずは、登山口のモレインレイクへ立ち寄ります。さすがの絶景!
目まぐるしく変わる天気でしたが、要所要所では、青空が顔を出してくれました。
道中も盛夏のお花が楽しめます。アーニカが咲き乱れていました。
小雨が降ってきましたが、皆様装備もばっちり!ミネスティマレイクで折り返しました。
この後、山小屋縦走なので、どんな装備が必要か、気温はどの程度かなど、
ロッキーの山事情がわかるので、お客様もわかるので安心ですね。
下山は、テンピークスを眺めながら、ロッキーでも最高の下山道の一つです。
唐松の間から見える、テンピークスの名峰 Mtフェイ!
翌日は、カナディアンロッキーでは、なかなかない!ハイキングで登頂できる山 「フェアビュー山へ」
登頂するので、ガツガツ歩くかと思いきや!お花も楽しませてくれます。
これは皆さん、撮影したくなりますね。
森林限界を抜けると、素晴らしい展望の中、高度を稼いでいきます。
なかなかの登りですが、振り替えるとレイクルーズエリアの名峰!Mtテンプルが見えてきます。
すごい迫力!
全員見事に登頂!ここからの360度のパノラマは、最高の一言です。
尚、グループは13名様でしたので、国立公園の決まりにより、
ヤムナスカガイドも2名体制で、グループを2つに分けての登山になりました。
さらに翌日は、【山火事後の林がどうなるのか】観察できる、スタンレーグレイシャーへ!
元々は違う場所に行く予定でしたが、グループの皆様の趣向、ツアーの流れを考えて、私が提案させていただきました。
毎日のハイキングでは、私が登山口で、地図を広げ、本日のテーマ!
距離・標高差、どんなハザードがあるか、など説明させていただいてからのスターです。
そう!ここは熊も多く出没するエリアですよ!
ここは数十年前に山火事があった場所!私もガイド歴が10年以上ですので、
その移り変わりを見てきましたが、山火事がもたらす生態系の役割を感じることができます。
かつては、焼け残った木々がたくさん立っていましたが、それも倒れて、次の世代が育ち始めています。
あたかも、誰かが植林したような見えますが、皆、自然の状態です。
ヤムナスカガイドが、わかりやすく、林にある物語をお伝えしていき、歩きながら、それを体感していきます。
しかし、景観も見事なんですよ!
標高をあげると絶壁が見えてきます。圧倒される迫力!
素晴らしい景観の中で、ランチを取ります。
決して難しいハイキングではありませんが、素晴らしい景観が楽しめる登山道です。
氷河から流れてくる「滝」もすごい迫力!
ホテル滞在しながらのハイキングは、カナダ人ハイカーとの振れあいも楽しみの一つ!私はすぐに話しかけてしまいますが、子ずれのファミリーと交流し、なんと赤ちゃんまで抱っこさせてもらいました。いかにアウトドアがカナダ人にとって身近なものか、感じる瞬間ですね!
まずは、ホテルに滞在しながら、足慣らし、カナディアンロッキーの名所めぐりをして、この後、いよいよヘリで入山!世界一美しい尾根歩き「エスプラナーデ」に旅は続きます!
後半のエスプラナーデ編はこちらより
ヤムナスカ・ガイド本山 直人 (もとやま なおと)
ガイドプロフィールはこちらから
]]>
カナダ大陸縦断の旅!!車で行けるカナダ最北の街、Tuktoyaktuk(タクトヤクタック)を目指して10日間の旅(8/28/2018)
http://ymtours.exblog.jp/27094191/
2018-09-07T06:54:00+09:00
2018-09-08T00:39:18+09:00
2018-09-07T06:54:06+09:00
ymtours
グループの山旅
皆さんこんにちは。ヤムナスカガイドの植木です。
今回は毎年日本からお越しいただいております大塚様、今尾様、島袋様と、バンクーバーから小口様の4名のお友達を、北極圏の町イヌビックと、車で行けるカナダ最北の町タクトヤクタックまでご案内しました。
去年はカナディアンロッキーの玄関口カルガリーから、ユーコン準州の町ホワイトホースまで約2400㎞を車で縦断しています。そして今年はその続きのホワイトホースから北極海に面している町タクトヤクタックまでの1370㎞を車で大移動する旅にご参加いただきました。
去年と比べて1000㎞も短いじゃない??っと思っている皆さん、いえいえ、今回は2/3の道路は未舗装の、しかもドロドロで穴ぼこだらけで一部は雪道で悪路満載、フェリーを2回乗り継いでやっと到着できる超アドベンチャーな行程なのです!!
これが極北の地か!! と思い知らされた今回のツアー、まさに秘境の冒険ツアーとなりました。しかし、この行程は今までに見たことのない風景が目まぐるしく変わっていく世界を楽しめる素晴らしいルートでした。
ホワイトホースは何度も来ている皆さんは、空港に到着後、ホワイトホースの町を一切見ることなく初日の宿泊地であるCARMACKS(カーマックス)を目指します。
ここのレストランの椅子には、カーマックスからそれぞれの国や町までの距離が書いてありました。その中にTokyo,Japan 6249kmとその下に、Taktoyaktuk,CANADA 829kmが偶然にも書いてありました。
自分たちが来た国の下に、自分たちがこれから行く最北の地が書いてある、何か運命が引き寄せたような気がします。そして、次の日はドーソンシティーへ一気に向かいました。この4人グループは、普通の観光名所には興味がありません。ん~~、この冒険心が素敵です!!
この日はドーソンに宿泊しますが、ドーソンの町に到着後はホテルに入らず、町も素通りして一切目もくれずにユーコン川を渡る船に乗りました。これは予定にはなかった行程で、誰も乗ったことがなかったので非常に楽しんでいただけたようです。写真ではわかりにくいのですが、実は車ごと渡し船に乗っている最中の一コマです。
ユーコン川を渡り30分ほどTop of The World Highwayを車で走ったところの適当なところでハイキング、この”適当~~”な感じがたまりません。(笑) ハイキングに選んだポイントは、ウラシマツツジが最高にきれいな場所で、山肌が真っ赤に紅葉して素晴らしい光景でした。
全く登山道のないところを自由に歩けるこの場所は、この時期になるとたくさんのブルーベリーも楽しめ、ふかふかの苔の絨毯の上を飛び跳ねるように歩ける最高に気持ちの良いポイントです。周りの山々も赤く染まりはじめ、紅葉の見ごろを迎えていました。
翌日、ドーソンの町を出発して、いよいよアドベンチャーな旅のスタート地点、Dempster Highway に立ちます。ここから約1000㎞は完全に未舗装の道路、何が起こるかわからないスリル満点の旅の始まりです。余裕の笑顔、車も新車同様にきれいです!!
この日の目的地であるイーグルプレインズまでは363km、そして次の目的地は極北の町イヌビックまでは735kmです。完全未舗装道路をひたすら北上するまさにスタート地点での撮影にも力が入ります!!
途中、知る人ぞ知る秘境、トゥームストーン準州立公園(Tombstone Territorial Park)を通過します。突然切り立った峰が続き、ツンドラの大地が現れます。
荒涼とした大地と深い谷に一筋の川が流れるこの風景、太古の地球の姿を見ているような感覚に陥ります。この時は丁度ツンドラの紅葉の最盛期、紅や黄などの様々な色に染まる大地が目を楽しませてくれました。
大地が色づくこの季節、一本の道をひたすら北へ進みます。地球上とは思えない光景の中、圧倒されて言葉にもならない感動を覚えました。うっすらと霧がかかり、上空には雲が立ち込め、秘境に入ってきた感じをせずにいられません。
これがカナダの秘境、トゥームストーンです。
トゥームストーンの看板の前で記念撮影。周りは真っ赤に染まる大地が広がっています。
赤いじゅうたんの中を歩いた島袋さん、きっと神秘的なひと時だったことでしょう。
トュームストーンを過ぎて標高を下げると針葉樹や広葉樹が姿を現します。さっきまではツンドラの紅葉、そしてここからはアスペンの黄葉が見事な街道を走ります。出発地点では綺麗だった車も、ここまで来るとドロドロです。でもこれはこれで勲章です。
しかし、旅はまだ序盤、これからが本番でした。
どこまでも続くポプラやアスペンの黄葉、北上するにしたがって山一面が黄色く染まっていきます。一筋の川の両岸は、ちょうど最盛期を迎えていました。
一台も通らない未舗装の道路、両側の黄葉の中をひた走ります。
この日に泊るイーグルプレイズが近づくと、1991年7月に起こった広大なエリアを焼き尽くした山火事の跡、遠くには3日後に通過予定の難所、Richardson Mountain(リチャードソン・マウンテン)そしてフェリーに乗って渡る予定のPeel River(ピールリバー)上流域が姿を現します。
この山火事は、約1か月間燃え続け、5500ヘクタール(東京ドーム約1100個分、東京都江戸川区よりもやや広い範囲)を焼き尽くしました。今はポプラやアスペンの森に変わり、沢山の花々が咲き乱れ、動物たちのエサが豊富に生い茂る豊かな森に生まれ変わりつつあります。山火事は山の再生には欠かせない重要な自然のサイクルの一つなんだと思い知らされる場所です。
実は前日までこのピールリバー下流域で乗る予定のフェリーは増水のため運休していました。そして山脈地帯は雪の予報です。
道路状況は行ってみなければわからない、”なるようになるさ” で進むしかありません。
このハラハラ感が普通のツアーでは味わえない冒険旅行です。事前の計画は役に立ちません、その場でベストな方法を探して進みます。このアドベンチャー感が楽しすぎます!!!
翌日、イーグルプレインズから約1時間ほど北上した北極圏に突入しました。とうとう北緯66°33分の北極圏に到達した瞬間です!!
この喜びを動画にしたのでどうぞ。
どうですか、北極圏の舞は!! 日本人初かもしれません。
さて、北極圏に入ってすぐの場所でハイキングも忘れちゃいけません。この時点ではすでに雪、しっかり防寒対策をして出発します。
この辺りは化石や金が出る??可能性があるような情報を入手!!ってことで足元の岩を探しつつのハイキング。すると、金の鉱脈らしき地層発見!!すでにハイキングではなく金と化石の発掘に没頭しています。
紙のように薄い岩が幾重にも積み重なって堆積している場所が至る所にあります。数億年前の地殻変動によって地上に現れた海底の体積物があらわになっているところを歩くと、地球の歴史を感じることができます。
急に晴れ間が現れました。いままで真っ白だった風景が、遠くの山並みまではっきりと見ることができ、北極圏の雄大な姿を見ることができた瞬間です。何もない極北の地、そこに我々5人だけが大地を踏みしめ歩きます。地球に感謝!!
帰りにまた北極圏のサインを通るころには、素晴らしい青空になりました。北緯66度33分、飛行機では一瞬で通り過ぎるこの北極圏ラインも、車で北上してくることで感動が違いました。
この車が道の過酷さを物語っています。元の色が何だったんでしょうね??
翌日、ユーコンとノースウェストテリトリーの州境、リチャードソン・マウンテンの峠越えです。完全に雪道で一部アイスバーンの道をさらに北上、一変した風景が広がります。ここが第一関門、次は第二関門のピールリバーのフェリーです。
とうとうここまで来ました。そして無事フェリーに乗ることができました。
そして第三関門のMackenzie River(マッケンジーリバー)のフェリーです。前日までここも増水のため通過できなかった場所です。
来ました!!カナダで最も長い川、マッケンジーリバーをいよいよ渡ります。
無事渡り切ったら一気にイヌビックを目指します! 真っ黄色に色づいたポプラやアスペン、何十キロにも伸びる直線道路をいっきに通過しました。道路は泥でぐちゃぐちゃです。でもそれがまた雰囲気を出してくれました。
そしてとうとう北極圏の町、イヌビックに無事到着しました。ホワイトホースを出発してから約1300㎞、大半が未舗装道路の悪路を3日間かけて走り抜けてきました。そして、今まで走ってきた砂利道のDempster Highwayもここで終わりです。皆さん体調も良く、この道中を本当に楽しんでいただけたようです。
翌日、今度は北極海に向けて出発します。完全にツンドラ地帯の背の高い木が一本もない大地を約140㎞車で走ります。当然のように吹き付ける雪、今までとは全く違う冷え切った風、遠くの地平線に向かって悪路を爆走中!!
とうとうやって来ました! 最果ての地、Taktyaktuk(タクトヤクタック)! そして北極海(Arctic Ocean)。
北極海から吹き付ける冷たく強い風の中、ありったけの防寒具を身にまといほんの一瞬だけ車から降りて写真撮影しました。黙って立っているだけで飛ばされそうな風が、最果ての地の過酷さを物語っていました。後ろに見えているのが北極海、あと2か月以内には完全に氷の世界へと姿を変えます。
今は使われなくなった先住民の住居、ここには3世代の家族が一緒に暮らしていたそうです。
先住民族イヌイットの人々が使っていた住居。保温性が優れ、過酷な環境のこの地でも知恵と工夫で快適に生活できる家の作りを直接見ることができます。
100年以上前に建てられたこの教会も、この地に暮らす人々には大切な場所。今も大事に保存され、歴史を体験することができました。
この地に来た証明として、北緯69°の証明ステッカーをもらいました。これは5ドルを払いますが、このお金はすべてこの町に暮らす子供たちにクリスマスプレゼントやおもちゃや自転車などを買うための寄付金として使われるそうです。過酷な地で暮らす人々への寄付として皆さん買っていかれました。
TUKとは町の愛称で、TUKTOYAKTUKの頭文字をとってこう呼ばれます。ここまでホワイトホースを出発してから4日かけて1372㎞を走破しました。皆さん、とうとう目指す最果ての地に到着です。
帰り道、さっきまでの悪天候が嘘のように青空が姿を現しました。すると一気に雪が解け、真っ赤なツンドラの大地が姿を現しました。
見える小高い丘は、PINGO(ピンゴ)と呼ばれるツンドラの大地が作り上げた造形です。高い木は全く生えない過酷な地にも、冬が訪れる前の植物の息吹を感じることができる極北の地、それがタクトヤクタックです。
まるで大地が燃えているような真っ赤な紅葉を見ながら来た道をイヌビックに向けて走ります。数時間前の真っ白な景色からは想像もできないほどのツンドラ地帯の紅葉でした。
永遠と続くツンドラの大地。一面が真っ赤に染まった景色を見れるのも、偶然このタイミングでこの場所に来れた奇跡でした。
見る時間、太陽の位置、季節、この光景はこの一瞬だけです。二度と同じ景色に遭遇することはないでしょう。この一瞬を楽しみました。
翌日はハイキングに行くことにしました。その前に、犬ぞり用の犬たちと朝の運動がてら、バギーに乗って犬ぞり訓練に連れて行ってもらいました。8頭で一台のバギーと4人の乗客を乗せて出発です。
この犬たちともデンプスターハイウェイを走り抜けました。一昨日は車で走り抜け、今日は犬たちとともに走り抜けたこの道とも、明日でお別れです。
ハイキングにも犬を連れて一緒に行きました。しっかりと道案内をする非常に賢い犬たちです。人と犬の関係がしっかりと築かれている証ですね。愛情たっぷりに育てられているのが見ていて本当によく分りました。
ご主人の言うことは絶対です。危険な場所、行ってはいけない行動範囲をしっかりと教え込まれていました。
湿地帯は木道を歩きます。こんな場所にしっかりとした木道の登山道が整備されているのには正直驚きました。
そして、高台に出た先に見えたのが....
世界のトップ10に入る広大なデルタ地帯が目の前に現れます。ここがマッケンジーデルタ地帯です。もちろん全貌を見ることは不可能な広さです。今見えている風景は1000分の1程度の範囲でしょう。人を寄せ付けない自然の過酷さと、動物にとっての楽園が目の前に広がっていました。
最終日、イヌビック空港内にある北極圏の世界地図を見ることができます。改めてすごいところに来たことを実感できました。
出発の日の朝、空港に行く前にイヌビックの市役所にて到達記念証明書をいただくことができました。北緯68度のこの町は、いつまでもこのままでいてほしい、そう思わせられる素敵で素朴な街です。
最後に全員で到達記念写真を撮ってこの旅も終了となりました。
いかがでしたでしょうか。 ホワイトホースを出発してから9日間の旅のほんの一部をご紹介しました。この道中もいろいろな珍事もおきましたね(笑)それらもすべて本当に良い思い出になりました。
皆さん、楽しい旅をご一緒させていただき、本当にありがとうございました。この度をご一緒出来て本当に良かった、そう思える旅でした。
来年、今度はカナディアンロッキーですかね??
いつでも私たちヤムナスカスタッフは皆様をお待ちしております。 また必ず再会できることを願って。
ヤムナスカ・ガイド植木 正幸 (うえき まさゆき)
ガイドプロフィールはこちらから
]]>
女性3人旅・エジプトレイク・シャドーレイクロッジ縦走の旅
http://ymtours.exblog.jp/27123762/
2018-09-02T05:59:00+09:00
2018-10-03T08:19:27+09:00
2018-09-24T05:59:55+09:00
ymtours
グループの山旅
ヤムナスカの篠崎です。よっしゃー!快晴!煙フリー!最高の天気の中、ヤムナスカリピーターの皆さま(K様、T様、M様)と、エジプトレイク経由、シャドウレイクの縦走に行って来ました!イヤー、なんともあっという間の、笑いの絶えない、思い出深い旅になりました、、、。重い荷物を背中に背負い、一歩一歩「禅」の境地で歩きました。 キャンモアのオフィスにて荷物・装備チェック後、いざ出発!
いやー、本当に気持ちのいいハイキングですね(^^)
Healy Pass到着!快調快調!
エジプトレイクシェルターに到着。皆さん笑顔がいいですねー、
ヤムナスカ定番・特製のアレ(サーモン丼)ですよー(笑)
朝はマイナスまで冷え込み、秋の漂いを感じます。
しっかり霜も降りました!
ちょっと寄り道でエジプトレイクへ
今日の峠、Whistling Passへ向かいます!
今日も文句なしの天気、、、。
しかも殆ど人に会うことの無い、この隠れた名コースは絶対にお勧めです。
峠までもう少し!
到着!反対側の景色も見事で、明峰マウント・ボール3311mが見えますね
ガレ場もゆっくり、足元に集中しながら下っていきます
先ほどの峠があんなに後ろに!
長い道のりでしたが、シャドウレイクへ到着!
ロッジ到着後はシャワーで汗を流し、お待ちかねのリラックスタイムです。
翌日もまたまた素晴らしい天候、、。
今日はギボン峠から小ピークを目指します!
ゆっくり、ゆっくり、一歩一歩登ります。
頂上!ここでゆっくりランチと、昼寝タイムです(笑)
今日はいよいよ下山日。
心地の良い滞在を約束してくれる、シャドウレイクロッジに別れを告げます。
この雷鳥、道の真ん中に出没、、。見事な体つきです!
すると森の置くから家族総出でお出ましです!
なんとも素晴らしい思い出となりましたね(笑)
皆様、今回の山小屋・ロッジ経由の縦走のたびはいかがでしたか?去年とはまた一味違った山の楽しみ方を出来たのではないでしょうか?
日帰りハイク以上の荷物を担いで、長時間歩く、非日常的な行動は、いろいろと考えさせられたことと思います。荷物のパッキング一つとっても、コツがあり、ヒントがあります。ちょっとした工夫で、ハイキングが数倍楽しくなったのではないでしょうか?
皆さん!また絶対にロッキーで一緒に歩きましょう!次回はステップアップし、アシニボインキャンプに挑戦!?
その時を心からお待ちいたしております。
ヤムナスカ・ガイド篠崎 洋昭(しのざき ひろあき) ガイドプロフィールはこちらから
]]>
おいらく山岳会・極北のユーコンとカナディアンロッキーハイキング10日間【ユーコン編】
http://ymtours.exblog.jp/25806864/
2017-09-11T08:59:00+09:00
2017-10-21T07:42:16+09:00
2017-10-04T08:59:15+09:00
ymtours
グループの山旅(特選)
こんにちは。ヤムナスカガイドの川嶋です。この度は「おいらく山岳会」木村様グループを極北のユーコンとカナディアンロッキーハイキングにご案内させて頂きました。おいらく山岳会の皆様は前回2011年にもユーコンとロッキーでヤムナスカツアーに参加して頂いており、グループリーダーの木村さんとは実に6年振りの嬉しい再会でした。前回私はユーコンの部分のみをご案内させて頂きましたが、今回はユーコンそれにご一緒に飛行機に乗ってロッキーも続けてご案内させて頂いています。
2011年のブログ
ユーコン編
ロッキー編
今回もユーコン編とロッキー編と2部構成でお届けします。
それでは早速写真と共に今回のツアー(ユーコン編)をご覧ください!
ユーコンご到着日の夜は早速ホワイトホース郊外のフィッシュレイクにオーロラ観賞に行きました。運良く1日目からオーロラ出現!幸先良いスタートです。 次の日は日中同じくフィッシュレイクに紅葉/黄葉ハイキングに出掛けました。昨晩の暗さからは想像もできないような光景が広がっていたので皆様もユーコンの雄大な景色に感動されているご様子でした。 ヤナギの黄葉や北極カバの紅葉の中を歩く。 ポプラの黄葉が青空のバックに映えます。天気もよく気持ちの良いハイキング。
2日目の夜もフィッシュレイクへオーロラ観賞へ。この日は粘った甲斐もあり1時過ぎあたりから空一面に大きなオーロラが出現しました。
もの凄く早くうねりのある動きで、皆大歓声! 写真も撮らずに見とれるくらいのオーロラでした。
次の日は昨晩のオーロラの余韻に浸りつつ、ユーコン動物保護地区へ。ここでは広大なエリアにユーコンに生息する動物を見学することができます。ムース(ヘラジカ)を間近で見るととても迫力がありますが、目はとても優しい目をしています。
マウンテンゴート(シロイワヤギ、シロカモシカ)の親子
リンクス(オオヤマネコ)いつもは休んでいて見れない時もありますが、今回は天気が良いせいかアクティブに動いている姿を見る事ができました。
ユーコンでは天候にも恵まれて大きなオーロラを眺める事もできましたね!それでは続けてロッキー編もご覧ください!
ヤムナスカ・ガイド 川嶋 亮 (かわしま りょう)
ガイドプロフィールはこちらから
]]>
初夏のロッキーを満喫! アシニボインロッジ滞在とロッキーハイキング 8泊9日の旅
http://ymtours.exblog.jp/24965426/
2017-07-02T04:17:00+09:00
2017-10-21T07:41:04+09:00
2017-07-20T04:17:31+09:00
ymtours
グループの山旅(特選)
こんにちは。ヤムナスカガイドの山田利行です。今年もシーズンに入り忙しいガイド生活が始まりました。今回はロッキーのリピーターである浅田様グループを初夏のお花が溢れるハイキングそして旅のハイライトであるアシニボインロッジ滞在ツアーへとご案内致しました。
写真はアシニボインはナブリッジでの集合写真です。現地のスタッフと一緒にハイキングを楽しみました。 アシニボインに入る前にまずは足慣らし。静かなハイキングとロッキーの大パノラマを目当てに「キャッスルルックアウト トレイル」へ出かけました。 はい到着です。ルックアウトからの展望は最高でしたね。バンフからレイクルイーズの大パノラマが広がっていました。 ハイキング後に登ったトレイルを見るのも格別です。いつも道路から見えるキャッスルマウンテンが身近な存在になりましたね。 ハイキング二日目はカタクリの群生を探しにヒーリーメドウを歩きました。頑張って歩いた先には黄色に咲くカタクリの大群落が皆様を待ってくれていましたね。 地面を埋め尽くすカタクリの群生。こんなお花畑が手軽に楽しめるのもロッキーの魅力です。 ここからが旅のハイライトアシニボイン編です。ヘリコプターで入山しロッジを起点に東西南北隅から隅まで歩き回りました。
朝少しだけ早起きをして朝焼けに染まるアシニボインとミラーリングをカメラに収めました。
ハイキング中の一枚です。メドウの中に綺麗なポンドを見つけました。ハイキングで少し疲れた足を癒して頂きました。ヤムナスカのハイキングはただ歩くだけではなく全身でロッキーを感じて頂きます(笑)。
ウェスタンアネモネの家族です。高山地帯ではまだまだ初夏のお花も楽しむことができました。
雷鳥も見ることができて良かったですね。写真で改めてみると上手くカモフラージュしてますね。
ロッジ滞在は食事も楽しみの一つです。昼食は用意された食材で自分の好みに合わせてサンドイッチやスナックを詰め込んでハイキングに出かけます。 ハイキング最終日はウィンディーリッジへ向かいました。広大なメドウの先にある尾根を目指します。
ウィンディリッジ上部で休憩中。アッシニボインを遠望しながらの一時はとても贅沢な時間でしたね。
最終日、ヘリアウト前にレイクメイゴックでの集合写真です。ロッキーで一番有名な山域と言っても過言ではないアシニボイン州立公園を5日間遊び尽くした皆様の笑顔は最高ですね。全日晴天、初夏のお花、ロッキーの山々、アッシニボインでの5日間どれもが素晴らしいツアーとなりました。
是非、また皆様でロッキーに戻って来られることをスタッフ一同お待ちしております。この度はヤムナスカをご利用頂き本当にありがとうございました。
ヤムナスカ・ガイド山田 利行 (やまだ としゆき)
ガイドプロフィールはこちらから
]]>
むらいさち と行く 秋の黄葉・紅葉ツアー
http://ymtours.exblog.jp/23506613/
2016-09-08T01:08:00+09:00
2016-11-16T02:10:50+09:00
2016-09-23T08:14:01+09:00
ymtours
グループの山旅(特選)
ヤムナスカガイド 本山 です。毎年、冬にお越しいただく 写真家 むらいさち さん、
以前から、ずっと秋のツアーもやろう!と話していたのですが、遂に実現!
Yukon は大きかった。
ユーコン準州のキャッチフレーズ 『Larger Than Life』 が随所に感じられるツアーとなりました。
今回は、私、ガイド本山 と むらいさん で細かい内容は決定していくという初回ならではのラフな行程。
天気や、オーロラの状況により、予定をどんどん入れ替えて、その時のベストを感じられるものにしました。
まずは、インフォメーションセンターで、ユーコンの説明。
あまりにもでかいユーコンでは、ガイドの私もまずこのご説明をさせていただくことが非常に大切だと感じます。
Yukon は想像するよりもはるかに大きい!まさに Lager Than Life
なんと到着して翌日は雨、、、、、、
早速、ガイドの私には一日をどう作り上げるか!チャレンジングな日になりました。
が、お任せください!こんな日でもうまく一日をまとめ上げます。
ビーバーの生態を体感する一日にしてみました。
ホワイトホースは、街のすぐそばにたくさんのビーバーが生息しています。
ウィルダネス シティー ホワイトホースを体感する一日です。
ビーバーの巣を観察、よくできています。
しかし、しかし、不思議な生き物、ビーバー君。
そこには、驚きに習性が盛りだくさんです。
ここは立ち寄りたい、ユーコン地ビール工場。
種類は豊富なので、きっとお気に入りのビールが見つかることでしょう。
様々な種類のビールがありますが、意外にグッズもかわいいものが多く、お土産にも最適です。
早速、Tシャツを吟味されている方が多くいらっしゃいました。
翌日には、多くの方がここで購入されたTシャツを着ていました。
しかし、非常に珍しく一日中雨な、この日のホワイトホース。
ディナーの時間でも雨はポツポツと降り、曇天です。
いったいどうなるの今夜のオーロラ鑑賞・・・・・ガイドの私には頭が痛い感じ、、、、、
ディナーは、ホワイトホースの名店!
『クロンダイク リブ & サーモン』 に来ました。
ここは、一切の事前予約を受けないお店、どんな人でも並ばないといけません。
この一徹な感じが、また魅力的ですね。
かんぱーい!
もちろん地ビールもありますので、好きな方は是非どうぞ
ここのお勧めは、なんと言っても、フィッシュ&チップス オヒョウを使っています。
ホクホクで最高です。
サーモンもなかなかのお味
誕生日ガールには、特大ブラウニー&アイスクリームです。
しかしでかい!
この夜は、降り続く雨、そして天気予報もよくなく、翌日は天候回復の期待が持てたため、
一気に予定変更!
ビーバーに会いに行こう!ツアー
小雨が降る中、ビーバーに会いに繰り出しました。
ビーバーは夜行性、夕暮れ時によく行動しているのですが、はたして出会えるかな?
ガイドの腕の見せ所です。
先頭を行く私には、後ろから、『本当にビーバーになんて会えるの?』という雰囲気を感じつつ、ビーバーの特性をよく考えて、あやしそうな場所をくまなくつぶして徘徊していきます。
じゃじゃーーん、
見事、ビーバーを発見。
暗い中なので、いい写真が撮れず恐縮です。
見事!私の予想が的中!
あまり驚かせないように、静かに写真に収めます。
オーロラツアーを前日なしにして、たくさん寝た翌日は、フルデイのハイキング。
実際に、前日オーロラを見に行っていたら、ここに来るのは体力的に難しかっただけに、恵みの雨だったかもしれません。
ハイキングは、黄葉と上からの景色が素晴らしいサムマギーへ!
美しいアスペンの黄色い林を抜けていきます。
元々は海カメラマンのむらいさん、山でもいい写真撮ります。
道中の黄葉は見事でした。
なんと標高をあげると前日に降った雪が出てきました。
ハイキング初心者の方もいらっしゃいましたが、ご安心ください。
安全に目的地までお連れいたします。
目的地に全員で無事に到着
スケールのでかい風景に黄葉がいいアクセントになります。
まさしく Lager Than Life
夜はオーロラ鑑賞へ
ツアー用に用意された鑑賞地だと被写体として写真好きには十分でないことがあるので、なんと言っても、秋の黄葉は、『湖面に映るオーロラ』 これを狙える場所に行きました。
到着すると、もうすぐにオーロラが出ていて、撮影で忙しく過ごしました。
実は、オーロラ撮影に適した場所は、星空撮影も素晴らしいのです。
ちょっと余裕を出して、ミルキーウェイの撮影も楽しみました。
私とむらいさんでツアーは数多く行ってきましたが、、、、
まだオーロラ空振りしたことがないんです!
お客さんも、むらいさんも 『持ってますね』
秋のオーロラ撮影は、冬とは違った楽しさがあります。
翌日はオーロラ明けでしたので、ゆっくり目のスタートで、簡単だけと、すごい風景が見られる場所へ
いやぁー、でかいユーコン、どこまでも広がるアスペンの黄葉です。
プロは、撮影への集中力はものすごいものがあります。
雪をかぶった山と広大な黄葉にうっとり
こんなところにカフェがあるの?という感じの、森の隠れたカフェも楽しみました。
自家焙煎のおいしいコーヒーが飲めますし、、、、
こんな感じで、芝生でのんびりもできちゃいます。
最終夜のオーロラは、『キャンプファイヤー アウトドアクッキング & オーロラ鑑賞 』をしました。
まずは、薪割り
今回の料理はすべてキャンプファイヤーのみを使用!
クッキングや買い物は私が中心になり行いました。
皆さんにも手伝っていただき、着々と準備を進めていきます。
食べ終わる頃にちょうど暗くなり、オーロラモードに入っていきます。
この日は、なかなか雲が取れず、マショマロ焼きなども楽しみました。
キャンプファイヤーとは、不思議な雰囲気を作り出す力があり、オーロラを待機している間、数日一緒に過ごした仲間で語らいました。
予定は、大まかにしか決まっていなかったこのツアー、雨もあったが、オーロラも出てくれて、晴天もよいところで得ることができ、楽しいツアーになりました。
そして、大きな手付かずのユーコンの大自然を皆さんに感じていただけたのではないと思っております。
Larger Than Life
やはり自然は大きかった!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
この旅行はトラベルプロさんにご協力いただきました。
もう冬のオーロラツアーも募集開始しております。
ヤムナスカ・ガイド本山 直人 (もとやま なおと)
ガイドプロフィールはこちらから
]]>
大塚様グループ in バカブー
http://ymtours.exblog.jp/23344109/
2016-07-24T19:13:00+09:00
2016-11-16T01:58:17+09:00
2016-07-30T19:13:13+09:00
ymtours
グループの山旅(特選)
ヤムナスカガイド谷です。
今回は去年のスコーキーロッジの旅に引き続き僕が大塚さまグループをガイドさせていただきました。
気になる今年の目的地は!!バカブーです。
え、それどこ?って方もいると思うんで簡単に説明するとキャンモアから車で3時間半、カナディアンロッキーの隣の山域にある、エスプラナーデと同じコロンビア山脈に位置し北米のパタゴニアと称される世界最高のクライミングエリアの一つです。
大塚さん達が旅した鋭鋒と氷河が織りなす大自然の芸術をとくとご覧あれです。
初日は雪上車観光で有名なコロンビアアイスフィールドでアイゼンのトレーニング。
氷河の成り立ちをしっかり説明させていただきました。
初めてみるクレバスに大興奮。雪上車観光では決して見れない景色をご覧いただけますよ。
皆さん初めてのアイゼンもばっちり楽しんでくれました。
ちなみにロープを使ってヘルメットかぶって危なそう、大丈夫?って方いますよね。
大丈夫です。氷河や雪山が初めての方、ぜひ安心してカナダの氷河歩いてみてください。
きっと今まで体験したことのない世界にお連れしますよ。
さて、もう2日目にバカブーへ入山です。上の山小屋に3泊するんですね。
これは何をしているかというと、山嵐の仲間ポーキュパイン(ヤマアラシ)にタイヤなどのゴム製品を
かじられないように柵で囲っているところです。
みんなで作業は楽しい!!
歩き始めて1時間もすると見えてきましたバカブー氷河と花崗岩の岩塔が!!
こんな場所に一時間でいけちゃいます。
鎖場の通過もあります。下りはザイルでしっかり確保させていただきました。
北アルプスの奥穂に登ったことのある方なら楽しめること間違いなし。高度感抜群ですよ。
はしご場も余裕ですね。こういうとこの方が好きなんじゃないですか皆さん?
到着しました!!小屋の前のテーブルにて。見てくださいこのスケール。大きい!!
翌朝みんなで大きな岩の上で談笑中。『あっちはロッキーかな』なんて話してましたよね。
さあ登山スタートです。
バックに見えるのは今回泊まったケインハットという素泊まりの山小屋です。
でも電気もあるし、お湯も出るんですよ。
さて今回の目的クレセント氷河とクレセント・レイクスを目指します。
素晴らしい天気!!バックの氷河も美しいです。
では初日のコロンビア大氷原で練習したとおり、アイゼン、ハーネス、ヘルメットを付けて。
ロープを結べば、このロケーションに自分たちの足で登って立っているんですよ。こんな贅沢他にないですね。。。
満面の笑み。本当に嬉しそうですね。
バカブースパイアとクレセントレイクス。
改めて写真で振り返ると、すごいことしてるなって思いますよね。
気軽に氷河の上を歩く事ができることが出来るのは、カナダならではの山の楽しみ方の一つです!
さて氷河登山の終着は氷河湖を上から眺めましょう。
見下ろせば自分たちが登ってきた道のりが見えますね。感動的なフィナーレでした。
初めてのアイゼン、初めての氷河、カナダで出来ることまだまだたくさんありますよ。
僕ももっと精進して来年、皆さんの帰りをお待ちしています。
最後になりましたが本当に最高の天気と最高の仲間でバカブーの氷河を登れたこと、本当におめでとうございます。
僕もガイドさせていただき幸せでした。
では来年もお逢いしましょう!!
ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
ガイドプロフィールはこちらから]]>
S様 山仲間 ロッキーにどっぷりの旅 / エジプトレイク・シャドーレイク縦走編
http://ymtours.exblog.jp/23377596/
2016-07-21T23:38:00+09:00
2016-11-16T01:59:47+09:00
2016-08-05T15:51:17+09:00
ymtours
グループの山旅(特選)
S様 山仲間 ロッキーどっぷりの 第三弾は!
サンシャイン
→ ヒーリーパス
→ エジプトレイク (シェルター泊)
→ シャドーレイク ロッジ泊
→ レッドアース駐車場へ
という縦走!
今まで、ロッキーでも色々な山行を楽しんできました皆様、
寂しい、これが最後です。
縦走は、とにかく次に進まないといけないので、やはり緊張感があります。
まずは、樹林帯の中をヒーリーメドーに向けて進みます。
ヒーリーメドーは、私達ガイドを裏切りません。いつ行っても、とてももない花の数なんです。
これすべて天然の花なんですよ。もう写真でも表現できない!これは来ないとわかりません。
とにかくすごいんです。
もうどうやって撮影したら、このすごさが伝わるのか、、、、
私の技術とセンスでは、限界が、、、、、
そりゃー、写真撮りたくなりますよね。
とにかくいっぱいなんですよー
そうこうしているうちに快調に峠に到着しました。
頂上が雲で隠れいているのは、昨日までいた名峰アシニボイン!
やったー、無事にヒーリー峠に到着!
これは往復するデイハイクだと、なんと20km弱にも距離がなってしまいますが、縦走すれば!
10km強の行程でエジプトレイクまでいけるのです!
峠の反対側を見ると、、、、
こちらも名峰ボール山が見えてきます。明後日の宿はあの山の近く!
こうやって、峠を越えて、谷をつめて、と歩いていくのが、カナダの縦走。
北米のバックパッキングといえるでしょう。
峠に登ったとき、次にどんな風景が待っているのか、ロマンは広がります。
なんと、峠を越えた反対側も、ヒーリーメドーに負けない!お花だらけぇー、
どっしぇー、すごかったです。
こんなですから、歩くのも楽しいですね。
荷物の重さも忘れます、、、、
峠も越えたし、後は基本的に下り、そうですよね。写真など撮りながら楽しんで進みましょう。
エジプトレイク シェルターは、今夜の宿!
国立公園が運営する非難小屋のような場所です。
中はこんな感じ、
寝袋とスリーピングマットが必要です。
ウッドストーブがあるので、まず夜寒くて寝れないということはありませんね。
安心安心
今回、ずっと私がクッキングしていますが、あまり食べ物の写真を載せてきませんでした。
今夜は、歩いたので、カレー!皆さんに大好評いただきました。
任せてください!
ヤムナスカガイドは、クッキングできる男ばかりです。
これは、ショウガ と イワシの炊き込みご飯、翌日のランチです。こちらも今回の人気メニューでした!
エジプトシェルターからは、シャドーレイクへ移動します。
シャドーレイクは商業ロッジで、ベットあり、個室、水道、電気あり、タオルあり、シャワーあり、で今回最後の山中での宿泊は、贅沢です。
ロッジからは名峰ボール山が見えます。
こんな時間の使い方もいいですよね。
ポカポカの日差しの中、昼寝です。
朝食です。町のレストランにも負けず劣らず何とも旨い!
シャドーレイクロッジには2泊したので、フルデイのハイキングが一日ありました。
旅のハイライトになる一日!
ガイドの腕の見せ所です。
最後のデイハイクは、やはり高い場所に行っていい景観をと思いました。
ギボン峠から、ギボン山 登頂を目指しました。峠までは非常に、軽快に皆さん歩かれました。
森林限界から尾根をまずは目指して
一気に登頂!シャドーレイク、ボール山、アシニボインまで、非常に素晴らしい景観です。
しかし、この日は午後から雷雨の予報!
天気がいいように思えても、ヤムナスカガイドはしっかり予測しています。
午後の暗雲が立ち込めてきました。
しかし、ここまでテンポよくきましたので、後は峠から下るだけ!
こうやって、一日のテンポを作り、雨など避けていくのも私共の役割です。
最後に峠より、自分達が登った、ギボン山の頂上を確認して、一気に下山です。
滑り込みセーフ、この日も、私の読みが当たり!
ロッジに到着してから、ものすごい雨、なんと雹も降りました。
そんな雨の中でも私達は、ロッジで、チーズ、、、、
ビール!
などを楽しみながら、今日の一日を振り返ります。
そして、ディナー!野菜いっぱいです。さっぱりして美味しかったぁー、
カナダのロッジは健康的な、野菜多めの食事が多いんです。
2週間のカナディアンロッキーの山行を振り返ります。
色々なことがありました。話題を欠くことがない、2週間という長さ、色々なことがありました。
翌朝は、最後の朝ということで、湖まで、ボール山の朝焼けを狙いに行きました。
見事!靄もかかり幻想的でした。
うっとりします。
鏡のように映りこむボール山
後ろを向いても、美しく、幻想的なご来光でした。
帰路は一気に駆け抜けて、あっという間に駐車場に到着
2週間、3部構成からなる山旅が終わりました。
怪我、体調が崩れる方もいらっしゃらず、本当に様々な山旅を楽しんでいただけたかと思っております。
次の大冒険はどちらへご案内しましょうか?またお越しいただける日を心からお待ちしております。
この度は、ご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
ヤムナスカ・ガイド本山 直人 (もとやま なおと)
ガイドプロフィールはこちらから
↓上記の山旅記録は以下のツアーで参加いただきました↓
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/