ヤムナスカ Blog:オーロラの旅
2024-03-21T11:20:02+09:00
ymtours
カナディアンロッキーとユーコンの素晴らしさに魅せられたヤムナスカガイドのツアー報告、お客様情報交換、山情報など...
Excite Blog
女子旅で楽しむ極北の自然!
http://ymtours.exblog.jp/29976606/
2024-03-17T09:16:00+09:00
2024-03-21T11:20:02+09:00
2024-03-17T09:16:29+09:00
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オーロラの旅
こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。今回は女子旅の皆さんをネイチャーウォークにご案内してきました。
大学院の卒業旅行にお友達ふたりで来てくださったH様とT様、そしておひとりでいらしたT様の合計3人です。
ふだん登山などはあまりされないということでしたが、極北の自然を堪能したいということで、ホワイトホース近くの森と湖へと行ってきました!
まずは駐車場にて、チェーンスパイク(靴につける滑り止め)とストックをお渡しして、準備万端!
この日は天気がとてもよく眩しいくらい。
3月に入り雪もだんだんと無くなっていましたが、前夜に雪が降ったため綺麗な青空と白い雪のコントラスト楽しむことができました。
ただちょっと風が強く、まるで春一番のようでした…。
森を進んでいくと、時々、抉られたような木が目に入ります。
みなさん、これなんだかわかりますか??
想像力を膨らませてください!カナダの森、近くに湖がある、歯型のような痕…。
そう、これはビーバーが木を齧った痕なのです。
ビーバーは森から自分で木を切り出してきて、水辺にビーバーダムやビーバーロッジと呼ばれる巣を作るのです。
カナダの森を歩いているとそこかしこに、この痕が見られるので探すのも一興です!
そして凍った湖に出ると、やはり気になるのが氷の厚み。
私たちは乗っていて大丈夫なのか…。
早速アイススクリューをさして、氷の厚みをチェック!
実は、人が乗っても大丈夫な氷の厚みはだいたい10cm程度。
それよりも厚みがあれば、大丈夫なんです。
もちろんこの日は無問題!
こちらの氷の割れ目は、T様が気合いのチョップで割った!…のではなく、こうした亀裂が凍った湖には時々あるんです。
工夫すると面白い写真が撮れますね。
そしてぜひ体験してほしいのは、氷の上で寝そべること。
なかなか湖の上で寝られることは日本ではありませんよね。
氷の冷たさを感じながら、青空を眺めるのも気持ちいいのです。
たくさん遊んだあとは、頑張って歩いて車へと帰ります。
ネイチャーウォークの後は、プチ市内観光。
ここは、ユーコンのオーガニック素材を使ったハーブティーやハンドクリーム、石鹸などが売っているお店。
カナダのお土産は、メープルシロップとメープルクッキーだけ?と思われがちですが、地域ごとにローカルの素敵なものが実はあるんです。
その後は、ホワイトホースといえば地ビール、地ビールといえばウィンターロング、ということでローカルのブルワリーへご案内しました。
このブルワリーで作っている12種類のビールを常時試飲して、買って帰ることもできるんです。
半分くらいは季節ごとにビールが変わるので、違う時期に訪れるのもおすすめです。
今回のホワイトホースの滞在はいかがでしたか?
極北の自然を楽しんで頂ければ幸いです。
またお会いできる日を楽しみにしています。
ありがとうございました!
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老若男女が楽しめるホワイトホース!
http://ymtours.exblog.jp/29962203/
2024-03-14T07:58:00+09:00
2024-03-15T07:20:15+09:00
2024-03-14T07:58:46+09:00
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オーロラの旅
こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。今回はお子様連れのM様ご家族をご案内しました。
イン・オンザレイクで雪遊びも堪能されていた様子。
お子様連れでも安心して楽しめるので安心のロッジです。
毎晩オーロラを見ることができたM様たちを日中はユーコン野生動物保護区へとご案内してきました。
写真の後ろにいるのは、世界最大の鹿であるムース(ヘラジカ)です。
ちょうどお腹が空いていたようで、餌を食べに近くまで来てくれました。
こちらはバイソンです。
右側の小さいバイソンは、去年の秋に生まれた子ども。
野生動物保護区は、交通事故で傷ついた動物の保護も行っていますが、この施設の中で繁殖して育てられていく動物もいます。
凛々しい佇まいのこちらは、リンクス(オオヤマネコ)です。
木の茂みに隠れてしまうことが多いのですが、この日は見やすい場所にいてくれました。
大きな耳が特徴的です。
マウンテンゴート(シロイワヤギ)は岩登りが得意で、崖の上にいる姿を見ることができました。
動物の生態に合わせた施設になっているのが、野生動物保護区ならではです。
この日もまた可愛らしい野生のリスも現れてくれました。
そして動物保護区の後は、大人の時間…向かったのはホワイトホースにある地ビールのブルワリーです。
日本にはないフルーティなテイストや、アルコール度数8%ほどの強いビールなど様々な種類があり、試飲セットを頼んで飲み比べをすることができます。
飲んだビールは缶でも売っているので、その場で買って帰ることもできるのです。
缶のデザインも色とりどりで、お気に入りの1品を見つけるのも楽しみです。
たくさんの動物と触れ合い、ローカルの味も楽しんだ1日はいかがでしたか?
またお会いできる日を楽しみにしております!
ありがとうございました。
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粘り強く深夜に頑張って、念願のオーロラ!
http://ymtours.exblog.jp/29962178/
2024-03-14T07:36:00+09:00
2024-03-15T07:17:55+09:00
2024-03-14T07:36:56+09:00
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オーロラの旅
こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。今回ご案内をしたのはホワイトホースを訪れてくださったM様ご夫妻とC様。
別々のお客様でしたが、到着とロッジの滞在が重なり、ご一緒にオーロラ鑑賞をされていました。
これも旅のご縁ですね。
オーロラをなんとしても見たいと夜中に粘った結果、ご覧のようなオーロラを見ることができました!
このオーロラが出たのは午前4時ごろ。
C様は粘って何度も外を見ていると、だんだんとオーロラが出てきて、諦めかけていたM様を起こしにいかれたそうです。粘り勝ち!
喜びが溢れていますね!
この写真を撮ったのはC様のiPhoneです。
鮮やかですね。iPhone12以降の機種であれば、カメラ性能が格段に良くなっているのでオーロラも撮影できてしまいます!
iPhoneでなくとも、ここ2-3年のスマートフォンであればオーロラの撮影はできてしまうんです。
さて、オーロラを無事に見ることができた3人を今回はユーコン野生動物保護区にご案内してきました。
こちらはミュールディア(鹿です)の雌。
柵の近くに餌があるのですが、すぐそばまできてくれました。
こちらのリスは…野生です。
動物保護区で飼育してはいませんが、豊かな自然が広がっているので、施設内でよく顔を見せてくれます。
ウッドランドカリブー(トナカイ)も姿を見せてくれました。
カリブーの敷地はとても広く、隠れていることも多いので、なかなか姿を見ることができないのでラッキーでした!
こちらはマウンテンゴート(シロイワヤギ)。
最初は近くにはいなかったのですが、なんとしても多くの動物に会いたいと粘り強く見て回っていると近くまで来てくれました。
オーロラにしても、動物観察にしても、粘り強さは大切ですね。
M様、C様、今回のホワイトホース滞在はいかがでしたか?
またのお越しをお待ちしております!ありがとうございました。
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春はもうすぐ?季節の移ろいを感じるホワイトホースを満喫
http://ymtours.exblog.jp/29950442/
2024-03-10T09:35:00+09:00
2024-03-15T07:13:25+09:00
2024-03-10T09:35:24+09:00
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オーロラの旅
こんんちは!ヤムナスカガイドの安食です。3月に入り、ホワイトホースは日照時間もだいぶ長くなり、気温も少しずつ温かくなってきました。
今回は少しずつ春めいてきた?ホワイトホースを訪れてくれたK様ご夫妻をご案内してきました!
初日に訪れたのは、ホワイトホースに来たら一度は訪れてもらいたいユーコン野生動物保護区。
交通事故で怪我をした動物を保護したり、北国に暮らす動物たちの生態調査をしたりする場所で、日本では見ることのできない珍しい動物を観察することができます。
このK様ご夫妻が持っている大きなツノはカリブー(トナカイ)の頭から落ちたもの。
鹿のツノは冬から春に移るころに毎年落ちるのです。
なかなか持ち上げるだけでも大変です。
そのカリブーがこちら。この個体はツノがそんなに大きくありませんでした。
こちらはダルシープという羊のメスの群れ。
不思議なもので、バラバラに歩くのではなく、前の羊が歩いたあとを忠実に歩いてくるのです。
前の羊が止まると、そこで渋滞が起こり、先に進まなくなるので見ていて面白いです。
動物保護区のあとは、ユーコンの地ビールを飲めるYukon Brewingへ!
試飲セットを注文し、日本であまりないテイストのビールを味わうことができました。
ちなみにカナダのブルワリーでは、専用の瓶を持って行くと生ビールをタップから入れてくれ、自宅に持って帰ることができます。
缶も出ないのでエコ?ですし、この瓶から自分のグラスに注いで飲むのは不思議と美味しく感じてしまいます。
翌日はホワイトホースの近くの森と湖へネイチャーウォークに行ってきました。
覗き込んでいるのは凍った湖です!
最近は気温が高くなり、湖面の雪が溶けて、きれいな氷が広がっている様子を見ることができました。
場所によってはアイスバブルがありました。
これは湖底からガスが出ていて、そのガスが途中で凍ってしまう現象で、なかなか幻想的でした。
いつも見られるわけではないのでラッキー!
帰り道には氷に穴をあけて魚を釣るアイスフィッシングに向かう人に遭遇。
ドリルを貸してくれ、氷に穴を開ける体験をさせてくれました。
思いの外、氷の厚いこと!春めいてきたとはいえ、さすが寒さの厳しいユーコンです。
ネイチャーウォークの後は街の中にあるお土産屋さんへ。
先住民にちなんだアート作品なども置いてあります。
こちらは、ユーコンで取れたオーガニック素材から作られる石鹸やクリーム、ハーブティなどを売っているお店。
野生のヤナギランやブルーベリーなど様々ブレンドされたハーブティは、一度は味わってもらいたいお茶です。
そして、この日も最後はもう一つのブルワリー、Winter longへと向かいました。
前日のブルワリーとはまた一味違うビールです。
こうしたブルワリー巡りもカナダならではの楽しみですね!
K様、この度はホワイトホースへお越しくださり、ありがとうございました!
夏のカナディアンロッキー、秋のユーコンの登山も魅力的ですので、ぜひお越しください!
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目の前に迫るユーコンに生きる動物たち!
http://ymtours.exblog.jp/29898916/
2024-02-22T07:32:00+09:00
2024-02-25T02:38:35+09:00
2024-02-22T07:32:31+09:00
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オーロラの旅
こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。今回も行ってきました。ユーコンに来たら一度は訪れてほしいユーコン野生動物保護区です。
ご案内をしたのはI様ご家族と、K様ご家族の合計8人。
この動物保護区にいるのは日本では見ることのできない動物ばかりで、老若男女が楽しめるのでおすすめです。
保護区の入り口付近でお尻を向けながらこちらの様子を伺っていたのはエルク(オオツノジカ)。
この時期はオスのツノが巨大で危険なので、別区画に隔離されており、オスに出会うことはできませんでした。
バイソンは変わらず微動だにしません。
でも、その存在感は圧倒的です。
そして、ここ最近はすっかり姿を現してくれていなかったムース(ヘラジカ)がなんと目の前に!
今は広大なムースのエリアに一頭しかいないので、これはラッキーでした。
しかし、ちょうど2日前にツノを落としてしまったということで、頭はすっきりとしていました。
鹿の仲間は冬から春に変わる頃にツノが落ちて、毎年生え変わるのです。
こちらは午後の陽気にやられて、寝落ちしかけてるかのような羊です。
弛緩しているかのような顔が愛らしいですね。
子どもの体より遥かに大きいこちらのツノの持ち主は…
カリブー(トナカイ)です。
この写真の個体のツノはちょっと変な方向に曲がっていました。
今回は野生動物保護区にいる動物全10種を見ることができました!
いつも全ての動物を見ることができるわけではないので、ラッキーでしたね。
I様ご家族、K様ご家族、いかがでしたでしょうか?
北の大地、ユーコンに訪れてくださり、ありがとうございました!
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ユーコンの動物を目と舌?で堪能!
http://ymtours.exblog.jp/29837958/
2024-02-04T06:04:00+09:00
2024-02-04T06:04:06+09:00
2024-01-31T12:48:57+09:00
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オーロラの旅
こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。寒さ厳しいユーコンですが、なんと1月にも関わらず気温がプラスとなりました。温暖化ですね…。
雪が溶けて凍って地面はツルツルですが、安全第一でユーコン野生動物保護区へと行ってきました。
今回ご案内したのは、Y様ご一行。写真教室を通じて知り合ったお友達ということで、皆さん立派なカメラを片手に動物たちを間近に見てきました!
まず出会ったのはエルク(オオツノジカ)です。
奈良のシカが大きくなった…という感じでしょうか。
こちらはバイソン。
広大な敷地の中にいるので時によっては米粒のようにしか見えない時もあるのですが、今回は近くでその姿を見せてくれました。
次は愛らしい表情と、巻き巻きのツノがチャームポイントのシープです。
動物保護区で飼育されているわけではありませんが、野生のリスも可愛らしい顔を覗かせてくれました!
そしてなかなか活発に動いている姿を見ることができないリンクス(オオヤマネコ)も颯爽と歩く姿を間近で見ることができました。
そして動物保護区をあとにして向かったのは、街のお肉屋さん。
ここに何があるかというと…さきほど動物保護区で見たエルクとバイソンのジャーキーがあります!
これがなかなか美味なのです!
そしてユーコンに来たら外せないといっても過言では無いのが地ビールのブルワリーです。
それぞれ4種類を小さなグラスで頼んで、飲み比べをしました。
日本ではあまりないテイストのビール、いかがでしたか?
あっという間の1日でしたが、ホワイトホースを満喫できたのではないでしょうか。
またぜひお待ちしております。
ありがとうございました!
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カナダの果て?北極圏のイヌビックでオーロラ三昧!
http://ymtours.exblog.jp/29837811/
2024-01-31T13:32:00+09:00
2024-01-31T13:32:48+09:00
2024-01-31T09:43:05+09:00
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オーロラの旅
こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。今回はオーロラ鑑賞のツアーで、なんとあのイヌビックに行ってきました。
「イヌビック?どこだよ、それは?」とオーロラに詳しい方でも思うかもしれません。
イヌビックは、北極圏の北緯68度に位置する、カナダでも北の果ての街です。
「そんな聞いたことも無いようなところでオーロラ見えるの?」と思ったあなた!
ここではばっちりオーロラが見えるんです!
ヤムナスカのツアーでは、鑑賞率はなんと驚異の100%。
今回はM様親子、K様の合計3名様を極寒のイヌビックへとご案内してきました。
まずホワイトホースに集合して、そこからさらに小型機に乗って北の果てへと向かっていきます!
午前10:30発のフライトですが、まだ薄暗いです。
イヌビックに近づいてくると、カナダで最も長いマッケンジー川の周りに広がるデルタ地帯が見えてきます。
空港に到着すると北極点を中心とした地図が!北に来たのを実感しますね。
街で買い出しをした後に早速泊まるキャビンへと移動。
今回、外気は毎日マイナス30度を下回っていましたが、中はとても暖かく、暖かく快適に過ごすことができました!
このツアーでは食事はついていませんが、せっかく出会った旅の縁なので、それぞれで食事をするのではなく、夕食は皆で作って食べることにしました。この日は、鍋にして身体も温まります!
そして食後は、お待ちかねのオーロラタイム!初日から深夜1時ごろに揺れ動くオーロラが出現してくれました。
さすがイヌビック!
翌日は、昼まで皆さん寝ていたので、午後からK様とオプショナルツアーでイヌビック市内観光に行ってきました。
こちらは病院です。
イヌビックは北極圏にあるため、冬至に近い頃は太陽が昇らない極夜となります。
そんな時に少しでも明るい気分になるように、建物がカラフルになっているのだそうです。
そしてこちらはアイスロードに行ってきました。
この周辺では冬は川が凍りつくので、道路として使われているのです。
川の上に車があると考えると、ちょっと心配になりますね。
そして夕食後はオーロラの出現を待ち、深夜まで起きることになるのですが、今回は皆でカードゲームやボードゲームに勤しみました。
オーロラよりもゲームを楽しみにきたのでは?と思うほど、白熱しました!
そしてこの日もオーロラが出現!
前夜ほど強くはありませんでしたが、たなびくオーロラを見ることができました。
だんだんと寝不足になるオーロラ鑑賞ですが、日はしっかりと昇ります。
朝焼けがまぶしいです。
私たちが泊まっているキャビンでは犬ぞりのツアーもやっているのですが、ソリを引くハスキーを貸してくれて凍った湖や森の中を歩くことができます。
凛々しいその姿にみなで惚れ惚れとしていました。
また凍てつく北極圏ならではの遊びも楽しみました。
こちらはシャボン玉を凍らせようと何度も試したところ、いいところまではいくのですが、うまく固まりきりませんでした。
濡れたタオルを振り回すと…
あっという間に固まります。一度はやってみたいことですよね!
こちらは熱湯を放り投げると一瞬で凍って霧散していきます。
太陽をバックにしてやるとなんとも幻想的な雰囲気になりました。
連日連夜にわたって、オーロラを見て、昼まで寝て、凍てつく寒さの中で遊ぶを繰り返したイヌビックとなりました。
M様、K様、今回の旅はいかがでしたでしょうか?
またお会いできる日を楽しみにしております。
ありがとうございました!
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年越しは極寒のユーコンで!
http://ymtours.exblog.jp/29805752/
2024-01-06T07:19:00+09:00
2024-01-06T07:19:54+09:00
2024-01-03T11:15:30+09:00
ymtours
オーロラの旅
新年、明けましておめでとうございます!ヤムナスカ・ガイドの安食です。2024年が始まりました!
この年末年始も多くのお客様にお越し頂き、ありがたい限りです。
今年もどうぞよろしくお願い致します!
大晦日とお正月、記念すべき2023年の終わりと2024年の始まりにTさまご家族、S様をユーコン野生動物保護区とネイチャーウォークへご案内させて頂きました!
この日は気温がだいぶ下がりマイナス22℃となりました。
日本で聞くと驚きの数字ですが、ユーコンでは普通です。
普通ですが、やはり外にいるとめちゃくちゃ寒いです。
この気温の中でたくましく生きる動物動物たちをご覧いただきました!
今回はとても立派なツノをもったカリブー(トナカイ)も姿を見せてくれました。
まさにサンタクロースのソリを引くトナカイですね。
なかなか立派なツノは見られないので、その存在感は圧巻でした。
その後、向かったのはユーコンの地ビールが飲めるブルワリー。
大晦日にビールを飲んで欲しいと極寒の地でも営業してくれています!
2023年を無事に締めくくることができましたね。
翌日は新年早々にホワイトホース近郊の森の中へ。
森は静寂に包まれていて、雪の上に座り込んでのんびりとすることができました。
ふとジャケットを見てみると、表面にはとても綺麗な雪の結晶が。
気温が低いからこそ見られるご褒美ですね。
自然の造形美に圧倒されます!
その後、凍った湖の上へ!
広大な景色が広がる湖ですが、わずかホワイトホースから車で10分ほどの場所です。
こんな世界にすぐ入れるのはたまりません。
湖の上ではスクリューを使って、氷に人が乗っても十分な厚みがあるのか、チェックしてみました。
穴から水が出てこないか、ちょっとドキドキでしたね。
もちろん氷の厚さは十分あるので人が歩いても大丈夫でした!
T様、S様、年越しをユーコンで過ごしたのはいかがでしたか?
なかなか日本ではできない経験ができたのではないでしょうか。
楽しんで頂けていたら何よりです。
またお会いできる日を楽しみにしております。
ありがとうございました!
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ホワイトホースの冬を大満喫!
http://ymtours.exblog.jp/29773686/
2023-12-13T01:51:00+09:00
2023-12-13T01:53:44+09:00
2023-12-10T03:14:07+09:00
ymtours
オーロラの旅
こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。早くも師走になり、まさに光陰矢の如しを感じる日々です。
ユーコンへオーロラ鑑賞で訪れる人も増え、忙しくなってきました!
今回ご案内したNご夫妻とYご夫妻は京都の山の会に所属されているのお友達同士。
Nご夫妻はエスプラナーデのハイキングにお越しくださり、10年越しでユーコンへお越しくださりました!
当時の記録が今も残っております。月日の経つのは本当にあっという間ですね。
エスプラナーデ ハイキング
初日は移動の疲れもあったため、ネイチャーウォークではホワイトホースの自然をお手軽に楽しめる場所にまずご案内しました。
向かったのはミレニアムトレイルというホワイトホースの街のすぐそばでユーコン川を見ながらのんびりと歩ける場所です。
氷も張るくらい寒いのですが、なんとカヤックをやっている人もいました。
ユーコンの人々はたくましい…!
その後は、場所を変えて森の中を歩いていきます。
すると見えてきたのは、マイルズ・キャニオンという切り立った渓谷。
ホワイトホースの町の名前の由来になった場所なんです。
ここの水面に白波が立っていた様子が、馬の白い立て髪のように見えたことからつけられました。
夏は車でここまで来れますが、冬は歩いてしか来られないのでちょっとした特別な場所ですね。
その後は酒屋さんによって、ビールやワインを調達。
カナダではワインも有名で、あまり国外に出回らないのでカナダに来た際にワインを楽しむのはおすすめです!
そして1日が暮れていきます。美しい光景ですね。
翌日向かったのは、ユーコン野生動物保護区です。
クリスマスツリーも飾られていて、12月になったのでだいぶクリスマスムードになってきました。
持ち上げているのは、ムース(ヘラジカ)のツノ。
おっきいですねー、とても重いので実は持ち上げるだけでもかなり大変です。
こちらはダルシープ。
近くまで寄ってきてくれて、間近で観察することができました!
動物を堪能した後は、ユーコンの地ビールが飲めるブルワリー、ウィンターロングへ。
試飲セットがあるので、色々な味を楽しむことができます。
日本ではあまりない味もありますが、お味はどうでしたか??
3日目は、再びネイチャーウォーク。
ユーコンならではの自然を楽しんでもらいたいと、凍った湖の上でのハイキングをご案内しました。
これは何をしているかというと、アイススクリューを刺して氷の厚さを確認しています。
十分な厚みがあるか、ちょっとドキドキ。
氷は約10cmあれば人が乗っても十分な強度があるとされています。
無事、十分な厚みがあることを確認できました!
尾根を登っていくと朝日が差し込みます。
と言っても既に時刻は正午近く。
緯度が高いのでなかなか日が高く上りません。
ランチには日本からお持ちになったカップ麺を頂きました!
日本の味は美味しく、温まりました!ありがとうございました!
その後は再び凍った湖の上へ。
ついつい寝そべりたくなる気持ち、わかります。
湖の上を歩いて進んでいると木がこんもりと溜まっている場所が…。
実はこれビーバーの棲家、ビーバーロッジなんです。
雪が積もってしまうと見ることができないので、今回はラッキーでした!
そして旅も終盤。最後にこの時期ならではの場所にご案内しました。
こちらはホワイトホースのクリスマスマーケット、期間限定です!
外では寒いため屋内で開催されています。
色々な店が出ていて、ユーコンならではのアクセサリーやお茶、お菓子などなど様々なものが売っていて、見ているだけで楽しい気持ちになれる場所でした。
お土産にもたくさん購入されていましたね!
様々な場所を巡りましたが、冬のホワイトホースはいかがでしたか?
またN様、Y様と再会できる日を楽しみにしております!
ありがとうございました。
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ドッグ・マッシングでユーコンを体感!
http://ymtours.exblog.jp/29753142/
2023-11-29T01:49:00+09:00
2023-12-06T02:04:07+09:00
2023-11-26T06:50:26+09:00
ymtours
オーロラの旅
こんにちは、ヤムナスカ・ガイドの安食です!
オーロラ鑑賞でユーコンを訪れているU様夫妻。
最終日のこの日はドッグ・マッシング(犬ぞり)のツアーに参加されました。
ホワイトホース市内から車で30分ほどの郊外へ向かうと、たくさんの犬が出迎えてくれました!
なんとこの施設には110匹の犬がいて、みな犬ぞり用に鍛えられています。
気温がマイナス30℃になる冬でも外で飼われているので、寒さに強い犬ばかり。
早速乗り方のレクチャーを受け…いざ出発!
森の中や凍った湖の上などを犬が一生懸命に走ってくれ、昔ながらの方法でユーコンの原生自然を堪能することができます。
途中、休憩を挟みながら犬と戯れていると、このまま犬と旅に出たくなりますね。
お二人と一緒に私もパチリ。
犬ぞりが終わると、火を囲みながらおやつタイム。
温かいココアが身体に沁みます…。
そして、焚き火で焼いて出てきたのは、バイソンソーセージのホットドック!
ユーコンならではですね。
お次はカナダの焚き火の定番、炙ったマシュマロをクラッカーとチョコレートで挟んで食べるスモア。
お腹も満たされて、至福の犬ぞりツアーとなりました。
U様、初めてのユーコンはいかがでしたか?
まだまだ遊べるところはたくさんありますので、またお会いできる日を楽しみにしております!
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オーロラシーズン到来!極北の動物と出会ってホワイトホースを堪能!
http://ymtours.exblog.jp/29751717/
2023-11-24T09:59:00+09:00
2023-12-05T09:58:33+09:00
2023-11-24T08:03:38+09:00
ymtours
オーロラの旅
こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。ご無沙汰しております。怒涛の夏も終わり、カナダは冬に突入!すっかり雪景色で既に気温はマイナス20℃を下回ることもあります…。
そんな冬に楽しめるのはオーロラです!ユーコンでオーロラを見ようといらしたU様ご夫妻を今回はご案内させて頂きました。
U様は以前いらしたお客様のお嬢様で、ご家族の勧めもあり、今回ホワイトホースへお越しくださりました。
ありがとうございます!
そんなU様をユーコン野生動物保護区へとご案内してきました!
ここでは、怪我をした野生動物の保護や北の大地に生きる動物たちの生態調査などを行っている施設で、日本ではなかなか見ることのできない動物を観察することができます。
立派なツノを持ったミュールディア。
時にはこんな間近で見ることができます。
顔がキリッとしてかっこいいこの鳥はボールドイーグル(ハクトウワシ)。
普段、野生動物保護区にはいないのですが、怪我をして飛べずにいたところを発見され、最近保護されたのだとか。
元気になったら野生に帰すそうで、今回は見ることができてラッキーでした!
雪景色の中にポツンと佇むのはバイソン。
動物の生態に合わせた施設になっていてとても広大なので、時には遠目にしか見れない時もあります。
続いては世界最大の鹿であるムース(ヘラジカ)。
その巨体と共に特徴的なのが大きいツノで、顔も穏やかでどこか神秘的な雰囲気を持ち合わせています。
白くて長い毛に覆われたのは、マウンテンゴート(シロイワヤギ)。
岩登りが得意で、天敵から身を守るためによく崖の上などにいる姿も観察することができます。
こちらはリンクス(オオヤマネコ)。
毛並みが美しく、悠々とした姿を見せてくれます。
エルクはのんびりと座り込んでいました。
野生動物保護区を楽しんだあとはプチ市内観光。
向かった先は街のお肉屋さん。
何を買ったかというと…。
バイソンとエルクのジャーキーです。
野生動物保護区でも観察した動物…ですが、ユーコンではこうした動物を食べるのも一般的なんです!
そのジャーキーを片手に飲むものといえば…そう、地ビールです。
カナダではそれぞれの街にブルワリーがあることも多く、今回はウィンターロングというホワイトホースの地ビールのブルワリーを訪れました。
ビールの種類は16種類もあり、選ぶのに迷ってしまうほど…。
お気に入りのビールを見つけることもでき、お二人はお土産にもビールを購入。
日本にはないテイストも多く、カナダの地ビール巡りはおすすめです!
オーロラ以外にもホワイトホースでは楽しめる所がたくさんあります!
U様、今回はいかがでしたでしょうか?
またお会いできる日を楽しみにしております!
ありがとうございました!
ヤムナスカ・ガイド 安食
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22-23シーズン、オーロラ好調で終了! 来シーズンも期待大!
http://ymtours.exblog.jp/29534897/
2023-04-22T05:54:00+09:00
2023-04-22T05:54:36+09:00
2023-03-31T06:53:29+09:00
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オーロラの旅
こんにちは、ガイドの安食です!私の住んでいるホワイトホースではだいぶ日が長くなり、最近の日没は午後9時過ぎ。10時頃でもまだ明るいです。これから夏に向けて、ますます日が長くなっていきます。それに伴い、22-23のオーロラシーズンが無事に終了しました!結果として多くのお客様にお越しいただき、皆様に感謝するばかりです。ありがとうございました!そして今シーズンのオーロラ鑑賞、驚くべきことがあります。なんと鑑賞率が100%でした!お越しになった皆様がオーロラを鑑賞することができたのです!もちろん大きなオーロラだけでなく、小さなオーロラもありましたが、お客様が楽しんでくださり、ご案内しているガイドとしてこんなに嬉しいことはありません。 太陽から放出された太陽風が地球の大気とぶつかって発光する現象がオーロラです。鑑賞する上で大切なことは、①暗い・夜である ②晴れている ③太陽活動が活発である、の3つです。至極当たり前のことなのですが、上記の条件が整わなければ観察することはできません。時には数日滞在していても、どれか条件が揃わず、鑑賞することができない場合もあります。しかし、幸運にも訪れた全員が神秘的な天体ショーを目の当たりにすることができました!今シーズン、オーロラは好調でした!その一部をご紹介します! お馴染みのカーテン状のオーロラ
満天の星空とオーロラ
ロッジに降り注ぐオーロラ
オーロラ鑑賞の合間には、様々なオプションで極北のユーコンを楽しんでもらいました! ホワイトホース近郊の森と湖でのスノーシューハイキング
湖は凍り付き、極寒の世界を体験!
世界遺産のクルアニ国立公園を眺めながらのスノーシューハイキング
ユーコン野生動物保護区で出会った極北の地に生きる動物たち
犬ぞり体験も!
そして世界各地に目を向けると、オーロラが良かったのはホワイトホースだけではありませんでした。
普段オーロラを見ることができない場所でも今シーズンは鑑賞をすることができたようで、いかに太陽活動が活発だったかがわかります。
そんな今シーズンが好調だったことを示すエピソードがこちら!
𝑨𝑼𝑹𝑶𝑹𝑬𝑺 𝑩𝑶𝑹𝑬𝑨𝑳𝑬𝑺 𝑨𝑼 𝑴𝑶𝑵𝑻 𝑺𝑨𝑰𝑵𝑻-𝑴𝑰𝑪𝑯𝑬𝑳 - 27 Février 21h59,
A peine croyable, une aurore boréale fugace a parcouru hier soir le ciel de Normandie au dessus du Mont Saint-Michel pour un moment magique et inoubliable.#auroreboreale #montsaintmichel pic.twitter.com/sjVXGrJMlb— Mathieu Rivrin - Photographies (@mathieurivrin) February 28, 2023 こちらの投稿はフランスです。
2月にはなんと、あの有名な修道院、モン・サン=ミッシェルでもオーロラが見えたようです。
こうした歴史的建造物とオーロラの共演も一度見てみたいですね~。
この他にもドイツやイギリス、デンマークなどでも観測されたということでした。
2023年3月24日 アルバータ州のカルガリー郊外にて
ホワイトホースから2000キロ以上南にあるカナディアン・ロッキーでも、今シーズンは何度か見ることができたと友人が写真を送ってくれました!
いや~、オーロラ盛りあがっていますね~。
振り返りもほどほどに、皆さん気になりますよね、次の23-24シーズンのオーロラは果たしてどうなのかと…。はっきり言います…引き続き絶好のチャンスです!今シーズンのように、高い確率でオーロラ鑑賞ができる可能性があります!前述したようにオーロラが見られるかどうかは、太陽活動が活発かどうかにかかっています。
太陽活動は11年周期で活発になったり、落ち着いたりするのですが、近年は活発になりつつあり、2025年がピークになるとされています。
太陽活動が最も活発な時期を「極大期」と言い、太陽フレアと呼ばれる爆発現象やコロナ質量放出(CME)が頻繁に起こって、太陽から地球へオーロラの素となる太陽風が運ばれてきます。
最近は太陽フレアでも大きなものが多発していて、普段見れない場所でもオーロラが発生しているのです!
その指標となるのが太陽の表面に現れる黒点の数で、黒点の数が多いほど太陽活動が活発である事を示しています。
黒点の増減の周期が過去の研究から11年周期だと導きだされていて、2025年に向けて太陽活動が活発になるとみられています。
つまり来シーズンはより太陽活動が活発になっている可能性が高いので、今シーズンよりもより頻繁に、そしてすごいオーロラが見られるかもしれません!
好条件が揃っていますので、絶好のチャンスを逃さないようにしてください!
こちらは人気の豪華ロッジ、イン・オンザレイク。
ロッジにのんびり滞在しながら、ご自分のペースで外に出たり、中に入ったりして夜通しオーロラを鑑賞することができる贅沢な場所です!
既に来シーズンの予約も多数頂いており、時期によっては予約が埋まりつつあります。
ご希望の時期にオーロラを見逃さぬよう、お問合せはお早めに!下記のヤムナスカの特設サイトに、オーロラのさらなる詳しい情報がありますので、ぜひ参考にしてみてください!
天空の神秘 オーロラ完全ガイド
来シーズンもユーコンでお待ちしております!
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オーロラ鑑賞の合間に…北国の動物たちとの出会い
http://ymtours.exblog.jp/29515101/
2023-03-09T08:50:00+09:00
2023-03-09T08:50:30+09:00
2023-03-07T14:15:32+09:00
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オーロラの旅
こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。ホワイトホースは最近マイナス30℃を下回り、久しぶりに冷え込む日が続いています。
そんな寒さの中、オーロラ鑑賞にお越しになった永芳さん親子をユーコン野生動物保護区へとご案内してきました!天気はばっちり快晴で、清々しい空気の中で動物たちの様子を見て回ることができました。
まずは恒例、入ってすぐに現れるバイソン。
動物の生態に合わせた飼育環境になっているので、動物たちは隠れて見えなかったり、広大な敷地の先にポツンといたりすることもあるのですが、今回は幸運にも近くで観察をすることができました!
バイソンの巨体を感じることができますね。
冬になり、角を落としたムースと出会うこともできました。
角はとても重く、持ち上げるのでも大変でしたね。
続いてダルシープ。オスの角の巻き具合は近くでみると迫力があります。
今回は飼育されている11種のうち9種類を観察することができました。
なかなか上出来ですね!
残念ながらおふたりが出会うことができなかったホッキョクキツネとカリブー(トナカイ)もせっかくなのでご紹介します。
今回はホワイトホースを訪れてくださり、ありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしております!
ヤムナスカ・ガイド 安食昌義
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オーロラ観察・研究のためにホワイトホースへ!浜松工業高校の生徒の皆さんをご案内!
http://ymtours.exblog.jp/29498635/
2023-02-19T06:51:00+09:00
2023-02-19T06:53:39+09:00
2023-02-16T09:23:13+09:00
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オーロラの旅
こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。今回、ご案内したのは浜松工業高校の生徒の皆さん!なんと高校生です!
生徒の皆さん、遊びに来たわけではありません。浜松工業高校は文部科学省が指定するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)になっており、先進的な理数教育や様々な研究が行わていている学校です。
今回はSSH事業の海外研修としてホワイトホースを訪れてくれました。皆さんが取り組んだのは「オーロラの出現予測」。実際にデータの収集から解析・予測モデルの作成などを行うそうです。
そして幸運にも2日目と4日目の夜にはオーロラの観測を行うことができ、無事に目的であるデータ収集を行うことができました!
この研修をサポートするため、今回は特別なプログラムを組み合わせ、オーロラの観測やホワイトホースでの交流などをご案内しました。
まず行ったのは、オーロラについての知識や鑑賞・撮影方法についてのレクチャー。オーロラの観察にはちょっとしたテクニックも必要で、これまでヤムナスカの歴代ガイドにより培われ、受け継がれるオーロラ情報を余すことなくお伝えしました。
その後はホワイトホースのビジターセンターにてユーコン準州の地理や歴史、成り立ちについてのご案内です。
ユーコン準州の面積は日本の約1.3倍ありますが、人口はわずか約4万人しかいません。
それだけで人の住んでいるところよりもはるかに大きい自然が広がっているのが想像できますよね。
初飛行機、初海外でホワイトホースに来てくれた生徒の皆さんも日本との違いを感じてくれたのではないでしょうか。
翌日は極北の自然や歴史について実際に体験してもらおうとフィールドワークへ。
まず向かったのは野生動物の保護・調査を行っているユーコン野生動物保護区。 ここでは厳しい極北の寒さの中で生きる動物たちを見学し、その生態などを観察しました。
こちらも日本では見られない動物ばかりでしたね。
午後は少し時間に余裕が出来たので、ホワイトホース近郊の森へとご案内。
極寒の地ならではの針葉樹林など自然の成り立ちを説明しながら歩いていくと、たどり着いたのはユーコン川の流れる渓谷・マイルズキャニオン。
この渓谷の早瀬の白波がまるで白馬のたてがみのようだったことから、ホワイトホースの地名の由来となった場所です。
歴史や自然への理解を通じて、オーロラを観察できる土地への理解も深めてもらえたのではないでしょうか?
3日目はホワイトホースで様々な分野で活躍する日本人が集まり、ユーコンの魅力を日本へ発信するグループ「オーロラ60」の皆様との交流会。オーロラ60の活動内容、これまで行ってきた素敵な企画や日本企業、学校とのコラボの様子などを共有していただきました。生徒の皆さんは目をキラキラさせてお二人からのお話に聞き入っていました。2時間の時間があっという間に過ぎていきました。 私たちもいつもお世話人っているホワイトホースでのレンタル会社を経営する杉江さんにも、大変貴重なお話を伺うことが出来ました。
本山さんはなんと元ヤムナスカガイド(笑)・いつもの熱いトークで盛り上げてくれましたね。みんなの笑顔が素敵です。
オーロラ60さんとの交流の後に、ユーコン大学へオープンキャンパスへ。皆さんにとって初めてのオープンキャンパスがなんと海外の大学となりました。思い出に残る訪問となりましたね。
地質学の教授から直々に石のコレクションを見せていただきました。これらの石は全てユーコン準州で採集されたものでなかにはとても貴重な宝石(翡翠など)ありました。
商業科、技術科には工場もしっかりとあり、インストラクターや実際の企業から講師を雇い木材加工の実習も行っています。
今回構内を案内してくれたのは広報担当のマイケル氏。丁寧にご説明いただきありがとうございました。もしかしたら将来ユーコン大学で学ぶ時が来るかもしれませんね。大変気に入ってくれたようです。
最終日は日本人協会さんとの交流の前に少し時間が空いたので、町にある歴史博物館へ。2018年に改装された博物館はデザインも美しく、地元の方々200人以上からの作品のガラス細工が屋上から咲き乱れ、それらをオーロラに見立てた「オーロラ館」からツアーがスタートします。なんともユーコンらしいですね。 大きな1回のフロアーは全て先住民族の歴史について語られています。今回は何と博物館のスタッフがボランティアで案内してくれました。なんてラッキーなのでしょう。
次のコーナーはユーコンで見られる野生動物。日本では見ることのできない動物ばかりで驚きの連続ですね。 そしてユーコンはなんといっても「ゴールドラッシュの歴史探訪」は欠かせません。ユーコンと言ったら、、「ゴールドラッシュ」と答えるのが北米では普通となります。 アメリカからカナダを抜けてアラスカまでつながるハイウェイ。当時はALCAN「アルカン」と呼ばれAlaskaとCanadaのそれぞれの頭文字を使ってできた名称で呼ばれてきましたが、今はアラスカハイウェイと呼ぶのが一般的。
2階は地元のアーティストの絵画や先品が並びます。この絵はホワイトホースの名前の由来となったユーコン川の急流を描いたもの。今はゆったりと悠々と流れるユーコン川ですが、ゴールドラッシュの当時は今とは地形や水位も違い、とても荒々しい個所があり白瀬が多く見えたことからそれが白馬に見えるとの事からついたのがホワイトホースです。日本語訳は「白馬」。
そして本日のメインイベントとなった日本人協会の皆様との交流会。今回参加いただいたフミさんは1960年代にカナダへ移住。日本人として極北ホワイトホースの地に住むための知恵や、苦労、またその喜びなど幅広い範囲でお話を伺えましたね。 浜松工業高校の皆様、この度はユーコンへお越しいただきまことにありがとうございました。私自身、皆様からいろいろと学ぶことが出来ました。高校生の持つ感性や、明るく輝いた心に触れることが出来たのは私たちが緯度にとって大変貴重な体験となりました。いつか皆さんとカナダで再会できることを心から願っています。
ヤムナスカ・ガイド 篠崎洋昭(しのざきひろあき)ガイドプロフィールはこちらから
ヤムナスカ・ガイド 安食昌義(あじき・まさよし)
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極北の動物との出会いとホワイトホース探訪
http://ymtours.exblog.jp/29464265/
2023-01-06T08:12:00+09:00
2023-01-06T08:13:26+09:00
2023-01-06T03:05:20+09:00
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オーロラの旅
明けましておめでとうございます!ヤムナスカ・ガイドの安食です。
年末年始、皆さんは如何お過ごしでしたでしょうか?
ホワイトホースは12月半ばにマイナス40℃ほどになりましたが、後半は寒さが和らぎ?マイナス15℃前後と快適に?過ごすことできました!
そんな中、佐藤様ご夫妻をユーコン野生動物保護区へご案内しました。
まずは佐藤様が宿泊されているイン・オンザレイクで合流。ゆったりとした時間が流れる素敵なロッジです。
傷ついた野生動物を保護したり、極北に生きる動物たちの調査・研究などをしているこの施設。
入るとすぐにバイソンがいます。
若い2頭がじゃれあっていました。
ちなみにバイソンが多く生息する地域では道路わきにいることもあるので驚かされます。
こちらは鹿の仲間、ウッドランドカリブー。トナカイです。
鹿の角は一般的に雄しかありませんが、カリブーは唯一雌も角を持っています。
このドール・シープの角はなかなかの巻き具合です。
リンクスは最初見つかりませんでしたが、裏に回ると控え目に佇んでいました。
ホッキョクギツネは相変わらずのかわいさで癒しです。
そして、なんとこの日は程よい寒さと穏やかな風でサンピラー(太陽柱)という光の柱を見ることもできました。
日本では北海道で極稀に見ることができる程度なので、ラッキーでしたね!
2022年を締めくくるのに素敵な光景でした。
野生動物保護区のあとはプチ市内観光へ。
ユーコン・ブルーイングという地ビールのブルワリーへ行ってきました。
カナダは各町にブルワリーがあり、地ビール巡りも楽しみの一つです。
試飲は無料!コーヒーテイストを加えたものや、フルーツのフレーバーのビールなどもあり、このブルワリーには現在26種類ものビールがあるそうです。
試飲だけで酔っ払ってしまいそうですね…!
この度はご参加くださり、ありがとうございました!
またお会いできることを楽しみにしております。
ヤムナスカ・ガイド 安食昌義
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