カテゴリ:お知らせ( 120 )

【ヤムナスカガイド】2020年夏シーズンのハイキングガイドを募集! 

【ヤムナスカガイド】2020年夏シーズンのハイキングガイドを募集! _d0112928_18593544.jpg

皆さんこんにちは、ガイドの堀口です。

突然ですが、
「ガイドという仕事に興味を持ったことはありますか?」

ヤムナスカでは2020年夏シーズンのハイキングガイドを求人・募集をしています。

本記事では、我々ヤムナスカのハイキングガイドの仕事の魅力や、ガイドに求められる資質について語ってみようと思います。
さらに今回はヤムナスカガイド2年目を終えた西牟田へ、ガイド業の魅力についてインタビューもしてみました。


ハイキングガイドの魅力とは?

【ヤムナスカガイド】2020年夏シーズンのハイキングガイドを募集! _d0112928_19083126.jpg




この職業に興味を持つ多くの人は、自然の中で遊び、過ごすことが好きな「アウトドア派」だと思います。好きな自然の中で仕事が出来る事は、山のガイド業の最も大きな魅力ではないでしょうか。そして、自分がガイドをすることでお客様へ新しい価値観や驚きを伝え、雄大な大自然の体験を心から楽しんでいただくこと。これこそがハイキングガイドの醍醐味と言えるでしょう。



カナダでガイドするということ。


英語で「Wilderness」という言葉がありますが、日本語では「手付かずの自然」や「原生自然」を意味します。世界第2位の面積を誇るカナダには圧倒的な「Wildernees」が圧倒的なスケールで広がり、一度足を踏み入れると辺りの山や木々、湖などの自然と自分が同化するような感覚を味わうことができるんです。こんな北米ならではの広大なスケールの自然でガイドをするのは、いつになってもワクワクします。




ハイキングガイドに求められる資質とは?


【ヤムナスカガイド】2020年夏シーズンのハイキングガイドを募集! _d0112928_19060347.jpg

「自然を愛する気持ち」

自然を愛するとはどんな事でしょうか? エコを考え環境を保護するという事は分かり易いですが、他にはどんな表現があるのでしょうか。ガイドはそれぞれが思う自然を愛する気持ちを持っています。経験によってその形は変わっていくのだと思いますが、まずは「自然と真っ直ぐに向き合う」という事が第一歩かもしれません。


「向上心がある事」

自分の仕事をより良いものにしたいと思う気持ちは大切です。実際のハイキングガイドの現場では山のスキル以外に、多岐に渡る分野の技術が求められます。その中でも自分の得意とするところと苦手なところに向き合い、技術を磨きながら自分の理想とするガイド像へ向かうモチベーションが必要です。


「本質を見抜く能力」

物事の本質とは何か? 仕事にはある程度の決められたマニュアルやルールが必要です。しかし、マニュアルやルールに縛られると考える力が失われ、想定外のイレギュラーなケースに対応が出来なくなるものです。自然を舞台とする山のガイド業は予定調和にいかず、刻々と環境が変化する中での出来事は、時に大きく想像を超えてくるものです。ガイドにはどのような状況でも的確な判断が求められるため、本質に従った判断基準を持たなくてはなりません。


「コミュニケーション能力」

これはどんな職場に置いても大切な能力ですが、安全確保が重要な現場においては尚更です。お客様とのコミュニケーション、ガイド仲間とのコミュニケーション、地元のハイカーや住民とのコミュニケーションをとり、良い人間界を構築することが大切です。困ったときに自分で考えることも大切ですが、周囲の人との連携から最良の方法を見つけるが重要ですね。


「よく遊ぶこと」

ハイキング、スキー、クライミング、バイク、キャンプなどなど。幸運なことに我々が暮らすカナダでは、身近に無数のアウトドア・アクティビティーが溢れています。自分が心から楽しんで遊ぶことで、お客様を楽しませる事ができると信じています。


【ヤムナスカガイド】2020年夏シーズンのハイキングガイドを募集! _d0112928_19182144.jpg




ヤムナスカガイドとして働くこと



ヤムナスカでガイドになる為にはいくつかの資格をクリアする必要がありますが、ここでは我々が「ヤムナスカガイド」というものについて、どのように向き合っているかをお話ししたいと思います。

(※資格についての詳細はヤムナスカのホームページ「ガイドになるためには?」をご覧下さい。)


ヤムナスカのスタッフに共通して言えることは、ガイドという仕事を「天職」であると思っていることでしょう。


では、天職とはどのような仕事でしょうか? 私が思うに「自分がこの仕事をするために生まれてきた。」と実感できるものではないでしょうか。誰になんと言われようと、自分がやりたいと思えるもの。そして、その仕事を通して自分と人に喜びを与えられるもの。そんな仕事が天職だと思います。



【ヤムナスカガイド】2020年夏シーズンのハイキングガイドを募集! _d0112928_19040985.jpg


ヤムナスカガイドはそれぞれ個性の強い人間の集まりですが、ヤムナスカのガイドであることに誇りを持ち、理念に基づいた共通の意識を持って働いています。その為、「仲間意識」というものは強く持っていると言えるでしょう。チームだからこそ発揮できる力は必ずあり、それを体感できるからこそ仲間を大切にする気持ちが強くなります。



それでは最後に今シーズンからユーコンが拠点となったガイド、西牟田春陽へのインタビューの内容をご覧ください。


【ヤムナスカガイド】2020年夏シーズンのハイキングガイドを募集! _d0112928_18425459.jpg



堀口

「春陽が思うガイドの魅力って?」


西牟田

達成感を感じられることだと思います。」


堀口

「達成感?」


西牟田

「はい、私は14歳の頃初めてカナダでハイキングツアーに参加しました。その時はゲストだったのが、今はガイドとしてお客様と一緒に歩き、皆さんがが喜んでいる姿を見ることで達成感を得ることが出来るんです。」


堀口

「なるほどね。それはゲストとして参加した経験が活きているんだろうね。自分が感じた事を共有できることは嬉しいよね。」

「では、春陽が感じるガイドに求められる資質とは?」


西牟田

「そうですね。いろいろあると思いますが、私の場合は健康管理ができる事エンターテイナーであること車の運転が苦ではないこと。ですかね。」


堀口

「ふむふむ。確かに体が資本の仕事だから健康管理は大事だよね。エンターテイナーについても、ここで一発盛り上げたい!というタイミングはあるよね。グループの士気を上げるという意味でも必要なテクニックとも言えるかもしれないね。車の運転については?」


西牟田

「運転はガイドの仕事の割合として大きいので、運転が苦手だったりするのは大変なんじゃないかなと思うんです。」


堀口

「特にカナダは広いからね。一日に数百キロ走ることもザラにあるもんね。運転に関しては、きちんとした点検を行う、時間に余裕を持つ、そしてお客さんが乗っていたとしても疲れたらしっかりと休息をとること。これは大事だね。」

「ではヤムナスカのガイドって春陽にとってどんなイメージかな?」


西牟田

「みんな仲間意識がとても強い。そして、全員が仕事に対するモチベーションが高いです。これは本当にヤムナスカのガイドになって良かったと思えることですね。みんなの意識が高いから自分も頑張らなきゃと思えるし、チーム一丸となって高みを目指しているという感じがすごく好きです。」


堀口

「これはチームの強みとも言えるよね。逆にチームであるからには1+1=2ではダメで、それぞれの良さを引き出して何倍にもできる力があるからね。」

「では最後に、ズバリ、カナダの自然の魅力とは!?」


西牟田

「ズバリ、自由であること。です!」


堀口

「お!来た来た!」


西牟田

「広大なカナダの自然では、山の中に入るとほとんど人に出会わないんです。人が大勢いるとどうしてもマナーを守れない人が出てくるから、自然を保護するためにはある程度のルールが必要になってきてしまいます。そのルールが少ないのがカナダの良さじゃないかなと思います。自然の中で自由に過ごせるというか。でもだからと言ってなんでも許されるわけじゃない。ずっと自由で過ごせるために、自然を守る為に私達ガイドが出来る努力があるんじゃないかなと思います。」


堀口

「その通りだね。北米ならではとも言えるかもしれないけど、自分達だけが良いだけじゃダメだからね。この自然は後世に引き継いでいかないとね。」

「今日はありがとうございました。またよろしくです!」


西牟田

「ありがとうございました!また呼んでください。」


って隣に座ってるんですけどね(笑)


さて、ここまで読んでいただきありがとうございました。

ヤムナスカでは熱意のある仲間を募集しています。


【ヤムナスカガイド】2020年夏シーズンのハイキングガイドを募集! _d0112928_19103732.jpg


経験が重要視される世界だと思うかもしれません。しかし、もっと大切なことはガイドという仕事に対する情熱や資質です。


山のガイド業を天職と感じる方、カナダを舞台に私たちと一緒に働きませんか?


2020年の夏シーズンは、ビザ(ワーホリ、就労ビザ)を所持した方を対象として、ハイキングガイドのポジションを募集しています。

詳しくは下記の募集要項をご覧ください。



2020年ハイキングガイド募集要項


自然を愛する方からのお便りを待っています!



ヤムナスカ・ガイド堀口 慎太郎 (ほりぐち しんたろう)                              
ガイドプロフィールはこちらから




by ymtours | 2019-11-27 07:01 | お知らせ | Comments(0)

2019-2020年度 オーロラシーズン開幕!スタッフトレーニングの様子をご紹介。

2019-2020年度 オーロラシーズン開幕!スタッフトレーニングの様子をご紹介。_d0112928_06084935.jpg


皆さんこんにちはヤムナスカ・ユーコン・スタッフの堀口です。
11月に入りいよいよ冬のオーロラシーズン到来!
ヤムナスカでも2019年~2020年のオーロラシーズンがスタートしました。

それに先立ちヤムナスカ・ユーコンスタッフの本山西牟田と私堀口の3名でスタッフトレーニングを行いましたので、今回はその様子をご紹介します。

トレーニングの主な内容は、
・冬季におけるガイディングに関わるオペレーションの確認
・極寒時の車両の使用と冬装備の確認。また安全運転に関する情報の共有
・緊急時の対応の確認
となります。
2019-2020年度 オーロラシーズン開幕!スタッフトレーニングの様子をご紹介。_d0112928_08200065.jpg
左から本山、西牟田、堀口

ヤムナスカの1年を大きく2つに分けると夏のハイキングと、冬のオーロラという2つの異なるオペレーションがあります。
そのためそのシーズン初めに夏はロッキー、冬はユーコンにてスタッフトレーニングを行います。
トレーニングの目的として、
「オペレーションの意味と目的を理解すること」
「常にガイド技術を磨き安全で安心できるガイディングを行うこと」
「一人一人のお客様の思いを感じ最高の体験をしていただく」
これら全員でシェアすることでヤムナスカのガイドがあるべき方向性を再確認し、それぞれのガイディングにそれを活かすことが重要と考えています。

ヤムナスカにはガイドマニュアルというものがありません。そのためガイドには現場で状況に応じた対応が求められます。もちろん社内での業務をスムーズに行うために決められたシステムはありますが、ガイド1人1人が本質を考えることが出来る環境づくりを目指しています。

2019-2020年度 オーロラシーズン開幕!スタッフトレーニングの様子をご紹介。_d0112928_08504177.jpg

オフィス内ではスライドを使用してのトレーニング

さて、午前中はオフィスにて業務全体の確認を行いました。
今年からは新メンバーである西牟田が新しくユーコンスタッフに加わりました!
そのため、本山、私堀口も初心に戻りガイド業務の流れと緊急時の対応の流れをしっかりとカバーしました。

2019-2020年度 オーロラシーズン開幕!スタッフトレーニングの様子をご紹介。_d0112928_08503013.jpg
車輪止めの使用方法を確認

午後は外に出て主に安全運転に関するトレーニングを重点的に行いました。

夏と冬では路面のコンディションが異なるだけでありません。
冬の厳しい環境下では、
 車両に搭載する装備
 毎日の点検
 定期的なメンテナンス
 冬道の運転
など、運転業務の多いガイディングでは車両の事を理解し、安全係数を高めることが非常に重要と考えています。

2019-2020年度 オーロラシーズン開幕!スタッフトレーニングの様子をご紹介。_d0112928_08494920.jpg
これが何かわかる人は極北通ですね。

上の写真は車両のグリル部分からケーブルが出ていますね。
これを接続することで、エンジン、バッテリー、オイルパン(エンジンオイルを溜めておくパーツ)を温めることが出来るのです。
冬季は低温の状態でこれを怠ると、エンジンに負担がかかるだけでなく場合によってはエンジンがかからないこともしばしばあります。
これは極寒地使用となります。お客さんにも「これなんですか?」とよく聞かれます。ガイドあるあると言ってもいいでしょう。

2019-2020年度 オーロラシーズン開幕!スタッフトレーニングの様子をご紹介。_d0112928_08502065.jpg
グリルカバーの設置完了

これも日本にはないと思いますが、フロントグリルの網の部分を全体的に覆います。通常冷却するために網になっているのですが、あえてこれを塞ぐのはいわゆる「冷え過ぎ」を防止するためです。冷えすぎることが良くないという事は私もユーコンで初めて知りました。

2019-2020年度 オーロラシーズン開幕!スタッフトレーニングの様子をご紹介。_d0112928_08495660.jpg
冬タイヤの確認

冬季はもちろん冬タイヤへ交換するのですが、アスファルトが少ないユーコンはスパイクタイヤの着用が認められています。
これは州によって異なりますが、スタッドレスとスパイクタイヤではグリップ力が大きく異なります。

車両に関してはこのほかにも、ガイドそれぞれが冬道で運転するうえでの注意すべきことのシェア。ガイディングで走行することが多い場所での注意事項を共有しました。

2019-2020年度 オーロラシーズン開幕!スタッフトレーニングの様子をご紹介。_d0112928_08493570.jpg
ユーコン・ワイルドライフ・プリザーブのスタッフ

最後に、これは別日に行われたものですが、デイツアーの「ミート・ザ・ワイルド」で利用するユーコン・ワイルドライフ・プリザーブでもトレーニングが行われました。
上の写真は毎年トレーニングを担当してくれるリンジーさん。

ここでは動物が多くいる施設内でガイディングを任せられている為、安全にツアーを行うために半年に一度トレーニングに参加します。

2019-2020年度 オーロラシーズン開幕!スタッフトレーニングの様子をご紹介。_d0112928_10215214.jpg
マスコックスとは?後ろにシルエットがぼんやりと見えますが。。

それ以外にも施設内の新しい動物のアップデートや施設の歴史や基本的な情報のシェアを行いました。


2019-2020年度 オーロラシーズン開幕!スタッフトレーニングの様子をご紹介。_d0112928_07575510.jpg
ことしはこんなオーロラが沢山出ることを願います!

さあ、これで今シーズンの準備が完了です!
今年も沢山の方々に感動のオーロラ体験をしていただけるよう、我々現地のガイドが心こめてご案内します。
それでは皆様のお越しをお待ちしています!


ヤムナスカ・ガイド堀口 慎太郎 (ほりぐち しんたろう)                              
ガイドプロフィールはこちらから









by ymtours | 2019-11-26 10:21 | お知らせ | Comments(0)

服部 沙織里(ハットリ サオリ)/ ガイド紹介 2019

服部 沙織里(ハットリ サオリ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_14575369.jpg
カナダ スコーミッシュにてマルチピッチクライミング

皆さまはじめまして!カナディアンロッキーハイキングガイドの服部 沙織里(ハットリ サオリ)です。

青森生まれ、北海道育ち。小さな頃から外で走り回って遊び、学生時代は部活動でテニスばかりして毎日汗まみれになっていた、やんちゃ坊主です。
北海道の大学を卒業してからは、東京の大学病院のオペ室内で医療機器の取り扱い説明やメンテナンス、手術の指導、営業活動をしていた生粋のサラリーマンでした。
東京のコンクリートジャングル内で毎日仕事をしていた私が、たまの休日も大都会東京で過ごせる筈も無く、休みがあれば、自然に触れるために上信越や東北の奥地へと車を走らせ、小さな山や森の中を散策したり、秘境温泉巡りをしていました。

そんな私が本格的な登山を始めるきっかけとなったのは、富山県の立山へ観光で訪れた時でした。
立山トンネルトロリーバスを降り、そこで初めて見た立山の火山湖や素晴らしい山々の景色は、息をのむ程の美しさで、一瞬で私を山の虜にしました。
あの頂からの景色も見てみたい!と山頂を目指しましたが、観光のつもりで行っただけだったので、当時ウインドブレーカーにジーンズ、スニーカーしか持っていなかった私は、山頂までは行かずに途中で引き返しました。

服部 沙織里(ハットリ サオリ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_13382586.jpg
一瞬で魅了された、思い出の立山

この立山での出来事がきっかけで登山装備を全て揃え、登山の事を沢山勉強し、休みの度に山に登りました。
サラリーマンの休日は年間120日程ありますから、年間100日間程度は山を登っていたと思います(笑)。
服部 沙織里(ハットリ サオリ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_14545710.jpg
冬の朝の雲海 北アルプス 爺が岳東尾根

登山から始まり、山スキー・クライミング・沢登り・アルパイン、と様々な山でのアクティビティを覚え、登山の知識や経験も広がっていきました。
やがて山で出会う方々とどんどん友人になり、友人の輪が広がり、あまり山の経験の無い友人を山に連れていく機会も増えていき、山の友人から様々なアドバイスを求められる様になっていきました。

服部 沙織里(ハットリ サオリ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_14484745.jpg
北アルプス 唐松岳 バックカントリースキー

ところが、登山やアルパインの経験を積んでいき、知り合いの方々からの山に関する疑問や質問に答えていくうちに、
”何故この場面でこの方法をとるのだろうか、理由が明確に分からなければ、正確な事を伝える事ができない・・・”
と思い始め、
”一度本格的に山の事を学び、正確な知識を人に伝達したい!”
と考える様になりました。それと同時に、
”山を登ってみたい!”
と思っている方々と共に山に行き、山での感動や楽しさを分かち合う事が何よりも楽しかった私は、「山のガイド」という職業に就きたいと思い始めました。
服部 沙織里(ハットリ サオリ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_15052780.jpg
テント泊にチャレンジしたい友人達を連れての雪山テント泊

そこで、山岳ガイドになる為の本格的な山岳知識と技術を学べる場所を探し、ヤムナスカ・マウンテンスキル・セメスターという山岳学校に出会い、入学を決めました。
この山岳学校ではカナディアンロッキーを毎日毎日登り、基礎的な山の事から、登山はもちろんレスキュー、アイスクライミング、氷河縦走等の本格的な技術まで様々な事を一から論理的に学び直す事が出来、本当に有意義な時間であったと共に、
この技術と山の楽しさを沢山の他の方々にも伝えたい!
やはり山のガイドになりたい!
と強く思う様になりました。
服部 沙織里(ハットリ サオリ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_15370317.jpg
カナディアンロッキーの素晴らしい景色の中でのアイスクライミング

服部 沙織里(ハットリ サオリ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_15471774.jpg
カナディアンロッキー バウンダリー氷河

登山を始めるきっかけとなった立山をはじめとした日本の山々も本当に大好きでしたが、この山岳学校でひたすらカナディアンロッキーの様々な山へ登った私は、すっかりカナディアンロッキーの雄大さ、本来の野生がそのままに残っている環境、神秘的な光景等の魅力に取り憑かれ、
この素晴らしい山々の魅力を、日本の皆様にもお伝えしたい!
とヤムナスカで働く事を決意しました。
服部 沙織里(ハットリ サオリ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_16482845.jpg
カナダの友人達と
服部 沙織里(ハットリ サオリ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_16484671.jpg
カナディアンロッキー Mt.Cline 3,361m

今まで経験した事のない、想像を遥かに超える素晴らしい山旅を皆様に安心して楽しんで頂く事が、私の楽しみでもあります。
その為に、私が実際に見て聞いて感じているカナディアンロッキーの魅力やドラマを、何倍にも引き上げて皆様に伝えられる様、日々精進しています。

是非、日本とは違う美しさと壮大さと感動を持つカナディアンロッキーを見に、いらっしゃってみて下さい。
その際には皆様にとって人生で最高の山の思い出になります様、全力を尽くします!

最後までお読み頂き、誠に有難う御座いました。

ヤムナスカツアーズ / ハイキングガイド
服部 沙織里(ハットリ サオリ)


by ymtours | 2019-06-19 01:34 | お知らせ | Comments(0)

板倉 由浩(イタクラ ヨシヒロ)/ ガイド紹介 2019

板倉 由浩(イタクラ ヨシヒロ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_10584696.jpg
全力笑顔!

皆さまこんにちは!


私は、今年からヤムナスカガイドとして働かせていただきます、板倉由浩と申します。

ヨシと呼んでください!

どうぞ宜しくお願い致します。


簡単に自己紹介致しますと、私は千葉県千葉市に生まれ育ち、27歳まで千葉市に住んでいました。前職は消防官で、特別救助隊に所属していました。

いわゆるレスキュー隊、オレンジです。


板倉 由浩(イタクラ ヨシヒロ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_13125747.jpg
障害突破訓練


なぜ消防官が山のガイド?

と思われた方もいるかと思いますので、少しお話いたします。


いきなりですが1つ質問です!


千葉県で一番高い山はなんでしょう?


という質問がきたらなんと答えますか?


ノコギリ山と答える方も多いかと思います。


実は、千葉県は高い山(最高峰)が全国で一番低く、愛宕山(あたごやま)と言われる航空自衛隊の防空レーダー施設が設置されている標高408mの山が最高峰なのです。低いですよね。

ちなみにノコギリ山は標高329mです。

ある意味ヤマナシ県なのです。

そんな山があまり無い県に育った私は、山に登ったことがほとんどありませんでした。


でも山が無ければ海はあります!

東京オリンピックでは千葉県はサーフィン競技が行われる程、サーフィンスポットがたくさんあります。

夏は芸能人の方も良くサーフィンしているのを見かけますし、私もサーフィンをしていました。


では、なぜ山に登った事もない私が登山を始めたかと言いますと、


2014年に起きた『御嶽山噴火災害』が大きく関係しています。


その翌年に全国の消防官が集まる、全国消防救助シンポジウムと言われる意見交換会が東京都で行われ、特別講師として日本初の国際山岳医である大城和恵先生の講義を聴講する機会がありました。その際、大城先生が【山での災害は、山に登った人にしかわからない、消防士さん山に登ってください!】という何気ない一言が私の人生を大きく変化させました。


当時、山岳地域で大災害が発生した場合、災害派遣に出動する部隊に所属していたので、翌日に登山靴を購入し、翌々日には山を登っていました。


板倉 由浩(イタクラ ヨシヒロ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_10451130.jpg

人生を変えた山 塔ノ岳 1,490m

実際に山を登ってみると、どうせ山なんて…

と思っていた私の前に神秘的な光や、遠くの山まで見渡せるほど清く澄み切った空間、無風、無音、人間の住んでいる世界とは別世界のような非日常的な環境がそこには存在しており、一瞬にして山の虜になってしまいました。


それからは休みがあれば山に登りたい!と思うようになり、登山開始初年度に日本の標高の高い山トップ10を登頂、テント泊、縦走なども経験することが出来ました。


翌年には海外登山に挑戦し、いつしか海外で山岳関係の仕事をしたいと考えるとともに、

山でのケガ人を減らしたいと思い、ガイドという職業を志しました。


自分が好きなことで人がケガをしたり、事故にあったら悲しい気持ちになりますよね。


板倉 由浩(イタクラ ヨシヒロ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_11411578.jpg
富士山 3,776m
板倉 由浩(イタクラ ヨシヒロ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_11414190.jpg

北岳 3,193m
板倉 由浩(イタクラ ヨシヒロ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_11421621.jpg

奥穂高岳 3,190m

日に日に山に対する気持ちが高揚し、人の生命に関する仕事をしていたこともあり、命の重み、大切さを実感、
一度しかない人生、自分のやりたいことをする!
と決意し、7年間務めた消防官を退職、世界でも有数の山岳地帯であるロッキーの地で挑戦したいと感じ、カナダに行くことを決めました。

板倉 由浩(イタクラ ヨシヒロ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_12142124.jpg

キャンモアのシンボル、スリーシスターズ
板倉 由浩(イタクラ ヨシヒロ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_12144385.jpg

Mt.Norpuay 2,134m
板倉 由浩(イタクラ ヨシヒロ)/ ガイド紹介 2019_d0112928_12145515.jpg

Mt,Athabasca 3,491m



ヤムナスカマウンテンツアーズには、山岳地帯でのプロフェッショナルが数多く在籍していたため、

この場所で更なる知識と技術の向上を図りたいと考えた結果、ご縁があり、今に至りました。




初めてカナディアンロッキーを見た時の気持ちは今でも忘れられません。

雄大な光景、神秘的な湖など、自分の想像をはるかに超えて行きました。


今、こんなにも素晴らしい場所で働けていることに感謝し、大自然生み出すドラマや感動を多くの人に伝えられるよう日々勉強しています。


是非、人生を動かす感動を体験しにカナディアンロッキーへ訪れてみてください。

ここには言葉では表せない、心に残る感動がたくさんあります。


【山での感動は、山に来た人にしかわからない】


皆さん、カナディアンロッキーでお会いしましょう。

全力笑顔!でお待ちしております。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


ヤムナスカマウンテンツアーズ / ハイキングガイド

板倉 由浩(イタクラ ヨシヒロ)



by ymtours | 2019-06-15 06:20 | お知らせ | Comments(0)

スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!

スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15022105.jpg
皆さんこんにちはガイドの堀口です。

さあ今年も夏シーズン本番を控え、ヤムナスカ・スタッフが集結!
先日5月31日と6月1日の2日間で夏のスタッフトレーニングを行いました。

以下がトレーニングの主な内容となります。
◆1日目はクラスルームにて
「ガイド業務の大切な要素の確認」
「ツアー業務全体のブラッシュアップ」
「緊急時の通信、連絡経路の確認」
「サービスレベルの向上」
「運転業務の安全について」

◆2日目はフィールドにでて実際のガイディングを想定したトレーニング
「ACMG(カナダ山岳ガイド協会)ハイキングガイドのガイドラインと安全基準の確認」
「クライアントケア」
「ハザードの認識とリスクマネジメント」
「フィールドで起きた場合の緊急時の対応方法」

これらはヤムナスカの企業理念に基き、「安心」で「楽しい」山旅をご案内し、ガイド1人1人が高いクオリティの仕事を行う事が目的のトレーニングです。

今回のメンバーは、
キャンモアから難波、石塚、岩田、篠崎、栗原
ホワイトホースからは本山、堀口、西牟田
カルガリーからは植木、山田
バンフからは谷、森本
ペンバートンからは川島
そして、新人の板倉、服部
さらに2日目にはヤムナスカ創設期のメンバーである、レジェンドガイドの岡部氏がオブザーバーとして参加してくれました。

ガイディングシーズンが始まるとそれぞれ各地にガイドに出ることが多いため、ヤムナスカの全スタッフが揃うのはこのスタッフトレーニングを含めて1,2回程度と実は超希少な2日間なのです。

それでは総勢16名の大所帯となった2019年度のトレーニングの様子をご紹介します!

スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15033311.jpg
今年は板倉と服部の2名の新人がメンバーに加わりましたが、業務の膨大な量の情報を2日間のトレーニングでカバーするのは不可能なため、2人は事前に石塚からレクチャーを受け、ヤムナスカ・イズムをみっちりと学びました。

Day1
クラスルームでのトレーニング

スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15030458.jpg
スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15032142.jpg
ここでは各スタッフがスライドを用いて、トレーニングを行います。

そして今回はガイドそれぞれが現在研究しているテーマを持ち込み、スライドを使いシェアしました。
各スタッフのテーマは、

【難波】ヤムナスカの企業理念(Mission Statement)の説明
【石塚】プロフェッショナルに求められる資質、ガイドという仕事への向き合い方とツアー業務のフロー
【岩田】ツアーのオペレーション流れ
【本山】ツアーリーダー業務の心得
【篠崎】ギア・マネージメント
【堀口】車両のメンテナンスと安全運転講習
【谷】 ガイドのマインドセットとヒューマンファクター
【山田】ツアープレップとトリッププランニング
【川島】天候を読む力、天候のリスクマネージメントとWxサイト(天気予報プロサイト)の使い方
【栗原】クライアント・プロファイリングとグループマネージメント
【篠崎】ACMGガイドラインとフィールドワークについて

各自がそれぞれの研究テーマをシェアできることは、ガイド全体のレベルアップにつながるヤムナスカならではの組織の強みと言えます。
もちろんトレーニングを受けてそれで終わりではありません。学んだことを活かし、追求することがプロガイドです。

さらにDay1の後半では車両のメンテナンスについてのブラッシュアップを行いました。

スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15041451.jpg
今年から導入したエアコンプレッサーは車両の空気圧の調整に使用します。
スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_03492868.jpg
スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15040680.jpg
運転業務は重要な業務の一部です。
車両を整備しておくこと、特性や装備を知ることがリスクマネージメントに繋がります。


Day2
フィールドでのトレーニング


2日目はフィールドでの実際のガイディングを想定したトレーニングです。
今年の舞台となったのはボウ・バレー州立公園にあるAnklebiter Ridgeです。

スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_16424769.jpg
地図を読める方はお分かり頂けるかと思いますが、このルートは距離は短いですがとても急で、ハイキングとしては最も難しいレベルと言えるでしょう。
実際このルートはハイキングコースではなく、一般的にはスクランブルコースとなっています。

スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15044425.jpg
ハイキング出発前には地図を使い、現在の正確な場所、注意すべきポイント、ハイライトを説明。


スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15051812.jpg
序盤から急登が出てきます。歩きはじめはペーシングをしっかり意識します。

スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15055737.jpg
高度を上げると岩場が多くなり、安全係数を上げより高度なガイディングが求められます。


スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15061992.jpg
スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15061318.jpg
恒例の新人によるインタープリティブ(解説)

服部はオオカミの現在の生態系について、板倉はムースの生態系について詳しく解説してくれました。
こういった地元ガイドならではのインタープリティブも、教養を深めたり、エンターテイメントとしては重要な要素です。

スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15054519.jpg
徐々に高度を上げ次第にボウバレーを一望できるほどになります。


スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15053228.jpg
スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15060685.jpg
要所では歩みを止め全員でルートの検証を行います。
ガイドの行動には必ず理由があります。そしてその理由が理に適っているものなのか。
これほど多くのガイドが揃い意見を交換できるのは非常に価値のあることです。

スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_03492108.jpg
スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_03491230.jpg
ヤムナスカの全ガイドACMG(カナダ山岳ガイド協会)のガイド資格を持つか、それを目指し鍛錬しています。
そのガイドラインはとても明確ですが、プロとしてガイド同士で確認しあうことが安全につながると信じています。


実際ハイキングの場合は大抵1人、多くても2人でガイドを行います。したがって今回のようにシニア、中堅、新人のガイドが集まり、それぞれの意見や考察をシェアするのはとても貴重な時間となります。私たちは山という様々なコンディションの変化がある舞台でガイドをするため、常に向上心を持ってスキルを磨くことと、最高の準備をしてお客様を迎えることがプロのガイドとしてあるべき姿であると思っています。
スタッフトレーニング 2019 夏シーズン到来!_d0112928_15062880.jpg
ピークにて貴重なスタッフ全員のショット!

さあ、これでヤムナスカのガイド、オフィスのスタッフも含め全員が同じページに立ちました。
今シーズンカナダにお越しの皆様、私たちは世界最高のガイディング目指し、想像を超える体験をご提供させていただきます!
沢山の方々にお会いできるのを楽しみにしています。

ヤムナスカ・ガイド
堀口慎太郎
ガイドプロフィールはこちらから




by ymtours | 2019-06-13 06:42 | お知らせ | Comments(0)

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06302835.jpg
皆さんこんにちは、ヤムナスカガイドの堀口です。

日本もすっかり春の気候となり、低山のハイキングへ出かけている方も多いのではないでしょうか?
私も先日出張で熊野古道を歩く機会があり、満開の桜を見ることができ日本の春を楽しむことが出来ました。
ここカナダ、ホワイトホース周辺でも長い冬が終わり、ようやくクロッカスが咲き始め春の訪れを感じております。

さて、いよいよカナディアンロッキーでも待ちに待ったハイキングのシーズンがやってきます!!
今回の記事ではここロッキーで観察できる高山植物の魅力と代表的な花を、我々ヤムナスカのスタッフが撮影した写真と共に、たっぷりとご紹介していきたいと思います。


まずカナディアンロッキーの高山植物の魅力を2つ挙げます。


カナディアンロッキーの高山植物の魅力その1
「とてつもなく広大な面積に、野生の状態の花々が存在している。」

カナディアンロッキーにある自然公園では自然が本来の姿を保ち続けるために様々なルールが作られ、厳しく管理されています。そのため、ハイキングトレイルには毎年多くのハイカーが訪れるにも関わらず、足元に咲く花々は本来の姿を維持することが出来ています。もちろん盗掘などが起こることもなく、日本では既に希少種となってしまったような非常に希少な花々が、足元にポツポツと咲いている場所も珍しくありません。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06301882.jpg
ゆったりとハイキングしながら観察できる高山植物はもちろんすべて野生のもの


カナディアンロッキーの高山植物の魅力その2
「日本に比べ緯度が高い為、低い標高でも高山植物を観察することが出来る。」

カナディアンロッキーの中でも拠点となるバンフ、キャンモア、レイクルイーズといったエリアは、緯度が51度前後に位置します。日本で比較すると北海道よりもさらに北の樺太とほぼ同じくらいです。緯度が高いことにより森林限界も2000m~2100mと日本よりも300m~400mほど低くなり、日本では高山に自生する植物も、ロッキーでは標高1500m~2000m付近でも観察することが出来るのです。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06325086.jpg
マウントアシニボイン州立公園
標高2000m付近の天然の花畑

それでは実際に見られる花を写真と共に見ていきましょう!
5月中旬頃から高山植物の開花シーズンとなり、ロッキーの南に位置するウォータートン・レイクス国立公園や、標高の低いジャスパー国立公園の一部では様々な種類の花を見ることができるようになります。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06334290.jpg

英名:Venus Slipper(ヴィーナス スリッパー)
学名:Calypso Bulbosa
科:ラン科
属:ホテイラン属
種小名:ホテイラン(布袋蘭)
※種小名は日本で亜種、品種、変種として存在する場合表記

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06332339.jpg
英名:Shooting Star (シューティング スター)
学名:Dodecatheon pulchellum
科:サクラソウ科
属:Dodecatheon属
種小名:該当なし

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06505702.jpg

英名:Round leaved Orchid (ラウンド リーブド オーキッド)
学名:Orchis rotundifolia
科:ラン科
属:ハクサンチドリ属 (白山千鳥)
種小名:該当なし





6月上旬~中旬頃からは標高の高い場所での雪が解け始めることで、ほとんどのエリアでハイキングが出来るようになり、観察できる花の種類も一気に増えます! 中でも日本では北海道の礼文島と北見市の一部でしか見ることのできない希少な、アツモリソウの群生を見ることもできます。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06384801.jpg
英名:Yellow Lady's Slipper (イエロー レディース スリッパー)
学名:Cypripedium calceolus
科:ラン科
属:アツモリソウ属
種小名:カラフトアツモリソウ(樺太敦盛草)

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06390069.jpg
英名:Franklin's Lady's Slipper (フランクリンズ レディーススリッパー)
学名:Cypripedium passerinum
科:ラン科
属:アツモリソウ属
種小名:該当なし

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06391031.jpg
英名:Mountain Lady's Slipper (マウンテン レディース スリッパー)
学名:Cypripedium montanum
科:ラン
属:アツモリソウ属
種小名:該当なし

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06164357.jpg
マウンテン レディース スリッパーは中々お目にかかれることが少ない貴重な花ですが、カナディアンロッキーでは南部のウォータートンレイクス国立公園で見ることが出来ます。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06391909.jpg
カラフトアツモリソウはかつて日本では3株しか発見されておらず、非常に希少価値の高い花です。

こんな大きな株が到る所に!
私がご案内したお客様でも最初はこのアツモリソウの群生に大歓声が上がっていたのですが、あまりにもたくさん見ることが出来るため後半には写真も撮っていないほどでした。(笑)


6月中旬から7月上旬頃は初夏の花の最盛期を迎え、シーズンを通して一番多くの花を見ることが出来る時期になるでしょう。中でもカタクリが雪解け直後に芽吹き花を咲かせます。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06425834.jpg

英名:Glacier Lily (グレーシャー リリー)
学名:Erythronium grandiflorum
科:ユリ科
属:カタクリ属
種小名:該当なし


そうです!カナダではグレーシャーリリーと呼ばれている花ですが、何とカナダのカタクリは黄色なんです!
カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06522967.jpg
カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06431427.jpg



どうでしょう!この見事なカタクリの群生!もちろんこれはすべて野生のグレーシャーリリー、ここは天然の花畑となっています。
グレーシャーリリーは見ごろの時期が一年の内で10日間前後と短いのですが、この花を目当てに遠くから足を運んでくるハイカーも多いのです。

日本では秋田県仙北市西木町の「八津・鎌足かたくり群生地」や栃木県の「みかも山公園」など名所が多くありますが、バンフ国立公園内のヒーリーメドウではその姿が黄色となり、日本の群生地に負けない一面真っ黄色の景色をご覧いただけます。

それ以外にもこの初夏の時期には様々な高山植物を観察することができます。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06440647.jpg

英名:Western Anemone (ウエスタン アネモネ)                                
学名:Anemone occidentalis                                 
科:キンポウゲ科                                 
属:イチリンソウ属                               
種小名:該当なし

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06444345.jpg
                                
英名:Prickly Rose (プリックリー ローズ)                                 
学名:Rosa acicularis                                
科:バラ科                                 
属:バラ属                           
種小名:オオタカネバラ

こちらはアルバータ州の州花に指定されており、アルバータ州の車のナンバープレートにはこの花がデザインされています。
現地に到着したら早速チェックしてみて下さい!

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06443383.jpg
英名:Western Wood Lily (ウエスタン ウッド リリー)
学名:Lilium philadelphicum
科:ユリ科
属:ユリ属
種小名:該当なし

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06445054.jpg

英名:Western Spring Beauty (ウエスタン スプリング ビューティー)
学名:Claytonia lanceolata
科:スベリヒュ科
属:Claytonia 属
種小名:該当なし

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_07003348.jpg
英名:Late Yellow Locoweed (レイト イエロー ロコウィード)
学名:Oxytropis campestris
科:マメ科
属:オヤマノエンドウ属
種小名:リシリゲンゲ(利尻紫雲英)

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_07020354.jpg
英名:White Camas (ホワイト カマス)
学名:Zigadenus elegans
科:ユリ科
属:リシリソウ属(利尻草)
種小名:該当なし

日本の場合、リシリゲンゲは北海道の利尻山礼文島、リシリソウは利尻山夕張岳のみで見ることが出来る貴重な種類です。

この初夏にはヤムナスカとタッグを組む日本の山専門の旅行会社、アルパインツアー社の「初夏のカナディアンロッキー・フラワーハイキング」 が人気です。8日間のツアーでなんと約100種類以上の花に出会えることも珍しくありません。お花好きの方には非常にお勧めのツアーです。

7月中旬からは盛夏のシーズンとなり花の色や姿がガラッと変わります。
白や黄色の花が多い初夏に比べ、盛夏は様々な色の花が咲き乱れ群生地に足を踏み入れると、夢の中の世界のような感覚にとらわれるほど、沢山の花に出会うとこが出来るでしょう。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06460918.jpg
ウェルズグレイ州立公園のフラワーハイキングにて

こんなに多くの野生の花の大群生は見事としか言いようがありません。ここはブリティッシュ・コロンビア州ので知る人ぞ知る州立公園、高山植物の宝庫です。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06463608.jpg
カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_05432022.jpg
ミスタヤロッジ周辺のカタクリの群生

ヤムナスカと提携しているアルパインツアー社ではミスタヤロッジに3連泊し、ゆっくりと花を観察しながら歩くことが出来ます。
7月3日出発以下のツアーであれば上のカタクリの群生が見られる可能性も高いでしょう!

このような森林限界を越えた草原エリアの花の群生地。沢山の花に囲まれてのハイキング最高の贅沢と言えるでしょう!




それではここからはカナディアンロッキーの盛夏の代表的な花を一つ一つ見ていきましょう。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06435844.jpg
英名:Moss Campion (モス キャンピオン)
学名:Silene acaulis
科:ナデシコ科
属:マンテマ属
種小名:該当なし

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06510258.jpg

英名:Alpine Forget-Me-Not (アルパイン フォゲットミーノット)
学名:Myosotis alpestris
科:ムラサキ科
属:ワスレナグサ属
種小名:エゾムラサキ(蝦夷紫)

日本でも有名なワスレナグサ(※固有種のエゾムラサキとは微妙な違いがあります。)ですが、実は英名もFoget-Me-Notと直訳すると「私を忘れないで」となり同じ意味を持った素敵な花なのです。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_07024928.jpg
英名:Alpine Cinqfoil (アルパイン シンクフォイル)
学名:Potentilla nivea
科:バラ科属:キジムシロ属
種小名:ウラジロキンバイ(裏白金梅)

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_07031077.jpg
英名:Red-flowered Columbine (レッドフラワード コロンバイン)
学名:Aquilegia formosa
科:キンポウゲ科
属:オダマキ属 (苧環)
種小名:該当なし

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_05430991.jpg
英名:Common Fireweed (コモン ファイヤーウィード)
学名:Epilobium angustifolium
科:アカバナ科
属:アカバナ属
種小名:ヤナギラン (柳蘭)

日本でもおなじみのヤナギランはカナダでも多く見ることが出来ます。
実はこのこの花は森林の伐採跡や、山火事の跡を好み写真のように群生することが多く、クートニー国立公園のスタンレーグレーシャー・トレイルが有名です。

北米では毎年各地で大なり小なりの山火事が発生しています。その多くが雷が原因となっているのですが、そもそも乾燥した気候に密集した樹林帯が多いことが、火の手が回りやすい条件にもなっています。山火事と聞くとあまり良いイメージだと思いますが、山火事は年を取って酸素を出さなくなった木々を整理します。そして日の当たらない暗い森だった場所の地面に太陽が当ることにより、草花などの新しい生命が誕生しそれらを食べる動物たちが山へ戻ってくるのです。最終的には新しい森の出来上がりです。このように森の再生の役割を担っているのが山火事なのです。

ちなみにこのヤナギランはが住むユーコン準州の州花にも指定されているほど、ユーコンでも多く見ることが出来ます。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06361939.jpg

英名:Bear Grass (ベアー グラス)
学名:Zigadenus elegans
科:ユリ科
属:クセロフィルム属
種小名:該当なし

ベアー グラスはカナディアンロッキーでも南部にある、ウォータートンレイクス国立公園に多く自生するレアな花。多くの野生動物がこの花を食料としています。前述のマウンテン レディース スリッパーもそうですが、ウォータートンレイクス国立公園は希少価値の高い花が多いのです。

次の花はカナディアンロッキーで最も有名な盛夏の花と言っても過言ではないでしょう。
「この花の名前だけでも覚えて覚えてもらいたい!」ガイドとしてはそんな風に思える花です。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06492637.jpg
英名:Indian Paintbrush (インディアン ペイント ブラシ)
学名:Castilleja species
科:ゴマノハグサ科
属:Castilleja 属
種小名:該当なし

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06553224.jpg

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06503316.jpg
インディアン ペイントブラシは、カナディアンロッキーの中でも最も色の多い花。色付くのは花弁ではなく包葉で、異種交配しやすいため中間色が生まれやすく分類が困難となっています。他の植物の根に自分の根を寄生して栄養を取ることでも知られています。Paintbrushは絵筆という意味で、カラフルな絵の具が花の先端に付いたことを見立てています。


カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06493034.jpg
カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_06572382.jpg
カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_05441401.jpg
非常に珍しい白いインディアン ペイント ブラシ
お気に入りの色を探してみるのもこの花の魅力です。


カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_07031921.jpg
実は上の写真はウエスタン アネモネの花が終わり綿毛になった姿なのです。オキナグサのように密集した毛の玉のようになり、こちらではその容姿から「ヒッピーヘッド」という俗名が付いています。

もちろんここで紹介した高山植物はほんの一部に過ぎません。
日本では有名な花の名所や群生地になると人が多く、ゆっくりと観察することは難しい場合もあるかもしれませんが、冒頭でも触れたとおりカナディアンロッキーはとにかく広いエリアで花を観察することが出来ます。
そのため、ゆったりとハイキングしながら花を撮影したり観察することが出来ますので、実際に足を運んで是非ご自身の目でその景色をご堪能ください!


カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_05430048.jpg
真剣ですね(笑)。こんな風にゆっくりと人の目を気にすることなく撮影にも力を入れることが出来るのが、フラワーハイキングの魅力と言えるでしょう。

カナディアンロッキー 夏のハイキングシーズン到来間近! 高山植物の魅力と種類を大特集します。_d0112928_05433655.jpg

お花好きの皆様、弊社ヤムナスカのガイドと一緒に沢山の高山植物を見に行きませんか!?
皆さんのお越しをお待ちしてます!

堀口慎太郎

ヤムナスカの日帰りハイキングでは花の開花状況に合わせて、ガイドがコースを選定しご案内することが可能です。↓↓


by ymtours | 2019-05-11 06:14 | お知らせ | Comments(0)

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06014341.jpg

皆さんこんにちはヤムナスカガイドの堀口です。

ヤムナスカ、ユーコンオフィスでは3月末をもってオーロラツアーがすべて終了し、無事に冬のシーズンを終えることが出来ました。
今シーズンも多くの方に、ユーコンの自然の神秘を味わっていただきました。お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。

世間的にはここ1~2年はオーロラ低迷期と呼ばれておりますが、今回の記事では、「なぜ低迷期と呼ばれているのか?」また、「どれくらいの頻度でどんな姿のオーロラが発生したのか!?」というところまで掘り下げてみたいと思います!出来るだけ端的にわかりやすく説明してみますので、是非ご一読下さい。

先ず一般的に「オーロラ低迷期」と言うと、オーロラが発生しにくく、鑑賞しにくいと考えられている時期の事です。後述する太陽活動のサイクルの中では「極小期」にあたり、反対の「極大期」に比べると、オーロラ旅行には向いていない時期と考えられています。
しかし、本当は極小期でもオーロラは十分に見ることができるのです。

それでは簡単にオーロラ発生の仕組みをおさらいです。
オーロラの発生は太陽の活動が大きく影響しているのですが、太陽活動が活発になるとオーロラが発生する条件が揃いやすくなるのです。
その条件を少し説明しましょう。

その太陽の活動の規模を表すものの一つが「黒点」の数です。
黒点は太陽の表面の温度が下がり、磁場が活発になっている状態の部分で、特殊な方法で太陽の観測をした時に「黒い点」のように見えます。

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_03292027.jpg
太陽を特殊なカメラで可視化した写真
右上のほくろのように見えるのが「黒点」

この黒点では「フレア」と呼ばれる太陽の表面で発生する爆発が起こりやすくなり、太陽からのエネルギーが地球まで届きやすくなります。
そのエネルギーとは大きく分けると、フレアの発生に伴う爆風である「太陽風」の速度とその磁場の強度、太陽風に含まれ宇宙空間に放出される電子である「プラズマ」の密度となります。

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06152849.jpg
黒点から発生した太陽フレア

つまりオーロラが発生しやすい条件とは・・・

黒点が多くなる
↓↓
フレアの発生頻度が多くなる
↓↓
太陽風の速度が普段より高速となり磁場の強度が上がる、プラズマの密度が多くなる
↓↓
オーロラが発生しやすくなる

ということになるのです。


それでは黒点の数の推移をグラフで見てみましょう。

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06130944.jpg

これを見ると明らかに11年毎に黒点の数が増加したり、減少しているのがわかりますね。
黒点数が多く太陽活動が最も活発な時期を「極大期」、反対に活動が最も穏やかな時期を「極小期」と呼びます。
近年「オーロラ低迷期」と呼ばれている一番の理由は、黒点の数が少ない「極小期」であるためです。

それではこの「極小期」にオーロラは鑑賞ができないのでしょうか?

フレアだけがオーロラの発生に関係していると思われることが多い為、
「極小期=オーロラ低迷期」という構図になりがちなのです。
しかし実はあまり知られていませんが、極小期には「コロナホール」という現象が発生しやすくなり、それがオーロラの発生に大きく影響するのです。

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06133407.jpg
右上の黒くなっている部分がコロナホール


コロナホールとは、太陽を覆う大気であるコロナに見られる低温、低密度のエリアであり、X線で太陽を観測したときに黒く巨大な穴のようにみえることから、そう呼ばれています。このコロナホールが黒く見えるのは、黒点と同じように周囲に比べて温度が低い為ですが、黒点より遥かに巨大でそこから放出される太陽のエネルギー質量は膨大で、オーロラの発生に大きな影響を与えます。

ここまでの話をまとめると、

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06132067.jpg
極大期=黒点が多くなりフレアが発生しやすい、コロナホールの数は減少する
極小期=コロナホールの発生が多くなりやすい、黒点の数は減少する

となります。

もう皆さん気づいたと思いますが、「オーロラ低迷期」というのは実は「誤解であることがわかりますね。「極小期」に黒点が少なくなることがオーロラの発生が減少するという事だけが、いつの間にか独り歩きしてしまったのです。もう一方の「コロナホールによるオーロラの発生」の条件が知られることが少なかったのです。


ということで「太陽極小期=オーロラ低迷期」という構図が間違いだったとわかったところで、今シーズン、ヤムナスカガイドが撮影した写真と共にツアーを振り返ってみたいと思います。世間的にオーロラ低迷期と考えられていたこの時期に、実際はどうだったのでしょうか。
また、今シーズンは太陽の活動データを蓄積したので、オーロラを撮影した日の太陽のデータも一緒に見ていきましょう!




驚異の鑑賞率を誇る地 イヌビック
今年は個人のお客様をイヌビックのツアーにご案内致しました。
ツアーの様子はこちらからどうぞ。
イヌビックでの私たちのツアー滞在中に、オーロラを見れなかったことがありません!
鑑賞率なんと100%!!

今回のツアーではどうだったのかというと、、、、
なんとまたもオーロラ爆発!!(ブレイクアップ)でした。

これでヤムナスカでのイヌビックオーロラ連勝記録を伸ばすことが出来ました!!
不敗神話が続きます!!


2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06022238.jpg
2019年1月20日1:30 撮影:堀口
2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06021132.jpg
2019年1月20日1:54 撮影:堀口
この日はコロナホールの影響で太陽風の速度、磁場に良いデータが出ています。


それにしてもイヌビック、恐ろしいほどにオーロラが発生します。
ホワイトホースからさらに北へ北緯68度の北極圏へと突入するわけですが、この地の果てまで来る価値が十分にあると改めて再認識しました。

もちろんオーロラだけでなく極北ならではのアクティビティが楽しめます!

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06033142.jpg
イヌビックから北極海へと続くデンプスターハイウェイ
2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06035516.jpg
凍結した北極海に到達!!
2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06034530.jpg
ツンドラの大地にゆっくりと沈む太陽


ここには限られた僅かな種類の生命しかなく、それ以外は永久凍土の真っ白な雪面と空が続くだけ。
北極海に面するイヌイットの村タクトヤクタックという集落を訪れます。

イヌビックへは今年もヤムナスカと提携のある日本の山専門の旅行会社、アルパインツアー社との企画で3年連続で写真家の中垣哲也さんとコラボのツアーが催行され、ここでもオーロラはやはり爆発するのです!
それではいくつかのブレイクアップをどうぞ!

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06051636.jpg
2019年3月13日22:39 撮影:本山
2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06050842.jpg
2019年3月12日1:34 撮影:本山
2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06022848.jpg
2019年3月12日0:53 撮影:本山
データでは2日前に小規模のフレアが発生していますが、このフレアは地球への影響はほとんどなかったといえます。
また、コロナホールも発生していますが同じく地球への影響はこの2~3日後となっています。
つまりフレアや、コロナホールが発生していなくてもオーロラが発生しているということです。




大自然に包まれる宿 クルアニ・ロッジ
こちらもアルパインツアー社との共同企画で冬の定番ツアーとなっています。
世界遺産クルアニ国立公園の山岳風景とオーロラの旅です。

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06062460.jpg
2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06064075.jpg
クルアニ国立公園キャサリーンレイクにてスノーシューハイキング


日中は急峻な山の景色を見ながらゆっくりとスノーシューを楽しみます!



2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06065136.jpg
ロッジ目の前、シープマウンテンの景色と凍結したクルアニレイクの上を歩く

宿泊は完全貸切のロッジで目の前には山と湖だけ。
最高に贅沢な滞在です。

そしてここではヤムナスカガイドが山で鍛えた料理の腕を披露します。

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06061055.jpg
ヤムナスカのガイドが料理の腕を振るいます
2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06065858.jpg
暖かいメインダイニングでゆったりと食事します。


日本のお客様でも食べやすい味つけで、日替わりで趣向を凝らした料理を提供します。
このダイニングも貸切なのでゆっくりと食事を楽しみます。

そして何と言っても夜のオーロラ!

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06080165.jpg
2019年3月12日1:21 撮影:堀口

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06081622.jpg
2019年3月12日2:33 撮影:堀口
奇しくも上のイヌビックの日時と同じですが、
2000km以上離れた場所でもこのようにオーロラが鑑賞できています。


ここは私が本当に好きな場所なんですが、何が素晴らしいかというと、
・完全に貸切で自分達だけしかいない
・宿泊しているロッジの目の前がオーロラ鑑賞地
・山岳エリアとオーロラ鑑賞地という最高のロケーション
こんな条件が揃うのは非常に稀で、世界最高のオーロラ鑑賞地の一つといっても過言ではないかも知れません。
山とオーロラの景色は他でも見れるかも知れませんが、その場所に貸切できるロッジあるというポイントが奇跡とも言える素晴らしさなのです。




豪華ロッジ イン・オンザレイク
ユーコン一番人気のツアーです。
年々ロッジが人気となり、時期によっては部屋の確保が難しくなるほどですが、今年もたくさんのお客様にお越しいただきました。

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06084029.jpg
2019年2月28日3:01 撮影:堀口

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06084935.jpg
2019年2月28日3:35 撮影:堀口
やはりこの日もコロナホールの影響で太陽活動が活発となっています。


中でも年末年始のリピーター様は毎年同じ顔ぶれの方々が多くなり、「今年もまたお願いしますね!」という感じで年越しの風物詩になって来ています。(笑)

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_08570335.jpg
毎年行われる同窓会のようなワイワイとした雰囲気です!


「毎年年越しはイン・オンザレイクで」と仰って来てくださるお客様には感謝しかありません!また今年もどうぞよろしくお願いします。




極北の地を楽しむ デイツアー
日中もアクティブに極北の滞在を充実させるデイツアーです。
私もたくさんのツアーをガイドさせていただきました。

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06105525.jpg
ミート・ザ・ワイルドにて
ユーコンでもっとも多く棲息する大型の野生動物カリブー
2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_08135578.jpg
野生では北極圏でしか生息していないマスコックス(ジャコウウシ)

ミート・ザ・ワイルドは人気のツアーです。
極北でしか出会えない動物など、ガイドがしっかり解説するのでお子様から大人のお客様まで楽しんで頂きました!

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06113777.jpg
森の中に粋なクリスマスツリーを発見!
2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06114271.jpg
ホットチョコレートが体に染み込んでいくようです。


ネイチャー・ウォークではカナダ山岳ガイドの資格をもつ我々ヤムナスカガイドが得意とする分野です。
雪深い森や、凍結した湖を歩いたり今年も極北の自然を「発見」して頂きました。




極北の古都 ホワイトホース
市内のホテルに滞在し、夜はガイド付きのオーロラツアーへと出発します。
今年からの新企画でしたが、こちらも多くのお客様にホワイトホースを満喫していただきました。

ヤムナスカ独自のデータで見ると1月、2月、3月の90日間で50日オーロラが発生している為、2日に1度以上オーロラが発生した計算になります。
特にコロナホール、フレア、CMEの影響が大きかった2月下旬から3月上旬は、毎日のように頻繁にカーテン状の強いオーロラが発生しました。



さて、これで「極小期」でもこの様にオーロラが発生し、鑑賞できることが証明されました。
後は「いつオーロラを見に行くのか!?」ですが、太陽のサイクルでもいつオーロラが発生しやすいかはわからないですし、オーロラ予報サイトなどでも正確な発生を当てることは現代の科学を持っても難しいのです。

私もかつては「人生で一度はオーロラを見てみたい!」と思っておりました。そして多くの方が私と同じような考えでした。よく調べている方は「折角なら太陽活動が活発な極大期に行きたい。」と数年先に計画される方もいらっしゃいますが、そうなるとなかなか具体的なプランが立ってきませんね。しかしこれで極小期でもオーロラが発生しやすいことがわかりましたので、気持ちが熱いうちにご旅行の計画を立てるのがお勧めです!!
つまり・・・

オーロラの「見れる・見れない」は、極小期や低迷期、オーロラ予報に左右されるばかりでもなく、いつ出現するかは分からないということです。

そんな気分屋のオーロラに出会うためには、見る確率を少しでも高めることが重要で、それは『晴天率の高い場所』へ行く。そして、『いつでもオーロラが見れる宿』に泊まることです。

実際のところ「運」の要素が強く、だからこそ出会った時の感動があるのかもしれません。
11年周期など気にせず、オーロラ旅行は行ける時にすぐに計画すべきと言えますね。


最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
今シーズンも沢山のお客様にオーロラツアーにご参加いただきまして、誠にありがとうございました。

また、2019年のヤムナスカのオーロラシーズンは8月下旬からスタートしますが、今からでも準備は早すぎるということはありません。
どうぞご計画はお早目に!

堀口慎太郎

2018~2019オーロラシーズン終了。本当にオーロラ低迷期? 実際はどうだったのか!? データで振り返ってみましょう。_d0112928_06450079.jpg

オーロラ発生についてももっと詳しく知りたい方はこちらから。↓↓


by ymtours | 2019-05-08 06:14 | お知らせ | Comments(0)

新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )


新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_09415661.jpg
ヤムナスカガイド 本山です。
本日は、2018年9月に新しくなったバンクーバーの乗り継ぎの情報でブログアップです。

個人旅行でお越しになる際に、気になるのが、海外旅行での乗り換え・乗り継ぎです。

新しくなったのは、以下です。
・入国審査がキオスクになり、簡素化された
*キオスク・・・タッチパネル方式の入国審査前の基本情報入力作業
・エアカナダで国際線(成田ーバンクーバー) カナダ国内線(バンクーバー - ホワイトホースなど)を利用の場合、荷物のピックアップがなくなった
・税関申告書を機内で紙に記入する作業がなくなった
*キオスクでの入力の際に同時に行います。

①成田、地方空港でチェックインの際に荷物のピックアップがバンクーバーで必要か確認しましょう。
お客様に聞いた話ですが、名古屋空港などは、チェックインの際にバンクーバーに荷物のピックアップが必要と言われたが、実際には必要なかった。などという話も聞いています。

機内にいるときには、税関申告書などの記入はなくなったので、のんびりリラックスしてフライトを楽しみましょう。
これで映画を中断して書類記入はなしです!

ところで、eTAはカナダ入国には必須ですので、事前に必ず所得しておきましょう。

新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_09532518.jpg


バンクーバーに到着すると、まずは入国審査へ進みます。


これは2019年12月、1月時点の情報なので、細かい部分はいつ変更になるかは不明です・・・
ところどころに係員の方がいて、「Domestic connection?Domestic?」(国内線乗り継ぎ)と聞いてきます。
この英語の単語!覚えておきたいですね!
この写真の白いYシャツ着ている人がそうです。


新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_09565985.jpg
私も日本から国内線への乗り継ぎなので、このパウチされた紙を渡されました。
国内線乗り継ぎの人は、このキーワード!『Domestic connection』とアピールしてこれをもらいましょう。
どうやら色でも管理しているらしく、国内線乗り継ぎの人は青のようです。
この辺もいつまでこのシステムが行われるのか不明なのが、困ったところですが、2019年1月現在はこれでした。
★2019年7月現在で、このパウチが渡すシステムは行われなくなったようです。



新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_09590081.jpg
進んでいくと、ところどころに係員がいて、誘導されます。
この時に、係員の人はこのパウチカードの色を見ていたようです。
写真の右奥 キミドリのジャケットを着た人がバンクーバー空港の係員の方です。
「はい、こっち、こっち」と誘導していました。

看板をよく見ていただくと、「Arrival」そしてカナダの国旗がついている方向が進んでいく方向です。


新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_10032040.jpg
エスカレーターを降りていくと、明らかに入国審査という感じの風景が出てきます。

今までは、移民審査官がいるブースに並んで、「サイトシーング?」とか聞かれて、ハンコをパスポートに押されていたのですが、かなり長打の列になっていました。
現在は以下のステップになっています。



新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_10050541.jpg
色々な言葉で、カナダ訪問者と書かれていますが、ここに並びます。



新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_10061163.jpg
上から見るとこんな感じ、
これがキオスクと言われる 入国審査前の基本情報の入力システムです。
かなり台数があるので、安心ですね。
私の時もスムーズに進んでいきました。以前の方法に比べると待ち時間は短いように感じます。
ここにもバンクーバー空港の係員の方がたくさんいました。
写真では青いジャケットを着ている人がそうです。



新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_10081805.jpg
こんな感じでかなり台数があり入力していきます。
この時にパスポートをスキャンしたり、顔写真を撮ったりします。



新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_10100270.jpg
なんと!日本語も選択できますので、非常にありがたいです。
作業はいたって簡単、画面の指示通りに進んでいけば難しいことはありません。
この作業の際に「税関申告書」の関連の質問にも答えていきます。
入力が終わると「税関申告書」が出力されるのが、この後すぐに必要になるので、忘れずに持っていきましょう。



新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_10120423.jpg
次は、実際の入国審査!
皆さんイメージする、ブースがあり、独特の雰囲気を持ったちょっと緊張感のあるものとは変わり、カジュアルな感じになっています。
写真が斜めで恐縮です・・・・

今までと同じ移民審査官がいるブースもあるのですが、ほとんどの人はこちらの簡単な審査官との面接になります。
いわゆる定番の質問があるところです。
「目的は?」→「サイトシーイング」
「どこが最終目的地か?」→ 「ホワイトホース」
「何日間滞在するのか?」→ 「**日です。」
などと審査官の質問に答えて行きます。
ここではパスポートにハンコは押されませんので、必要な方は、意図的にブースの方に並ぶ必要があります。



新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_06392190.jpg
もちろん預けた荷物が出てくるターンテーブルはあります。
バンクーバーが最終目的地の方、エアカナダ以外の国内線に乗り継ぎの方などは荷物のピックアップの必要があるためです。
しかしエアカナダで通してカナダ国内線もご購入されている方は、ピックアップの必要はありません。



新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_06472205.jpg
エアカナダの場合、AC4便で「成田 → バンクーバー」飛ばれる方がほとんどになりますが、このようにターンテーブルは存在します。
本当にピックアップしないでいいのか、ちょっと不安になりますね。

新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_06491496.jpg
2018年12月の時点では、このように、「do not pick up baggage」(荷物ピックアップの必要なし)という掲示がありました。
これはいつまで続くのか、わかりませんが、この時点では存在しました。
なるほど、【AC 4便】もこの中の記載に含まれています。


新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_06511525.jpg
荷物はピックアップせず、税関申告に進みます。
ここは明確なゲートのようなものはないのですが、係の人(税関審査官)が立っていますので、キオスクでプリントアウトされた【税関申告書】を渡します。
写真の上部の緑の掲示板に 【Air Canada Connections】とあります。【エアカナダ 国内線 接続口】ということです。

新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_06542917.jpg
ここを通過すると、写真のような場所に出ます。
写真の右のエレベーターで4階まで上がっていきます。

写真には写っていませんが、荷物がある人は、ここでベルトコンベアに荷物を再度預け入れます。
(ベルトコンベアに流すだけの作業です。)



新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_06555238.jpg
※余談情報 豆知識
バンクーバーで一旦、外に出たい方は、実はここから出れるのです。
この上の写真は、もう一つ前の写真の左奥の通路なのですが、ここから外に出ることができます。
乗り換え時間がとても長いなどの方は、こちらを利用できます。
*注意
その場合、再度セキュリティをチェック通過しますので、100ml以上の液体物や、ナイフなど購入した場合は、再度チェックインカウンターで預けないといけません。
さらに注意したいのは、その時に成田ですでに2個荷物を預けている人は、預入が有料になるはずです。



新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_06592923.jpg
エレベーターに乗ると、表示がかなりわかりやすいので間違いことはないでしょう。
Domestic Connections (国内線乗り継ぎ)とあります。
4階に移動しましょう。


新しくなった バンクーバー空港の国内線乗り継ぎ方法。( 2019年1月現在 )_d0112928_07005807.jpg
ながーい通路を歩き、再度セキュリティチェックを通過したら、国内線の離陸の建物にいることになります。
指定のゲート番号の場所に行き、準備完了です!

以上が2019年1月までの最新情報です。
また細かい部分など変更になっている場合もあるかと思いますが、お役にたてば幸いです。

ヤムナスカガイド 本山
ヤムナスカのオーロラツアー


by ymtours | 2019-02-14 09:13 | お知らせ | Comments(2)

オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019

オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019_d0112928_06561335.jpg

こんにちは! ヤムナスカガイドの堀口です。

皆さんは今年のクリスマスはどう過ごしましたか?
あと数日で2018年もわずかとなりましたが、ヤムナスカ・ユーコンオフィスではここからオーロラツアーのピークシーズンを迎えます。それに先立ち、冬シーズンのスタッフトレーニングを行いました。

今回はキャンモア・オフィスから石塚がユーコンを訪れ、本山、私堀口の3人でのトレーニングとなりました。2日間で行われたトレーニングでは主に以下の項目をカバーしました。

1:クラアントケア、セーフティー。
2:緊急時の対応。ガイドとオフィスの連携。
3:オフィスやアコモデーションの利用方法。
4:ツアー・オペレーションについて。
5:冬季ならではの注意点と対応。
6:運転業務「Driving Safety」
7:オフィス業務の効率化と環境構築。

本ブログでは特に運転業務「Driving Safety」の部分にフォーカスしました。冬季の業務では、夏以上に安全運転と車両整備に注意が必要となるのです。少し今年から新しく導入した車両の装備をご紹介しましょう。

オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019_d0112928_07145431.jpg
フロントグリスカバー
これは今までもずっと使用しています。通常は冷却が必要な車のエンジンですが、寒い日のユーコンではエンジンが冷えすぎて負荷がかかります。そのため、エンジンへ与える負担を軽減するためにフロントグリルにカバーをします

オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019_d0112928_07162182.jpg
脱出器具
今までも標準装備していました。深い雪にハマってしまった場合に脱出するための器具ですが、万が一のために備えて再度適切な使用方法を再確認しました。

オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019_d0112928_07131628.jpg
オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019_d0112928_07134894.jpg
牽引用ロープ
上記の脱出器具で抜けられない場合は、牽引ロープの出番となります。これも持っているだけでは意味がありません。正しい場所に取り付けて牽引しなければロープが切れたり、車のパーツが破損することに繋がることもあるため全員で使い方のシェアしています。

オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019_d0112928_07125374.jpg
オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019_d0112928_07140538.jpg
輪止め
これは今シーズンから導入しました。カナダでヤムナスカが使用する車両には輪止めの使用義務はありませんが、凍った地面で大型車両を駐車をすることの安全とリスクを考慮し、今後は使用することにしました。平らな駐車場でも常に使用することで、よりトラブルを回避することが出来るようになります。

オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019_d0112928_07151118.jpg
オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019_d0112928_07151930.jpg
エアコンプレッサー
実はタイヤの空気圧は気温によって上下する事があります。また、凍結した路面で高い空気圧が入っているとグリップが悪くなります。エアコンプレッサーを導入したことで、いつでもオフィスで空気圧を調整することが出来るようになり、安全を確保しやすくなりました。

オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019_d0112928_07155306.jpg
安全ベスト
万が一路上で作業することになる場合は、遠くから自分の存在を知らせることが安全につながります。ユーコンでは駐車場が除雪されておらず、トラブルがあった際に路上での作業が必要になる場合もある為導入しています。

※上記以外の装備は昨年のトレーニングの様子からも確認できます。


ここまでとなりますが、これで我々も年越しの繁忙期を迎える準備が万端となりました。

オーロラシーズンスタート! 冬季スタッフトレーニング 2018-2019_d0112928_08354005.jpg
こちらは昨年のイヌビックツアーで私が撮影したお気に入りの一枚。この時は本当に興奮しました! 今年も沢山の素晴らしいオーロラを皆さんと一緒に楽しみたいと思います!

これからユーコンへご旅行の皆さん、お会いできるのをスタッフ一同お待ちしています!!

ヤムナスカ・ガイド


by ymtours | 2018-12-28 10:00 | お知らせ | Comments(0)

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06460157.jpg
 皆さん元気ですか! ヤムナスカの石塚です。いきなり変な写真ですみません。これは今年の7月に清水様ご夫妻といったアシニボイン・キャンプツアーの一コマ。私も自分に花が似合わないことは分かっているのですが、あまりにもお花畑が凄まじいので写真を撮っていただいたのです。うーん、やはり決まってないですね。(笑)

 先日の10月末、日本の信越トレイルで行なったカナダ人と行く『SHINETSU TAIL』を最後に、今シーズンの初夏から秋にかけてのハイキングツアーが終了となりました。ツアーの様子はブログでもお届けしていますが、花、湖、紅葉、極地体験、山火事!、そして大雪!!! などなど、本当にたくさんの場面がありました。振り返るとどれも素敵な出来事に思えます。そこで、今シーズンのハイキングツアーを、写真とともに振り返ってたいと思います。ダイジェストでお届けしましょう!

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_07214134.jpg
まずは6月1日に行われたスタッフトレーニングから。
通常、ガイド全員が集合するこの日から、私たちのハイキングシーズンはスタートします。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_07214256.jpg
初夏を代表する花『カラフトアツモリソウ』の大群落は今年も綺麗でしたね。
日本では本当に希少なこの花も、ロッキーではこれでもか!というぐらいにたくさん見ることができます。
この花を目当てにカナダに来る方もいるくらいですよ。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06465756.jpg
6月末から7月頭は黄色のカタクリ『グレーシャーリリー』が見ごろを迎えます。
ここはカタクリの大群生地としても有名なヒーリーメドウ。
花の開花具合は年により変わるものですが、昨年も今年も当たり年でしたね。


2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_07214149.jpg
今年は有名な観光地でもあるモレーンレイクの車両規制が強化された年でもありました。
この規制によりマイカーで訪れることは難しくなった代わりに、ラーチバレーの混雑が減ったのは嬉しいことですね。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_07213507.jpg
盛夏になるとヘリコプターで入山するバックカントリーロッジも賑わい始めます。
カナダはヘリをシャトルバス感覚で利用するのが面白いですね。
ロッキーでのヘリは、皆さんが思っているよりも遥かに手軽な乗り物なのです。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06464584.jpg
ヘリ入山で訪れる名峰アシニボイン(3618m)山域。
ここはロッジ、キャンプと二つのスタイルで楽しめるエリアとして人気です。
花の時期だけでなく、紅葉の時期も素晴らしいのです。
2年越しでアシニボインへ訪れたN様、A様の旅は印象的でしたね。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06464703.jpg
アシニボインロッジのスタッフたち。
温かいホスピタリーと笑顔には、いつも癒されます。
本当に全員が素敵なメンバーですよ!

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06465830.jpg
ヘリ入山でもう一つの人気ツアーは『エスプラナーデトラック』
カナダでは珍しい小屋縦走スタイルが最大の魅力。
国際色豊かなメンバーで数日間を過ごす旅は、カナダらしい山行と言えますね。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_01432456.jpg
日帰りハイキングやキャンプツアーで一番人気は、やはりレイクオハラ。
今年もたくさんのお客様をご案内させていただきました。
特に昨年から始まった一泊二日のキャンプツアーは今年も大好評でした!

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06463508.jpg
ロッキーで最も美しい氷河湖の一つ『レイクマッカーサー』は、やはり今年も綺麗でした。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_01481729.jpg
今年の夏は山火事の影響で山が霞む日もありましたが、それでも大自然はやはり素晴らしい!
そんな事を感じさせる旅が多くありましたね。
西牟田がご案内したこの写真のツアーは私のお気に入りです。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06465709.jpg
私たちはハイキングだけでなく、ロッククライミング、登山ツアーもご案内しています。
アルパインガイドの谷や、ロックガイドの山田だけでなく、個性的なカナダ人のガイドもたくさん在籍しています!
皆さんもロッキーでロッククライミングへ挑戦してみませんか?

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06463450.jpg
カナダの大リピーターである森様。
バックパッキングや氷河ウォークなど、毎年新しい旅に挑戦される素敵な方です。
今年はなんとあの有名なテンピークスまで登っちゃいました。ほんと凄いです!

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_02023965.jpg
女性三人組のロッキー縦走ツアーも楽しい旅でした。
バンフのヒーリーパスを越え、エジプトレイクを経由してシャドーレイクへ。
バンフのクラシックルートですね。


2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06464617.jpg
そろそろ秋に入りましょう。
北の大地ユーコンの秋は、ロッキーよりも数週間早くに訪れます。
ホワイトホース近郊には、ツンドラ紅葉の日帰りハイキングが手軽に楽しめるエリアがありますよ!

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06463465.jpg
こちらもカナダ、ユーコンの大リピーターであるグループ。
ユーコンのあちらこちらを旅してきましたが、今年はついにイヌビックを越えて北極海まで行っちゃいました!
カナダ大陸縦断の旅!!車で行けるカナダ最北の街、Tuktoyaktukの旅は、アドベンチャー旅行好き必見です。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06460046.jpg
もちろんオーロラも忘れてはいけません。
秋のユーコンは紅葉ハイクだけでなく、オーロラチャンスもあるのが魅力。
湖に映り込むオーロラの撮影は、秋ならではの楽しみの一つですね。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_07213646.jpg
ユーコンの紅葉シーズンが終わると、9月中旬から10月がロッキーの紅葉シーズンになります。
カラマツ、ポプラの黄色と雪山、そして青空のコントラストは、まさにロッキーの秋色ですね。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_07213554.jpg
まるで冬景色のようですが、これは9月末のレイクオハラです。
今年の秋は雪が降りましたねぇ。自然は私たちの想像を軽く越えてきます。
しかし、これはこれで本当に美しい世界でした。

2018年 初夏から秋のハイキングシーズンを振り返る。今年もたくさんの素敵な場面がありました。_d0112928_06460013.jpg
つい先日に旅を終えた日本の信越トレイルツアー。
今年は天気と紅葉に恵まれ、10名のカナダ人も大満足していただけました。

いかがでしたでしょうか?
本当はもっとたくさん紹介したい写真もありますが、残念ながらスペースが足りません。
しかし、本当に素敵なシーンが多いですね。
ご参加いただきました皆様には、改めましてお礼を申し上げます。

12月からはオーロラとスノーシューのシーズンが始まります。今年はどんな素晴らしいオーロラに出会えることでしょうか。

是非、冬のブログ記事も楽しみにしてください!


by ymtours | 2018-10-31 02:03 | お知らせ | Comments(2)