始めまして、ヤムナスカガイドの横堀です。
アメリカの独立記念日である7月4日に、アメリカはテキサスよりお越しのKimura様を初夏のカナディアンロッキーの目玉、Sunshine Meadowへご案内させて頂きました。 熱気に溢れたCanada Dayも終わり、ここバンフの町では動物の気配も戻り大自然の吐息を肌で感じられます。静寂に包まれたバンフにてKimura様夫妻と合流後、標高2300mに広がる巨大な草原、Sunshine Meadowへ向かいました。 バンフより程よい距離にあり、オープンの期間も長く地元で大人気のスキー場、Sunshine。 冬のスキーヤー達を名残惜しむように最後の雪が静かに姿を消し、訪れた春をたたえ、我こそはと花たちが一気に姿を見せ始めます。 春の息吹が感じられる中、いよいよハイキングのスタートです。 今日のルートは草原に豊かな水面をたたえる3つの湖を回ります。 歩き始める事20分、森林限界の上に到達。一面に草原が広がり、遥か彼方にはカナディアンロッキーの山々が。 草原に所々露出する岩は石灰岩。何処となく秋吉台の風景を彷彿させます。 わずかに残った雪渓を押し上げるように、満ち溢れるエネルギーと共に小さなつぼみが頭を出します。 生命の力強さを感じていると、1つ目の湖;Rock Isle Lakeに到着。 Rock Isleより流れ出る小川をたどると、2つ目の湖;Grizzly Lakeが現れます。 ここで少し、五感を使って自然を感じるエクササイズ。目を閉じ体で風を感じます。自らが風見鶏になり、風の吹く方向へ体を向けます。目には見えない風、しかし体で感じ取ると微妙な空気の流れさえも分かるようになります。今度は、耳を澄ませて自然の音の種類を数えます。神経を集中させると今まで聞こえてこなかった春の音までも聞こえてきました。 カナディアンロッキーの春。心のアンテナを自然に向ければ、そこにはメッッセージがいっぱい。自然からのメセージを拾いながら3つ目の湖;Larix Lakeへ向け出発。 トレイルはいったん草原地帯の淵に出ました。緩やかに続く渓谷を深く見下ろすと、改めてこの草原が2300mの標高にある事を実感します。 Larix Lakeに到着。 その後、雪渓の下を緩やかに流れる雪解け水を見ながら湿原地帯を進み、ハイキングが終了しました。大自然の中から戻り、聞き慣れたはずの文明社会の音を聞くと何故か違和感が。これは心も体も自然にどっぷりと浸かった証。人の足でwildernessに入り、体で感じとる大自然。これがロッキーの醍醐味。 Kimura様、本日はまことに有難う御座いました。 これからも、ロッキーの大自然を感じるための架け橋として魅力ある山旅を提案させていただきますので、ご期待ください。 (Yamnuska Guide:横堀 勇) ↑アウトドアブログのランキングに参加しました。 サイト上位を目指しております。一票(クリック)のご協力をお願いします!
by ymtours
| 2008-07-14 14:55
| カナダの山旅
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