残雪と新緑、そして高山植物！初夏の魅力が詰まったラーチバレーハイキング。

皆さん元気ですか！ヤムナスカガイドの石塚です。本日は念願のカナダ初旅行を叶えたM様ご夫妻を、ラーチバレー（Larch Valley）のハイキングへご案内してきました。今年のカナディアンロッキーは残雪が多く、標高2,300mを超えるラーチバレーでもまだまだ雪が多く残っていました。しかし、新緑のラーチ（カラマツ）の森と、一気に咲き始めた高山植物。神秘的な色彩で輝く氷河湖、そして、雪を抱いたテンピークスの山々の大絶景と、これぞ初夏のカナディアンロッキーという魅力の詰まった素晴らしいハイキングとなりました。
それでは、旅の様子をダイジェストでご覧ください！

レイクルイーズエリアに到着。マウント・テンプル（Mt. Temple 3,544m）が神々しいですね。モレーンレイク（Moraine Lake）駐車場に到着。素晴らしい青空が広がり、最高の１日を予感させます。登山口で歩くルートの確認。最近はグリズリーベアの活動が活発のため、今日はベア・ワーニングが出ていました。樹林帯をいいペースで登っていきます。１時間３０分ほどでラーチバレーに到着。樹林帯では雪解けが一気に進み、さまざまな高山植物が咲き始めました。ウエスタン・アネモネアルパイン・バターカップ。樹林帯を抜けるとテンピークスの山並みがパノラマで広がります。ホーリーマーモットが迎えてくれました。テンピークスで一番標高の高い山　デルタフォーム(3,424m）もバッチリ山頂まで見えています。
こちらはエッフェル・ピーク（30,77m）地層の迫力がすごい！2,300mを越えると雪が多くなってきました。こうみると完全に雪山ですね。ついに旅の目的地、ミネスティマ・レイク（Minnestimma Lake）に到着！湖はまだまだ凍結していましたが、一部解氷している箇所は真っ青ですごく綺麗でした。人が本当に少なくて、まるで私たちだけでこの世界を独占しているかのようでした。モレーンレイクの車両規制ができてからは、トレイル上の混み合いが一気に減りましたね。
ミネスティマ・レイク到達記念の一枚。
まさに大満足の笑顔ですね！
大絶景を眺めながらの贅沢なランチタイム。
食後ものんびりと自然を満喫。M様ご夫妻は普段はあまりハイキングをしてないということで、歩けるか少し不安だったそうですが、最後まで元気に歩き切りました！そして最後はモレーンレイクの大展望地、ロックパイル・ビューポイントで旅を締めくくります。
M様ご夫妻、この度はヤムナスカをご利用いただきまして、ありがとうございました。バケットリストにはたくさん入っていますが、是非、またカナダにお越しください。秋も本当にお勧めですよ！