山の準備を整えよう!これはカバーしておきたいザック編


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ヤムナスカガイド 本山 です。

以前に靴や雨具の紹介をさせていただいてきましたが、本日は、「ザック」です。
カナダでハイキングする場合は、どんなタイプの、どの大きさのザックがいいのか?悩むところかと思います。
今回は、半日から一日フルのハイキングの場合に理想的なザックをご紹介させていただきます。
平地が中心で標高差がなく、距離も短い簡単なハイキングのザック装備は、以下にご紹介するものよりも小さいものや、簡単なものでも良いでしょう。

どんなザックがいいのか!
すでにいくつかの大きさのザックを持っている方は、どれにすべきか考えることでしょう。
登山やハイキングに慣れていない方は、自分が持っているものが適しているのか?何が重要なポイントなのか、想像しにくいことも多いでしょう。
そんな悩みを解決のするお手伝いを、このブログでできれば幸いです。

「ザックの利点」を、今一度ご紹介させていただきます。
(登山・ハイキング経験のある方はすでにご存じだと思います。)

ザックの利点は、以下があげられます。
・動きやすく、両手が解放される → 安全性が高くなる
・長時間の歩行でも疲れない

ショルダーバックなどを利用して半日以上のハイキングするのはお勧めできません。
バックが背中でうまく固定できなかったり、片側の肩に負担がかかったりして、疲れやすくなる、また安全が確保しにくなるためです。

ハイキングを考えた 理想的なザック
■必要なものを十分に収納できるサイズ
■パッドなどしっかりしていて、長時間の歩行を行っても疲れないもの
■軽さ・強さ・速乾性のある素材で作られていること

これらを考えると、アウトドア系の登山用ザックが理想的となってきます。
ザックはザックでも都会的なオシャレブランド物や、紐で縛るだけのナップサックのようなものは、やはりこの条件から外れてきます。

それでは、一点ずつ掘り下げて行ってみましょう。
■必要なものを十分に収納できるサイズ
これが最重要ポイントです!
カナダのハイキング持参すべきものが収納できることが条件になってきます。
結論から申しますと最低20ー25リッター は、必要でしょう。

デイハイクで持ち運ぶものを以下に「写真」と「リスト」にしてあげてみました。
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ザックサイズ:22リッター
水筒(1.5リッター)、防寒具用ジャケット、雨具上下、長袖シャツ、ザックカバー、お弁当、ニット帽子、ネックウォーマー、ヘッドランプ、トイレットペーパー、手袋、行動食、サバイバルナイフ、双眼鏡、日焼け止め、虫よけスプレー、サングラス、ファーストエイドキット

これらをパッキングすると以下の写真のような感じです。
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まだ少しゆとりはありますが(ザックは22リッター)、これ以上入れるとパンパンになります。
ザックに詰め込みすぎで困ることは以下になります。できるだけパンパンに詰め込むのは避けましょう。
・物が取り出しにくくなる。
・物を探しにくい状態になる。

また物がザックに入らないからと言って、ザックの外に色々つけるのは安全面からもお勧めできません。
・物を落として、なくしやすい。(水筒などなくすと、とても困る。)
・登山道が細くなった時に、物を枝などにひっかけやすくなる。
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この状態で背負ってみると、こんな感じです。

カナダのハイキングでは、20リッター以上は、必須と言えるでしょう。

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もっと持って行きたいものがあるという方は、30リッター以上が必要でしょう。
例えば、私は寒がりなので、「フリースをもう一枚」、「テルモスを持って行きたい」、「ゲイター(スパッツ)」を持って行きたという場合です。

これらを私の利用している33リッターのザックに入れると以下のようになります。
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まだかなりゆとりがあり、上記で説明した「物の取り出しにくさ」や「物の探しやすさ」で苦労することはありません。

■パッドなどしっかりしていて、長時間の歩行を行っても疲れないもの
肩パッド、腰ベルト、これらの素材がしっかりしたもので、調整できるものが理想的でしょう。

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胸の部分を固定できるタイプもある。さらに安定感が増すので、あると重宝する。
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腰のベルト(ハーネス)は、肩だけにかかる重さを腰にも掛けることで軽減してくれる。

■軽さ・強さ・速乾性のある素材で作られていること
アウトドアブランドのザックの多くは、軽くとも、強く・速乾性のある素材に作られています。
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近年のマテリアスの向上は素晴らしく、より良い素材になってきています。
特に重くなる素材や、綿のものは、快適さがなく、疲れやすくなることでしょう。
少しの雨であれば、すぐに乾く素材も意識したい項目です。

尚、ザック・カバーは前回の雨対策のブログでご確認いただけます。

行う予定のハイキングの距離、その場所の天気の傾向(最低気温など)によって、持参すべきもの(ザックに入れるもの)は変わってくるでしょう。
カナディアンロッキーの場合は、特に防寒系の衣類や装備が夏でも必要になります。
もちろん、水や食料は絶対必要になります。
上記の通り最低20リッター以上は必要というのが、お分かりいただけたかと思います。

どのザックをカナディアンロッキーに持って行こうか迷っている方、これから購入しようか考えている方のお役に立てば幸いです。

ヤムナスカガイド 本山


by ymtours | 2020-08-14 07:58 | 山旅の豆知識や魅力


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