山への準備を整えよう!ギアのメンテナンス【ブーツ編】

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こんにちはガイドの堀口です!

6月に入り夏の本番も近づいてきましたね。ホワイトホースは新緑を迎え残雪がとても美しい時期です。
私も遠くはまだ行くことが出来ませんが町の周辺にあるトレイルで、ハイキングやマウンテンバイクなど楽しんでいます。
皆さんも既にお近くの里山などを歩いている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そうはいってもまだ遠くに行けず、自宅で過ごされる時間も多いのではないかと思います。

そこで今回はギアのメンテナンス企画第二弾としてブーツ編をご紹介!
ブーツは山の道具の中でも最も重要なモノの一つですので、しっかりメンテナンスし長く使いたいですね!

現在は靴用の洗剤や、革専用のオイルやクリームなど多種多様ありますが、ここは洗剤を使わず撥水剤のみで20~30分あれば簡単にできるやり方を紹介するので、使用の度にメンテナンスしたい方は是非参考にしてください。
ちなみに洗剤でゴシゴシ洗いたい場合は革専用の洗剤でないと、革の油分が失われてしまい撥水が悪くなり傷みやすくなるので注意してくださいね。

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まずはブーツのインソール、靴ひもを取り外します。
インソールの汚れがひどい場合は中性洗剤で水洗いし歯ブラシなどで汚れを落とし、靴ひもも同じように水洗いでOKです。
靴ひもは山行中切れないように切れかかっていないかもチェックしてくださいね。

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次に乾いた状態でこのようなブラシでゴシゴシ汚れを落としていきます。
このときにソールが剥がれていないか、ラバー部分に亀裂などが無いか、金具部分が取れ掛かっていないかなどもチェックしましょう。

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これだけでも結構きれいになりました。
では次にスポンジを使って残った汚れを水洗いで落としていきます。

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スポンジはこのような食器洗い用のスポンジでOKです。
このときにバケツでジャバジャバ丸洗いはせず、ブーツの内部は濡らさないようにしましょう。
※防水加工のされている登山靴は中がぬれてしまうと乾かすのがとても大変です。

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普段からメンテナンスしておけば撥水加工がのこっているのでスポンジと水洗いだけでここまでキレイになります。
もしこれだけで汚れが落ちない場合は以下の洗剤の使用を参考にしてみてください。
グランジャーズ ギア クリーナー
ニクワックス クリーニングジェル スポンジA

ではここからは撥水加工を施していきます。
今回2種類
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レザー製のブーツにはこちらのニクワックスのウォータープルーフWAX 革用

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そしてファブリック製のブーツには同じくニクワックス ファブリック&レザー スポンジA を使用します。

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ワックスは指で直接塗ったほうが細かい部分など塗りやすいのですが、気になる方はこのような布で伸ばしてあげれば良いです。

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長く使用しているとこのような縫い目の部分、金具の装着部、革の継ぎ目などから浸水しやすくなってくるので、入念に塗り込みましょう。

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スポンジタイプの撥水剤はこんな風にポンポンと押し付けるようにブーツに液体を塗っていきます。
他にもスプレーのタイプがあり、作業は楽ですがコストパフォーマンスはこの2つが良いように思えます。

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これですべての作業完了です!
あとは直射日光を避けて風通しの良い場所に置き完全に乾けば紐とインソールを入れて、次の山行へ Ready となります!

ブーツは履きなれているものが靴擦れなど起こりにくく使いやすいものです。
長く使うためには毎回の登山の度にメンテナンスすると驚くほど長持ちします。

私もガイディングで下山する度にこれらのメンテナンスは行い、道具がキレイになったら山行完了です!
使用頻度が高いので本当にこの作業が大切なのです。
今回紹介したブーツのメンテナンスは本当に簡単なので、いつもの習慣にもしていただけると思います。

また次回は違うギアのメンテナンスを紹介したいと思いますので、是非楽しみにしてください。

ヤムナスカ・ガイド
堀口慎太郎
ガイドプロフィールはこちらから






by ymtours | 2020-06-24 03:24 | 山旅の豆知識や魅力


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