新型コロナの日々 4月10日

皆さまこんにちわ、

3月15日あたりからトルドー首相の号令「Stay Home」が始まり、
弊社は20日の勤務を最後に、すべてのスタッフが自宅待機となりました。

最初の週末は国立公園も州立公園も野外活動ということで利用を認めていましたが、今は完全にクローズしました。救助された方が、新型コロナの感染者だった場合や、野外活動に伴うけが人の搬送によって、医療システムが受ける負荷を考えるとクローズすることは賢明な判断だったと思います。外食産業においても、3月末からは、全ての店がテイクアウトのみになりました。カナダ政府は、食材や日用品の買い出しも、「1週間に1度」を目安にして下さいと要請しています。

そんな中、今年は春が遅いです。
4月になってもマイナス10度になることもあり、
いつもなら、プレーリースロッカスの開花を、
Facebook等にポスティングする方がいるのですが、
キャンモアの里山はまだ雪の中です。

我々スタッフの日常ですが、誰もが必ず1度は外で散歩やランニングをしているようです。
外に出ることは禁止されていません、もちろん集会はできません。
ソーシャル・ディスタンス(人との間隔)を2m開けて活動することを求められています。
もともと人口よりも大型野生動物の多いユーコンでは、里山を歩いたり、
クロスカントリー・スキーをやっても、人と会うことは少ないようで、
都会で生活している方よりは、ストレスのたまらない生活ができていると聞きました。

今週末はイースターの連休です。
いつもなら、家族で集まったり、
連休を使って、スキーに行ったり、
多くの人々が動く週末でした。

3月の週末とは異なり、キャンモアの町も、
外からの訪問者を見ることもなく、ひっそりしています。
この行動の結果が出るのは、1週間後の感染者数です。
感染爆発を抑え込み、早く公園での野外活動ができるようになってほしいものですね。

弊社のスタッフが自宅待機になってから20日間が経ちました。
うちの場合は、スタッフがキャンモア、バンフ、ホワイトホース、ウイスラー、カルガリーとカナダ西部に散らばってます。なかなか全員が集まって、飲み会を開くことができませんが、いまは自宅待機という恵まれた(?)環境にいるので、オンライン飲み会を開催しました。

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みんなの近況報告を聞いて元気をもらいました。
人間はどんな状況でも希望を失わず、
その環境に応じて逞しく生きていけるものです。

この状況は一生続くものではありません。
コロナ環境を使って、家族やパートナーとの大切な時間を過ごして行こうと話し合いました。

以上、

難波寛




by ymtours | 2020-04-13 01:24 | お知らせ


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