冬のカナディアンロッキーで絶対にやるべきアクティビティ 【スノーシュー&アイスウォーク】

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ヤムナスカ・ガイドの篠崎ヒロです。

突然ですが皆さん、夏山派?冬山派?
どっちかで言うと私は断然、冬山派です⛄️

カナディアンロッキーへの旅行も夏はハイキングや観光で有名が、あまり冬の時期はピンとこない方も多いのではないでしょうか?

そこで、今日は私の好きなロッキーの冬の魅力とオススメの楽しみ方を紹介したいと思います。まずは冬山、雪山の5つの魅力をお話しましょう!

魅力1. 空気が澄んでいる。

冬は空気が澄んでいるため、遠くの山稜もクリアに見渡せます。
カナディアンロッキーの雄大な景色を楽しむなら、雪の銀世界が絶対にオススメ。
山の存在感が違いますね。山岳風景に関しては、夏よりも冬の景色のほうが美しいと思います。
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魅力2. 静寂。とにかく静か。

雪山は入る人が少ないだけでなく、動物や植物の活動も少なくなるため、とにかく静か。
大自然の中で真の静寂を体感できるのです。
現代の生活においては、静寂を感じられること自体にとても価値があると言えますね。
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魅力3. 光の演出。マジックアワー。

冬は夏に比べて日の出、日の入りの時間帯「マジックアワー」が圧倒的に美しいです。
日本よりも緯度の高いカナディアンロッキーでは、夏は日照時間が長く太陽の位置もゆっくりと変化をするため、あまり山が焼けません。
しかし冬は違いますね。空がピンクや紫に染まるマジックアワー。真っ赤に焼ける雪山の景観は涙が出るほど感動的です。
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魅力4. 冬ならではの自然造形美。

厳しい冬の気温だからこそ生まれる自然美。
雪の結晶やダイヤモンドダストなどの神秘的な現象。
白と黒のモノトーンの世界。
いつも見れるとは限りませんが、だからこそ美しいと思えるものが多くあります。

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魅力5. 山道具を駆使する楽しさ。

冬は気温も低く、本来、雪山は人間にとっても厳しい環境です。
しかし、適切な服装や道具、ギアを使うことで自然の奥深くへと入り込むことができるのです。
雪山での山行では、道具を使うことで自然を克服する喜びがありますね。

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いかがですか?

この魅力的な冬山、雪山を楽しむには、スキーやアイスクライミングなど様々なアクティビティーがあります。その中でも最も手軽に誰でも楽しめる2つの人気アクティビティー、スノーシュー&アイスウォークを紹介しましょう。

バンフキャンモアの街を起点に、日帰りで楽しめるスノーフィールドは沢山あります。もちろん冬山の未経験者でも全く心配なし! 冬にカナディアンロッキーの旅行を計画している人、スキー旅行で訪れた人も、ぜひ雪山体験の1日を楽しんでほしいと思います。


スノーシューとは?

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スノーシュー?? 知っているけど実際にはやったことはない、という方も多いのではないでしょうか?

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写真の上がスノーシュー、左下がかんじき、右下がワカンと言う道具です。
見た目は違いますが、どれも雪の上で浮力を得て歩くことができる山道具ですね。

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スノーシューの大きな特徴として、カカト部分がクロスカントリースキーのようにパカパカと浮きます。
そのため、平地であれば普通の歩行とほとんど変わらずに歩くことが可能です。雪山初心者の方でも全く心配はいりません。底面にはギザギザした歯がついているため、凍結した雪面でもスリップをせずに歩くことが出来るのです。ストックやスキーのポールを使うことで、よりバランスを保ち安定して歩くことが出来ます。

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ボウ・レイク周辺でのスノーシュー

スノーシューは雪面に対しての設置面が多いため、大きな浮力を得てフカフカの新雪でもハマらず楽々歩けます。新雪の中を歩く楽しさは、味わうと病みつきになりますよ。

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雪山にはトレイルがないため、凍結した湖の上や夏場は行くことが出来ないような森の奥深くへ入り込めるのも楽しいですね。誰も歩いていない新雪に自分達だけの足跡を残し、自然と一体になる感覚を味わってみて下さい。


アイスウォークとは?

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小渓谷でのアイスウォーク。


アイスウォークはあまり日本では馴染みがないかもしれませんが、その名の通り氷の上を歩く遊びです。

ロッキー山脈には上の写真のような渓谷(キャニオン)が多くあり、そこに流れる沢が凍結して氷の川となります。氷の上ですからツルツル滑って歩けないのでは?と思いますが、そこはやはり特別な山道具が活躍します。

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このスパイク(チェーン)はゴムで嵌めるタイプですが、ブーツにしっかりとフィットしてグリップも十分に効くため、滑る氷の上でも安全に歩くことが出来ます。軽アイゼンでも良いですが、ゴム装着タイプのスパイクはどんなブーツにも簡単に装着できるので、断然オススメのアイテムですね。


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スパイクを装着して是非アイスウォークに挑戦してみてはいかがですか!? 

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滝が凍結した氷瀑。
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岩壁に描かれた象形文字
1300年〜500年ほど前に先住民族によって描かれたと考えられています。

バンフやキャンモア周辺でも楽しめるアイスウォーク。カナディアンロッキーの地形だからこそ出来るアクティビティーの一つ!沢の下流から上流に歩くに連れ変化する景色も楽しめますよ。



スノーシューやアイスウォークでの服装
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ロッキーでは日本の冬よりも気温が低くなることが多いため、一枚余分にレイヤーがあると安心です。一番外側のジャケットは、スキー、スノーボード用のウェアでも良いですが、汗をかいても体温調整できるようなレイヤリングが大切です。

・ベースレイヤー(肌着上下)
 冬山、雪山では一番大切なウェアの一つ。綿の素材は避け、肌にぴったりとフィットした化繊やスマートウールなどの速乾性のものを選びましょう。

・ミドルレイヤー(中間着)
 フリースや化繊で保温性のある素材のもの。伸縮性のあるものだとベター。

・アウター(ジャケット、パンツ)
 ゴアテックス素材のジャケットやスキー、スノーボードのウェア。休憩時に着用するダウンジャケット。

・ブーツ
 冬用の登山靴やウインターブーツ。バンフやキャンモアの街にはレンタルショップもあります。

・帽子、手袋、靴下
 帽子はニット帽、手袋はスキー用でOK!(テムレスでもいいですね!) 靴下はスキー用厚手のウールや化繊のもの。


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寒さが苦手.... と言う人も多いと思います。実は冬派と断言した私も寒さに強いわけではありません。しかし、ちゃんとした装備、服装を心がければ、ロッキーの冬でも本当に快適に楽しことができるのです。
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雪山って難しいのでは?

冬山、雪山と聞くだけで敷居が高く、ハードコアなイメージがあるかもしれません。しかし、冬山と言っても様々です。たしかにアイスクライミングや雪山縦走などは体力、技術、経験、知識が必要とされる厳しい山行です。しかし、スノーシューやアイスウォークは特別な技術も知識も必要としないため、初心者でも楽しめるアクティビティです。

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天気の良い日であれば、小さな子供連れでも安心して楽しめます!


ロッキーは何と言っても雄大な大自然が魅力。せっかくのカナダですので、一般の観光だけでは勿体ありません。是非、大自然に足を踏み入れ、ロッキーの真の魅力を体験してください! 日本では決して体験することができないようなスケールの大きなアウトドア体験が待っているはずです。

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歩くことで見えてくる世界

実際に山へ入り、歩いて見ないと出会うことが出来ないモノや景色も沢山あります。雪面で見かける動物の足跡もその一つ。足跡や歩き方から、どんな動物が生息し、どんな暮らしをしているかを想像するのも楽しいですよ。

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真っ白な雪面に残る野生動物のトレース跡。

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美しい景色はもちろんですが、フカフカの新雪でしかできない体験も、アクティビティーを楽しいものにしてくれることでしょう。

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魅力たっぷりの冬のカナディンロッキーですが、どこでも歩けてしまうスノーシューだからこそ現地に精通したガイドにお任せください。
安全な地形やガイドだからこそ知る最高のビューポイントへご案内します。

お問い合わせは以下のページよりお気軽にご連絡ください。

最後にアルバータ州観光局が制作したバンフでのスノーシューの映像です。
是非ご覧ください!




by ymtours | 2020-01-25 14:47 | カナダの山旅 | Comments(0)


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