オーロラツアーでユーコン・ホワイトホースをご訪問中のN原様 ご家族をYukon Wildlife Preserve ユーコン自然動物保護地区 にご案内してきました。 この動物保護地区は ・怪我した動物を保護して、自然に返す・自然に返せない動物は、ここで保護する ・動物園的な鑑賞の目的 として運営されています。 我々、自然解説員の資格を持ったヤムナスカガイドが、動物のどうして?を紐解いたり、この風土とどうやって溶け込んで生きているのか、を説明させていただいています。ここに来ると、より極北の自然を理解できると言えるでしょう。 バイソンは、野球場2個分ほどのとても広いエリアに放たれています。 ここの魅力は、その大きな敷地!それぞれの動物が、ストレスの少ない、動物が本来好む生息域に放たれています。 なかなか野生では出会えないバイソンをじっくり観察します。 ヤムナスカでは、動物保護地区のトレーニングを受けて、専用車で回れるようになっております。 近年、お子様の参加も多く、楽しさももちろん学習面でも興味深い場所であります。 最近は動画と撮られる方も多いです。 決定的瞬間は、動画で収めておきたいものです。 生息域は、スカンジネビアも含まれる北緯の高い場所だけです。 春・秋にそれぞれ大移動をします。 河さえも越えていきます。 この大移動が、ファーストネーション(原住民)の生活と密接にかかわっています。 これは、看板の写真を撮ったものですが、カリブーの移動の空撮、虫が群がっているように見えるのが、カリブーの大移動です。 すごい大移動、星野 道夫さんの写真でも有名なものですが、なかなか見ることはできません。 一説には、近づいてくると地響きがするということです。 一度見てみたい、 崖を生息域として、好んで生息する動物がいます。 どこに動物がいるかわかりますか? どの動物でしょう。 正解は、マウンテンゴート君 なぜ、こんな崖を好んで生活するのでしょうか? こちらは、レッド・フォックス リンクス 大きな山猫ですが、耳の形、足の大きさ、顔の周囲の厚い毛、短いしっぽ、 厳しい冬は、食べ物が少なくなりますが、この体の特徴に、厳しい冬を生き抜くノウハウがいっぱいです。 今回のお客様は、日本でも暖かいエリアからお越しになられて、お子様にとって雪が珍しく、非常に楽しまれていました。 確かにサラサラの雪は、ユーコンならではのもの。 雪の上に寝転がっても、べちゃべちゃになることはありません。 さらに、サラサラの雪を体験! いくぞーーーー それーーーーー サラサラの雪が舞います! 私が、どうしても見ていただきたかった動物! ムース!おおへら鹿! 極北エリアを代表する、愛嬌ある世界最大の鹿です。 このムースは、非常にかわいらしい顔をしています。 この足の長さ、鼻の形状、その生息域、など不思議がいっぱい。 厳しい極北で生きていくシステムを持っています。 座っている雄は、ちょうど角が落ちたところで、しっかりと跡が残っていました。 ツアーが終わる頃には、日が沈みかけてきました。 ご主人が、この風景を眺められている姿が印象的でした。 どこまでも続く山並み、そこにはまだまだ健康的な生態系がユーコンには残っています。 様々な動物を見て、その後ろにあるストーリーを知ると、風景の見え方も変わってくることでしょう。 N原様、ツアーにご参加いただきまして、ありがとうございました。 お子様が雪の中を楽しそうに駆け回っている姿がとても印象的でした。 またユーコンに是非、お越しください。 ガイドプロフィールはこちらから
by ymtours
| 2019-12-31 05:37
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