![]() ※左から:本山、行田、水野、山田、栗原、堀口、植木、川嶋、西牟田、谷、岩田、篠崎、石塚、難波 ガイドの堀口です。 6月に入りカナディアンロッキーでは雪解けが進み、随分夏らしくなって参りました! 日本の皆様も、そろそろ夏の山行を思案されていらっしゃるのではないでしょうか。 毎年ヤムナスカではこの時期夏のハイキングシーズンに向け、ガイドがキャンモアに一堂に会しスタッフトレーニングを行います。 今年の参加メンバーは、 キャンモア在住:難波、岩田、石塚、篠崎、栗原、行田、西牟田、水野 バンフから :谷 カルガリーから:山田、植木 BC州ペンバートンから:川嶋 ユーコン準州ホワイトホースから:本山、堀口 そして、エクショウからの特別ゲスト、レジェンドガイドの岡部氏を迎えた総勢15名で行われましたので、その様子をご紹介いたします。 今年のトレーニングのテーマは「安全/Safety」とうことで、業務にかかわるすべての安全に重点を置いてトレーニングを行いました。 2日間で行われるトレーニングは、 1日目 オフィスのミーティングルームで、ヤムナスカのガイドとしてあるべき姿、オペレーション業務、ガイディングや車両使用に関しての確認、新システムや新情報のアップデート。 2日目 フィールでのハイキングのガイディングを想定した実践トレーニング。 という内容で行われます。 お客様や、現場の意見を取り入れ毎年少しずつ改善し、お客様の満足度はもちろん全てのスタッフが働きやすい環境を目指します。 ![]() ハイキングを想定した山でのガイディングをブラッシュアップします。 ヤムナスカガイドが最も得意とする山でのガイディングだからこそ、ここでは準備にじっくりと時間をかけて臨み、プロのガイド同士の意見を交換し合います。 ![]() 今年のトレーニングはキャンモアから東に約20分ほどの場所、カナナスキスンカントリーのDoor Jamb Mtn.で行われました。 各ガイドはトレーニング前に各自でこの山に関する情報を入手し、この山行での見どころ、ルートの作成、現在の山のコンディションや天候の考慮、考えられる危険などをあらかじめ準備して臨みます。現場でのガイディングはこの準備こそがとても重要となってきます。 リードガイド(先頭)が出発前に駐車場で最終確認を行います。 最初は西牟田がリード。 この山のトレイルは非常に不明瞭で踏み跡がいたるところにある為、ルートファインディンが肝となりました。 徐々に高度があがります。 地形も下の方とは異なり、ガレ場や崖などが多くなりさらに安全係数を高めてガイドする必要があります。 ![]() ![]() アルパインガイドでもある谷を中心に、ハイキングガイドのガイドラインを確認します。 北米では各ガイドのカテゴリによって、案内可能な地形が明確にされています。 今回我々が歩いた山はオフトレイル(トレイルが不明瞭、または不明である山)のハイキングの為、ガイドが安全に案内できるルートを選択し歩きます。このようにガイド全員でそのガイドラインをシェアすることは、山を専門分野としている我々にとって、とても貴重であり意義のあることです。 非常に奥が深いターピング。必ずしも貼りやすい地形があるとは限りません。どんな場所でも張れる為には、経験値です。 快適なタープは写真のように大人が15人暖かく、待機することができます。 ![]() ![]() さあ!これで今シーズンも皆様を受け入れる準備が整いました。 私たちが愛するカナダの山旅を、皆様の人生最高の思い出の一つにしていただけるように、スタッフ一人一人が全力投球で2018年の夏シーズンをスタートします。 今年も沢山のお客様をお待ちいたしております。 ヤムナスカ・ガイド
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by ymtours
| 2018-06-05 07:49
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