ガイドの植木です。 突然ですが、お見苦しい姿を披露してすみません(笑) 私は山のガイドです、でも、海も大好きです。 今回はヤムナスカと提携がある日本の旅行会社、アルパインツアーさんの企画、 「中垣哲也さんと行く極北のカナダ 北極圏イヌビック滞在とオーロラの旅 8日間」のツアーで私がツアーリーダーとして皆さんをご案内させていただきました。 ここは地の果て北極海、気温マイナス30度の”海”にやってきました!! どうしても海といえば海水浴のイメージで、海に来るとどうしても脱ぎたくなるのが性分、ってことでやっちゃいました。 今回はオーロラ鑑賞地として知る人ぞ知るイヌビックと、北極海に面している最果ての街、タクトヤクタックにやってきました。 もちろん仕事です。 ここがオーロラ鑑賞の拠点に選んだ理由、それは北緯68度付近はオーロラの鑑賞にとても都合が良い点、そして、この町はこういったスーパーがあり食料や生活用品をそろえるのに困らない点がポイントです。 スノーモービルです。普通スーパーで売る?? ちなみに売り場は食肉コーナーの近くです。 イヌビックまで来ると、冬の生活の足は車よりスノーモービルが役に立ちます。 雪や寒さに強いスノーモービルは、どんなに雪が積もっているところでも平気で走ることができます。 しかし、ここは北極圏。北極海から吹き付ける強烈な冷たい風が大地だけではなく空気も凍り付かせます。 もちろん人間は防寒具なしでは1分と立つことはできません。 写真の教会は、1869年に建てられたこの町で最も古い教会です。 ちなみにいまだに現役です。 見つめる先は北極点、冒険家の血が騒ぎます!!(誰が冒険家やねん!!) 先住民族イヌイットがこの地で生まれ、この地で亡くなり、死後も北極海を望めるこの場所で大切に弔われていました。 北極海はこの町の人々にとっては食料を得るための無くてはならない海なのです。 アイスロードとは、その名の通り「氷の道」です。 イヌビックはカナダ最長の河、マッケンジー川の河口付近にあります。 この川は、冬になると厚い氷におおわれて船は航行できませんがその代わり車が走ることができ、このまま北極海に通じています。 私たちが立っていいる場所は、まさに川の真上です。 その証拠に岸際には船がいますが、岸より離れたところに車がいます。なんか不思議な光景ですね。 腰が抜けちゃいましたかね?でも大型トラックも通る道、そう簡単には割れませんよ。 このヒビこそ氷を強くするんです。 ちなみに氷の厚さは平均約100㎝だそうです。45トンの車も通れるんですって。 犬ぞりに乗ってただ引っ張ってもらうのを想像している方、違います!! ここでは自分たちがマッシャー(イヌぞり師)です。 このように極北の街ならではのアクティビティーは沢山あるんですよ。 日中はこうしていろいろな遊びを満喫して、夜のオーロラに備えます。 多くのオーロラ鑑賞地は地理的な理由で北の空に出現しますが、ここイヌビックは緯度が高い為、南か真上に出現します。 そのため弱いオーロラでも非常にはっきりと見ることができます。 綺麗に揺らめくオーロラと、テントを入れて撮影してみました。 何度見ても、何時間見ていても飽きない宇宙からの贈り物に感謝です。 こうして時間に関係なく、見たいときに見たいだけオーロラを楽しむことができるのがこのツアーの魅力です。 ぜひオーロラを見たい方、知る人ぞ知るオーロラ鑑賞の聖地、イヌビックに私たちと行きましょう!! 植木 正幸(うえき まさゆき) 関連サイト 今回ご案内したツアーの詳細はこちらから↓↓
by ymtours
| 2018-03-25 15:35
| オーロラの旅
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