遂に実現!究極のオーロラ体験 イヌビック・ツアー  第二話 いざ 北極圏 イヌビックへ!

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『いざ!イヌビックへ!』

イヌビックへは飛行機で行くのが一番楽で時間も節約できます。

しかし、しかし、なんとも小さいな飛行機です。
もちろん、タラップで乗車します。
小さな機体なので、荷物制限も厳しめなんですね。
カメラの機材など多い人は注意です。

我らが地元飛行会社『Air North』を利用します。サービスもよく好感度も高いですよ。

『北極圏へのフライト 』

いよいよイヌビックを目指しますが、なんと直接イヌビックに飛んで行けるわけではありません。
途中ストップがあるのですね。

ホワイトホース ⇒ ドーソンシティ ⇒ オールド クロー ⇒ イヌビック

という感じです。
ドーソンシティーで、降りる人、乗る人がいますし、これはオールド クローも同じです。

オールド・クローは道路がつながっていない場所にある人口250人程度の街です。
ドーソンシティーまでは白人も多いのですが、
オールド クローに来ると一気にファースト・ネーションの方が増え、極北臭がプンプンしてきます。

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イヌビックまでは車で北上する方法もあるのですが、
デンプスター・ハイウェイという未舗装の高速道路を極寒の中走る必要があります。
ブリザードによる『通行止め』が割とあるため、
私達ももう少し経験値積んでから、将来のツアーとしてやりたいと思っています。

さて、話はフラリトに戻りましょう。
乗り継ぎもあるため、合計のフライト時間は3時間程度かかります。

このフライトがすごい!
なんと座席は自由席!
早いもの勝ちです。
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ものすごい小さな機体で、40人も乗れません。
地元の乗り合いバス的にアットホームな雰囲気です。
来年からは新しい機体になるようで、きっと改善されることでしょう。

『極北・北極圏らしい風景との出会い』

個人的に圧巻だったのは、山岳風景から北極圏のデルタ(湿地帯)に入るときです。
このデルタは北極海につながっていくわけで、なんともロマンがありました。
しかし、何もない.... いよいよ最北に来たという感じがします。
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そしてイヌビック到着近くなると風景は、一気にデルタになっていきます。
盛り上がってきたぁー!
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すべての河と湖は凍結しています。
このどこまでも続くかのような平原と湿地は、まさに『北極圏』という感じです。

『氷のハイウェイで行く 北極海に面する街 タクトヤクタックへ』

滞在中は、北極海に面するタクトヤクタックまでも足を延ばしてみました。
イヌビックツアーではオプショナルツアーの扱いになると思いますが、非常にお勧めです。
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これが実際の高速道路の写真、ちゃんと車が走っていますねぇー!
道路脇に雪が見えますが、何もしないと雪原のような感じなので、定期的に雪かきが入ります。

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足元は、こんな感じ。
さすがに下までは見えないですが、亀裂がたくさん入っていたりして、ちょっと怖い感じもします。
実際は大きなトラックも走れるくらいなので、心配はいりませんよ。
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街は小さな集落。目の前は北極海なのですが、雪原になっています。
一応、人口は900人程度いるようですから、いわゆる極北の集落としては、小さくはないです。

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『Arctic Ocean』北極海の看板の前で記念撮影!
完全に海は凍結しています。この先には北極点があると思うと、なんともロマンを感じますね。
第一話で少し触れましたが、私も影響を受けた先人たちも、きっとこ周辺で大自然を体感していたんでしょうね。

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道中、掘っ立て小屋でカリブー皮をなめしているおじさんがいたので、中の様子を見させてもらいました。
皆、素朴な感じのいい人が多いようです。小屋の中にもたくさんの毛皮がありました。
ちょっと期待しましたが、白熊はありませんでした(笑

今回の記事はイヌビック上陸がメインで、オーロラのことにはまったく触れることができませんでした...
次回でたっぷりと書きたいと思います。オーロラ凄かったんですよ!
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by ymtours | 2017-08-10 12:28 | オーロラの旅


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