![]() 『究極のオーロラ体験』を実現させたい。 ヤムナスカ・ユーコン支店に腰据えて10年の 本山直人 です。 上の写真のようなオーロラをたくさん浴びたい! 世界で最も凄いオーロラ体験ができるツアーを創りたい! そんなオーロラツアー やっとできたんです。 今日は、その小言、第一弾です。 『多種多様なオーロラの世界』 オーロラと言っても、いろいろあるんですね。 低めで、強さもそこまではない。 よく『オーロラって白いんですね。』とか、 『カメラじゃないと見えないのですね。』 とか言われることがあります。 『オーロラってすごく揺れるものかと思っていました。』 こ~んなことをお客様に言われると、 ガイドとしては『はぁ~、出てくれよ、どでかいの...』とか、 『もっと揺れろよー、オーロラ!!』と思うわけです。 『すごいオーロラ体験は、本当にすごい!』 どでかいやつは、本当にすごいんですよ! 一緒に見ているお客さんから雄叫びがあがりまくるんです! 『きゃ~、きゃ~、なんなのこれぇ~』、『うわぁー、うわぁー、うわぁー』と、 ほとんど場合、よくわからない感嘆の言葉しか出てきません。 ツアーを行っていると稀に空振りで何も観えない、満足いくレベルのオーロラが出現しない、 なんてこともあるのですが、やはりオーロラ ツアーは『猿でもわかるオーロラ』が見えないと! という気持ちになるのです。 『いろいろな場所へ行きました。』 私も10年ホワイトホース ユーコンに住んでいますが、 オーロラマニア(主に現地の写真家達)とはよく情報交換をします。 『あそこがいいみたいだ』、『あそこで凄いのを観たよ』、『あそこはどうなんだろうなぁー』 皆それぞれの意見がありますが、実のところ噂ばかりで実際に検証した人が多くありません。 世界は広いですからね。 そもそもオーロラは『オーロラベルト』の下に行かないと意味がないわけで、場所によって特徴も様々です。 オーロラマニアの中で話にあがるのは、このどこかのエリアというわけです。 私はホワイトホースに住んでいますが、『ホワイトホース → ドーソン』間で500㎞はありますからね。 つまり『東京 → 大阪』とほぼ同じ。 ユーコン準州自体が日本より大きいのです。 ![]() それでも、長い時間かけていろいろなエリアに足を伸ばしてきました。 噂の場所、自分が理論的にいいと思う場所、などなど、 東に、西に、ちょっと南に、北に数百キロまで偵察に行ってきました。 時には、数百キロ離れた場所にいる仕事仲間と連絡し、 『こっちはこんなだけど、そっちはどう?』 などと携帯でやり取りしながら、場所での違いをチェックしたこともありました。 しかし携帯が圏外が多いユーコンでは、こんなこともできる環境が多くないことは確かです。 『ずっと気になっていたエリア。』 そして、ついに地図の一番北にある『イヌビック』という場所に行くことができました。 イヌヴィック、イヌビクなどとも呼びますが、ここではイヌビックにさせていただきます。 この場所はオーロラマニアの間で常に噂になり、オーロラの振る街と呼ばれていた場所でした。 『北の大地 と オーロラへのあこがれ』 イヌビックという北の果ての街は、 なによりも私自身にとって憧れを抱く先駆者達、彼らの軌跡と共鳴するロマンの土地でした。 きっと共感してくれる人もいると勝手に思い、書かせてもらいます。 もしご存じない方がいらっしゃったら、是非ググってみてください。 星野 道夫 さん 言わずと知れた北の旅人! 星野さんがシュシュマレフ・アラスカの写真になぜか惹かれた感覚。 私にとっての今回のイヌビックへの衝動は、これに似た感覚だと勝手に思ってます。 植村 直己 さん こちらも言わずと知れた日本を代表する登山家・探検家。 植村さんは北極点を目指すため、北極海の村で過ごしながら犬ぞりの訓練を行いました。 オヒョウ釣りや、ハンティングの話、彼のストーリーも北の大地でのものでした。 アラスカ物語 フランク安田 北のモーゼと言われ、北極圏で活躍した日本人。 彼が作ったビーバー村はイヌビックからは南ですが、彼も北極海に面する小さな集落からスタートしました。 極北の風雲児 和田 重次郎 この方は上のお二人よりは有名でないかもしれませんが、まさに風雲児! 犬ぞりで極北の原野を駆け回った人です。 当時、社会的にも地位が低かった日本人の中で、極北で大暴れしたバイタリティーあふれる非常に魅力的な人なんです。 さあ、いざイヌビックへ! いよいよ北の果ての街に降り立ちます。 遂に実現!究極のオーロラ体験 イヌビック・ツアー 第二話 いざ 北極圏 イヌビックへ!![]()
by ymtours
| 2017-08-04 10:54
| オーロラの旅
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