こんにちはガイドの堀口です。 今回は極寒の冬のユーコンにおいての車事情についてご説明します。 時に氷点下30℃を下回る気温の環境で、車が動くということ自体が良く考えるとすごいとは思うのですが、やはり厳しい環境で車を維持するにはそれなりの対策、準備が必要です。 私自身北海道出身なので、寒冷地での車の仕様は分かっているつもりでしたが、極寒冷地(ユーコン)での仕様は知らないことばかりでした。 まずはこちらの写真から。 よく見ると、車のフロントグリルの部分からオレンジ色の何かがぶら下がっていますね。 ユーコンではよく目にするものなのですが、 こちらの車両も何か青いコードがぶら下がっています。 実はこれはこのようにプラグを接続します。 こちらの車両もこの通り。 いったいこれは何を何のために接続しているのでしょうか。 ヒントはこの写真。 エンジンルームを空けるとこのようになっているのですが、 この写真で分かった方はプロですね。 バッテリーに注目するとなにやら黄色いものが巻かれています。 そうです。実はこれバッテリーを温めるためのヒーターなのです。 先ほどのケーブルはこのヒーターのものだったのです。 その他にもここからは見えないですが、エンジンとオイルパンというパーツもこのようにヒーターが付いています。 このように家の外壁にあるプラグや、ガレージのから電源を取ります。 気温が低くなりそうなときは、接続しておき各パーツを温めておきます。 低温の環境では正常にエンジンが始動しないことがありますが、このように予めバッテリーやエンジンオイルを温めておくことでスムーズに始動することが出来ます。そして結果的にエンジンに掛かる負担を軽減することに繋がります。 実は日本でも消防車などの特殊車両はこのような装置は付いています。 それでは次は、車両に搭載しているものを紹介しましょう。
by ymtours
| 2016-11-27 03:08
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