西牟田春陽(ニシムタ ハルヒ)/ガイド紹介 2016

西牟田春陽(ニシムタ ハルヒ)/ガイド紹介 2016_d0112928_10183455.jpg
初めまして。今年からヤムナスカマウンテンツアーズでハイキングガイドになりました西牟田 春陽(ニシムタ ハルヒ)です。
カナディアンロッキーに憧れを抱き2015年の春にカナディアンロッキーに来ました。

私がここに移り住むきっかけになったのが、9年前(当時中学2年生)の夏に縦走ツアーの一つであるエスプラナーデトラックのツアー
に参加したのが初めての山の体験でした。

その素晴らしく雄大なカナダの山々、山で出会う人々の笑顔や温かさに感動し、カナディアンロッキーでの現地ガイドの職業に憧れを抱くようになしました。



それまでの私は特に体を動かすのが好きではなく、なんとなく続けてたのは幼稚園から高校までやってたヒップホップダンスくらいでした。
西牟田春陽(ニシムタ ハルヒ)/ガイド紹介 2016_d0112928_5205282.jpg
ダンスインストラクター時代

それからの私の学生生活では地元大阪の近場の低山に登るくらいで、あまり山に触れ合う機会がありませんでした。

しかし、好奇心だけはあり、高校の夏休みに沖縄の離島でシュノーケルとダイビングツアーのガイドをしていました。
西牟田春陽(ニシムタ ハルヒ)/ガイド紹介 2016_d0112928_671679.jpg
幻の島にて ガイド仲間と


それからの私はカナダの大学入学に向けて英語を勉強をするようになり、無事2年の観光学を修了することができました。

大学の卒業旅行として2ヶ月のヨーロッパの旅に行き、はじめにスペインの巡礼の道(カミーノデサンティアゴ)の2週間の長距離歩きに挑戦し、それからの将来を考えた時期がありました。

この頃の私は社会人に突入する前の心に焦りだったり、夢に見ている職業はあるけど次の一歩をどう踏み出せばいいのかがわからない時期でした。そんな中ヨーロッパの山々は私の将来への応援の声をくれたのです。


私の中での山という存在は、自分自身の心の底にあっても気づけていない大切なことをいつも教えてくれます。

私は確信しました。やはり山だと!
後悔のないようにやりたいことを存分にやってみよう!
そこで、カナディアンロッキーに行く決断をしました。

西牟田春陽(ニシムタ ハルヒ)/ガイド紹介 2016_d0112928_533715.jpg
8月のカミーノデサンティアゴにて

西牟田春陽(ニシムタ ハルヒ)/ガイド紹介 2016_d0112928_642537.jpg
現地での仲間たちと

西牟田春陽(ニシムタ ハルヒ)/ガイド紹介 2016_d0112928_7143762.jpg
スイスを体で感じる

卒業して1年後、カナディアンロッキーに移り住み、山の知識やスキルを学ぶ事のできるヤムナスカマウンテンスキルズセメスターを3ヶ月間受けました。

そこではアイスクライミング、スキー、クライミング、アルパインマウンテニアリングという山のスポーツに視点を向けていろんな技術とスキルを身につけることができました。

西牟田春陽(ニシムタ ハルヒ)/ガイド紹介 2016_d0112928_6114833.jpg
バガブー遠征 残雪を急降下

西牟田春陽(ニシムタ ハルヒ)/ガイド紹介 2016_d0112928_6182575.jpg
夜明けのピークハント

セメスター中にあまりにもアマチュアな私がスキーでケガをしたり、山と真剣に向き合っていく中で、常に謙虚に、山に登るのではなくて、登らせてもらっていることに感謝の気持ちをいつも胸に、安全第一を第一に考えるようになりました。

セメスターで山で存分に楽しむことを身につけ、それからの私は夏にはロッククライミングとハイキング、冬にはスキーを楽しむようになりました。

西牟田春陽(ニシムタ ハルヒ)/ガイド紹介 2016_d0112928_6243531.jpg
乗鞍バックカントリースキー 炭酸で乾杯!

西牟田春陽(ニシムタ ハルヒ)/ガイド紹介 2016_d0112928_714273.jpg
これがカナダサイズ?のサンドイッチ

今はこの雄大なカナディアンロッキーで好きなスポーツを空き時間に楽しみ、ハイキングシーズンになると、皆様との貴重な思い出を一緒に作っていきたい気持ちと、私が14歳の頃に感動した体験をみなさまに届けたいという気持ちでガイディングに努めていきます。

ヤムナスカガイド  
西牟田 春陽(ニシムタ ハルヒ)

by ymtours | 2016-06-17 06:24 | お知らせ


<< レイクオハラハイキング 2016年 春のスタッフトレーニング >>