![]() ガイドの石塚です。今回はハイカークラブ・こぐまグループの9名様と、(自称)ロッキー最後のオアシスと呼ぶミスタヤ・エリアで、大自然独占の山行を楽しんできました。こぐまグループ様はなんと創立1958年、40名を超えるメンバーで構成される伝統あるハイカークラブであり、旅の間には会のメンバーでの山行歴など、楽しい話をたくさん伺うことができました! 今回はミスタヤ・ロッジ4泊に加え、アイスフィールド・パークウェイをコロンビア大氷原まで往復するボリューム感のある旅でした。ミスタヤ・エリア最大の特徴は、ロッキーらしい大自然に包まれる広大なエリアを、ロッジの定員14名で独占することにあります。どこへ歩いてもまったく人に会わないという贅沢。日本では決して味わうことのできない山旅と言えますね。 毎日、変化に富んだコースを楽しめるのもミスタヤ・エリアの特徴の一つ。初日は全員で3つの湖をコースを歩き、オフトレイルの魅力も体験していただきました。中日の1日はグループを二つに分け、健脚組6名+カナダ人4人でウエスト・ペイトーピーク登頂を目指しましたが、なんと鞍部まで上がったところで夏には珍しいほどの吹雪にあい、7月とは思えないような厳しい天候を体験しました。ロッキーは一日に四季があるといいますが、この時の体感温度はマイナス10度を下回っていたでしょう。このまま稜線に留まれば低体温症の危険があるため、残念ながら登頂を断念しました。 しかし、最終日はこれ以上ないほどの天気に恵まれ、ダイナミックな氷河を巡るコースを満喫。文句なしの1日で締めくくれたのは最高の展開でしたね。 ミスタヤ・ロッジでは、私たち10名に加え、カナダ人4名と、ロッジスタッフ3名のインターナショナルなロッジライフを満喫。彼らは5日間、食事も山行も共にした仲間であり、最終日の別れの時は本当に寂しいものがありました。良く『実際に体験しないとわからない』『行ってみないとわからない』と言いますが、このミスタヤ・エリアほど、この言葉がぴったりくる場所はないのではないでしょうか。ブログだけで伝えなくてはいけないのがもどかしいです。 こぐまグループの皆様、今回はヤムナスカをご利用いただきましたありがとうございました。今回、ロッキーでの山小屋の旅の魅力を知っていただけたのではと感じていますが、ロッキーにはアシニボイン・エリアやエスプラナーデ縦走コースなど、グループ向けのエリアはたくさんあります。再びカナダでお会いできる日を楽しみにしております! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ヤムナスカ・ガイド石塚 体一(いしづか たいち) ガイドプロフィールはこちらから
by ymtours
| 2015-07-26 21:36
| グループの山旅(特選)
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