タカネバラ会 ウォータートンとセルカーク山脈

今年もカナダへ来ていただきました。
タカネバラ会とのお付き合いは15年ほどになります。
当社の永久ゴールド会員様との山行はとても楽しいものです。(笑)

ここまで長いお付き合いになりますと、親戚以上の親しみを感じます。 毎年、帰国する度に次はどこへ行こうかと、高円寺にあるなじみのすし屋で会合を開きます。 いつも5歳の息子も妻もご招待いただき、家族ぐるみで付き合っています。 今年は少し遠いけど水の都、ウォータートン国立公園を提案してみました。

カルガリーへ直行便で着いたみんなは、2号線を南下しながらカナダとアメリカの国境を目指します。 雄大な菜の花畑がありましたね。
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今回の旅のサブテーマはバッファローと突如決定。
その昔に先住民族がバッファローを狩りした場所へ。
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「こんな崖を使って狩りしてたんだねー。」
「実際に今もバッファローはいるの?」
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いますよ、いますよ。
ウォータートン国立公園にはバッファローを保護している区画があります。
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バッファロージャンプから保護区を紹介した後は、、、、
ハイキングコースに崖があると、「OX様シャンプと名づけられますよ」と言って、緊張してもらいました。(笑) 
朝日が出る前のウォータートンレイクです。
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船に乗ってアメリカのグレーシャー国立公園へ一足踏み入れました。
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そこには緊張感の無い入国審査官がいるんです。
ニコニコしながらスタンプを押してくれました。
いったい一日に何度スタンプを押すのだろうか、、、
楽しいのかなー。
今まで会ったアメリカの入国審査官の中で、一番面白い人でした。
片言の日本語で「いっかい、ごひゃくえんねー」と冗談を言ったのも笑えましたね。
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船の上は本当に快適でした。
午後は風が上がり、ウインドサーファーが出現。
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カナダとアメリカの国境は、免税店も何もないけど、一応伐採してあります。
うぁーなんかサスペンス小説が書けそうな。。
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ウォータートンの町に戻ると、こんな車を発見。
ツアーには、まったく関係ありませんが、雹(ひょう)でぼこぼこになった車です。
これも思い出ですね。
ゴルフボールほどの雹が降ったのでしょう。
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さて、ウォータートンを後にし、目指すはキャンモアです。
カルガリー平原から、山の中に入っていきます。
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キャンモアでの夜は私の自宅でバーベキューをやりました。
もう15年も知っている山仲間ですから、自宅を開放しても恥ずかしくありません。
この夜が最終日のような感じで盛り上がってしまいましたね。
そして翌日からは、ヘリで山中のロッジへ入山です。
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センチェリーロッジ滞在初日は小雨が降っていたので、花を鑑賞しました。
花の写真を撮るにはベストの日でしたね。
私の写真の師匠、渡邊さんと夢中で撮影しました。
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セルカーク山域に多い、パーリッジフット。
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隠れたファンがいる、ウーリープッシートウ。
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バレーリアンまたはワイルド・ヘリオトロープ。
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初夏の女王、ウエスタン・アネモネもありました。
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今年は積雪が多いうえに、6月は冷夏でした。
8月でもこんなに高山植物が残っているのは、さすがカナダの西部山岳地域です。
最後に夏の花、アーニカをどうぞ。
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今回のサブガイドはベティでした。
実はベティが先頭を歩くと、皆様は何故か頑張ってモクモクと歩いてくれます。
私が先頭を歩くと、なかなか言うことを聞いてくれません。。。
今回は私も花見満喫ツアーです。
ロッジに残って、衛星インターネットで他の仕事したり。。。
まったく私はいい加減なガイドですね。
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稜線に出ると、ロッキーとコロンビア山群が360度広がってました。
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ロッジに戻ると、シェフ、ニコールが料理を作って待っていてくれます。
自分たちだけのために、作ってくれる手作り料理は最高です。
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ロッジ最後の晩は、宴会となりました。
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矢田さんと梅沢さん、高田さんの作品展がありました。
滞在中に描いた素晴らしい水彩画でした。
私も始めたいなーとひそかに思ってます。(思い続けて5年です。)
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カナダ人スタッフへ扇子のお土産。
ベティもニコールはとても気に入ってくれました。
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最後は一芸大会に。
中でもニコールのフラフープには感動でした。
本業はシェフ、それともパフォーマーなの?
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写真には収めませんでしたが、私が末清さんに教えた一発芸は、かなり笑いを取りました。 「末清さん、練習しておいてくださいね」免許皆伝ですので、忘年会でやってみてください。

今回のツアーで何が一番面白かったかと聞いたら、、、、、
ツアーを通して一番楽しかったのは、なんとジェンガだとか。
(知らない人のために、ジェンガとはこちらの将棋崩しのようなゲームです。)
みんな夜遅くまで修学旅行のように楽しんでました。
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負けた人は最終日の酒代を持つと言ったら、さらに真剣に。。。。
なりますよね!

下山日の朝は、良く晴れたのでシルエットレイクへ散策へ。
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本当に楽しい旅でしたね。
次は日本の山ですかね。
帰国が決まったら、連絡しますね。

記:難波
by ymtours | 2012-09-06 11:55 | カナダの山旅


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