皆さまこんにちわ、ガイドの秋山です。
弊社の多数ガイドがユーコンで現在ガイディングの中、同僚横堀と孤軍奮闘でロッキーの晩夏をガイドさせていただいております。 この時期のロッキーは天候が安定し晴天が多いながら気温は低め。蚊やブヨなどの虫も減ってきます。また、2100m以上の高所に上がるとまだ花も見ることができるので、実は私の好きな季節。おすすめです。 そんな素晴らしいコンディションの中、京都は宇治からお越しの”らくなん山の会”ご一行13名様を、8月23日から8月31日までの日程でご案内させていただきました。 ちなみに、9月1日から3日は前述の横堀が担当、その山行記録も追ってアップされますので、ご期待を。 らくなん山の会のホームページはこちらから 今回のツアーは、完全カスタムツアー。前半戦と後半戦で大きく分かれておりまして、 前半戦は、コロンビア山脈にある”エスプラナーデ”の4泊5日の山小屋ベースの縦走。 後半戦は、下山後のジャスパー2泊、バンフ2泊、恐竜の博物館を見学してからのカルガリー1泊、と約2週間をかけて、ロッキーをかけ巡るというシロモノでした。 まずは、前半戦のエスプラナーデから。 4泊5日の縦走中、合羽を着ることは一度もなく、ずーっと晴れ。山火事の影響で、あたりが煙ることは多少ありましたが、それでも完璧な景色をご覧頂くことができました。 ツアーの様子は写真とともにどうぞ。 1日目 初日はキャンモアを朝出発、ゴールデンに立ち寄ったあとヘリパッドへ。 ヘリを利用すると、あっっという間に天上の楽園に到着することができます。 小屋に入ってランチの後は、パノラマドームへのハイキング。 パノラマドームからメドウへオフトレイルをすると8月下旬なのに見事なお花畑が! 快晴の空と見事な花 2日目 いよいよハイキング開始。この日はアバランチピーク、コーンピーク、ケルンピークとピークを3つやっつけました。 アバランチピークから見る小屋 3つ目のピーク、ケルンピークでの集合写真 3日目 いよいよ縦走開始。サンライズ小屋からメドウ小屋を目指します。 途中の展望ポイント、マウントロジャースが遠望できます。 エスプラナーデ山群の最高峰、カポーラマウンテンの頂上から 頂上からの写真はこんな感じ 登頂後は世界一美しい尾根歩きを楽しみます。 尖った形のピークは、アイコノクラスト メドウ小屋付近に発見したボルダーを登る、セカンドガイドのマーティン 4日目 早くも4日目。この日はメドウ小屋からビスタ小屋を目指します。 縦走はこの日で最後。早いもんです。 この日もピークへ。Wakabiピークから 無事に縦走終了。もちろん乾杯です! 今夜の成果(笑) 5日目 遂にエスプラナーデの最終日(涙)。楽しいことは早いものです。 午前中にハイクを楽しみ、ヘリで下山、そのままクロッシングに向かいました。 最後に登ったトランドルポイント。こちらも景色は抜群 下山後、クロッシングに行く途中にストップしたボウレイク。 6日目 この日は2班に分け、グループAはスノーコーチ(雪上車ツアー)、グループBはパーカーリッジへハイキング。私はグループAを担当、グループBは横堀が担当させていただきました。 こちらがBグループ! サスカチュワン氷河の絶景ハイクは、薄らと雪化粧をした山々の先に氷河を眺めるます。 氷河とは、字の通りに氷の川です。“流れ”が感じられますね マウントアンドロメダとカナダの国旗とぱちり ハイキング終了したグループBと合流し、集合写真。このあとはジャスパーへ。 7日目 ジャスパーを起点としたワンデイハイクへ。 いろんな選択肢がありましたが、下山後温泉が入ることができる、サルファースカイラインへいくことに 頂上付近に現れた動物の群れ、ビッグホーンシープの群れの中に、何か間違いがあります、わかりますか? 野生動物が多いのがカナディアンロッキーのアピールポイントです。 頂上からの景色。氷河で削られた谷の景色が素晴らしい。 頂上でのグループフォト 下山後はもちろん温泉へ。日本とは異なりプール形式ですが入ると本当に気持ちいです。 夜はジャスパーで評判のステーキのお店へ。 皆様のご厚意で、噂の特大サイズのプライムリブステーキをごちそうになってしまいました!! m(__)m 8日目 ジャスパーからバンフへ移動の日。移動しながらももちろんハイキングを楽しみました。 ジャスパー周辺は雨やら霧やらでしたが、コロンビア大氷原に近づく頃には天気が回復。 どなたの日頃の行いが良かったのでしょうか?恐らく僕ですね(笑)。 アサバスカ氷河を見ながらの絶景ハイク 途中で寄り道した渓谷で、クマに遭遇!! たまたま居合わせた兄弟も、ひえ~! な~んだ、よく見るとぬいぐるみでした。 いやいや、さらによく見るとクマです。 しかも横には満面の笑みでクマと戯れる人が!! もしかしてムツゴロウさん?? いえいえ、こちらがリーダー! この熊は、公園のインタープリターが持ってきた毛皮です。 カナダでは子供たちが自然を理解出来るために、この様な体験学習も盛んなんですよ。 時間ギリギリまで楽しむのが我々。モレーンレイクにも立ち寄りました。 最終日 この日はロッキー山脈から遥か東にある「ロイヤルティレル博物館」へいってきました! ドラムヘラーと呼ばれるこの土地は、太古の昔に沼地だった場所。 現在では、そこに閉じ込められたまま化石になってしまった恐竜たちが発掘されています。 周辺には奇妙なものも存在しています。 アフリカの言語で魔物の意味を持つ「フードゥー」。 夜中に見たら確かに魔物に見えますね。 いやいや、皆さんのことでなくて、後ろの土柱のことですって!!笑 らくなん山の会の皆様、リーダーの奥西様 この度は大変お世話になりました。 統率力のあるリーダーのもと、非常にまとまっていらっしゃるグループで、本当に楽しくガイディングをさせて頂きました。 エスプラナーデ小屋でのお酒、ジャスパーでのお肉、いつもごちそうになってしまって恐縮でした!美味しかったです。 メンバーの皆さまも、各自に割り当てられたレポート大変かと思いますが、私が説明した一言一句を間違えることなく、しっかりとレポート作成おねがいしますね! なーんて、プレッシャーをかけてしまいましたが、不明な点があればいつでも連絡して下さい。 改めてになりますが、楽しい旅行にご一緒させて頂きありがとうございました。 つぎはユーコンで?会いましょう! ヤムナスカガイド 秋山 裕司
by ymtours
| 2012-09-03 01:50
| カナダの山旅
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