7/18-21 アシニボイン滞在記 S様ご夫妻の場合

▽アシニボインエリアの穴場を歩くS様ご夫妻。
7/18-21 アシニボイン滞在記 S様ご夫妻の場合_d0112928_12315547.jpg


引き続きガイド栗原です。
アシニボインに滞在しながS様ご夫妻をご案内させて頂きました。今回自分は下界に降りることなくアシニボインエリアにてヘリで入山してくるお二人にお会いしました。何度もあることではありませんがヘリパッドで初めてお会いするというのもなかなか面白いものですね。

お会いしてしばらく歩いたところで実はわたくし気づいてました。お二人とも実は新婚じゃなかろうかと。自分も結婚して一年ちょっとなので何となくわかってしまうんですよね。聞くとご結婚されて一年ちょっととか。うーむ勝手に親近感沸きまくりです。

とそんなことはさておいてハイキングのこと。
お二人はハイキングを始めてまだ一年ぐらい。形から入るという主義らしくお持ちの装備はしっかりしているので今回はそのすべてを活用すべく天気にも協力してもらいました。初日の半日ハイキングではレイク・メイゴック湖畔を歩きながら雨に打たれレインジャケットの性能テスト。さすが新品のジャケットは撥水性能が良いですね。二日目はほとんどのグループが午後からの雷雨を警戒してワンダーパスへ向かうなか、お二人だけという利点を生かしすばやくナブレットへ登頂、すばやく反対のエリザベスレイク方面へ下山。そして張ったタープの下で昼食を取りながら雷雨をやり過ごし小雨の中湖巡りしながらロッジまで帰りました。三日目はほとんどのグループがナブレットへ向かうなか自分達はワンダーパス経由のワンダーレイクビューポイントへ。足取りもしっかりしたお二人なので積極的にトレイルを外れ普段の展望台よりももっと眺めの良いところまで登りました。アシニボインの南側と湖の青。そんな雄大な風景をたっぷりと楽しんだあとはワンダーパスよりカタリーメドウと呼ばれている場所を下りロッジへ到りました。渡渉あり、湿地帯ありなオフトレイルでブーツの性能をしっかりと確認できましたね。こんな二日間のフルデイハイキングではほとんど他のハイカーに会うこともなく終始静かな歩きを楽しめました。そんなアシニボイン滞在の様子を写真で紹介します。

▽まずはレイクメイゴックの湖畔を歩きながらアシニボインへ接近。氷河が間近に迫ってきます。
7/18-21 アシニボイン滞在記 S様ご夫妻の場合_d0112928_12225791.jpg

▽滞在は離れのキャビンにて。こんな感じのキャビンが点在しています。キャビンを出るとアシニボインがすぐそこに。
7/18-21 アシニボイン滞在記 S様ご夫妻の場合_d0112928_12232849.jpg

▽翌朝は柔らかなもやの向こうに朝日を浴びるアシニボイン。
7/18-21 アシニボイン滞在記 S様ご夫妻の場合_d0112928_1220559.jpg

▽さて今日は他のグループとは反対方向のナブレットへ。素敵な笑顔をありがとうございます。
7/18-21 アシニボイン滞在記 S様ご夫妻の場合_d0112928_1234717.jpg

▽二日目のフルデイハイキングはワンダーパスを越えワンダーレイクビューポイントへ。オフトレイルでブーツとストックの性能テスト?
7/18-21 アシニボイン滞在記 S様ご夫妻の場合_d0112928_12272715.jpg

▽展望台へ着いてびっくり!グローリーレイクの吸い込まれそうな青。まるで鏡のようでしたね。
7/18-21 アシニボイン滞在記 S様ご夫妻の場合_d0112928_12305218.jpg

▽展望台ではのんびりと過ごしました。誰もいない静かな昼下がりでした。
7/18-21 アシニボイン滞在記 S様ご夫妻の場合_d0112928_12303235.jpg

▽ワンダーパスからは道なき道を辿ります。立ち止まると何も音がしないぐらい静かでしたね。
7/18-21 アシニボイン滞在記 S様ご夫妻の場合_d0112928_12433868.jpg

▽月がアシニボインへ近づきやがて青い夜がやってきました。うーむ、美しい。
7/18-21 アシニボイン滞在記 S様ご夫妻の場合_d0112928_1242286.jpg

お二人ともロッジの滞在も食事も存分に楽しまれたご様子でしたね。その後のバンフの滞在も楽しまれましたでしょうか?来年はヨーロッパへ行かれるということでしたが、きっと、きっと!ここカナディアンロッキーへ戻ってきてくださいね。お待ちしてます。
by ymtours | 2010-07-23 12:26 | カナダの山旅


<< ウエンズの会 カナディアンロッ... 7/14-18 アシニボインの... >>