こんにちは、ガイド栗原です。 ヒロと共にマウント・ロブソンでのバックパッキングを終えたS様一行様とアシニボイン・キャンプ滞在とモレーンレイク周辺のデイハイキングへ行ってきました。 カナディアンロッキーへ来られる方にはそれぞれ花や小屋滞在、バックパッキングなどハイク+αのこだわりがありますが、S様ご一行のそれは“写真”。それも半端ではないこだわりでした。これは是非ともフォトジェニックなアシニボインの撮影を満喫していただきたい、と写真には並々ならぬこだわりがある私も気合を入れてご一緒させていただきました。 しかし、天気予報はあいにくの曇天続き。なんとか初日が持ちそうな予報なので初日の夕暮れに勝負をかけました。レイク・マゴックの湖畔で思い思いに三脚を広げ構図をセットし、あとはひたすら待ちました。切れそうで切れない雲にじらされながら待つこと数時間。冷たい風に吹かれなかなか寒い撮影でした。もう少しで焼けたアシニボインが撮れそうでした。非常に惜しかったです。 翌日はあいにくの雨。しかし、ゆっくりと朝食をとっているうちに雨が上がったのでキャンプ場からほど近い湖まで散策及びじっくりと花の撮影。雨後の花はとてもきれいでした。 そして今後の撮影のためにあちこちと歩き回り撮影スポットの下見。そうこうしているうちにまた雨が降り出し、夜まで降り続きました。ロブソンからの疲れもあり皆さんも少しお疲れのご様子。こういう日はキャンプサイトにあるキッチンシェルターが大活躍。ハイシーズンとあってにぎわっていましたね。立派なシェルターで30人ぐらいが一緒に使用できます。 そしてアシニボイン最終日。ヘリに乗り込むまでの3時間が勝負!。朝は雪がぱらついていたので山には新雪がたっぷりとついている様子。ロッジ前に陣取りひたすらまちます。完全に雲に覆われたり、少し薄くなったりを繰り返しながら、とうとう最後にアシニボインが姿を見せてくれました。完全ではないけれど粘った甲斐がありました。 そして名残惜しいアシニボインを後にしました。ヘリに乗る頃にはまた完全に隠れてしまったアシニボイン。よいタイミングでしたね。 翌日はS様ご一行にとってのラストチャンス。キャンモア滞在中のM様もご参加していただき朝5時台からモレーンレイク周辺で頑張りました。最終日と知った天気の神様がくれたのか、雲ひとつない夜明けでした。皆さんいい写真とれましたでしょうか?かつてお札の図柄にもなった由緒正しい構図。 私的な構図ではこんな感じでしょうか。並べられたボートが浮かび上がるように入れてみました。 そして朝食を撮ったあとはラーチバレーへ。ここでも撮影を楽しむことができました。三人仲良く三脚を並べていますね。そんな皆さんをMさんと眺めてはこちらも楽しませていただきました。 山岳写真というジャンルは苦手だと思っていましたが、S様ご一行とシャッターを切ったこの4日間で撮影しながら感じる緊張感、高揚感、気持ち良さを十分感じることができました。皆さんからほとばしる写真への情熱にはとても刺激を受けました。ありがとうございました。次は是非とも秋や冬にもシャッター押しまくりにいらしてくださいね。どんに寒くても風が強くてもお供させていただきます! 栗原 治郎(Yamnuska Guide)
by ymtours
| 2009-08-25 14:55
| カナダの山旅
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