ネイチャーウォークで動物の痕跡を探して

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こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。
3月に入りましたね!ユーコンも気温が上がり、少しずつ春めいてきました。
今回は東京からお越しのS様をネイチャーウォークにご案内してきました!
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ホワイトホースの街から車で10分ほどでこの景色。
湖は凍りつき、雪原の中を歩くことができます。

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氷の厚さはどの程度なのか…人はのっても大丈夫なのか…。

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アイススクリューを刺して、どの程度の厚みがあるのか確認してみました!
一般的に約10cmほど厚さがあれば、人がのっても大丈夫。
この日も十分な氷がありました!

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歩いていると見つけたのは、こちらの積み上がった山。
これ、ビーバーの住処、ビーバーロッジです。
この下にビーバーがひっそりと暮らしています。

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近くで見るとビーバーが齧った歯型が枝の先に見てとれます。
日本では見ることのできない自然が広がっていますね。

S様、今回は遠路はるばるユーコンへお越しくださり、ありがとうとざいました。
またお会いできることを楽しみにしております!





# by ymtours | 2025-03-03 02:34 | オーロラの旅

全動物を制覇!野生動物保護区で極北の生き物との出会い

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こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。
前日に引き続いて、学生時代からのお友達4人組のSさまご一行を野生動物保護区へとご案内してきました。
野生動物保護区はとても広大で動物が隠れてしまうこともあるので、いつも全ての動物を見ることができるわけではありません。
しかし、今回は全種類を見ることができました!
滞在中毎晩オーロラも見ているS様ご一行、持ってますね!

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まず動物保護区へ行く前に、ホワイトホースの街のベーグル屋さんによってランチを購入。
手作りのベーグルサンドイッチはおすすめです。

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その後はカフェによって飲み物も調達しました。

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そして向かった野生動物保護区。
まずは定番のバイソンが出迎えてくれました。

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続いて世界最大の鹿であるムース(ヘラジカ) も近くで見ることができました。大きなツノが特徴的です。
最近は茂みに隠れて見ることができないことも多かったのですが、この日は近くに来てくれました。

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立ち上がるとその巨体があらわに。

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こちらはミュールディア。
この辺では一番サイズが小さく、日本のシカに比較的近いです。

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毛が長く、フォルムがよくわからないこちらはジャコウウシ。
寒さに強く、本来はホワイトホースよりももっと北に生息しているレアな動物です。

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ダルシープ(羊)は警戒していたのか、恥ずかしがり屋なのか、木立の奥でひっそりと佇んでいました。

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マウンテンゴート(シロイワヤギ)は険しい崖の上にいることが多いですが、この時は餌場でのんびりと食事している様子を見せてくれました。

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こちらはカナダリンクス(オオヤマネコ)です。
日向ぼっこをしていたのか、まどろんでいるような表情をこちらに向けてくれます。

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カリブー(トナカイ)もちょうど食事タイムだったようで、餌の周りに集まっている様子を観察することができました。

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野生動物保護区を堪能したあとは、お酒好きの4人組ということもあり、前日とは違うローカルのブルワリーへとご案内!
ここでもおしゃれなグラスに4種類のビールを選んで味わうことができます。
最も高いアルコール度数で8.5%。
定番のビールと、季節で変わるビールがあるので、何度来ても楽しい場所です。

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毎晩のオーロラ、極寒の大自然、動物、そして地ビール。
極北の地を楽しんでもらえていたらなによりです。

S様ご一行のみなさん、今回は遠いユーコンまでお越しくださりありがとうございました!
またお会いできることを楽しみにしております!

# by ymtours | 2025-02-13 08:56 | オーロラの旅

ホワイトホース近郊の森と湖で大自然を独占!

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こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。
朝晩はマイナス30℃ほど、日中はマイナス10℃台とこの時期のホワイトホースらしい天気が続く今日この頃。
この寒さを満喫しようと、ホワイトホース近くの森と湖でネイチャーウォークのご案内をしてきました。
今回はI様ご夫妻と、学生の頃からのお友達という4人組のS様ご一行です。

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朝、車でホワイトホース近郊の森へと向かっていると、ユーコン川の方に「幻日」と呼ばれる虹のような現象を見ることができました。
太陽が低く、寒さ厳しい時に見られる現象で、結構珍しいです。
みなさん、ラッキー!

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早速、足元にチェーンスパイクと、手にはストックを持ってネイチャーウォークへ出発!
小高い丘にに登ると青空と針葉樹の森を見渡すことができます。

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途中、雪に覆われて道なき森を抜けていくと…

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木が折れてなくなっていました。

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よくよく見てみると、これはビーバーに齧られた痕です。
歯形がくっきりと残っていますね。

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お次はだだっ広い雪原の上へ!
実は凍結した湖の上で、遮るものはなにもありません!
とても開放的な気分になってしまいます。

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ただ凍った湖に人はのっても大丈夫なのか、ちょっと心配になりますよね。
アイススクリューを使って、どのくらいの厚みがあるのか調べてみました。
氷の厚みが約10cmあれば人が乗っても大丈夫なんです。
ちょっとした豆知識ですね!

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十分に氷の厚みがあるとわかったところで、山並みと青空を眺めながら大雪原をてくてくと歩いていきます。

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この場所でホワイトホースの街から車で10分くらい。
我々以外誰もいない、大自然を独占です。

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帰り道にはアカリスが近くまでその愛らしい姿を見せてくれました。

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ネイチャーウォークのあとはプチ市内観光。
歩いて乾燥した体を潤すために向かったのは、ホワイトホースのクラフトビールが飲めるブルワリーです!

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4種類のビールを選んで、様々な味を楽しむことができます。

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みなさん、お酒好きで話に花が咲いていましたね。
ローカルビールを味わってもらえて何よりです!

I様、S様ご一行の皆さん、ホワイトホースへお越しくださりありがとうございました!
またお会いできるのを楽しみにしております!

# by ymtours | 2025-02-13 08:10 | オーロラの旅

青空広がる真冬のユーコン野生動物保護区

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こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。
2月になり、だんだんと陽が高くなり、日照時間も長くなってきました。
青空が心地よい季節です。
今回はS様ご一行を野生動物保護区へとご案内してきました!

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前夜に降った雪で、動物保護区の中は新雪がたくさんありました!
気温が低く、乾燥しているのでサラサラの雪です。

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こちらは青空の下、気持ちよさそうに過ごしているミュールディア。

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柵の奥にたくさんいるのは…

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ダルシープ(羊)のメスの群れです。
みなお尻をこちらに向けていて、なかなか顔を見せてくれませんでした。

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こちらはダルシープ(羊)のオスです。
林の中から歩いてきてくれて、巨大なツノが印象的でした!

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崖の近くにいるのは、マウンテンゴート(シロイワヤギ)です。
近くで見ることはできませんでしたが、ヤギならでは生息地にいる姿を見ることができました!

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みなさま、極北ならではの動物たちの姿はいかがでしたか?
分厚い防寒具を着込んで、日本での生活とは違った大変さがあったと思います。
またお会いできることを楽しみにしております!



# by ymtours | 2025-02-09 04:02 | オーロラの旅

凍れる寒さの野生動物保護区へ!

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こんにちは!ヤムナスカ、ガイドの安食です。
今年は比較的暖かいホワイトホースですが、それでも凍れる寒さです。
「凍れる」、読み方わかりますか?北海道弁で「しばれる」と読みます。
やはりホワイトホースの寒さは「凍れる」が適切だと感じているこの頃です。

今回は、S様ご夫妻、K様をユーコン野生動物保護区へとご案内してきました!
凍れる寒さでしたが、動物たちは元気な様子で出迎えてくれました。

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こちらはバイソンです。
動物たちが暮らしやすい環境を整えているのでとても広大な敷地です。
そのため遠目でしか動物を見られないことも…。

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柵の近くで見ることのできたこちらは…

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ダルシープ(羊)です。
日本でイメージするモコモコの羊ではなく、巻き巻きのツノが特徴的ですね。

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マウンテンゴート(シロイワヤギ)も近くで見ることができました!

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そして野生動物保護区のあとは、ホワイトホースの地ビールを飲むことができるブルワリーへ!
定番のものから季節限定のビールなど様々飲むことができるのでおすすめの場所です。
お味はいかがでしたか?

S様、K様、今回は極北のユーコンまでお越しくださりありがとうございました。
またお会いできることを楽しみにしております!



# by ymtours | 2025-02-09 03:46 | オーロラの旅