心に残る旅、そして未来へつなぐ自然

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こんにちは!今回はガイド、ヒロが千葉県からお越しのハイキンググループの皆様とご一緒させていただきました。お花好きな皆様の趣向に合わせて工程を組み立て、天候と相談しながらコースを厳選させていただきました。その様子をご覧ください!
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朝の移動中に出会った美しい原風景。
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道路脇にアツモリソウの群落を発見!じっくりと時間を使って撮影と観察を楽しみました。
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ユリのお花も満開でしたね!
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どんなに小さなお花でも、可憐で綺麗ですね。これはユキノシタの仲間で、シコタンソウを撮影中です。
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翌日は地元民の穴場のハイキングへ。
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展望地からの絶景は忘れ慣れない思い出になりましたね。
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翌日は行程を変更しラーチバレーへ。
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アネモネが満開でした!
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テンピークスと一緒に記念撮影!
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はーい、もっと足をあげてくださーい(笑)
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みなさんのご希望だったヒーリーメドウでのカタクリは見ごろを終えてしまっていたので、少ない可能性に賭けて、カタクリを探しにアイスラインへ行きました。
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ハイキング開始早々、なんと駐車場のトイレの裏手に黒熊の親子が出現!これは本当にラッキーな遭遇でした。ただ、距離がとても近かったため、私も久々に驚きました。しかし、皆さまがしっかりとその場で静止し、落ち着いて距離を保ってくださったおかげで、安全にその場をやり過ごすことができました。冷静なご対応に心から感謝いたします。
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人が少ない朝イチで滝の下まで!ここから標高を上げてこの滝を上から望みます!
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あったぞー!カタクリがまだ残っていました!みなさんに見てもらえて、本当に嬉しい気持ちになりましよ(笑)
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日影にはまだ多くのカタクリが残っていました。
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雲も暮れてきて、大絶景が広がります!
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背後の景色もいいですねー。
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ここで折り返しです!氷河も目前に見れて大満足ですね。
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最終日はレイクルイーズへ。
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湖畔は観光客で溢れかえっていますが、少しトレイルを歩くと静寂が迎えてくれました。
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青空も出てきました!
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角度を変えてみると湖の色も変わり、地中海のビーチのような雰囲気。
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ユキノシタ、シコタンソウ
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カラマツソウ
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インディアンペイントブラシ
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森林限界を超えて堆積土砂の上を歩きます。かっこいー!
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旅のフィナーレは氷河の展望が見事なプレーンオブシックス氷河のトレイルです。

写真だけではとても伝えきれないほど、今回の旅は楽しさと感動に満ちた時間となりました。私自身も、皆さまと一緒にたくさん笑い、写真を撮り、美しい景色を堪能しながら、とてもありがたい時間を過ごさせていただきました。この旅が、皆さまにとっても心に残る思い出となっていたら、こんなに嬉しいことはありません。

私たちは山岳ガイドであると同時に、ECOガイドとしての役割も担っています。カナダに残された手つかずの自然――その原生の姿を、次の世代へと受け継いでいく大切さを、今回の旅を通じて少しでも感じていただけたなら、それは私たちにとって何よりの喜びです。

そして、日本にもまた、美しい自然が数多くあります。カナダの自然と同じように、多くの人がその素晴らしさに触れ、「大切にしたい」という想いを育んでくれることを、心より願っています。

今回の旅で皆さまと出会えたことは、私たちにとってかけがえのない宝物です。このご縁を大切に、またどこかでお会いできます日を、心より楽しみにしております。


ガイド、篠崎ヒロ



# by ymtours | 2025-07-13 06:09 | グループの山旅

【國信様グループ】カナディアンロッキー・フラワーハイキング7日間の旅! 

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皆さん元気ですか!ヤムナスカ・ガイドの石塚です。2025年も本格的なハイキングシーズンに突入しましたね!今年はおかげさまで非常に予約も好調で忙しいシーズンが予想されており、嬉しい悲鳴をあげています!

さて、今回は佐賀県からお越しの國信様グループ9名様と一緒に、初夏の花々と氷河湖を巡る7日間のオリジナルツアーにご案内させていただきました。皆様は同じ山の会のメンバーということもあり、仲が良いだけでなく、とにかく終始笑いの絶えな本当に楽しい時間でした。少なくとも1日は天気が大きく崩れる予報がでていたのですが、うまいこと悪天候を避けただけでなく、青空までで広がるほどに回復する場面もありましたが、みなさんの晴れパワーの強さを実感しました。

メンバー9名様のうち6名様がカナディアンロッキー初体験ということもあり、ロッキーの魅力、スケール感を感じていただけるようなプランを心がけてご案内させていただきました! それでは、旅の様子をダイジェストでご覧ください!
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ハイキング初日はMtヤムナスカの断崖上にある展望地へ。
初日から最高の天気でしたね!
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6月末は多種多様な高山植物が見頃のシーズンであり、
初日からインディアン・ペイントブラシ、オダマキ、フウロウソウ、アツモリソウなどなど
たくさんのお花との出会いがありました。
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断崖絶壁の展望地に到着!
崖は危険なので、立って近寄ることは禁止。
そのため、みなさん匍匐前進で近寄って下を覗き込みました(笑
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ハイキング二日目はロッキー全体で雨の予報でしたが、
一番雨が少なそうなカナナウキス南部のスポット
ターミガン・サーク・トレイルへご案内。
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いつ見てもこの辺りの地層の褶曲は凄まじいですね。
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2時ほどのショートハイクですが、標高2000mを超えた場所から歩き始めるので
いきなり、亜高山帯の世界を楽しめるのがこの場所に魅力の一つ。
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午後は徐々に天気も回復し、清々しい青空も広がるほどに回復!
ラッキーでしたね。
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ハイキング3日目は一路コロンビア大氷原を目指してロングドライブ。
氷河の展望が素晴らしいウィルコックス・パス・トレイルを歩きました。
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小雨にも降られましたが、展望地に着く頃にはガスが上がり、氷河もバッチリ見えましたね!
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帰りはペイトーレイクの展望地へ。
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氷河湖の色は天気や季節によっても大きく変わりますが、
この日はまた凄まじい色でしたね。
想像を絶する輝きに、みなさんから感動の奇声が聞こえました(笑
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ハイキング4日目。天気は最高!
予定ではプレーン・オブ・シックス・グレイシャーへご案内予定でしたが...
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なんと、グリズリーベアが湖畔に現れる大ハプニング!!!
いやー、全員でグリズリーに追われて、3mぐらいのところまで迫られた時になんとか柵の中に退避しましたが、
ほんとびっくりしましたね...
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レイクルイーズエリアは熊の危険があるため、予定を変更してモレーンレイクへ。
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翌日に予定していたラーチバレーハイキングを行いました。
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残雪を抱いたテンピークスの大パノラマ!!
この景色をみたら万歳したくなりますよね(笑
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とにかく終日天気もよく、文句なしの最高の1日となりました!
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ハイキング最終日はロッキー最大のタカカウ滝と氷河の展望ハイキング『アイスライン・トレイル』へ!
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黄色いカタクリ、グレイシャーリリー
今年は花の開花が早く、グレイシャーリリーも既に見頃を終えている可能性もありましたが、
日陰には綺麗な状態のものもたくさん残っていました!
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氷河がすぐ間近に迫る迫力の展望地に到着。
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朝早く出たこともあり、この最高の景色を私たちで独占。
なんとも贅沢なランチタイムでした。
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午後、気温は一気にあがり、25度の夏日!
最後は冷たい滝のマイナスイオンを全身で浴びる、気持ちの良いクライマックスとなりました!

國信様グループの皆様。
この度は初めてのカナディアンロッキーの山旅計画にヤムナスカをお選びいただき、本当にありがとうございました。

美しい氷河湖、残雪を抱いた迫力の3000m級の山々、美しい高山植物とたくさんの野生動物との出会いなど
まさに初夏のカナディアンロッキーの魅力が詰まった7日間であったと感じます。
皆様にとって一生の思い出でに残る山旅となりましたら、嬉しく思います!

次の企画のお話もいただいていますので、是非とも素晴らしい旅を実現させましょう!
再びご案内できる日を楽しみにしています。

# by ymtours | 2025-07-05 02:35 | グループの山旅

ネイチャーウォークで動物の痕跡を探して

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こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。
3月に入りましたね!ユーコンも気温が上がり、少しずつ春めいてきました。
今回は東京からお越しのS様をネイチャーウォークにご案内してきました!
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ホワイトホースの街から車で10分ほどでこの景色。
湖は凍りつき、雪原の中を歩くことができます。

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氷の厚さはどの程度なのか…人はのっても大丈夫なのか…。

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アイススクリューを刺して、どの程度の厚みがあるのか確認してみました!
一般的に約10cmほど厚さがあれば、人がのっても大丈夫。
この日も十分な氷がありました!

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歩いていると見つけたのは、こちらの積み上がった山。
これ、ビーバーの住処、ビーバーロッジです。
この下にビーバーがひっそりと暮らしています。

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近くで見るとビーバーが齧った歯型が枝の先に見てとれます。
日本では見ることのできない自然が広がっていますね。

S様、今回は遠路はるばるユーコンへお越しくださり、ありがとうとざいました。
またお会いできることを楽しみにしております!





# by ymtours | 2025-03-03 02:34 | オーロラの旅

全動物を制覇!野生動物保護区で極北の生き物との出会い

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こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。
前日に引き続いて、学生時代からのお友達4人組のSさまご一行を野生動物保護区へとご案内してきました。
野生動物保護区はとても広大で動物が隠れてしまうこともあるので、いつも全ての動物を見ることができるわけではありません。
しかし、今回は全種類を見ることができました!
滞在中毎晩オーロラも見ているS様ご一行、持ってますね!

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まず動物保護区へ行く前に、ホワイトホースの街のベーグル屋さんによってランチを購入。
手作りのベーグルサンドイッチはおすすめです。

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その後はカフェによって飲み物も調達しました。

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そして向かった野生動物保護区。
まずは定番のバイソンが出迎えてくれました。

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続いて世界最大の鹿であるムース(ヘラジカ) も近くで見ることができました。大きなツノが特徴的です。
最近は茂みに隠れて見ることができないことも多かったのですが、この日は近くに来てくれました。

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立ち上がるとその巨体があらわに。

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こちらはミュールディア。
この辺では一番サイズが小さく、日本のシカに比較的近いです。

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毛が長く、フォルムがよくわからないこちらはジャコウウシ。
寒さに強く、本来はホワイトホースよりももっと北に生息しているレアな動物です。

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ダルシープ(羊)は警戒していたのか、恥ずかしがり屋なのか、木立の奥でひっそりと佇んでいました。

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マウンテンゴート(シロイワヤギ)は険しい崖の上にいることが多いですが、この時は餌場でのんびりと食事している様子を見せてくれました。

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こちらはカナダリンクス(オオヤマネコ)です。
日向ぼっこをしていたのか、まどろんでいるような表情をこちらに向けてくれます。

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カリブー(トナカイ)もちょうど食事タイムだったようで、餌の周りに集まっている様子を観察することができました。

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野生動物保護区を堪能したあとは、お酒好きの4人組ということもあり、前日とは違うローカルのブルワリーへとご案内!
ここでもおしゃれなグラスに4種類のビールを選んで味わうことができます。
最も高いアルコール度数で8.5%。
定番のビールと、季節で変わるビールがあるので、何度来ても楽しい場所です。

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毎晩のオーロラ、極寒の大自然、動物、そして地ビール。
極北の地を楽しんでもらえていたらなによりです。

S様ご一行のみなさん、今回は遠いユーコンまでお越しくださりありがとうございました!
またお会いできることを楽しみにしております!

# by ymtours | 2025-02-13 08:56 | オーロラの旅

ホワイトホース近郊の森と湖で大自然を独占!

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こんにちは!ヤムナスカ・ガイドの安食です。
朝晩はマイナス30℃ほど、日中はマイナス10℃台とこの時期のホワイトホースらしい天気が続く今日この頃。
この寒さを満喫しようと、ホワイトホース近くの森と湖でネイチャーウォークのご案内をしてきました。
今回はI様ご夫妻と、学生の頃からのお友達という4人組のS様ご一行です。

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朝、車でホワイトホース近郊の森へと向かっていると、ユーコン川の方に「幻日」と呼ばれる虹のような現象を見ることができました。
太陽が低く、寒さ厳しい時に見られる現象で、結構珍しいです。
みなさん、ラッキー!

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早速、足元にチェーンスパイクと、手にはストックを持ってネイチャーウォークへ出発!
小高い丘にに登ると青空と針葉樹の森を見渡すことができます。

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途中、雪に覆われて道なき森を抜けていくと…

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木が折れてなくなっていました。

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よくよく見てみると、これはビーバーに齧られた痕です。
歯形がくっきりと残っていますね。

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お次はだだっ広い雪原の上へ!
実は凍結した湖の上で、遮るものはなにもありません!
とても開放的な気分になってしまいます。

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ただ凍った湖に人はのっても大丈夫なのか、ちょっと心配になりますよね。
アイススクリューを使って、どのくらいの厚みがあるのか調べてみました。
氷の厚みが約10cmあれば人が乗っても大丈夫なんです。
ちょっとした豆知識ですね!

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十分に氷の厚みがあるとわかったところで、山並みと青空を眺めながら大雪原をてくてくと歩いていきます。

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この場所でホワイトホースの街から車で10分くらい。
我々以外誰もいない、大自然を独占です。

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帰り道にはアカリスが近くまでその愛らしい姿を見せてくれました。

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ネイチャーウォークのあとはプチ市内観光。
歩いて乾燥した体を潤すために向かったのは、ホワイトホースのクラフトビールが飲めるブルワリーです!

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4種類のビールを選んで、様々な味を楽しむことができます。

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みなさん、お酒好きで話に花が咲いていましたね。
ローカルビールを味わってもらえて何よりです!

I様、S様ご一行の皆さん、ホワイトホースへお越しくださりありがとうございました!
またお会いできるのを楽しみにしております!

# by ymtours | 2025-02-13 08:10 | オーロラの旅