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トゥームストーン - 最後の秘境でのキャンプ 3泊4日 / Tombstone Backpacking Trip

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こんにちは、ヤムナスカガイドの植木です。
今回は、カナダでも秘境の地とされるTombstone Territorial Parkに新婚旅行でお越しのI様ご夫婦と2人のカナディアンのジュリーさん、マットさんをご案内させていただきました。
それどこ??と思うでしょうね(笑)聞いたことがない方もいるかもしれません。

なんせ、誰もが気軽に入り込める地ではないんです。ゆえに”ラストフロンティア”といわれている場所です。
ってことで、場所は、オーロラや秋のツンドラの紅葉で有名なユーコンの州都、ホワイトホースから車で1日半、約580㎞北にある原生の姿をそのまま残っているトゥームストーン準州立公園のグリズリーレイクトレイルになります。
バックカントリーキャンピングですので当然食料もテントも寝袋や食器もすべて担いでキャンプ地に向かいました。

Hello, I'm "Masa".
This time, I was come to visit Tombstone Territorial Park, which is considered to be the unexplored area in Canada, for two Japanese Asumi and Atushi, also two Canadian Julie and Matt.

There may be people who have never heard of it. It is not a place where anyone can feel free to enter. That's why it is said to be the "last frontier". The location is about 580 kilometers north from capital city Whitehorse Yukon, famous for the Northern Light and Autumn leaves. The trail is called "Grizzly Lake Trail" in the park. We have carried all the equipment we need to explorer the area for 4 days, such as food, tent, sleeping bags and dishes like the people back in the Gold Rush.

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この日はあいにくの雨と曇りで雄大な山並みをご覧いただくことができませんでしたが、その分ツンドラ地帯の紅葉がちょうど見ごろを迎えており、山全体が赤と黄色、低地では針葉樹の緑も混ざり、本当に美しい風景を見ながら歩くことができました。

We were unable to see the beautiful mountain ranges due to rain and cloudiness on this day, but the autumn leaves in the tundra area are just about the right time, the mountains as a whole are red and yellow, and short pine trees are also visible down the valley. We were able to walk through this beautiful and colorful carpet while we were approaching our base camp.
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途中、こんなお花畑の中を通過していきます。8月も終わりになると、そろそろこの地では冬支度が始まります。
そんな時期にもかかわらず、ユーコンのヤナギランはしっかりときれいな花を咲かせていました。
普通紅葉の時期にお花畑ってないですよね?それも魅力のトゥームストーンです。

On the way, We have gone through such a beautiful flower garden.
When the end of August is over, winter preparation begins in this area soon. The pink flower "Fireweed" were still in full bloom even with this cooler condition.
Normally you may not see those flower garden at the time of autumn seasons. However it seems like every things come all at once in this area.
It may be one of the reasons why Tombstone Park attracts many people.

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眼下に今日の目的地、グリズリーレイクと、よ~~~~く見ると湖畔沿いに白いテントが見えてきました。そこがキャンプサイトです。
後ろの険しい山の裾野に今日から3泊します。
この地の山は、マグマ活動の隆起によってできた山のため、ロッキーとは違い荒々しく岩肌が黒く見えます。ん~~、何とも秘境に来た感じがします!!

Today's our objection is coming to the end. The "Grizzly Lake camp ground", I saw a white tent along the lake shore!
We will stay 3 nights and explore the area.
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キャンプ地を拠点に2日目はGlissade Passご案内しました。
"PASS"とは峠の意味で、キャンプ場から峠を登り、一気に下ると谷が現れてきます。この谷には小さな湖や小川が点在して、そこに紅葉の色が加わって何とも幻想的で異次元に来たかのような光景が楽しめます。
足場は良くないのですが、この絶景を見るとそんなこと問題ではありませんね。

Based on the campground, the next day we headed to "Glissade Pass".
There are small lakes and streams scattered in this valley, and the color of autumn leaves is added, so we can enjoy the scenery as if you came to a different dimension in anything fantastic.
This magnificent view makes us easier to walk through this uneven rocky trail.


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3日目はGrizzly Passにご案内しました。
ここも峠を登りますが、前日行ったところとは違い、峠からさらに頂上を目指すことにしました。
晴れていると峠から広い谷を見下ろす大絶景、さらに奥には荒々しい山々と、2000mを超える垂直の岩山が姿を現してくれます。
これぞトゥームストーンという光景が望めるポイントです。

On the 3rd day we headed to "the Grizzly Pass".
This trail was unlike where we explored went the day before, I decided to aim for a further peak from the pass.
When it is sunny, you will see a beautiful view overlooking the wide valley from the Grizzly pass, plus vertical rock mountain over 2,000m.
This is the point that you can see the sight of iconic Mountain "Tombstone".

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しかし、もう少しというところで、雲が濃くなり、雨が雪に変わってきたため、安全を考慮して登頂は断念しました。
ちなみに後ろに見える山頂は目指すところではありません(笑)
でも、山頂付近はこうした岩山を慎重に歩きます。けっして無理をしないのが山登りの鉄則です。

However, as the cloud became darker and the rain changed to snow, we gave up to go any further for safety reason.
We walked down carefully these rock section. The one of the golden rule in the wilderness is that you act or make decision what you are able to do.

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毎日朝と夕食、そしてハイキングが終わったらスナックタイムをこのシェルターでいただきました。風をしのげるシェルターがあるだけで本当に暖かかったです。
そしてこの絶景の中で食べる食事が絶品です!!史上最高のレストランといっても過言ではありません。

All the meals (and party) were happened at this nice and cozy pre-set shelter.
And the food you eat in this superb view is exquisite! ! It is no exaggeration to say that it is the best restaurant ever.

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キャンプ場は一張ごとに区画されてテントパッド(テント張台)があるので、テントが直接地面に触れることはありません。自然を守り、テント内への雨の侵入を防げる工夫もされています。この山に囲まれながら毎日朝を迎える、そんな夢のような世界でした。

As the campgrounds are compartmentalized and there is a tent pad the tent does not touch the ground directly. This way it helps protect the nature and prevent rain from entering the tent. It was such a dreamy world that you are in this wilderness every morning.

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帰りは来た道を下りますが、3日前とは明らかに紅葉は進んでいました。
紅葉を2度楽しめた、そんなグリズリーレイクトレイルでしたね。

Returning the same trail we have realized the autumn leaves color were much vivid than three days ago.
Felt like we have enjoyed autumn leaves twice.

またいつか日を改めてユーコンにお越しください。その時はまた違った絶景をお楽しみいただけることと思います。
今度はどこに行きましょうかね!!

Thank you very much for sharing this wonderful time with me and I'm sure you all have experienced special time in Yukon wilderness.
The great journey will not have an end!

ガイド:植木 正幸
ヤムナスカ・マウンテン・ツアーズ

Guide: Masayuki Ueki
Yamnuska Mountain Tours


by ymtours | 2017-08-24 05:45 | グループの山旅 | Comments(0)

思い出の人生初バックパッキング・スコーキーサーキット 3泊4日の旅

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こんにちは。ヤムナスカガイドの山田利行です。

今回はグレートセブントレイルズの一つである(http://www.great7trails.yamcanada.com/index.html)スコーキーサーキットトレイルへ山内ファミリーをご案内致しました。
皆様バックパッキングは今回が初めてとのことで、私も出発前から力が入りました。それではウィルダネスの世界へ出発しましょう。

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初日のハイライトは何と言ってもこのヤナギランが咲き誇るお花畑のハイキングでした。
元気なご家族にはキャンプ地に着いた後に、この絶景地へとご案内しました。

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二日目からはいよいよスコーキーバレーの奥へと進んで行きます。
気持ちの良いメドウをぐんぐん進みます。


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リンちゃん一番の関心はやっぱり動物です。
微かな動きや音にとても敏感で誰よりも早く動物の気配を察知、そして激写。
今回はたくさんの動物に会えたね。写真はサービスショット中のマーモットを撮るリンちゃん。

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この絶景にお父さんもテンションマックス。徐々に旅が盛り上がって行きます。

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ロッキーならではの山上の氷河湖も沢山見ることができました。氷河湖の蒼さの秘密覚えているかな?


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ロッジへの歩荷さん達にも偶然遭遇。負けじと私たちも頑張って歩きましたね。

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家族で力を合わせて我が家を毎日設営します。
バックパッキング二日目にしてすでに一日の流れはマスターされていました。流石です。

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一日歩いた後は食べる。
ヤムナスカのキャンプ食はドライフードとは思えない味とクオリティの高さで毎日に必要な栄養が補えます。
この日の献立はマッシュポテトにシェパードパイシチューでした。美味しそう!

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ロッキーのバックパッキングならではの光景ですね。
匂いのするものは全てこのベアハンガーに吊り上げておきます。
一つ一つの作業が新鮮で面白いですね。

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ランチも朝食後に手作り。

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3日目の行程ではハイキング途中に良いランチスペースを発見し、
お茶を沸かしてゆっくりとランチタイムも取ることができました。
静かで何とも心地よい時間です。


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最後のキャンプサイトへ到着しました。ここまで本当に頑張って歩きましたね。

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最高のロケーションのキャンプサイトでリンちゃん大はしゃぎ。
バックパッキングやキャンプ生活にもすっかり馴染んで、一日歩き終えた後も元気いっぱいでした。
お客様の元気な姿はガイドとしても嬉しい限りです。

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いよいよ最終日。あのボルダーパスへ到着すれば、遂にサーキットの完成です。
嬉しいやら、寂しいやら複雑な心境でしたね。

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もう一息ですよ!!

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いえーい。サーキットを無事に完成させ、駐車場まで頑張って歩き通しました。
本当にお疲れ様です。そして、「スコーキーサーキット」完歩おめでとうございます!

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最後はヤムナスカオフィスでお別れの時です。
オフィススタッフ兼ドライバーをしてくれた行田も加わり、記念撮影で締めくくりました。

息子にロッキーの大自然を体験してもらいたいという、ご夫婦の想いが詰まった暖かく、楽しいバックパッキングツアーにすることができました。
リンちゃんも一つ成長できた旅になったんじゃないかな?

また是非、ロッキーにご家族で帰ってきて下さいね。ヤムナスカ一同心よりお待ちしております。

この度はヤムナスカをご利用頂き誠にありがとうございました。

ヤムナスカ・ガイド山田 利行 (やまだ としゆき)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2017-08-15 15:08 | 家族の山旅(特選) | Comments(2)

カナダ山岳協会 ガイド試験9日間 2017/6/17 - 25

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こんにちは、ヤムナスカガイドの植木です。
先日カナダ山岳ガイド協会のガイド試験に挑んできました。
カナダ山岳ガイド協会の試験に臨むためには、事前に十分な登山経験と野外救急法の資格を所持している必要があります。
当社ヤムナスカガイドはいくつかの厳しい資格を所持したものだけが正式にガイドとして所属しています。
そしてこの試験は自分のスキルアップのためにも非常に勉強になった試験でした。

9日間の試験のうち、3日は座学、その他は実際に山に入り実戦形式で試験に臨みます。
それでは、その一部をご紹介します。

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今回試験を行った場所は、カナナスキスカントリーというバンフ国立公園に隣接した州立公園内で行われました。
正直言って、カナディアンロッキーの素晴らしさに改めて気づかされた9日間でした。
バンフ国立公園は超有名でたくさんの方が訪れる有名な場所ですが、その横にある州立公園はほとんど人がいません。
しかし、ここは国立公園には指定されていないものの、負けず劣らず素晴らしい場所です。
上の写真の場所は、Windy Ridgeという場所で、遠くに見える湖がSpray Lakeという大きな湖です。
Canmoreという町から30分くらいしか離れていない場所ですが、軽く3000m弱の標高の山が連なるポイントに来ています。

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ここもCanmoreという町から15分ほど走ったところにある名もなき山からの景色です。
右上一番奥に見えている山が、当社の名前と同じ「Mt. YAMNUSKA」です。
ここも今回の試験会場の一部として使われました。
カナディアンロッキーには、名もなき山は無数にありますが、そのすべてが素晴らしい山でもあります。
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勿忘草(Alpine Forget-Me-Not)

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チョウノスケ草(White Dryad)
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マンテマ(Moss Campion)
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ハゼリソウ科(Silky Scorpionweed)  ※日本に該当種無し

これらの花はカナディアンロッキーの初夏の花として比較的高所に見られる花々です。
特にカナディアンロッキーのマンテマは、高山の厳しい環境下でのみ育つため、写真の大きさに大きさになるまで数十年は要しています。
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試験会場の一部は長~い尾根を縦走する場所もあります。(見えているず~っと先の尾根の先端まで約7㎞歩きます)
ここでの目的は、突然の強い風、切り立った尾根をいかに安全に、快適にお客様を案内できるかを試されます。
また、長い尾根を歩く際に急激な天候の変化を予測し、安全に回避する方法なども学びます。
誰もいない尾根を自分たちだけが歩けること自体、本当に幸せでした。
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試験の大半はオフトレイル(登山道がない場所)で行われます。
山の地形、現在位置、目標ポイント、それらを地図とコンパスと周囲の風景で判断し進む方向を決めます。
山の知識だけではなく、地形を読む力、雲の流れ、太陽の位置、植物の種類から標高と地形を計算し目標ポイントやキャンプ地を的確に早く探していく事がこの試験の大きな目的です。そのうえで安全に楽しくお客様を大自然にお連れする事が我々ガイドの仕事です。

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毎日キャンプは決められたところでするわけではありません。もちろんキャンプ場なんてありません。
安全で適切なポイントを見つけ、テント設営から食事の支度、後片付けなど、自然を壊さずキャンプをすることも試験科目の一つです。
一見楽しそうにしていますが、これは試験最中なんですよ(笑)
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テント場は水場から近く、そして開けたところで万が一増水しても大丈夫なところを探します。

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こうした渡渉(川渡)も試験科目です。
ここをいかに安全に早くお客様を渡らせるか、ガイドの判断力が試されます。


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そして、料理も大切なお客様のおもてなしの一つとして試験科目になっています。
おいしく、簡単に、栄養価の高い食事を早く提供する技術と知識を持つこともガイドとして大切な知識の一つです。
上はお味噌汁にベーコンを焼いたもの、下はパッドタイです。お味噌汁にベーコンとは日本人なら想像しませんが、カナディアンはさすがですね。そしてこれが意外に美味しい!!
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今回のチームメイトです。
みんなすごくひょうきんで楽しく、でもふざけるばかりではなく、全員が非常に志の高いお互いを思いやる素敵なメンバーでした。

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今回の全メンバーとの記念撮影です。
それぞれいろいろな背景があり、経験と知識があり、そのうえで一つの試験に臨むために集まった仲間たちです。
考え方、文化や生まれ育った町も国も違うメンバーが集まり、いろいろな意見を出し合い、お互いを助け合い、団結して臨みました。
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さて、結果は一週間後、合格を祈りつつシーズン突入です!!
自分だけではなく、全員が合格することを願っています。

山のガイドって本当に奥が深い!!そして山の面白さがさらに知ることができました。
これからも技術を磨き、カナディアンロッキーの大自然を安全にご案内させていただきます。
みなさん、カナダでお会いしましょう!!

ヤムナスカ・ガイド植木 正幸 (うえき まさゆき)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2017-06-27 15:56 | ガイドの素顔 | Comments(0)

【ガイドの素顔】春の休暇はウェストコーストトレイル 75㎞ 5泊6日の旅


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こんにちは、ガイドの植木(マサ)です。日本ではちょうどゴールデンウィークの最中の5月5日から、私とガイド仲間の
堀口(シンタロウ)で休暇をもらい、5泊6日のバックパッキングトリップに行ってきました。場所はウェストコーストトレイル、
カナダではトップクラスに入る有名なトレッキングコース、世界トップ10にも選ばれたほどの絶景と高難度のロングトレイルです。
総距離75㎞、今回は5泊6日での挑戦でした。年間降水量が平均1200㎜とカナダでも屈指の豪雨地帯にあり、いつ雨が降ってもおかしくない地域にありながら、今回は全日程が晴れた、まるで奇跡的な工程を完全踏破してきました!!
本当に幸せな、本当に楽しかった経験をさせてもらったウェストコーストトレイルに感謝!!

ちなみに、このブログでは全員呼び名で紹介します。最高の仲間は気取っちゃいけません!!


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出発前夜に泊まった安宿での「シンタロウ」と「マスミ」が食料計画中、豪華でしょ!!「美味しいものを食べる」これ、すごく大事ですよね。  それにしてもベッドの上しかスペースないんかい!!

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さて、スタート地点での集合写真、期待感満載のまだ"現実を知らない"、ひよっこ達のきれいな格好と表情です。今回5人で挑んだ仲間をちょっと紹介しますね。
左から、陽気で今回チームリーダー?的存在、ヤムナスカガイドの堀口(シンタロウ)、年齢不詳で一際オヤジに見える同じくガイドの植木(マサ)、ユーコンから参加の若手のホープ?のリョウタ、元気いっぱいのチーム最年少ムードメーカーのハルヒ、そして一番右がしっかり者で小柄なのにパワフルな頼りになるマスミです。
みんな個性的な人間の集まりで、終始楽しく、助け合い、励ましあいながらの工程でした。


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このウェストコーストトレイルは、75㎞のうち約半分はこうした海岸を歩きます。誰もいない海岸をひたすら歩きます。
ただ黙々と歩きます。そして潮の香りと波の音を全身で感じながら、ただただひたすら歩きます。
この時間が現実から夢の世界に導かれている感じがします。

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シンタロウとマサの朝、これから進む方向を2人で肩を組み遠くを見ながら気持ちを一緒にした瞬間です!!
別に深い関係はありませんので誤解のないように。


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この太平洋の向こうの対岸、そこは日本です!!そう、直線距離で約7500㎞先にある最初の陸地は日本です。
スケールデカすぎです!!

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毎晩キャンプサイトは海岸です。そしてもちろんみんなで火を囲んで楽しい談義をしたことは言うまでもありません。
このひと時が本当に貴重で仲間の大切さを感じることのできた瞬間でもありました。
たき火っていいですね。


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レインフォーレストとは直訳すると「雨の森」、ここはそんな別名がついています。圧倒的な雨量と地球上最大規模の温帯性気候地帯のここは、巨木を生み豊かな原生林を育てます。そんな森の中を歩いていると、人間の小ささに気づかされます。
森の主に圧倒された瞬間です。

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半分は森の中を歩きます。そして、そのトレイルのほとんどはこんな感じのドロ道です。というより、沼でした(泣)
こんな「一般道」とは対照に、比較的水のない歩きやすい道を我々はこう呼ぶようになっていきました、「ハイウェイ」 と。

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どこが道かわかります?実は、水たまりの部分が道で最も歩きやすい部分です。他は底なし沼状態です。こんな素敵な???
ウェストコーストトレイル、病みつきになりそう!!

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海岸に直接流れ落ちる豪快な滝、2日目にキャンプした場所です。凄まじい水しぶきで全体が白っぽく映ってますが、それほどのすごい水量です。景色も天気も最高の2日目、このキャンプサイトは本当に素晴らしい!!


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これ、登山道に見えませんか?そう、これこそが通称「ハイウェイ」というところです。
絶対に迷わない、誰が歩いても「道」とわかる一本道、35㎞地点のこの場所に、突然、初めてトレイルの看板が出現しました。
みんな大爆笑。なぜって?いままで道なき道を進んで一度も無かったからです。 
口々に言いました、「ここに必要?」と。この看板が必要なところは他に山ほどあったんです。


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「一般道」には時頼巨木が横たわっています。何十年もの間、何人の人がこの巨木の下を通り抜けたのでしょう。
そして、この巨木は何人の人を見送ったのでしょう、そんな歴史を感じる場所でした。

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やっとの思いで到着した絶景のキャンプ地。ホッとさせてくれる真っ赤な夕日と、どこか懐かしさを感じる潮の香りと、心地よい音色の波の音が毎日疲れを癒してくれました。連泊できたらよかったねと皆一様に感じる瞬間でした。



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幻想的な風景の中を当たり前のように歩きました。我々以外の足跡がありません。この絶景を独占です。

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まるで松島?と感じる絶景と滑りやすい海岸線を引き潮の合間を狙って進みます。タイミングを間違うとドロドロの森の中を
歩くか回り道がなければ停滞しかありません。これもこのトレイルの難易度を上げる要因です。
そして、そのゲーム性がまた楽しい!!

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このトレイル内には、約40か所のラダーセクション(ハシゴ場)があります。
一つ一つがビル2,3階分はある高さで、最大はビル5階に相当(感覚で)する高さを命綱なし、安全柵なんて当然ない場所を20㎏の荷を背負い、滑りやすい木のハシゴをほぼ垂直に登ります。
落ちたら、、、、、想像できますね。 体力、気力、集中力、それと運、すべてが最大限に必要な瞬間です。

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引き潮の時だけ行くことのできる海岸の洞窟、突如として現れたあまりの光景に”絶句”。光によって七色に輝く海藻と海水で濡れた岩の輝きが一層幻想的な景観を作り出してくれました。ここは満潮になると水深約3mの海の底です。感動して自然と涙が出てしまったほどの絶景に出会うことができたのも、このメンバーがこのタイミングにあわせて歩き通した賜物です。みんなに感謝!!!5日間歩き通した者だけが見ることのできる光景です。
苦難の後のご褒美でした。

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全工程中、4か所に大きな川を渡るためのゴンドラセクションがあります。全員の力を合わせて引っ張り、対岸に渡ります。
ところで、ハルヒ、、、ちゃんと引っ張ってる??


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最後のキャンプ地の朝、このテント場だけが朝日を拝める場所です。名残惜しい最後の朝、この後1時間後に出発しました。
この地点で70㎞完歩しています。残すはあと5㎞、ゴール地点まで気の抜けないことは皆承知の上です。

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後ろに見えるハシゴをおりきって無事ゴール地点に到着しました。皆いい顔していますね。そして、心なしか逞しい顔つきになっていませんか?
ちなみに、後ろのハシゴ、最後にして最強に長くて恐ろしかったです。最後で良かった~~~。
全行程のほんの一部をご覧いただきましたが、いかがでしたか? ぜひ皆さんも挑戦してみて下さい。

私たちはカナディアンロッキーとユーコンを拠点としてハイキングガイドをしています。そんな私たちヤムナスカのガイドは、
各々余暇をこうして別世界を楽しんでいます。経験とは、新しい世界を体験した時、得られるものだと痛感できた一時でした。


ヤムナスカガイド:植木正幸



by ymtours | 2017-06-03 03:58 | ガイドの素顔 | Comments(0)

ロッキーの感動をみんなで分かち合おう! アシニボインハイライントレイル 

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こんにちは、ヤムナスカハイキングガイドのハルヒです。
この暖かいロッキーの夏も終わりを迎えようとしてます。秋の到来が待ち遠しいですね。

さて、今回はハイカーの憧れ「アシニボイン」エリアをご紹介します。

4泊5日のキャンプで行くバックパッキングの旅で世界公募ツアーでしたので、国際的なメンバーとなりました。

みなさんこんなこと思っていないですか?
英語の会話でのツアーだと自信がなく、参加することをためらってしまう。
キャンプをした経験がなく、みんなについていける自信がない。

そういった理由でためらっている方は、今回のツアーを読んでいただいて文化の異なるメンバーとの山旅がどれだけ楽しいツアーかを感じて、参加いただきたいと思います。

ツアーが終わる頃には、みんなが打ち解けあって大きなファミリーになれる、そんなツアーを私たちは目指してます!

今回は7名のメンバー、その中には日本人2人、オーストラリア人、カナダ人と流暢な日本語を話すフィンランド人がいました!
そしてメインガイドのサラと私、セカンドガイドの私、9人での旅でした。

その中の日本人メンバーをご紹介します。

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幸絵(サチエ)さん。
カメラ大好き。アシニボインでは人生の転機を迎え、これからのご活躍を楽しみにしています!
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雪絵(ユキエ)さん。
感性豊かな彼女は影でみんなのムードメーカ!感動の時間をありがとうございました。

さてさて、ここからこの5日間の出来事をみなさんとシェアしていきたいと思います。そこで、この旅の毎日がすごい濃い内容だったので、1日1日にタイトルをつけていきます。そこでみなさんにも何か感じるものがあるといいなと思います。

1日目 カナディアンロッキーに憧れて


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初日はヘリでの入山!
私たちは午後の最後のフライトだったので、ピクニックランチでのんびり。

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ヘリでの入山ではたったの10分ですが素晴らしい景色が楽しめます!ワクワクが止まりません!!

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初めてのヘリコプターでみなさん大興奮でした!!

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この素晴らしい地に降り立ち、カメラのシャッターが鳴り止まない中、メイゴッグキャンプ場に向かいます。
今回のグループはカメラ好きの集まりで、みなさんひたすら撮りまくってました。笑

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月明かりが明るいすっきりとした夜空の中、ナイトカメラツアーに出かけました。
明日天気になぁーれと、明日が待ち遠しいと期待でいっぱいでした!

2日目 ラーチに囲まれて

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この日は高度差と足慣らしで軽いハイキングのワンダーパスに出かけました。
アシニボイン周辺では素敵なデイハイクが出来るところが数多くあり、重たい荷物を持つことなく、
気軽にのんびり過ごすことができます。

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カナディアンロッキーを代表する花インディアンペイントブラシ、
こんな真っ白なのは珍しいです!超興奮しました!!

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遠くにグリズリーベア!!
この日はラッキーなことに2頭のクマちゃんを見ることができました。
どちらも良い距離で見ることができ、安心して写真を撮れました。
9人の大きなグループサイズだと安心ですね。

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マップを広げて、アシニボインエリアを解説しています。さて、明日はどこえ行くのでしょう?

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やはり暑い日には水辺へGOですよね〜。ゆったりとした時間が流れます。

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1日の終わりには湖での水浴びが待ってます。これ、かなり冷たいです。笑

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私たちは足をつける程度で十分です!笑

3日目 ついにやってきた、この時が!

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朝はしっかりストレッチして気持ち良く歩きたいですね。この10分大事です。

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さあ今日も快調にスタートしました!

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この日は待ちに待った憧れの景色が眼下に広がる、ナブレットに登ります。

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言葉が出ません。これは来ないとわからないです。至福の感情が溢れ出ることでしょう!

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ディナーのひと時も旅の楽しい行事の一つです。
笑顔のたえないメンバーで、この時までにはチームビルディングが最高潮を迎えてました。
もうみんなファミリーです!!

4日目 涙だって出るよ

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4日はバックパッキングの初日!
ここから2日間かけて30キロ歩いてサンシャインビレッジスキー場の方へ向かっていきます。
もうアシニボインが遠くなってきました。さようならー、また会う日まで。

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途中でのランチタイムでは今までとは少し雰囲気の違う岩場で、また新鮮です。

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みなさんがんばりました!ポーキュパインキャンプ場到着!
焚き火をしながらのディナー、ラストナイトの宴です!!

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一人一人この旅の感想をシェアしている中、ゆきえさんの感動スピーチ。
なんと、みんなももらい泣き…
さちえさん、ゆきえさん、ここはお二人にとっての "アナザースカイ" になりましたね。
みんなお2人が大好きです!!


最終日 またこの地で会おう!


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この日の核心部、+700メートルという、上り坂が続きます。
登り終えると開けたメドウが疲れを癒やしてくれます。

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シタデルパスまでやってきました!あと残すところも9キロです!

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サンシャインビレッジスキー場に到着!おやおや、ミュールディアがお出迎え!?
今回は動物いっぱい見れました!!


バックパッキングが初めての方たちが多かったけど、皆さんよくがんばりました!
この旅の5日間の一瞬一瞬をみんなで過ごすことで、一人一人を助け合い、友情が生まれました。

さちえさん、ゆきえさん、
初めは不安な面持ちでしたが、お二人が日に日に自信が出てきて、みんなと上手に接していましたね。
勇気と自信!辛い時は、今回の楽しかった山旅を思い出して乗り切ってくださいね!

この度は本当に素晴らしい時間を皆さんと共有することができて私も感謝の気持ちでいっぱいです。

またこの地で会おう!そう約束して旅は終わりました。既にその日が待ち遠しいです・・・
いつも素敵な笑顔を絶やさないでください。

ヤムナスカ・ガイド西牟田 春陽 (にしむた はるひ)
ガイドプロフィールはこちらから

↓上記の山旅記録は以下のツアーで参加いただきました↓
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by ymtours | 2016-08-14 08:08 | グループの山旅 | Comments(0)

アシニボイン・バックパッキング (9/15-9/19)

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今回はガイドのMartinが松原様、加瀬様、新上様をアシニボインへご案内させていただきました。6月下旬に起きた洪水の影響で、下山口が通行止めになっていたため、行程を変更しての山行となりました。

9/15 アシニボイン州立公園 ヘリコプター入山 (レイクメイゴッグキャンプ場泊)
9/16 キャンプ場を基点に日帰りハイキング (レイクメイゴッグキャンプ場泊)
9/17 キャンプ場を基点に日帰りハイキング (レイクメイゴッグキャンプ場泊)
9/18 縦走日 (ブライアントクリーク・シェルター泊)
9/19 Mtシャーク下山
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▲初日は晴天の中、ナブピークを目指しました。バックには名峰Mt Assiniboine(3618m)がそびえています。
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▲時間を忘れての山旅。最高の贅沢です。
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▲天候は不安定でしたが、3人のパワフルな明るさがとても楽しくガイドさせていただきました。
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▲Larch(カラマツ)の黄葉も始まってましたね。
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▲マウント・アシニボイン。様々な姿を見せてくれました。

最後にMartinから英語でのメッセージも投稿します。

Even though we had a challenging weather after a perfect sunny first day, the adventurous and enthusiasm of our group made it a wonderful trip! Thanks Megumi, Mami and Toko! We'll see you again!

(初日の快晴の後から天気は不安定でしたが、グループの冒険心と3人の明るいパワーで素晴らしい山旅となりましたね!メグミさん、マミさん、トコ(トシコ)さん本当に有難うございました!またロッキーでお会いしましょう!)

※グレート・セブン・トレイルズ、あと6つとなりました!
残りの6つのコースも素晴らしいトレイルですのでぜひ完全制覇を目指してまたお越しください!
【関連リンク】 グレート・セブン・トレイルズ


Yamnuska Guide: Martin Lefebvre
by ymtours | 2013-09-15 18:03 | グループの山旅 | Comments(4)

クルアニ国立公園 カスカウォルシュ・グレーシャー・トレイル・バックパッキング 6日間

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 ガイドの石塚です。ユーコンの大・大・大のリピーターである大塚様、島袋様、今尾様、大城様の4名様と一緒に、カナダ7大トレイルの一つである、クルアニ国立公園、カスカウォルシュ・グレーシャー・トレイル・バックパッキングの旅へ行ってきました!
 実はこの4名様、カスカウォルシュ・グレーシャー・トレイルを歩くのが二回目でして、大塚様はグレート・セブン・トレイルズで日本人初の7大トレイル達成者でもあります。(前回の旅の様子はこちらからご覧頂けます。
 いくつもの湿地と氷河の溶け水の流れる川を超え、グリズリーやオオカミなど野生動物の気配をビシビシと感じながら歩く6日間の旅。 最終キャンプ近くから見えるカスカウォルシュ氷河は、全長約65km、幅は3km~6kmと巨大! しかし、ユーコンは本当に広い。私もますます好きになりました。では旅の様子をご覧下さい!
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どこまでも続くような広大な世界を5人だけで満喫。
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至る所にフレッシュなグリズリー・ベアの足跡が!!
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湿地を歩くのも一苦労ですが、ロング・スパッツとしっかりとしたブーツがあれば安心です。
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オオカミの足跡! つい最近のもののようですが...
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グリズリーのフレッシュな痕跡。バッファローベリーを食べまくっているようですね。
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まさにユーコン!と言いたくなるような景色の連続。
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もっとも大変なのがこの徒渉。氷河の溶け水は本当に冷たいのです...
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カスカウォルシュ氷河まであと少し!
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巨大なカスカウォルシュ氷河がすぐ近くまで迫ります。
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今回の旅の最高地点!かなりの高度感でしたね。
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チョウノスケソウの輝く草原地帯をのんびりと歩く。
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ブリオンクリークではチョウノスケソウのベッドの上でキャンプ。本当に贅沢な時間です。
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ポプラの黄葉も素晴らしいタイミングでしたね。
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たどり着いた先きには神秘的な世界が広がっていました。

 大塚様、島袋様、今尾様、大城様、改めて今回も大変お世話になりました。来年はカナディアン・ロッキーですね!お会いするのを今から楽しみにしております。

 石塚体一
by ymtours | 2012-09-11 01:19 | グループの山旅 | Comments(3)

【グレート7トレイルズ】Tombstone Trail バックパッキング!

 ヤムナスカの石塚です。カナダ大のリピーターであり、数々のカナダの魅力的なバックパッキング・トレイルを歩かれた経験のある、大塚様、今尾様、大城様の3名様と、グレート・セブン・トレイルズ(以下>G7T)の一つである、極北ユーコン「トゥームストーン・トレイル(Tombstone Trail)」を歩いてきました!
 (この3名様、昨年は同じくG7Tの一つである「カスカウォルシュ・トレイル」を制覇した強者でして、その時のブログはこちらからご覧頂けます。)
 トゥームストーン・トレイルはG7Tの中でも最も難易度の高いと言われるトレイルですが、皆様、ユーコンのワイルドな自然を存分に味わいながらも無事に完歩! そして、な、なんと、今回のメンバーの大塚様はこのトレイルを制覇したことで、日本人で初めてのG7T完全制覇第一号となられたのです! G7T完全制覇第一号の特集は後日G7Tのウェブサイトで行いますので、ご期待ください!
 天候はあまり優れず、トレイルコンディションは決して良くなかったのですが、ユーコンのツンドラ紅葉のタイミングはばっちりで、素晴らしい景観を堪能することができました。
 大塚様、今尾様、大城様、改めまして、今回はヤムナスカのツアーに参加して頂きまして、誠に有り難うございました。来年は三たびユーコンの旅ですよね! 素晴らしいプランをご提案させて頂きますので、ご期待ください。
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4日分の食料と燃料を持って、トレイルヘッドを出発。
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極北のパタゴニアと呼ばれるトゥームストーンの山並み。
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グリズリーレイクのキャンプサイト。
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グリズリーレイクを背にグリズリー・パスを登る。その先に待つものは...
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パスを越えた先では、言葉にできないほどの絶景が私達を迎えてくれました。
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山の中で出会った雷鳥。
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朝食の雑炊。美味しかったー
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ヤムナスカ名物の「バックパッキング海苔弁」
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マウント・モノリスの朝焼け。
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ツンドラ紅葉はバッチリでした!
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赤く染まった北極樺やブルーベリーの低木の中を歩く。
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無名峰に登頂して地衣類のベッドでお昼寝。私達だけの贅沢な時間。
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北極樺やブルーベリーの赤、ウィローの黄色、トウヒの緑、そして地衣類の白のコントラスト。
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無事達成! G7T完全制覇の大塚様と記念撮影。
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G7T達成者のみに送られるピンバッジ!早速大塚様にお送りさせて頂きます。
by ymtours | 2010-09-09 13:24 | グループの山旅 | Comments(4)

世界遺産 2009クルアニ国立公園 バックパッキング

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↑黄色に色づき始めたポプラに氷河を抱くクルアニの山々

ヤムナスカガイドの小泉です。
極北のホワイトホースより、ユーコンの秋をお届けします。
今年のユーコンは大盛況でした。
皆様さまざまなツアーに参加され、赤や黄色に染まるユーコンの地を楽しまれたようでしたが、その中でも最も過酷でワイルドなバックパッキング・ツアーの様子をお伝えします。

舞台はユーコン準州西部、アラスカと国境を接するクルアニ国立公園。
5959mのカナダ最高峰・マウントローガンをはじめとする4000~5000m峰がひしめき合い、巨大氷河が谷を埋め尽くす最後の秘境と呼ぶにふさわしい国立公園です。

その大部分を氷河に覆われた国立公園なので、人間が自らの足で入っていける場所はごくわずかです。
その中でも距離が短く、絶景が堪能できるコースとして人気の、スリムズリバー・ウェスト(カスカウォルッシュ氷河)に、カナダ大好きの女性4人組をご案内。

リーダーの大塚様をはじめ、今尾様、島袋様、大城様は昨年、カナディアンロッキーのカナナスキス・ハイランドのバックパッキングを楽しまれたようでしたが、今年はよりワイルドな地を求めてユーコンへ。
涙あり笑いありの珍道中。手つかずの大自然の中にどっぷりと浸かった6日間でした。カナナスキス・ハイランドの様子はこちら

今回のバックパッキング・コースのご案内はこちら

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↑見て見て!この大きなザック!と自慢げに見せ合いっこをして、いざ出発です。

このコースはカスカウォルッシュ氷河先端近くにあるキャンプ場まで22.5kmを1泊2日でアプローチをし、ベースキャンプを設営、丸2日間の日帰りハイキングでワイルドなクルアニを満喫するという5泊6日の行程です。
途中の1泊はキャンプ場がないため、安全で水の確保できる場所を選んで、自由にキャンプを設営します。

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↑1泊目と5泊目はこのような場所でキャンプを楽しみました。
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↑周辺の枯れ木を集め火をおこし、チョウノスケソウのベットにテントを張ります。

ベースキャンプまで22.5km。ほぼ平坦な道のりですが、所々湿地帯や沢が出てくるので、サンダルに履き替えて渡渉をしなければなりません。最初はおっかなびっくりでしたが、徐々に回数を重ねるうちにコツをつかんできたようです。

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↑悠々と流れるスリムズ河
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↑頑張って最終キャンプを目指します。

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↑氷河が徐々に近づき、まもなく最終キャンプ場に到着です。

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↑国際色豊かな最終キャンプ場。
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↑キャンプ場前に広がる絶景。ここを拠点に丸2日間おもいっきり楽しみます。

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↑朝5時半、眠い目をこすりながら刻一刻と色を変える朝焼けを撮る。
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↑早起きは三文の徳?


3日目、4日目はベースキャンプを拠点に日帰りハイキングを楽しみます。
カスカウォルッシュ氷河を求めて・・・

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↑1日2回、しびれるほどに冷たい渡渉が待っています。
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↑あちこちに広がるチョウノスケソウの群落。一面に広がる綿毛には大感動でした。
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↑オブザベーション・ピークのへの登り。色とりどりの紅葉に囲まれています。

お昼過ぎ天候が悪くなり、雨が降り出した。
巨大氷河カスカウォルッシュは見ることはできなかったが、ふと見上げると綺麗なウラシマツツジの紅葉が・・・
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日帰りハイキング2日目は別ルートで氷河末端に接近を試みた。

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↑半端ない数のグリズリーベアの足跡を発見!
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↑カスカウォルッシュ氷河の末端部分。静粛な空気が流れ、ぴーんと張り詰めた氷河湖に氷河がぷかぷかと浮かぶ。
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↑氷河湖を望む丘の上でランチタイム。

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↑最終日、よりいっそう色づいたポプラの木々に満面の笑み。

大塚様、今尾様、島袋様、大城様、この度はユーコンのバックパッキングツアーにご参加くださいまして、誠にありがとうございました。
帰国前に皆で誓い合った”来年もユーコンに行こう!”の合言葉。
我々、ユーコン支店も万全の体制で、来年のバックパッキングをサポートさせていただきます。
来年は是非、真っ赤なツンドラ紅葉に染まるトゥームストーンを歩きましょう!

ヤムナスカガイド・小泉
by ymtours | 2009-09-29 07:55 | グループの山旅 | Comments(5)