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新プロダクト『GREAT HIKES JAPAN』公開!

 本日、私たちの新しいプロダクトである『GREAT HIKES JAPAN』を公開致しました。
 アメリカのアパラチアン・トレイルをモデルとした、日本で初めての本格的なロングトレイルである『信越トレイル』。長野県と新潟県の県境に続く関田山脈を舞台とした、まったく新しい山体験を、カナダ、アメリカだでなく、世界中の人々へお届けします。
 カナダで暮らす私たちにとって、日本の山を世界へ紹介することは、長く思い続けて来た夢の一つでした。日本には素晴らしい山域がたくさんありますが、里山とそこに今なお続く里山文化こそが、日本が世界に誇れる最も魅力的なものの一つであると考えています。日本の山と伝統文化、そして地元の人たちのふれあいを通して、世界中の人々へ日本の山の素晴らしさを伝えていきたいと考えています。
 さあ、JAPANESE CULTURAL EXPERIENCEの幕開けです!

GREAT HIKES JAPAN WEB SITE
http://www.greathikesjapan.com

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by ymtours | 2015-02-27 09:03 | お知らせ | Comments(0)

冬のお祭り。

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ヤムナスカガイド谷です。

皆さんお元気ですか?
バレンタインデイも終わり2月も後半戦突入ですね。
僕の方はというと最近までバンフの街のど真ん中でアイスクライミングのインストラクターをしていました。
年始から2月半ばまで毎週末レイクルイーズとバンフの街でBanff Snow Dayという冬の祭典をしており、期間中は氷の彫刻やレイクルイーズでアイススケート、音楽の催し物など、大人から子供まで楽しめるイベントが盛りだくさんでした。

その中でも人気があるのがこのアイスクライミング体験コーナーで、
やはりここは世界一のアイスクライミングエリア、『ここでアイスクライミングしないなんてハワイに行ってサーフィンしないようなものだよ』シニアガイドがお客さんに言うように、客足が途切れることはありません。
さらに驚いたのは参加者の約7割は12歳以下の子供たち、彼らはまるでジャングルジムを競って登るかのように我先に頑張って登っていました。将来素晴らしい登山家がこの子たちの中から出てくることはもちろん、大人になってもクライミングや登山を通じて自然や人にやさしく、人生を豊かに過ごしていってほしいものです。
こうやって次の世代にアプローチできること、とても素晴らしいですね。

さてロッキーもようやくスキーシーズンが始まりそうです。

皆さん、『えっ』と思われるかもしれませんが、気温が高くなり、雪が安定してくるこれからの時期がロッキーのスキーの最盛期です。氷河スキーが最高です。
パウダースキーではなく歩くスキーが好きな方は是非ロッキーの歩くスキー、おすすめですよ。
僕もスキーガイドの申し込みのため北米のスキー登山歴が必要なので、今度はスキーに忙しくなりそうです。


ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
ガイドプロフィールはこちらから


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by ymtours | 2015-02-21 08:43 | 「マウンテンガイド」への道 | Comments(0)

ニュージーランドアルパインチーム

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ヤムナスカガイド谷です。

2月に入りカナディアンロッキーも比較的暖かい日が続いています。
節分が過ぎ皆さんいかがお過ごしでしょうか?
最近のアルパインガイドのトレーニングの間に山の中で色々な出会いがあったので少し紹介したいと思います。
少しマニアックな話になりますのでご了承ください。

このニュージーランドアルパインチームは現在、18歳~24歳の12人の若者で形成されており、
ニュージーランド(以下NZ)の山岳団体やマックパック、アイスブレーカーなどの企業がサポートして運営されています。
そして指導者はNZの中のトップクライマー8人がボランティアで指導者となり彼らを一人あたり3年間という期間でNZのMtクック周辺を含め世界中の山に学びに出かけていくという教育プログラムです。

NZは知っての通りエベレスト初登頂者のSirエドモント・ヒラリーを輩出した登山先進国です。
どうしても危険と思われがちで若手が育ちずらいアルパインクライミングというジャンル。
それをNZのたくさんの人たちがサポートし、チームとして海外で素晴らしい登山をするという話を聞きとても刺激を受けました。
去年はパタゴニア、アラスカ、シャモニー、そしてこの冬のカナディアンロッキーに訪れたそうです。
今年はこのあとヨセミテ、バカブーズ(カナダ)の山行が計画されているようですね。
この名だたる山域の中に二個もカナダが選ばれているって本当にすばらしいところに住んでいるんだなと改めて感じます。

北米にも世界最高のクライマースティーブハウスが作った、「アルパインメンター」という同じようなシステムはあるのですが、国の代表という形まで成長できてないとカナダのガイドは言っていました。
さらにカナダでもこのような次世代を育てるしっかりしたシステムを作りたいも言っていましたね。

実は日本でも各登山団体がだしている有望な登山計画に対する補助金制度などがあり、
そして富山にある、独立行政法人登山研究所のように若手育成の施設もあります。
素晴らしいことです。さらにこういうプログラムが日本でも出来れば、若い人たちがもっと羽ばたいていくんじゃないかなと思います。彼らはお金がありませんからね、なかなか海外登山の計画も立てずらいんですよね。自分がそうでしたから(苦笑)
このようなプログラムがあればもっと海外登山が身近になり、日本が世界に誇れる人材が育っていくんじゃないかな、なんて思いながら話を聞いていました。

僕は縁があってNZで、MTクックとMTアスパイアリングという山を登っています。
あれだけ凄い山があるのにさらに次世代に海外登山まで経験の機会を与えてくれるなんて
改めて感心しました。

彼らは夏にもカナダに来るようですので僕も負けないよう、楽しく登り続けたいな。
そう感じた今日この頃でした。

では。

ヤムナスカ・ガイド谷 剛士 (たに たけし)
ガイドプロフィールはこちらから

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Mtクック(NZ最高峰)から見たMtタズマン。素晴らしい朝焼けでしたねこの時は。
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Mtアスパイアリング(南半球のマッターホルン)の頂上の写真です。やはり20代半ばなので若さを感じます。
7年もたつと老けますね。笑

冒頭の写真はNZの若手クライマーがポーラサーカスというルートを登っている写真。

by ymtours | 2015-02-07 08:23 | 「マウンテンガイド」への道 | Comments(0)