<  2007年 09月   >この月の画像一覧

  • Jasper to Banff カナディアンロッキー縦断ツアー
    [ 2007-09-29 03:50 ]
  • シャドウレイクロッジ、そして第一発見者に。。
    [ 2007-09-28 03:46 ]
  • Day Hiking in the Canadian Rockies
    [ 2007-09-09 04:39 ]
  • レイクオハラ&アシニボイン! ロッキーの二大絶景地をハイキング
    [ 2007-09-07 11:19 ]
  • アシニボインでのハイキング&撮影ツアー
    [ 2007-09-07 07:58 ]
  • 車椅子でのサンシャインメドウハイキング!
    [ 2007-09-07 06:37 ]

Jasper to Banff カナディアンロッキー縦断ツアー

 ヤムナスカガイドの石塚体一です。
 先週、神奈川県からお越しの中原様ご一行12名様によるジャスパーからバンフまでの縦断ツアーを行いました。この中原様、実はカルガリーに住む僕の友人のご両親でして、昨年の夏にキャンモアでお会いした時、中原様より「友人と一緒にカナディアンロッキーを訪れたい。」というお話を伺いまして、ついにこの秋に実現となったのであります。
 中原様ご一行は始めにカナダ西部、ヴァンクーバーやヴィクトリアを観光された後、VIA鉄道にてカナディアンロッキーの北の玄関口であるジャスパーへ到着。ここから専用バスにてバンフまでのロッキー縦断がスタート。
 ジャスパーエリアではエディスキャベル、ウイッスラー山でのハイキングや周辺の観光を行い、その後バンフまでの約300キロの大縦断です。ジャスパー、レイクルーズを結ぶ大絶景のアイスフィールドパークウェイを走り、ロッキー最大の氷原「コロンビア氷原」から流れ出るアサバスカ氷河や、数々の美しい氷河湖に立ち寄りながらのドライブ。最後は黄葉がベストタイミングであったラーチバレーでのハイキングを行いました。
 中原様のグループは皆さんとても素敵なメンバーで、最後まで本当に楽しくツアーを行うことができました。今回は秋のカナディアンロッキーを満喫しましたが、ぜひ次は初夏、花のロッキーにご案内させて頂きたいと思います。
 改めて、ありがとうございました。 今回のツアーで撮影した写真を数点アップしましたのでご覧下さい。
ジャスパー駅にVIA鉄道が到着! ヴァンクバーからは一泊二日の行程です。

Mt.エディスキャベル、エンジェル氷河までのハイキングにて。目の前に迫る氷河の迫力!

エンジェル氷河から崩れ落ちてきた氷河に触ることができました。

ウイッスラー山の山頂付近。ここからはジャスパーの町とその周辺の谷を一望できます。

アサバスカ氷河の氷上を目指して極寒の中を歩きました。この時は寒かった〜。

ペイトレイク。この時ちょうど太陽が顔を出し、湖面はとても美しく深い青色へと変化しました。

神秘的な色に輝くモレーンレイク。ここからラーチバレーまでのハイキング開始です。

この日は昨夜積もった新雪の中でのハイキングとなりました。雪をかぶったテンピークスの山々とラーチ(唐松)の黄葉、そして青空! 奇跡的な一日です。

午後には太陽に照らされて雪も落ち、森は黄金色に輝きだしました。

最終日は中原様のご子息のお家で寿司パーティー! 彼は寿司職人なのです。久しぶりにたらふくお寿司を食べました。(笑)

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by ymtours | 2007-09-29 03:50 | 山行記録 | Comments(2)

シャドウレイクロッジ、そして第一発見者に。。

ヤムナスカガイド秋山です。

今回のツアーは、自分にとって今夏最後のものであり、無事に今年の夏のハイキングシーズンを終えました。ツアー報告の前に、関係各位の皆様へお礼を申し上げます。ありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。

さて、今回のツアーは8月下旬に行ったものと似ていますが、最後のハイクアウト部分が異なるツアーでした。早速旅の様子をどうぞ!

お客様は千葉からお越しのキャロットケーキ(以下CCさん)ご夫妻。なんとロッキーは9回目、ずーとヤムナスカを利用して頂いている、ロッキー、そしてヤムナスカファンのお二人です。

ご案内するコースは山中3泊4日でロッジをまわるものであり、具体的にはバンフ国立公園内、大陸分水嶺に沿ってハイキングをしました。

1日目 Healy Creek~HealyPass~EgyptLakeShelter

朝起きると外は雨、気温も低かったのでこれは上は雪かなーと思い、CCさんのいるバンフへ向かう。ホテルを出発し、トレイルヘッドまでは約20分、山道を登っていくと雨は雪へ!
ということで、この日は出発時からずーと雪でした。でも、雨よりは雪のほうがずーと楽。ぬれなくてすむし、景色は素晴らしくなるし。ある意味ラッキーでした。

ハイク中は、名前は不明でしたが大き目のフクロウが飛んでいるのが見えたり、雪化粧をした山々をみれたり、普段あまり見ることのできないロッキーを楽しみながら、1日目の宿泊地のEgyptLakeShelterに到着。
今回の荷物は、アシスタントの治郎が運んでくれました。サンクス治郎。実は前回のツアーも治郎がポーター、専属です。

夕食は、手巻き寿司。ご飯も美味しく炊け、具材も豪華で満腹の夜でした。ご飯中はもちろんコカニービールで乾杯。


雪化粧をした山々

手巻きすしの具材

手巻きのテクも美味しさの一要素


2日目 EgyptLakeShlter~ShadowLakeLodge

この日は、ShadowLakeLodge方面への縦走日。2300mの峠越えがあるので、雪を心配していましたが、案の定多くの雪が残っていました。最深部で約30cm。このまま根雪になるのでしょうか?
WhistlingPassにあがる途中に、前を歩いていたハイカーが止まって写真撮影をしており、何か?と聞いたところ、ムース、しかもオスとのこと。我々も指差す方向を見ると木の向こうにシルエットでムースが見えた!この時期のオスのムースは立派な角を持っており、個体数も少ないので、見ることは珍しい。またまたラッキーでした。
その後、峠にあがり、さらに向こう側に行くまでムースの足跡と一緒に歩いていました。やはりムースも登山道を使うんですね。

天気はまずまずでした、我々の左側にある分水嶺を形成する山々は高山なので、そこに雲が引っかかっているのが良くわかり、右側は晴れ渡っている面白い天気でした。

峠からは徐々に雪も少なくなり、景色の良い場所でご飯を食べ、16時にLodge着。ドイツ人の団体と我々、日独同盟って感じでした。


WhitlingPassからの1枚

ちなみに8月下旬の同じ場所から

3日目 ShadowLakeShore
この日は朝から雨、朝焼けを撮りに行こうと早起きしましたが、明日に期待ということでキャンセル。美味しい朝ごはんを食べた後は、このエリアの主峰、Mt.Ball(3306m)の麓までのハイキングへ出発。

雨はぱらついているものの、森の中なのであまり気にはなりませんでした。むしろいつも以上にじっくりと森を観察できたので、雨も悪くないなと感じましたね。
Mt.Ballの麓に着くも上はガスがかかって視界がなかったので、予定を早く切り上げて、Lodgeに引き返すことに。LodgeにあるLivingスペースで、地図を見たり写真を見たり、昼寝をしたりして、のんびりと午後を過ごしました。
明日は最終日で、長いハイキングとなるので、ある意味良い休息日となりました。

ロッジ滞在者はなんと我々のみ、そう9月末でこのロッジはしまるので、我々が最後のお客さんでした。ちなみに、自分もこれが最後のツアーなので、CCさんにとっては最後づくしの旅でしたね。


ここのご飯はいつも美味しいっす。

4日目 Lodge~GibbonPass~TwinLakesTrail~HWY1

あっという間に最終日、やはり朝は雨が降っていたので、今回も朝焼けはお預け、自分は7回ほど来ているが、一回も朝焼けに当たらない。んーこれも運命。

朝食後、ロッジのかたがたにお礼をいい、早速出発。
今日は峠越えがあり、14kmも歩くので頑張る日。
登山道をあがっていると、上から国立公園の職員が降りてきて、「17歳の男の子が昨晩から行方不明なので、もし見かけたら連絡してね」とのこと、確かにヘリコプターが変な動きで飛行しているし、自分らの前にも国立公園の職員っぽい足跡があったりして、なんだか大騒動っぽい。
もちろん、情報があればということを約束し、自分らはハイクを再開。

峠では雪が降りしきる中を歩くも、気温はそんなに低くないし、なんといっても唐松の黄葉!
本当に綺麗だったなー。夏の最後、CCサン達にとっても最後の日にこんな綺麗な景色があるとはねー。ご褒美でした。
無事に峠を越え、TwinLakeの湖畔でランチをとるころには、雪もやみ、のんびりとご飯タイム。そういえば、ヘリコプターもまだ旋回して、まだ見つかっていないんですかねー、なんて話しながら、ランチ終了。あと3時間弱の残りのハイクを楽しむべく出発。

30分程歩くと、トレイルの反対側の小川をハイカーが歩いてくるのが見える。ハイカーの割には荷物も持っていなく、トレーナー1枚。歩き方もなんか変。背格好も国立公園の職員が話していた少年と似ている。んー??もしや!!

近づいて一言「Are you Ok? 」、少年が「No I got Lost」。
ということで、行方不明だった少年を発見しておきました。名前を聞いたり、怪我の様子を聞いたりしたが、一晩雨の中さまよった割には元気で、CCさんのお茶と、お菓子をわけあたえ、一息つく。
自分は、国立公園に無線を発信したがつながらず、どうしようかと思っていると、運よく職員が向こうから歩いてくるので、「探し物はここだよー」っと。
その後は職員に少年を引き渡し、自分の情報を教えて、無事今回の捜索は終了。
最後の最後にハプニングに遭遇しましたが、これも我々にとってはある意味思い出深いものになりましたよ。

その後は、ロッジポールパインの山道を下り、無事下山。
あーと言う間の3泊4日でしたが、黄葉、雪、ムース、レスキューと様々なイベントがある、楽しい山旅でした。


唐松の黄葉は最高潮

最高潮パート2

この直後、第一発見者となりました。

CCさん、9回目の訪問ありがとうございました。
是非とも来年も宜しくお願いしますね。
そして、例の件もすすめますよー。

文、写真 秋山裕司

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by ymtours | 2007-09-28 03:46 | 山行記録 | Comments(2)

Day Hiking in the Canadian Rockies

こんにちは、八牧励です。今回は日本よりお越しの佐藤様ご夫妻、カナダはCanmoreに在住の堀川様ご夫妻とご一緒に8月13日より3日間、バンフ及びヨーホー国立公園へ日帰りハイキングに行って参りました。

初日 8月13日/天気:晴れ→曇り
Canmoreにて堀川様ご夫妻と待ち合わせ、Highway1をJasper方面へ走ること約1時間半、Moraine Lakeへ到着しました。ここで、Moraine Lake Lodgeに滞在している佐藤様ご夫妻と合流しました。目指すはLarch Valleyのさらに奥、Mt. TempleとPinnacle Mt.の鞍部、Sentinel Pass。朝の涼やかな空気の中、登山道沿いに咲くFringed-Grass of Parnassusを横目に見ながら湖畔より続く樹林帯から徐々に高度を稼いでいきます。途中の急登も滑らかなSwitchback(急な勾配を緩和するためのジグザグの道)を切りながら軽快に進むこと約1時間、やや平坦な場所に出ました。気がつくとMoraine Lakeははるか下、先ほどまで天高く覆いかぶさるように見えていた対岸の氷河がすぐ目の前に見えます。このあたりから、その名はLarch Valleyの由来となったlarchが顕著になりはじめました。さらにしばらく進むと目の前がパット開け、淡緑色の丘の向こうに無機質な黄色の岩稜の峰が顔を出し背後にはいつのまにか3,000m級の頂が我々を囲むように聳えていました。その丘を越え、Minnestimma Lakesのほとりで一休み。ここまでくるとPassまではあと少しです。Minnestimma Lakesより夫婦2人3脚、お互いを励ましあいながら、途中目を見張るfireweedの群生に足を止め、30分ほどでPassに到着。振り返るとMinnestimma Lakesは水たまりのよう。

向こう側の斜面を覗くとなんとそこにはいくつもの奇怪な岩塔がそびえていました。永い年月が施す一種未完の芸術作品。後々の姿に思いを馳せ、ロッキーの峰々を過ぎる時折肌を刺すような冷気を感じつつ食事をとりました。
帰路はTen Peaksの峰々を見比べ、お気に入りの山を選びながら、また両側に咲く高山植物を愛でながら歩きました。秋には一面に広がるlarchが黄色に染まり、真っ白な雪が天を貫くようにそびえる山々を艶やかに覆い全く異なる景色が広がります。今度はぜひ秋にもお越し下さいませ。堀川様、佐藤様、本日は楽しい1日をありがとうございました。

2日目 8月14日/天気:快晴
佐藤様ご夫妻との待ち合わせのためにMoraine Lakeへ向かう途中も雲ひとつない空が続いています。本日のもう一人のガイド、小泉優と共に最高のハイキング日和となることを期待しつつ、再び1号線を北上しました。Moraine Lake Lodgeで待ち合わせ、まずはConsolation Lakeへ向け歩き始めました。岩の尖塔、Tower of Babelから続くガレ場を通過すると深い森の中へ入ります。左袖を沢が勢いよく流れ、その時折大きくなったり小さくなったりする音と並走しながら静かな樹林帯の中を進みます。森林浴を楽しみながら歩くこと約1時間、大きな岩が無数に横たわるその奥に、Consolation Lakeの湖面が見えてきます。太陽の光線を全面に受け、それは見事に輝いています。後方にはQuadraとBidentの3,000m峰が悠然と腰を下ろしている見事な光景です。
1時間歩いただけでこれだけの風景に出会えることに感嘆しつつ湖畔でゆっくりと時間をとり、再びLodgeへ戻りました。
午後はLake Louise Gondolaに乗車。天気が良かったのでGondolaではなくChair Liftに乗り、そよ風を受けながらスキー場中腹に降り立ちました。冬は白銀の斜面に今はヤナギランが群生して、風に桃色の波を起こしながら私たちを楽しませてくれます。私たちが立つ斜面の向かいにはエメラルドグリーンのLake Louise、さらには氷河をバランスよくのせたMt. Victoria、Mt. Temple、そしてずっと南にはMt. Assiniboineまで見ることができました。
下山後は、Lake LouiseのSamson Mallでショッピングを楽しみ、今晩、佐藤様ご夫妻がご宿泊されるEmerald Lake方面へ向かいました。途中、カナダ大陸横断鉄道(CPR)がKicking Horse 峠を越える難所、Spiral Tunnelのviewpoint(展望所)に立ち寄りました。当時の技術を結集し、それ以前の線路の斜度を半分ほどに削減することに成功した横断鉄道史の金字塔でもあります。待つこと40分、長さ1kmはあるだろう貨物列車が上段のトンネルに侵入すると、やがて下段のトンネルから先頭車両が姿を見せました。なるほど、列車が通ると確かにスパイラル(螺旋状)になっていることがわかります。Spiral Tunnel Viewpointを後にして、次はFieldのInformation Centerで展示物などを見学し、Fieldの街を車で一周しました。カントリー調のかわいらしい建物が並ぶ素敵な街並みでした。続いては、Natural Bridgeです。河の流れが大岩に穴を穿ち、ちょうど橋のようになった自然の造形物です。高山植物の姿形もそうですが、自然の造作が最も優れたデザインを生み出すのでしょうか。
そしてまだ日が長いロッキーの太陽があがっている間に、Emerald Lakeに到着しました。ハイキングは午前中だけでしたが、盛りだくさんの1日、どうかゆっくりとお休み下さい。そして明日もまたよい天気になりますように。


3日目 8月15日/天気:再び快晴!
本日も小泉優と2名でご案内です。Emerald Lake より車でYoho Valley Road を北上して、その末端の駐車場に移動しました。まずはTakakkaw Falls(Takakkawとは先住民の言葉で「素晴らしい」という意味)へ。この滝は落差約250m、この時期は融解した水と相まって特に水量が豊富です。近づいてみてもはたしてどれくらい大きいのか周囲に比較対象もなく、その水の落下から生じる轟音に圧倒されるばかりです。百メートルほど先でも、水しぶきが薄煙のように漂ってきます。ここから今日の行路は始まります。Yoho Passを越えてEmerald Lakeまで戻るのが今日の道のりです。Yoho Valley Roadを横切り低木の間を抜け少しずつ高度を上げていきます。滝の音はまだ大きく聞こえますが、1時間もすると滝の上部が目線の高さほどに感じられます。ずいぶんと上がってきました。登山道もYoho Valleyに沿って続くゆるやかなものなります。この先、少し歩くと氷河が見えてくるはず。まだかまだかと思いながらも足を前に運び続けているとMoraine地形が姿を現しました。氷河は近い。Moraineのつくる丘陵に乗るとその先に、上方の斜面に張り付く見事な氷河がみえました。横に大きく広がる氷河は意外なほど近くに見えます。ようやく顔を出した氷河を飽かず眺めながら、カナディアンスタイルのボリューム満点の昼食をとりました。
昼食後は歩いた道を少し戻り、Yoho Lakeへ。今度は左手に見えるTakakkaw Fallsに時折足を止め、少しずつ歩を進めます。登山道の先に姿が見えるWapta Mountainの麓に湖はあります。Yoho Lakeには13時頃到着しました。周囲を森に囲まれた静かな湖です。ここからEmerald Lakeまでは5km弱、Yoho Passを抜けるとあとはほぼ下りになります。倒木を避けながら下っていくと、今度は別の滝が。前方に張り出した岩壁から勢いよく水が流れ落ちています。氷河が源流のこの水も斜面を下り、Emerald Lakeへと流れ込み、あの神秘的な色を醸し出す役割を担っています。登山道もその流れに寄り添うように曲がりはじめ、ようやく湖の扇状地に辿り着きました。しかし、行く手を沢が阻んでいます。水は網目状に流れどうにも水を避けて先に進むことができません。最適のルートを探しに行こうとすると、佐藤様のご主人から「最近は靴が良くなっているから少しくらい水に入っても大丈夫」と頼もしい言葉をいただきました。思い切りよく、できるだけ浅いところを渡ることを決意して、何度目かの渡渉を終えると湖へまっすぐ続く道に乗りました。私たちの前に湖が再び現れたのは出発してから6時間。道沿いに設置してあるベンチに腰を下ろし、陽射しによって少しずつ変化していく湖面の彩を楽しみました。1日の終わりにゆっくりと湖畔をまわり、朝出発したEmerald Lake Lodgeに戻ってきました。
佐藤様はこの後も数日をカナディアンロッキーで過ごされるとのこと。楽しい思い出をたくさんつくられることを心より願っております。そして来年もぜひカナディアンロッキーを楽しみにいらして下さい。
皆様、3日間、本当にありがとうございました。

<文/八牧励; 写真/小泉優、八牧励>

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by ymtours | 2007-09-09 04:39 | 山行記録 | Comments(0)

レイクオハラ&アシニボイン! ロッキーの二大絶景地をハイキング

 ヤムナスカをいつもご利用頂いている東京在住の石田さんご夫妻と一緒に晩夏のカナディアンロッキーを歩きました。今回の行程はロッキーの聖地と称されるレイクオハラから始まり、その後にヘリコプターでアシニボインエリアへと入ります。
 レイクオハラでの滞在はカナダ山岳会が所有するエリザベスパーカー小屋。ここをベースにレイクマッカーサー、レイクオエサ、ユクネスレッジ、オパビンプレトーなどなど、見所満載のエリアを歩きました。


エリザベスパーカ小屋。中にはプロパンガス付きのキッチンを完備。とても雰囲気の良い小屋ですよ。後ろに見える高い山はマウントフーバー(3368m)。


レイクオハラエリアにはたくさんのピカ(ナキウサギ)が生息。岩陰から「ピーーー!!」という可愛らしい鳴き声を発しています。


こちらはホーリー・マーモット。首筋が白くなっているのが特徴で、ホーリーは白を意味します。手(前足)を上手に使いながら草を食べていました。


標高3400m級の山々に囲まれた小さな谷、個性的な色で輝くたくさんの氷河湖、これらの融合による独自のスケール感。これこそがレイクオハラの特徴ではないでしょうか。
背後の山はマウントレフロイ(3423m)とグレイシャーピーク(3283m)。



 レイクオハラに三日間滞在した後、キャンモアを経由してからカナナスキスエリアにあるMt.Sharkヘリパッドへ。ここからアシニボインエリアへとヘリコプターで飛びました。


アシニボインでの滞在先はレイクメイゴックのキャンプ場。アシニボインの眺めの良いサイトをゲットし、大自然の中でのキャンプを満喫!


アシニボイン滞在二日目はアシニボインの絶景が楽しめるナブピーク(2743m)山頂を目指しました。この日はもの凄い強風で、少しばかりスリリングな登頂となりました。


ナブピーク登頂成功! 山頂からは360度の大パノラマが広がります。


ナブピークからはエリザベスレイクへ抜けるルートで下山。ここの傾斜はかなりきついのですが、エリザベスレイクの眺めは逸品です。



アシニボインエリアから下山後、最終日はクートニー国立公園にあるスタンレーグレイシャートレイルを歩きました。ここは昔に起きた山火事の後の森を歩ける非常に面白いルートです。


山火事後の森、氷河、大絶壁、氷河が削り取った典型的なU字峡の眺め。どれをとっても非常に個性的なのがこのトレイルの特徴です。


 石田さんご夫妻にとってカナダでのキャンプは今回が初体験ということで、ツアー始めは多少の不安もあったとのことですが、最終日には奥様から「次にカナダに来る時はバックパッキングツアーをしたい!」という言葉を頂きました。大自然の中での野営の魅力を知って頂けたことが嬉しいです。
 スカイライントレイル、ロックウォールトレイル、マウントロブソンエリアなどなど、カナディアンロッキーには世界に誇れる素晴らしいトレイルがたくさんあります。
 ご一緒にバックパッキングトリップをできる日を楽しみにしております。
 改めて、ありがとうございました。

文・写真/石塚体一

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by ymtours | 2007-09-07 11:19 | 山行記録 | Comments(2)

アシニボインでのハイキング&撮影ツアー

 前回、難波のほうより投稿がありました「タカネバラの会」のグループに同行されてきた渡辺様。カナダは何度もお越しいただいているのですが、アシニボインエリアはまだ未経験ということもあり、今回はツアーの行程のうち4日間をお一人だけ別行動によるアシニボインエリアへの撮影旅行を計画されました。アシニボインでの滞在中は私、石塚体一が一対一のマンツーマンガイドを行ったのです。
 渡辺様はカメラ歴約65年の大ベテラン。僕も勉強させて頂きながらたくさんの写真をとりましたので、恐縮ながらこの場を借りていくつか発表したいと思います。渡辺様の撮影した写真はどんなものだったのでしょうか?? う〜ん...気になります。
通称リフレクションポンドにて撮影。風もなく素晴らしいコンディションでした。
朝4時半に起きて早朝のアシニボインを撮影。この日はなんと満月!
早起きして僕を起こしてくれた渡辺様に感謝です。
その後、朝焼けを撮るためにアシニボインロッジへ移動。焼け具合はいまいちでしたが、沈んでいく満月がいい味を出していました。もう少し早く、満月が高い位置に撮影すべきでした...
次の日にリフレクションポンドへ言ってみると、今朝ついたばかりの新しい熊の足跡がありました。
水辺にはアカバナ科のアルパイン・ウィローハーブが可愛らしく咲いていました。
最終日はアシニボインの展望が素晴らしいナブレットへ。ここからの大展望は絶景です。

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by ymtours | 2007-09-07 07:58 | 山行記録 | Comments(1)

車椅子でのサンシャインメドウハイキング!


 8月初旬、神戸からお越しの實平(じつひら)様ご一家3名様をサンシャインメドウハイキングへご案内しました。なんと、實平様のご主人は車椅子での参加であり、僕自身、車椅子の方のガイドは未経験であったため、始めは正直どこまで行けるものだろうかと不安な部分もあったのですが、奥様、お嬢様のモモカちゃんも含めた全員の協力プレーにより、サンシャインメドウの素晴らしい景色を楽しむことができました。
 サンシャインスキー場のパーキングからサンシャインメドウまでは専用のシャトルバスで上がりますが、このバスは車椅子に対応した乗降のシステムを完備していないため、車椅子からは一度下りて、自力で席まで行かなくてはなりません。バスの運転手と話し乗降口からもっとも近い席を空けてもらうと、ご主人はバスの乗り口の前に車椅子をつけ、補助の手すりを使いながらご自身の腕の力のみで「エイエイ!」といとも簡単に席につかれました。すごい腕の力です!
 シャトルバスで30分ほど未舗装の道路を上がると、サンシャインメドウのビレッジに到着。さてさて、車椅子でハイキングをする上で最も気になるもの、それは、なんと言ってもトレイルの作りであります。バスを下りるとすかさず全員でトレイルをチェック。サンシャインメドウのトレイルは道幅も広く、車椅子での移動も十分可能なのですが、トレイルを見るご主人の顔色がやや優れない... 実は車椅子での移動で最も困難なものの一つが「砂利道」の移動であり、砂利道での上り道となるとかなり厳しい部類に入るらしいのです。サンシャインメドウのトレイルは浅い砂利道ではあるのですが、今回の目的地のロックアイルレイク(Rock Isle Lake)までは100m以上の上り道です。
 「う〜ん...どうしようか... やはり僕だけここ(ビレッジ)で待っていようか....」とご主人も遠慮がちになり、奥様も「うーん、どうしようか...」と少し空気がしんみりしてしまったのですが、僕としてはなんとしてもサンシャインメドウの景色を楽しんで頂きたく、「とにかく行ける所までいきましょう! 上りは僕が押しますし、やればなんとなりますよ!」と説得して当初の予定通り全員で歩くことになったのであります。
 ビレッジを出発するといきなりの上り斜面。実はこの始まりの上りが一番傾斜のきつい箇所。さあ押すぞー!と気合いを入れたのですが、「始めは私が押します!」という奥様の一言により、僕はガイドに徹しながらのスタートとなりました。
 ご主人が腕の力でタイヤを押し、後ろから奥様が椅子を押す。モモカちゃんは元気にトレイルを走り回っている。一面に広がるアネモネの綿毛、気持ちの良い風。のんびりと会話をしながら歩き出したのですが、5分程で奥様が無言に... ここサンシャインメドウは標高が2200m以上もあるのです。さすがに見かねて僕が交代を志願しました。
 さあ、ここからは僕の出番です! ご主人の腕の力による移動力もあり、思っていたよりも力は使わないものだなぁと、快適に動き出したのですが、力のかける場所に注意しないと車椅子の前輪が浮いてしまうため、うまく進まないことに気づきました。思えば僕にとって車椅子を押すこと自体初めての経験だったのです。
 順調に坂を登りながら、これはいける! と確信を持ち始めた数分後、早くも息が切れ初めてくる... (おかしい...俺はもっとできるはずだ... 山で鍛えたこの体。どうしてしまったというのだ、え!おい!)と自問自答を繰り返すものの、体は正直です。これは油断ならないと気合いを入れ直し、以後はあまりペースを上げずにゆっくりと移動することを心がけると、体の使い方もすぐにうまくなり、車椅子を押しながら会話することにも直に慣れました。大事なのはペースコントロールなんですね。
 この日のサンシャインメドウは決して快晴ではないものの、時々雲の間から顔を出す太陽の光が周囲の山々を照らし、トレイルの周りに咲くヤナギランや、ひょこひょこと地面の中から顔を出す地リスがハイキングを楽しいものにしてくれます。
 トレイルはたまに下り道になるのですが、ご主人の下りのコントロールテクニックは素晴らしく、お一人だけでもの凄いスピードで滑走するのですが、ブレーキと重心移動を巧みに駆使しながらの操縦技術には本当に驚かされました。
 30分も歩くと車椅子のコントロールもすっかりものにし、上り道を押す役目も奥様とちょこちょこ交代しながら、1時間半ほどでロックアイルレイクに無事に到着!


 ロックアイルレイクのビューポイントからは「これぞカナディアンロッキー!」と言う景色が広がり、全員で到着を喜びました。ご主人も「本当に来れてよかった。こんな素晴らしい景色を見れるとは思っていなかった。」と喜んで頂いたことが何よりも嬉しかったです。何事もやればできる! 今回のことでしみじみ実感しました。
 實平様、是非カナディアンロッキーにまたお越し下さい。次はどこへご案内できるのか楽しみです。 ありがとうございました!

写真・文/石塚体一

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by ymtours | 2007-09-07 06:37 | 山行記録 | Comments(4)