カテゴリ:山旅の豆知識や魅力( 7 )

オーロラ撮影は難しいと思っているあなた。今年はオーロラ撮影に挑戦しましょう!

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 皆さんこんにちは!ガイドの植木マサです。ただいまオーロラツアーのガイドを担当するため、ユーコン準州ホワイトホースの事務所にやってきました。

 突然ですが、皆さんはオーロラ!と聞くと、どのようなイメージを頭に浮かべますか? きっと多くの方は、良く広告や雑誌でみるようなカーテン状にたなびく下のような写真をイメージするのではないかと思います。

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 うーん。素晴らしいオーロラですね!


 誰でもこんな素敵なオーロラ写真を撮ってみたいと思いますよね? もちろんオーロラ撮影は簡単ではありませんが、実は未経験者の方が思っているほどに難しいものでもありません。今日は、そんな未経験者の方に少しでも参考になればと思い、僭越ながらオーロラ撮影のブログを書かせていただきました。

 もちろん私はプロの写真家ではありません。また、決して凄腕のテクニックを持っているわけでもありません。しかし、いままでにそれなりのオーロラ写真を撮影してきた経験はあります。過去にはたくさん失敗もしましたが、その度に学ぶことも多くありました。やはり、それなりにクオリティーの高いオーロラ写真を撮影するためには、使用する機材と道具が命。

 逆に言えば道具がしっかりしていればラッキーショットもありえますし、ちょっとしたTIPSを覚えるだけで、けっこう簡単にすごい写真が撮れてしまうこともあるんですよ。

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 道具と言えば、まずはカメラ本体。

 撮影するにはカメラが必要です。『当然だろう!!』という声が聞こえます!! そう、当然なのですが、カメラなら何でも良いというわけではありません。まず値段やメーカーはさておき、カメラの機能が大切です。
 
 オーロラ撮影に最低限必要な機能としては、シャッタースピードが手動で変えられて、最低10~20秒ほどのスピードに設定できるものとなります。

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 次は、ISO感度です。ISO感度とは、デジタルカメラが光を捉える能力の値と言うことができますね。ISO感度の数値が高ければ、より敏感に光を写しとり、より速いシャッタースピードを切ることができます。ISO感度が手動で変えられるもので、ISO1200かそれ以上の高感度設定ができると良いですね。

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 ISO感度は高い数値を設定するほどに、画像にノイズが乗りやすくなっていきます。よって、理想的なカメラとは、たとえばISO1600以上の高感度でもノイズのほとんど乗らないカメラとなるのですが、やはりこのクラスのカメラとなると、値段もけっこうお高くなってきます。

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 あとバッテリーの持ちの良いカメラであることも大切ですね。最高のオーロラが出現しているのに、バッテリー切れなんてのは本当に良くある話です。やはり予備バッテリーも必要ですね。フル充電したから大丈夫なんて考えていると、悔しい思いをします。

 普段生活していると分かりませんが、オーロラを見る季節は大体が秋の終わりから冬。緯度は60度~70度の寒い場所です。そこはマイナス10℃以下、時にはマイナス30度以下になることも珍しくはありません。そこにカメラを持っていくと、フル充電していたバッテリーは、な~~んにもしていなくてもあっという間に充電がなくなります。気温がマイナス20度を下回ると、物凄い勢いでバッテリーは減っていくんですよ。常にフル充電した予備が最低でも1つは必要です。

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 最後に三脚のことを少しお話ししましょう。

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 『え~~、地面に置けばいいじゃない??』とか、『何かに立てかけるからいらない!!』とか聞こえてきそうですね。はい、もちろんそれでも可能です。しかし、良い写真を撮るとなると話は違ってきます。
 
 試しに三脚なしで、地面や何かしらの台の上に置いて撮影したらどうなるか? 良くある例とはこんな感じですね。

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 広い夜空のどこに出るかわからない上空のオーロラに、適切な角度で確実にカメラを固定できる都合のいい地面なんて、この世に存在しないことが分ることでしょう。しかも雪の上で。
  
 仮にうまく地面に置いたとして、ファインダーを覗いてみてください。大抵は覗くことすらできないはずです。

『液晶で確認するから大丈夫!!』と思っているあなた、地面に置いたカメラの液晶を確認してみてください。ガンバって地面に這いつくばっても見えるものは何もないでしょう。

 そんな困難を簡単に克服できるアイテムが三脚です。なにも高価なものを用意する必要はありません。三脚選びで最も大切なことは、カメラ本体(レンズを含む)の重量とのバランスです。

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 いかがでしたか? オーロラ撮影にちょっと興味が出てきた方は、ヤムナスカの誇る『オーロラ完全ガイド』をご覧ください。私の説明よりもさら〜に詳しく、順序立てて撮影テクニックや機材の説明が掲載されています。実は私もこのサイトで勉強した一人です。(笑 
 
 せっかくのオーロラ旅行です。欲張って最高のオーロラ写真も撮影しちゃいましょう!

 




by ymtours | 2018-02-10 02:39 | 山旅の豆知識や魅力 | Comments(0)

カナダの入国に必要な『eTA』の申請をしてみましょう。

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 みなさんカナダ旅行を計画されていますか? こんにちは! ヤムナスカ ガイドの植木マサです。これからカナダに渡航を予定されている方は、日本出発前に必ず行わなければいけない手続きがあるのをご存知だと思います。そう、それが電子渡航認証システム(Electronic Travel Authorizations)、略して『eTA』です。このeTAの申請にはちょっと一手間が必要なんですが、今日はこの申請方法について少しお話ししたいと思います。


皆さんはこんなカナダの景色を見たいですよね?


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はたまた、こんな動物との出会いを期待していますか?



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 そう、カナダは自然豊かで雄大な景色をこれでもかと堪能できる、本当に素晴らしい国です。しかし!!これらの景色を見にカナダへ来るためには『eTA』の申請が必要なんですね。

 まず、電子渡航認証(eTA)を申請する必要がある方、対象者についてご説明しましょう。

 カナダ、米国以外の国籍で、かつカナダ入国にビザが必要のない国籍の方は、空路でカナダに向かう前にeTAを取得しなければなりません。陸路または海路でカナダに入国する場合は、eTAは不要です。

 日本人はカナダ入国にビザが要ありませんので、この申請の対象になるわけです。ちなみにeTAはビザではありませんのでお間違えの無いように。

 このeTAのオンライン申請には、パスポートとメールアドレス、申請費用として7カナダドルを支払うためのクレジットカードが必要です。一度申請すれば5年間は何回でも入国が可能ですが、申請時にパスポートの有効期限が5年未満の場合、eTAの有効期限もパスポートの期限までに短縮されます。

 では、いよいよ申請方法についてご説明していきましょう。実は申請フォームは完全に英語かフランス語のみしかなく、これが日本人にとっては敷居を高くしている要素の一つだと思います。しかし、日本語の解説がきちんと準備されていますのでご安心を。日本語の【申請フォーム記入ガイド】を画面に表示しながら、もしくはプリントアウトして手元に置いて見ながら申請していくと、それほど難しくないですよ。


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 ちなみに私はこうして画面を2つ並べて、日本語ガイドを見ながら申請書類を作成しました。



 下に2つのリンクがあります。


 【eTA関連サイト】


 eTA日本語説明ページ
 http://www.cic.gc.ca/english/visit/eta-facts-ja.asp


 申請フォーム記入ガイド(日本語)
 http://www.cic.gc.ca/english/pdf/eta/japanese.pdf


 申請フォーム記入ガイド(日本語)は、PDFファイルですのでダウンロードしておくと便利です。


 上のリンクから、【eTA日本語説明ページ】に進みましょう。まず、はじめのページでは、申請するにあたっての準備や注意事項が書いてあります。よく読んで徐々に画面をスクロールしていくと、画面の一番下あたりはこんな画面になります。

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 『eTAを申請する』を押して進みます。


 【電子渡航認証(eTA)を申請する】という画面が出てきましたね。この画面にも支払いに関してや、注意事項が書いてありますのでよく読んでスクロールしていってください。日本語のPDFをダウンロードできる画面がありますが、上の【申請フォーム記入ガイド】と同じですのですでにダウンロードしている方は必要ありません。

 画面の一番下まで来ると、またまた同じボタンが出てきます。もう一度この『eTAを申請する』クリックするといよいよ申請画面です。




 しかし! この先には一つ罠が仕掛けてありました。


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なんと、完全に英語の画面が表示され、この画面は日本語ガイドに載っていません!! パニック!!!


でもご安心を。こんなことが書いてあるだけです。






 Do you have a passport issued by France?

 (フランスで発行されたパスポートを所持していますか?)



 日本人ならば、パスポートは日本語ですので、張り切って【NO】を選択してやりましょう!! 『Continue』を押して進むと、パスポート番号、発行された国の情報がパスポートのどの位置にあるか説明されています。



 そのままずーっと画面をスクロールすると、画面の一番下に

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 のボタンが出てくるので押してください。   
 その後は日本語ガイドに説明がのっているので安心ですが、私たちのウェブサイト『ヤムカナ』の旅の準備と情報のページには、さらに詳しく申請方法を解説していますので、こちらも合わせてご参考にしてください。


 最後に一つポイントがあります。カナダ行きが決まったら、すぐにeTAの申請を始めてください。というのも、許可が下りるまでに時間がかかる場合があるためです。決してぎりぎりに行わないように!!

 いかがでしたでしょうか? eTAの申請はそれほど難しくなさそうだと思っていただけたら嬉しいです。
では、カナダにお気をつけてお越しください。お待ちしてます!!


by ymtours | 2018-02-06 01:53 | 山旅の豆知識や魅力 | Comments(0)

カナダの大自然の中で、1泊の家族キャンプ体験をしてみませんか? 人生観が変わること間違いなしです。

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 みなさん。家族キャンプを楽しんでいますか?
こんにちは、ヤムナスカ キャンプ推薦委員顧問(自称)の植木マサです!!

 私は山に夢中だったら学生時代からキャンプが大好きでして、暇さえあればテントや食料を担いで山にこもっていました。大自然の中で食事をしたり、寝袋の中で寝たりするって、それだけで価値があると思いませんか?

 そんな私ですが、カナダで家族ができてからは、昔以上にキャンプやバックパッキングが大好きになりました。もちろんカナダの大自然は、日帰りハイキングでも十二分に楽しむことができますが、キャンプも本当に素晴らしいんですよ。特にお子さんのいる方でしたら、是非とも一泊でも良いのでカナダのキャンプを体験して欲しいと思っています。そんな訳で、今回はこの家族で楽しむキャンプ体験の魅力をお話ししたいと思います。


キャンプのスタイルには大きく分けて2種類。


 一つは、車でキャンプサイトまで行くタイプ。荷物は車に積めるだけのもの、食事も遊び道具も気にすることなく、快適なキャンプ生活を体験できる。そう、これが「オートキャンプ」ですね。

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 もう一つは、バックパッキング&キャンプ。荷物は自分たちで担ぎ、テント、食料もすべて持ってキャンプ場まで運び、必要最低限の荷物で大自然の中でのキャンプ生活を体験する。オートキャンプとは異なるキャンプの楽しみ方です。

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 どちらも家から出て自然を体験するキャンプには違いありませんが、自然本来の野生的な魅力を肌で感じるには、断然にバックパッキング&キャンプがお勧めです。


大自然の中でキャンプなんで、なんか難しそうで、怖くないのかな?

子供には敷居が高いのでは??


 こんな声が聞こてきそうですが、確かにそう思う方が多いのも分かります。しかし、車では行けないような場所でのキャンプ体験は、オートキャンプとはまったく異なる魅力があるのです。

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 大自然の中でのキャンプの魅力は、なんといっても自然が本来持つ世界観、空気を肌で感じ、子供たちが町の生活では絶対に知ることのできないような、”新しい世界”を経験できることですね。ハイキング、テント張、炊事、片付け、それらを自分たちで行い、自然の中で過ごす時間は、子供だけではなく、大人にとっても本当に素晴らしい時間です。

 でも、「キャンプ道具は持っていない。」「重い荷物を持つのに抵抗がある。」「何を持って行ったらいいかわからない。」といったことがネックになるんですよね。ご心配なく。私たちのガイドとともにキャンプに行くと、それらの不安は一瞬でなくなります。過去に私たちと一緒にご家族でキャンプツアーに参加していただいた方を少し紹介しましょう。


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 ここは「カナディアンロッキーの聖地」として非常に有名な「レイクオハラ」のキャンプ場です。山深いロッキーの山奥、まさに大自然の魅力がすべて詰まったようなエリアですが、専用のバスを使うことでアクセスできるため、比較的簡単に大自然でのキャンプ体験ができる貴重な場所の一つです。設備が充実しているこの場所は、人数が限定されているので込み合う心配はなく、しっかりと炊事場もありきれいなトイレも完備されている場所なんですね。

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 テント場もご覧の通り、しっかりと区画された平らな場所が用意されて、雨が降っても水たまりができにくいように整備されています。ここで家族そろってテントを張り、炊事をして日中は素敵な湖や山を見に行くハイキングに出かけます。

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 いかがですかこの写真!まるでCMのようですが、これ、絶景に見とれている瞬間を撮影しただけです。ヤラセじゃないんですよ(笑)

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 山の食事はフリーズドライかレトルトと思っていませんか? もちろんキャンプですので、何でもかんでも持っていくわけにはいきませんが、ツアーではちょっとした工夫で大満足のアイデア料理をご提供したいと考えています。皆で一緒に料理を作り、山で食べるご飯って美味しいですよね。

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 子供さんは夏休みの宿題もあるでしょう。のんびりとした雰囲気の中で、ちょっと思いついた課題に取り掛かることも子供にとって新鮮に感じるのではないでしょうか? その時に感じた感想、思いついた事を書くことができることも本当に素敵な体験だと思います。

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 朝のコーヒーは大人向けの時間ですね。大自然での朝はのんびりと楽しみましょう。

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 私もそうですが、自然の中で感じ、体験したことは不思議と忘れないものです。もし、ご家族でカナダ旅行を計画されている方は、思い切ってキャンプ体験をしてみませんか? 最高に素敵な思い出と経験を、この夏休みに味わってみましょう!!




by ymtours | 2018-02-03 07:44 | 山旅の豆知識や魅力 | Comments(0)

登山、ハイキング、トレッキングは違うもの? 〜 英語でHIKINGの意味するところは、日本のそれと少し違います。

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 皆さん元気ですか! ヤムナスカ ガイドの石塚です。

 先日、我が社の山旅専門サイト『ヤムカナ』のツアーカタログページが一新され、生まれ変わったのはご存知ですか? いろいろと試行錯誤をした結果、カテゴリーごとに分類した方がより希望のツアーを見つけやすいのでは? ということで、今回は新しいカテゴライズにしてみました。皆さんの反応がいまから楽しみです。 さて、話しは本題に入りますが、実はこの仕事の製作会議の席にて新人スタッフの一人がこんなことを言いました。

 「皆さん、先ほどから”日帰りハイキング”と言っていますが、そもそもハイキングって日帰りですよね? しかも 比較的に簡単な山歩きってことじゃないですか??」

 なるほど。たしかに日本で言うところのハイキングのイメージはこんな感じかもしれません。しかし、北米(カナダ、アメリカ)でいうところの HIKING はちょっと違います。


そもそもHIKINGは日帰りなのか?

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 私の意見としては、英語でもただ HIKING と言った場合、やはり1日の山歩きをイメージするように思います。しかし、数日にわたって歩く場合に使う言葉でもあるのもたしかです。ちなみにウィキペディアではこのように表現されています。


Hiking is the preferred term, in Canada and the United States, for a long, vigorous walk, usually on trails (footpaths), in the countryside, (省略)......A day hike refers to a hike that can be completed in a single day.


 簡単にポイントのみを訳しますと、カナダやアメリカ(北米)では、Hikingという言葉は主にトレイルを使うロングウォークを意味しており、山に限らず田舎道などを歩くこととあります。実はこの言葉自体には1日や日帰りという意味は含まれていないのです。なので、英語では1日のハイキングや数日のハイキングを区別して、1日ハイキングを『Day Hikng』と言い、複数日で行うハイキングを『Multi-Day Hiking(マルチデイ ハイキング)』なんて使い分けるのが一般的なんですね。

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バックパッキングとは?

 複数日で行う山歩きに使う他の言葉としては、『バックパッキング(Backpacking)』がありますが、これはハイキングとは別の一つの独立したアクティビティーを指しているものです。バックパッキングとは、バックパックにテントや食料などの数日の旅で必要なものを全て詰め込み、定めらたロングトレイルを歩く遊びであり、基本的にはキャンプをしながら山歩きを楽しむことです。一方、マルチデイ ハイキングは、例えば山小屋を使いながら数日にわたって山歩きをする時などに使われることが多いですね。

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バック一つで山奥に入る。バックパッキングは実に北米らしい山の楽しみ方の一つと言えます。


トレッキングとは?

 では、トレッキングとは何でしょうか? 日本では簡単な散策がハイキングで、トレッキングのほうがより長く本格的な山歩きというイメージがあるような気がします。ちなみにウィキペディアを見てみますと、以下のように記述があります。


Trekking is the preferred word used to describe multi-day hiking in the mountainous regions of India, Pakistan, Nepal, North America, South America, Iran and in the highlands of East Africa. Hiking a long-distance trail from end-to-end is also referred to as trekking and as thru-hiking in some places. In North America, multi-day hikes, usually with camping, are referred to as backpacking.


 こちらも簡単に訳しますと、トレッキングとは、主にインドやパキスタン、ネパール、北米、南米などの山野を歩くマルチ デイハイキングのこととあります。また、北米ではトレッキングの代わりにバックパッキングを使うことが一般的であり、スルーハイキングという言葉も同様の意味で使われるとあります。

 だいたい分かっていただけましたでしょうか? 最後にヤムナスカの広報を担当しているカナダ人、シルビアにもこれらの言葉の違いを聞いてみました。
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 「ただ単にハイキングといったら、やはり1日の山歩きというニュアンスがあるかもしれないわ。ただし、数日にわたって歩く山歩きでもハイキングという言葉は使うわ。一方、トレッキングといったら先にマルチデイの山歩きをイメージするわね。トレッキングとバックパッキングは同じような意味で使うことが一般的よ。」by シルビア


 ふむふむ。ウィキペディアと同じですね。まとめると、ただ単にハイキングと言った場合は、日本でもカナダでも一日の山歩きの意味として使われることが一般的となります。ただし、それは必ずしも一日だけのものを意味しているわけではないので、英語の Day Hiking を意味する言葉として『日帰りハイキング』という日本語は適切ということになりますね。
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「ラーチバレー」は、ロッキーを代表する日帰りハイキングコースの一つ。


では、次の問題に行きましょう。


果たしてHIKINGは簡単な山歩きなのか?

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 ハイキングは1日の山歩きだとしたら、日本語と英語の意味するところはほぼ同じと言うことになります。しかし、ここからが違うのです!



 実は英語では、たとえ簡単であっても、とんでもなく難しくても、
トレイルのみを使って歩く山歩きは全部ハイキングと言うのです。


 日本には簡単でも難しくても、手を使って鎖場を歩こうと、ロープ(ザイル)で結び合おうと、山に登ることを「登山」と一括りで使える便利な言葉があります。しかし、英語ではこの辺りの言葉が明確に別れています。『Hiking』といった場合は、トレイルを使って足のみで歩く山歩きのことであり、一方、『Climbing(クライミング)』というと基本的にロープを使う登山のこととなります。では、ロープを使うほどではないけど、手を使わないと行けないような山歩きは何と言うのでしょうか? これを英語では『Scrambling(スクランブリング)』と言います。

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ヤムナスカガイド1のクライマー 谷剛史。もちろんこれはクライミングですね。

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マウント ヤムナスカ登頂コースにある鎖場。こちらはスクランブリングということになります。

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レイクルイーズエリアの最高峰「マウント テンプル」もスクランブリングで登頂が可能。
眼下にはモレーンレイクやテンピークスを含む大絶景が広がります。


 話しをハイキングに戻しましょう。手を使わずにトレイルを使って歩く山歩きはすべてハイキングですので、たとえガレ場が長く続こうと、片道10時間以上も歩かないと山頂にたどり着かない山であろうと、そこにトレイルがあり、手を使わないで歩く山歩きは全部ハイキングなのです。

 カナディアンロッキーの山々は総じて鋭く聳えているため、山頂まで行こうとするとクライミングやスクランブリングでなくては辿り着けないような山がほとんどです。しかし、数は多くないものの、中には山頂までトレイルが続き、ハイキングとして登頂ができる山もあります。レイクルイーズエリアにはる『Fairview Mountain(フェアビューマウンテン)2744m』がその一つですね。

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フェアビューマウンテンの山頂

 フェアビューマウンテンのコースデータは、往復10km。標高差は約1000mと中級レベルのコースとなりますが、トレイルがしっかりしているので、コンディションが良ければ往復6時間ほどで歩くことが可能です。山頂からの景色は本当に素晴らしく、目の前には3400mを超える名峰マウント ビクトリアやレフロイなどの氷河を抱いた山々が聳え立ち、360度の大パノラマを楽しめます。


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ウエスト ペイトーピーク


 他にもオススメの登頂コースはありますが、なかでも個人的に最も素晴らしいコースの一つと思えるのは『ウエスト ペイトーピーク』です。道路からアクセスはできない山域にあるため、通常は日帰りで行ける山ではありませんが、実はミスタヤロッジに宿泊すると日帰りハイキングが可能となるのです。コース難易度は高く、標高差850メートルの登りは、ほとんどがガレ場、急登も多く、健脚向きのコースですが、山頂からはワプタ大氷原を見下ろす景色が広がり、本格的なアルパインクライミングでしか見れないような壮大なロッキー山脈の景色を楽しむことができます。



オフトレイル ハイキング

 最後に一つ、北米ではトレイルを外れて道無き道を歩くハイキングも楽しめますが、これは『Off-Trail Hiking(オフトレイル ハイキング)』と言います。国立公園では自然保護の規制が厳しく設定されているために登山道から外れて歩くことはできませんが、年間に訪れる人の数も少ない一部の州立公園や自然公園では、登山道を外れて歩くことが許されています。これらのエリアでは、たとえ人が植物を踏みつけたとしても、自然が自らの力で十分に再生できると考えられているためです。一面のお花畑や草原を歩くハイキングは、まさに北米ならではの贅沢なハイキングと言えますね。

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ミスタヤロッジのエリアはオフトレイル ハイキングの宝庫


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いかがでしたか? ハイキングとトレッキングの違いや、日本と北米でのハイキングの使われ方の違いなどが分かっていただけましたでしょうか? ハイキングは、この広大なカナダの大自然を最も手軽に体感できる手段の一つ。カナダにお越しの時はぜったいにハイキングを楽しみましょう。新しくなったヤムナスカのツアーカタログでは、カテゴリー、分野ごとに様々なコースを紹介しています。よろしかったら是非ご覧ください!
 


by ymtours | 2018-02-01 03:00 | 山旅の豆知識や魅力 | Comments(0)

バックカントリー(山奥の)ロッジの予約するタイミング

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賑わいのある町から離れて、山奥のロッジに宿泊しながらハイキングを行う。
それは、カナディアンロッキーならではの、遊び方の一つです。

ロッキーにはそのようなロッジは幾つもあり、いずれのロッジも宿泊できる人数は最大15-30名前後の
小規模のロッジなので、予約をする難しさは想像できるかと思います。
予約する最適なタイミングも、ロッジによってさまざまで、リピーターの方を優先に予約を取っていくロッジ、
1年前から予約が必要なロッジなどございます。

数ある中でも、お薦めの3つのロッジをご紹介します。

アシニボイン・ロッジ
シーズン:6月下旬から10月上旬
旅のキーワード:ヘリコプター入下山、コースバリエーション(☆☆☆)、料理(☆☆)、高山植物(☆☆☆)、カラマツの黄葉(☆☆☆)
予約のタイミング:前の年の9月下旬までに希望日の候補を3ついただき予約を行います。
※もちろん、シーズン中でも空いている日程はございますが、希望日に合わせることは困難な場合が多いです。
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ロッジは、Mt.アシニボインを正面に建っています
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ガイドが知る秘密の花園へ

スコーキー・ロッジ
シーズン:6月下旬から10月中旬
旅のキーワード:歩いて入下山、コースバリエーション(☆☆☆)、料理(☆☆☆)、高山植物(☆☆☆)、カラマツの黄葉(☆☆☆)
予約のタイミング:ご予定が決まり次第、お知らせください。理想は1月頃にいただけるとベストです。
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歴史あるログ調の作り。食後もリビングルームで楽しかった出来事を語り合う。
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カラマツの大地が広がる。黄葉の時期は9月の中旬からが見ごろ。

シャドーレイク・ロッジ
シーズン:6月下旬から9月下旬
旅のキーワード:歩いて入下山、コースバリエーション(☆☆)、料理(☆☆)、高山植物(☆☆)、カラマツの黄葉(☆☆)
予約のタイミング:ご予定が決まり次第、お知らせください。理想は1月頃にいただけるとベストです。
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宿泊はプライベートキャビンにお休みください。
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ギボン峠を臨む爽快なハイキングを楽しむ。

ご紹介しました、山奥のロッジの予約も困難ですが、町のホテルも早い時期から満室になるホテルが
目立ってきました。「思い立ったが吉日」で旅の大よその時期が決まったら、お気軽にご相談ください。

ヤムナスカ・マウンテン・ツアーズ
岩田薫 

by ymtours | 2016-04-19 06:37 | 山旅の豆知識や魅力 | Comments(0)

マウント・テンプル / Mt. Temple (3543m)の魅力

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健脚自慢のみなさん、「マウント・テンプル(Mt. Temple)」の登頂にチャレンジしてみませんか?
アイゼンやピッケルなどを使った登山経験がなくても、弊社の山岳ガイドが絶景の景色へご案内します!

北米では、11,000er Peak(標高3300m以上)の一つにもリストされており、マウント・テンプルは、
ピークの氷河に覆われて、裾野も広く堂々としているさまから、レイクルイーズを代表するひとつの山としても知られています。

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マウントテンプルの北壁

マウント・テンプル / Mt. Temple (3543m)のコースデータ

コース:南東稜(ノーマルルート)
標高差:1690m
距離:16km(往復)
コースタイム:約10-12時間
プチ情報:カナディアンロッキーで10番目に高い山。レイクルイーズ周辺では一番高い。

コース内容:
登山口は、観光地としても有名な「モレーンレイク」からスタート。
そして前半は「ラーチバレー」というハイキングコースを使って、高度を稼いでいきます。
ハイキングの終点「センチネル・パス」までは、ウォームアップ。
そこからマウント・テンプルの稜線が頂上まで延びており、登山(スクランブル)がスタートします。
頂上は3500mを越えるため、上手く高度順応をしながら、適切なペースで登っていきます。時期によっては、
頂上直下は残雪が残っているため、アイゼンを履いて登る機会もあります。
ピークからは、ロッキー山脈が360度一望でき、天井(空)も手に届くほど近く感じることでしょう。

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<2016年の出発日>
7/15(募集中)
7/19(催行決定)
8/12(募集中)
8/17(催行決定 / 日本人ガイド「谷 剛士(たに たけし)」を予定
9/9(催行決定)
※最小催行人数は、3名以上となります。
※いずれの日程もキャンセルによって規定人数よりも下回った場合は代替コースへご案内となります。

<料金>
$215+税金(5%)
※ヘルメット、ハーネス、アイゼンなどの登山道具は含まれています。
※食事、登山口の移動費は含まれておりません。お気軽にご相談ください。

カナディアンロッキーで、チャレンジ、達成感、充実感を求めたい方には最適のコースです。
ぜひロッキーの天空の世界を体感ください!

ご興味のある方は、お気軽にこちらからお問い合わせください。

ヤムナスカ・マウンテン・ツアーズ
岩田 薫(いわた かおる)
プロフィールはこちらから。

↓イメージ動画をアップしました。↓

by ymtours | 2016-03-31 03:44 | 山旅の豆知識や魅力 | Comments(2)

カナディアンロッキーの聖地「レイクオハラ」の魅力を語る。

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ヤムナスカの岩田です。カナディアンロッキーのハイキングは、何処へ行こうかと調べたことがある方なら
一度は、「レイクオハラ」というコースを耳にされたことがあるかもしれません。

今日はその「レイクオハラ」の魅力について、紹介したいと思います。

よくツアーの会社のキャッチコピーに、「カナディアンロッキーの聖地」、「カナディアンロッキーの秘境」と
うたって紹介しているツアー会社を多く見かけたことがあるかもしれません。

それは、ズバリ・・・

魅力①
予約限定のバスを使ってレイクオハラ(スタート地点)に入山するコース
※バス乗り場からアクセス道路脇の林道を使って歩く事もできるが、レイクオハラまで片道 10 km以上あるため、あまり現実的ではない


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また私たち現地ツアー会社にとって、バスの予約は、かなり力をおいている所でもあり、
人気アーティストのプレミアコンサートを取るよう形で、スタッフ一人一人が数台の電話を使って
バスのチケットを取っております。
※4月1日から電話予約がスタートしており、スタッフ総出で電話合戦に挑んでおり、現時点で大変高い確率で
 チケットを入手しております!(2016年4月現在)

素晴らしい景観のエリアを、1日の限られたハイカーがバスを使って入山するわけですから、必然的に魅力も高まり、
いつしか、「聖地」「秘境」という言葉がついたのでしょう。

魅力②
豊富なコースバリエーション
レイクオハラを基点にして、大きく3つの谷からコースがなり、
「レイク・マッカーサー方面」「オパビン・レイク方面」「レイク・オエサ方面」とバリエーションに富んだハイキングコースを
楽しむことができます。


「レイク・マッカーサー方面」
レイク・マッカーサーはロッキーで最も美しい氷河湖の一つ。太陽が湖面に差し込み神秘の色彩に染まります。
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「オパビン・レイク方面」
レイクオハラでカラマツが最も自生するエリアで、秋の紅葉時におすすめのコース。谷を見下ろす展望地も最高です。
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「レイク・オエサ方面」
美しい4つの湖を巡る、エリアの定番コースの一つ。レイクオハラを見下ろす展望地も素晴らしいです。
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魅力③
整備された歩きやすいトレイル
国立公園の行き届いた自然保護に加えて、こちらは「レイクオハラトレイルクラブ」というボランティアクラブが
シーズン通して、メンテナンス活動を行ってくれています。
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まだまだ、高山植物、野生動物などなど・・・他にもお伝えしたい事がたくさんありますが、
少しでもその魅力をお伝えできたと思います。

次に、魅力がいっぱい詰まった、レイクオハラのハイキングを体験していただくのは皆さまの番です!

ヤムナスカ・ガイド岩田 薫 (いわた かおる)
ガイドプロフィールはこちらから


↓レイクオハラの詳細は以下の所からご覧いただくことができます↓
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by ymtours | 2016-03-16 03:07 | 山旅の豆知識や魅力 | Comments(0)