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《犬ぞり》極北人と犬

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ヤムナスカ ガイド 本山です。
極北と言えばオーロラもそうなのですが、《犬ぞり》ということで、今回はこのテーマでお届けします。

実は私・・・・・犬を飼ったことがなく、犬の魅力やすごさは、日本にいるときは、触れ合う機会も少なく、よく理解していませんでした。
しかし、ここカナダでは中型犬以上のサイズをよく見かけますし、まず『攻撃的に人間に吠えまくる犬』を見ません。
その生活環境からも、家族の一員として非常に愛情と厳しいしつけを受けているのだと10年以上生活してきてわかってきました。

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どこに行くにも一緒ですし、一応リーシュをつけないといけない場所も決まっているのですが、まぁー、犬も自由に走り回る環境も多くあります。
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たとえば、私もよく行くバックカントリースキー(山スキー)、ゲレンデではないので、自分で登るわけですが、犬もよく一緒にきます。
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登り始めは、ものすごいテンションですが、一日の終わりにはさすがに疲れるようです。
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若い犬だと、『遅いなあー、もっと早く登ってよー』と言わんばかりにあおられます。私たちはスキーを履いているんで浮力がありますが、場所によって犬はかなり足が埋まりますが、それでもついてきますし、ほとんどの場合、私たちより早いです。




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犬ぞりというとこんな感じをご想像かと思いますが、意外にツアーなどでもそのサービス形態はさまざまです。ホワイトホースはほとんどの経営者が本当に犬が好きで経営していることが多く、15分や20分程度ほんの少し体験というのはほとんど存在しません。短くても最低1時間、3時間程度のものがほとんどです。実際短いものは犬にあまりよくないと犬ぞり会社の人たちは口を揃えて言います。私も思うのは、やはりある程度時間を過ごさないと、犬のすごさが体感できないと思います。大賛成です。
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多くの犬ぞり犬は、ハスキー系の犬になり、掛け合いなどの犬もいますが、やはり寒さには強いです。
基本的にペット犬とは違い外で飼育されています。


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基本的に非常に愛らしく、『遊んでよー』という感じで人によってきます。




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もちろん子犬は、大人気です。どの生き物ではこの愛らしさはやはり格別ですね。




犬ぞり、ここでは広い意味で犬と走る遊びとして他にもいくつかご紹介しておきます。
ユーコンクエストというのをお聞きになったことがあるでしょうか?これはユーコンでも一大イベントで、毎年一回2月に行われる1600㎞のレース!青森→福岡に匹敵する、この距離は犬ぞりでいく最高峰のレースといえるでしょう。早い人でも10日はかかります。
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観客も多く、やはり一大イベントという感じ。

しかし他のスポーツと同じように、最高峰のレースや試合があるとすれば、中規模、小規模のものまで実際には数多く存在します。実際ユーコンクエストに参加するようなマッシャー(犬ぞり使い)のそのほとんどの人は、草レースからスタートして、より難易度の高いレースに挑戦していきます。

ここホワイトホースでも冬季には頻繁に草レースから中規模レースが行われています。

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これは実際に私の友人が参加した草レースの様子。
よく見ると!『ソリ』がありませんね、、、、、
これはスキージュアリングというちゃんとした名称のあるアクティビティ。
『ソリ』の代わりに『クロスカントリースキー』と履いて、一般的には犬ぞりよりも頭数が少ない犬に引いてもらいます。

尚、、、、犬ぞり、このスキージュアリングも『乗っているだけ、引っ張ってもらっているだけ』ではダメです。
ちゃんと登り坂などはソリを押してあげないといけないんですね。

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こちらも草レースですが、本格的なソリに犬の頭数も多いカテゴリのレースです。




ユーコンでは、さまざまな規模の犬舎(ケネル)があります。
多いところは、このように100頭以上の犬がいますし、その規模はさまざまです。

実際にツアーで日本人の方が訪れる犬舎は、そこそこのサイズになることがほとんどです。
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犬好きにはたまりませんね。

結構、無理やり人間が犬を走らせていると思っている方が多いようですが、実は犬は走りたいんですね。
スタートするときなど、もう早く行こう行こうとテンションは上がりまくりますし、そのパワーは中々なものです。




トップクラスのレースのユーコンクエストのスタートなどは圧巻です。
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実は、毎年ホワイトホース - アラスカ フェアバンクス間のこのレースはスタート地点は入れ替わります。
2月第一土曜日が毎年レースのスタートです。




ホワイトホースに遊びに来たら興味がある方は是非チャレンジしてみるといいと思います。
せっかくやるなら半日のコースがお勧め!
極北の生きる犬のたくましさと愛らしさを体感してください。

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ヤムナスカガイド 本山
ヤムナスカのツアーはこちらから

by ymtours | 2017-01-27 01:57 | ホワイトホース情報 遊ぶ | Comments(0)

ホワイトホース近郊は全てがフィールド、冬の身近な遊び「クロスカントリースキー」

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こんにちはガイドの堀口です。

今回はホワイトホースの冬の遊びの一つ、クロスカントリースキーをご紹介!

平日の仕事終わりに、または週末ちょっと身体を動かしたい、遠出は少し面倒なのでホワイトホース近郊で遊びたい。そんな方にはピッタリの気軽に遊べるスポーツがこのクロスカントリースキー、略してクロカンです。

ホワイトホースにはダウンタウンから車で10分くらい、マウント・マッキンタイアという場所にノルディックセンターがありキレイにグルーミング(整地)されたトレイルがあり、たくさんの人が訪れます。

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ロッジ内にはこのようなワックス掛けスペースがあり、自分の板を持ち込んで走行前にメンテナンスすることが出来ます。
こうやって自分の板をまめに手入れしてあげることで、道具にも愛着が沸いてきますね!
皆さん入念にワックス掛けしています。


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スキーの板は通常のものとは違い、幅も狭く細いものでとても軽くなっています。
種類は大きく分けて3つあり、クラッシック用、スケーティング用、ツーリング用とあり、それぞれ用途が違います。

簡単に説明すると、
●クラッシック
スキー板を左右平行に前後に交差させて進みます。
ゆっくりと歩き運動量も比較的少なく、クロスカントリースキーの入門編とも言えるでしょう。

●スケーティング
スキー板をハの字に開き、片足で踏み蹴ってもう片方に乗り込みます。アイススケートと同じような動きで進みます。
クラッシックより運動量が多くスピードも出ます。整地されたトレイル向け。

●ツーリング
主にバックカントリー向け。双方はクラッシック、スケーティングどちらでも滑走できますが、整地された以外のトレイルでも走行することが出来るため、ある程度ラフな地形でも対応できます。ユーコンでは数日間のクロスカントリースキートリップを行う人はこちらを使用します。


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こちらがクラシック用の板です。
細見で他の板よりも長いものを選択します。

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板の滑走面を見てみると、エッジがないため基本的にはクロスカントリースキー用の溝を走行します。
キックワックスという専用のワックスを塗ることで、スキー板を平行に後ろに蹴り前に進むことが出来ます。

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こちらはツーリング用の板。
クラッシックの板に比べると少し幅があります。

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滑走面を見てみると、ギザギザしたウロコ状になっているため後ろに蹴るためのワックスを塗らなくてもOKです。
エッジもあるので斜めに蹴って走行する、スケーティング走法も可能です。

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準備が整ったら、外へレッツゴー!
ここマウント・マッキンタイアは毎日キレイに整地されるので常に気持ちよく走行することが出来ます。

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この日はマイナス15℃前後。
「え~!寒すぎ!」と思うかもしれませんが実は、これくらいの気温が、寒すぎず、暖かすぎず。少し走ると体がポカポカ温まってちょうどいい気温なのです。(本当なんです。)
ホワイトホースには森に囲まれているので、車で少し移動して、スキーで山に入ればお手軽に大自然を満喫出来ちゃいます。

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静かな森の中を疾走するのはとても気持ち良いですね。時折リスなどの小動物がトレイルを横切ったり野性味あるエリアであることを感じさせてくれいます。

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ホワイトホース、ノルディックセンターの地図ですが、全コースの総距離は約85km!
初級から、上級コースまでバリエーションは様々ですが、当然一日で遊び切れる距離ではないですね。
夏の間このコースはマウンテンバイク用として使われるのです。
実はホワイトホースはマウンテンバイクもとても盛んな街なのです。
マウンテンバイクの記事はまた夏になったらアップします。

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ホワイトホース周辺にはノルディックセンター以外にも、無料で遊ぶことが出来るトレイルが沢山あり、上のマップはその一部です。夏はハイキング、マウンテンバイク、冬はクロスカントリースキーが楽しめます。
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またキッズのレッスンも充実しており、夕方にはたくさんの子供たちがワイワイと賑わっています。
ユースのチームもあり競技として真剣に取り組んでいる、未来の選手たちも沢山いるんですよ!

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こんな風にこんな小さなころからスキーに触れることが出来るので、本当に身近なスポーツだということがわかりますね。こんな子供たちの将来がとても楽しみです!

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ユーコンの寒くて長~い冬を楽しむための身近なスポーツ、クロスカントリースキー。ちょっと慣れ始めたら郊外のトレイルを歩いてみると、すぐに手つかずの自然を満喫することが出来ます。今日も仕事終わりにひとっ走り気持ちいい汗を流してきます!

堀口慎太郎
ヤムナスカ・スタッフ




by ymtours | 2017-01-26 01:25 | ホワイトホース情報 遊ぶ | Comments(0)