カテゴリ:家族の山旅( 60 )

8/3発 グレートディバイド・トレッキング5日間

グレートディバイド前半戦はガイド、篠崎がご案内させて頂きました。曇り模様の中を色鮮やかな雨具に身をまといハイキングです。
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雰囲気の良いシャドーレイクロッジ。スタッフもとてもフレンドリーで気持ちの良い滞在を約束してくれます。
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初日はシャドウレイク湖畔をハイキング。マウントボール頂上を雲が覆います。雲裂け目から見える滝は圧巻でした。
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朝食、夕食は他のお客様たちと同じテーブルを囲みます。皆様との楽しい会話も旅の思い出の一つですね。
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2日目のギボンパス。峠周辺の岩場には沢山のマーモットがいました!おそらく20匹以上はいたでしょう。
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満開のインディアンペイントブラッシュと一緒に一枚!
3日間曇りがちでしたが、ハイキング中は雨に降られず楽しいものになりました。明日からはガイド、岩田にバトンタッチです!

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岐阜からお越しの平井ファミリー3名様。シャドーレイクとMt.ボールを望む。

今回のルートはバンフのクラシカルルートの一つとして知られている通称"Bow Valley High Line Trail" シャドーレイクロッジ(3泊)⇒エジプトレイクシェルター(1泊)⇒サンシャインメドウを歩きます。

前半は篠崎がシャドーレイクロッジ周辺をガイドして後半は私、岩田がバトンタッチ。久々の「脱オフィス」という事もあってとても楽しくご案内させていただきました!

実は少し心配事もありました。それは私が担当する3日間の天気があまり思わしくないということ、、、今回は濡れる事も覚悟で臨んでいました。しかし、天気は私達に味方してくれてトレッキング中は見事に雨の予報がはずれて晴天の中でのトレッキングとなりました!
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早朝シャドーレイクへ。キンキンに冷えた空気と澄んだ空は晴天を確信しました!
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ウィスリングパスまでは2箇所の急登がありました。よく頑張りましたね!

日照時間が長いのを最大限に利用してのんびり休んだり、花々を眺めたり、動物を探したりと、とても有意義な時間を過ごす事ができました。ウィスリングパスでは、ご主人の幾たびの口笛がマーモットに届き、鳴き返してきたのは驚きでした!
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花もちょうど最盛期でした!高原を彩るインディアンペイントブラシ。

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初夏に咲くアネモネのもう一つの姿。

平井様は、日本からカナダに到着後、バンクーバーからは列車を使ってカナディアンロッキーに入りました。これはロッキーが観光地としてヨーロッパから注目されるようになった頃のクラシカルな旅のスタイルで、初めてのカナダを色々な角度からお楽しみいただけたのではないでしょうか?羨ましい限りです。
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ウィスリングパスに到着。今まで歩いた道を確認しながら達成感に浸りました。
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エジプトレイクシェルターを出発。名残惜しい最終日。
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花の大群落を歩く!遠方からでも紫色のじゅうたんを確認できるほどでした。
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充実感いっぱいでゴール!トレッキング無事に終了!お疲れ様でした!

今回は天気にも恵まれて、カナディアンロッキーの大自然を満喫された5日間だったと思います。ぜひ次回も素晴らしい山旅を提案させてください。そして今度はご家族4人でのお越しを楽しみにしております!この度は誠に有難うございました!

Kaoru Iwata (Yamnuska Guide)

【関連リンク】
グレートディバイド・トレッキングシリーズ第1弾


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by ymtours | 2009-08-12 16:13 | 家族の山旅 | Comments(0)

初夏のサンシャインメドウハイキング

お待たせいたしました。ヤムナスカガイドのヒロです。今回は初夏のサンシャインメドウへハイキングをご案内させて頂きました。杉野様親子はかなり仲良しで、ハイキング中はいろいろなお話で盛り上がりましたね。色々新しい日本情報も提供していただきありがとうございました!
さて、その模様を写真にてどうぞ。
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 Forget Me Not ワスレナグサ 
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Hitomi 様はカウガールハットがとてもお似合いでした。 
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南斜面にはまだアネモネが残っていました。その横にちょこっと咲いてるバターカップも。
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湖の近くでランチ!ランチの後はゆっくりお昼寝タイムzzzz。
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気持ちのいい風を受けながら遠く谷間をみおろし、心地よい一時。
杉野様達にはこの約一週間後に違うハイキング道でバッタリ再会しました!あの時はびっくりしました。お母様は短い滞在期間でしたがロッキーを堪能していただけたのではないでしょうか。Hitomi様もお母様の訪問とハイキングでロッキーのいい思い出ができたと思います。今回はお越しいただき本当にありがとうございました。次回は山小屋縦走??また一緒に歩ける日を楽しみにしています。

                                          篠崎 洋昭
by ymtours | 2009-07-28 09:18 | 家族の山旅 | Comments(2)

2009年度第一弾!初夏のレイクオハラ 日帰りハイキング

今年も夏がやってきました。みなさんご無沙汰しております、ヤムナスカガイドのヒロです。例年に比べ、スタートの遅い夏になりましたが、みんな元気にハイキングしております!
さて今回は横浜からお越しの織田様ファミリーと初夏の匂いが漂うレイクオハラに行って来ました。自分にとって昨シーズンの最後のツアーになったのもレイクオハラ。何か運命のようなものを感じます。娘様は3ヶ月前から今回のレイクオハラでのハイキングを計画されており、朝お会いした時からその期待があふれんばかりで、私自身、ガイドとしての血が騒ぎました!天候こそ最高ではなかったものの、お二人とも十二分に満足していただきました!その様子を写真とお伝えします。
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 恒例のオハラバス。専用車で登山口までガタゴト20分。この日は予約が一杯だったようで、ロレイン(緑の制服を着た係員)も大忙し。
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レイクオエサへの道中に、数匹のマーモットに遭遇。私たちの前を走って横切るなどかなり活発に行動していました。
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レイクオエサでの一枚。雨が雪に変わってきて気温も5度まで下がりました。そんな寒い中でも皆さん笑顔が素敵です!なかなか体験できない夏の雪、堪能しましたね!
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雪がちらつく中でもレイクオハラの景色を見下ろすことが出来ました!まさに強運です。
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最後はバスの待合室でコーヒー。いい味してました。室内には暖炉もありポカポカです。


この度はツアーに参加していただきありがとうございました!なかなか普段では体験できないようなことが沢山ありましたね。夏なのに雪の降る中をハイキングするのもその一つでした。次回は是非違う季節に、そしてご家族皆さんでの参加を待っていますよ!また一緒に歩けることを心よりお待ちしています。

                          ヤムナスカガイド  篠崎 洋昭
by ymtours | 2009-07-12 14:12 | 家族の山旅 | Comments(2)

ラーチバレーハイキング(9月8日)

こんにちは。ヤムナスカガイドのヒロです。夏も終りを告げ、秋の気配が近づいてきました。空の色、雲の形、乾燥した冷えた空気、冬の下準備のため紅葉を少しずつ始める木々。自然界の様々な「気」達が私たちに秋の到来を知らせてくれます。そんな中、私はYoshino様とIto様達とラーチバレーに行ってきました。彼等にとって本日でカナディアンロッキーハイキング2日目。昨日担当したガイド岩田から「皆さんとてもよく歩きます!もしかしたら予定より足を延ばしてセンチネル峠まで行けるかも!!」との伝言を受け、様子を見ながら出発しました。さて、今回のハイキング、はたしてセンチネル峠まで行けたのでしょうか??その模様をご覧ください。

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 出発前に記念撮影!モレーンレイクは午前中がやっぱり一番綺麗ですね!

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森林限界をぬけると、景色が一気にひらけ亜高山帯を10ピークス(10の峰)を背にしながら歩きます。予定よりも早いペースで皆さん快調です!この後ランチを食べ、峠に向かって出発??

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これが行っちゃったのです。なんの問題も無くこれまた予定よりも早くセンチネル峠に到着。皆さんスゴイ!!

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 「自分でも行けるかしら」と一番心配されていた奥様が一番元気でしたね(笑)ヤッター!!そして奥様がなんども「熊に会いたいわー」と強く懇願されていたので、私、用意しました。そんな熊と記念撮影!!

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もちろん偽者です。

この日は風も優しく、太陽も私達の歩行のために少しだけ薄い雲をまとい、心地よい気候を演出してくれました。私自身もとても気持ちの良いハイキングを楽しむことが出来ました。みなさん、またのお越しを心よりお待ちしています。次回はカナディアンロッキーが黄金に輝く秋の季節にハイキング、いかがですかー?ありがとうございました。


                      Yamnuska Guide   篠崎 洋昭
by ymtours | 2008-09-11 04:46 | 家族の山旅 | Comments(2)

レイクオハラハイキング(9/7)

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今日は素敵なご家族とレイクオハラへ訪れました。

Yoshino夫妻は6年前にロッキーに来られており、偶然にレイクオハラへ訪れる機会があったそうです。そしてその時の感動が忘れられず、ぜひ今回はIto様(お母様、お姉様)にも見てもらいたいということから、このツアーが実現しました。当初はいろいろ旅行の候補はあったようですが、特にお母様は海外旅行が初めてで「歩ける内にロッキーへ行きたい」ということで、行く先がカナダに決まったそうです。

今回はお会いしてから皆さまの体力や山の経験などを伺いながら、コースを決めました。前回訪れた時はLake MacArthur(レイク・マッカーサー)へ訪れていたことをお聞きしたので、本日のコースは、、、
Lake O'Hara(レイク・オハラ)→ Lake Oesa(レイク・オエサ)を目指しました。
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▲Lake Oesa(=氷)、湖面はとても穏やかで周辺の氷河の山々が写っていました

ここで体力と相談しながら、さらに先を目指すことになりました。
Lake Oesa→Opabin Lake(オパビン・レイク)へ
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▲途中、岩場や稜線を通過する少し緊張したり(詳細は一番下の写真、、、)、
 Pika(ナキウサギ)を発見してほっとする時間もありましたね。
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▲今日は、曇りから始まり、あられ、みぞれ、雪、雨、晴れと全ての天気を体験した1日でした。雲が消えて、山が太陽に照らされる瞬間はとても綺麗でした。
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▲吹雪のあと、一気に晴れ上がり、山についた新雪がキラキラ輝いていました。
 Opabin Lake手前。
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▲16:30のバス、ギリギリまでハイキングをしました。赤い点は今日の核心部となる岩場。左から右へトラバースしました。本当に良く歩きましたね!

お母様のおっしゃっていた、「歩ける内に、、、」を全く感じさせることなく、私も驚くほどお元気でした!毎日、運動を心がけている成果が出たのでしょうね。
今回に負けず劣らずの素晴らしいコースは沢山ございます。機会がありましたらぜひまた皆さまでお越しください!お会いできる日を楽しみにしております!

Kaoru Iwata (Yamnuska Guide)

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by ymtours | 2008-09-09 17:03 | 家族の山旅 | Comments(2)

Moraine Lake / Lake Louise Sightseeing

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ヤムナスカガイドの川嶋亮です。
今回は小林様親子とモレーンレイク、レイクルイーズエリアに行ってきました。
小林君(通称コビー)とは以前、ヒマラヤ登山遠征隊の同じ隊員仲間で約2年ぶりの再会でした。お二人ともカナディアンロッキーは初めてということで、まずは湖の色が美しいモレーンレイクへ。 このブログでもおなじみの場所になりましたが、何度見ても美しい! 時期や天候などによっても湖の色は変化しますが、何度訪れてもその変化を楽しめます。
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時間がゆっくり流れる中、湖を眺めていると1台のカヌーが湖を横切っていきました。
「気持ちよさそうだなー」と心の中で思っていると、お二人様も同じ気持ちだったようで、、、
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早速3人でカヌーに乗りに行きました!
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その後は場所を移動して、レイクルイーズ観光、更に冬はスキー場にもなっている場所でチェアーリフトに乗りレイクルイーズが一望できる展望台へ。 
リフトに乗っていると、グリズリーベアー(ハイイログマ)の親子を発見!
小熊2匹は母親熊について行くのに必死でした。

小林様、この度はヤムナスカツアーにご参加して頂き、本当にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

Ryo Kawashima (Yamnuska Guide)


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by ymtours | 2008-07-15 12:29 | 家族の山旅 | Comments(0)

カナディアンロッキー日帰りハイキングwith Katada Family 

三重県からお越しのKatadaファミリーの皆さん、ヤムナスカガイドのヒロ(篠崎 洋昭)です。7月6日はLake Louiseから車で約20分の位置にある目的地のモレーンレイクへ。この日はカナディアンロッキーの中でも最も人気の高い1日ハイキングコースの一つ、ラーチバレー(Larch Vally)を歩きました。 美しいターコイスブルー色をした湖モレーンレイクからトレイルは始まり、標高をあげればその湖を囲むようにそびえ立つ10ピークス(10の峰)が一望でき、さらに美しい高山植物、貴重な野生動物が温かく迎えてくれる人気のコース。
 この日は天候が安定せず、雨が降ったり止んだりの繰り返し。しかしながら私たちが森林限界を超えたとたん雲が切れ、雨が止み、そのままランチの時間がが終わるまでの約2時間、素晴らしい景色を楽しむことができました。
今回は短い1日ハイキングでしたが、皆さんと楽しいひと時を過ごせた事に感謝します!
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この日のスタート地点モレーンレイク。この美しさに時間を忘れてしまいそう。
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     出発時は最高の天気でした!最初は薄着で準備万端ですが、、、。
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    突然の雨が。冷たい雨の中でも皆さんの笑顔がありましたね。雨の中を歩
   くのも楽しいものです。
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     雲が切れ始めました!さあランチの場所までもう少し!!
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   10ピークスをバックにとった最高の一枚!ランチも久しぶりのおにぎりで
   大満足でした!

  今回は皆様と1日という短い間のウォーキングでしたが、貴重な時間を皆様と   過ごすことができたことを感謝します!また皆さんとカナダディアンロッキーを歩くことができるのを楽しみにしています。

                                 文/写真 篠崎 洋昭
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by ymtours | 2008-07-10 09:31 | 家族の山旅 | Comments(0)

Day Hiking in the Canadian Rockies

こんにちは、八牧励です。今回は日本よりお越しの佐藤様ご夫妻、カナダはCanmoreに在住の堀川様ご夫妻とご一緒に8月13日より3日間、バンフ及びヨーホー国立公園へ日帰りハイキングに行って参りました。

初日 8月13日/天気:晴れ→曇り
Canmoreにて堀川様ご夫妻と待ち合わせ、Highway1をJasper方面へ走ること約1時間半、Moraine Lakeへ到着しました。ここで、Moraine Lake Lodgeに滞在している佐藤様ご夫妻と合流しました。目指すはLarch Valleyのさらに奥、Mt. TempleとPinnacle Mt.の鞍部、Sentinel Pass。朝の涼やかな空気の中、登山道沿いに咲くFringed-Grass of Parnassusを横目に見ながら湖畔より続く樹林帯から徐々に高度を稼いでいきます。途中の急登も滑らかなSwitchback(急な勾配を緩和するためのジグザグの道)を切りながら軽快に進むこと約1時間、やや平坦な場所に出ました。気がつくとMoraine Lakeははるか下、先ほどまで天高く覆いかぶさるように見えていた対岸の氷河がすぐ目の前に見えます。このあたりから、その名はLarch Valleyの由来となったlarchが顕著になりはじめました。さらにしばらく進むと目の前がパット開け、淡緑色の丘の向こうに無機質な黄色の岩稜の峰が顔を出し背後にはいつのまにか3,000m級の頂が我々を囲むように聳えていました。その丘を越え、Minnestimma Lakesのほとりで一休み。ここまでくるとPassまではあと少しです。Minnestimma Lakesより夫婦2人3脚、お互いを励ましあいながら、途中目を見張るfireweedの群生に足を止め、30分ほどでPassに到着。振り返るとMinnestimma Lakesは水たまりのよう。d0112928_494226.jpgd0112928_410259.jpg

向こう側の斜面を覗くとなんとそこにはいくつもの奇怪な岩塔がそびえていました。永い年月が施す一種未完の芸術作品。後々の姿に思いを馳せ、ロッキーの峰々を過ぎる時折肌を刺すような冷気を感じつつ食事をとりました。
帰路はTen Peaksの峰々を見比べ、お気に入りの山を選びながら、また両側に咲く高山植物を愛でながら歩きました。秋には一面に広がるlarchが黄色に染まり、真っ白な雪が天を貫くようにそびえる山々を艶やかに覆い全く異なる景色が広がります。今度はぜひ秋にもお越し下さいませ。堀川様、佐藤様、本日は楽しい1日をありがとうございました。

2日目 8月14日/天気:快晴
佐藤様ご夫妻との待ち合わせのためにMoraine Lakeへ向かう途中も雲ひとつない空が続いています。本日のもう一人のガイド、小泉優と共に最高のハイキング日和となることを期待しつつ、再び1号線を北上しました。Moraine Lake Lodgeで待ち合わせ、まずはConsolation Lakeへ向け歩き始めました。岩の尖塔、Tower of Babelから続くガレ場を通過すると深い森の中へ入ります。左袖を沢が勢いよく流れ、その時折大きくなったり小さくなったりする音と並走しながら静かな樹林帯の中を進みます。森林浴を楽しみながら歩くこと約1時間、大きな岩が無数に横たわるその奥に、Consolation Lakeの湖面が見えてきます。太陽の光線を全面に受け、それは見事に輝いています。後方にはQuadraとBidentの3,000m峰が悠然と腰を下ろしている見事な光景です。
d0112928_4104869.jpg1時間歩いただけでこれだけの風景に出会えることに感嘆しつつ湖畔でゆっくりと時間をとり、再びLodgeへ戻りました。
午後はLake Louise Gondolaに乗車。天気が良かったのでGondolaではなくChair Liftに乗り、そよ風を受けながらスキー場中腹に降り立ちました。冬は白銀の斜面に今はヤナギランが群生して、風に桃色の波を起こしながら私たちを楽しませてくれます。私たちが立つ斜面の向かいにはエメラルドグリーンのLake Louise、さらには氷河をバランスよくのせたMt. Victoria、Mt. Temple、そしてずっと南にはMt. Assiniboineまで見ることができました。
d0112928_4113723.jpg下山後は、Lake LouiseのSamson Mallでショッピングを楽しみ、今晩、佐藤様ご夫妻がご宿泊されるEmerald Lake方面へ向かいました。途中、カナダ大陸横断鉄道(CPR)がKicking Horse 峠を越える難所、Spiral Tunnelのviewpoint(展望所)に立ち寄りました。当時の技術を結集し、それ以前の線路の斜度を半分ほどに削減することに成功した横断鉄道史の金字塔でもあります。待つこと40分、長さ1kmはあるだろう貨物列車が上段のトンネルに侵入すると、やがて下段のトンネルから先頭車両が姿を見せました。なるほど、列車が通ると確かにスパイラル(螺旋状)になっていることがわかります。Spiral Tunnel Viewpointを後にして、次はFieldのInformation Centerで展示物などを見学し、Fieldの街を車で一周しました。カントリー調のかわいらしい建物が並ぶ素敵な街並みでした。続いては、Natural Bridgeです。河の流れが大岩に穴を穿ち、ちょうど橋のようになった自然の造形物です。高山植物の姿形もそうですが、自然の造作が最も優れたデザインを生み出すのでしょうか。
d0112928_4121863.jpgそしてまだ日が長いロッキーの太陽があがっている間に、Emerald Lakeに到着しました。ハイキングは午前中だけでしたが、盛りだくさんの1日、どうかゆっくりとお休み下さい。そして明日もまたよい天気になりますように。


3日目 8月15日/天気:再び快晴!
本日も小泉優と2名でご案内です。Emerald Lake より車でYoho Valley Road を北上して、その末端の駐車場に移動しました。まずはTakakkaw Falls(Takakkawとは先住民の言葉で「素晴らしい」という意味)へ。この滝は落差約250m、この時期は融解した水と相まって特に水量が豊富です。近づいてみてもはたしてどれくらい大きいのか周囲に比較対象もなく、その水の落下から生じる轟音に圧倒されるばかりです。百メートルほど先でも、水しぶきが薄煙のように漂ってきます。ここから今日の行路は始まります。Yoho Passを越えてEmerald Lakeまで戻るのが今日の道のりです。Yoho Valley Roadを横切り低木の間を抜け少しずつ高度を上げていきます。滝の音はまだ大きく聞こえますが、1時間もすると滝の上部が目線の高さほどに感じられます。ずいぶんと上がってきました。登山道もYoho Valleyに沿って続くゆるやかなものなります。この先、少し歩くと氷河が見えてくるはず。まだかまだかと思いながらも足を前に運び続けているとMoraine地形が姿を現しました。氷河は近い。Moraineのつくる丘陵に乗るとその先に、上方の斜面に張り付く見事な氷河がみえました。横に大きく広がる氷河は意外なほど近くに見えます。ようやく顔を出した氷河を飽かず眺めながら、カナディアンスタイルのボリューム満点の昼食をとりました。
d0112928_4131665.jpg昼食後は歩いた道を少し戻り、Yoho Lakeへ。今度は左手に見えるTakakkaw Fallsに時折足を止め、少しずつ歩を進めます。登山道の先に姿が見えるWapta Mountainの麓に湖はあります。Yoho Lakeには13時頃到着しました。周囲を森に囲まれた静かな湖です。ここからEmerald Lakeまでは5km弱、Yoho Passを抜けるとあとはほぼ下りになります。倒木を避けながら下っていくと、今度は別の滝が。前方に張り出した岩壁から勢いよく水が流れ落ちています。氷河が源流のこの水も斜面を下り、Emerald Lakeへと流れ込み、あの神秘的な色を醸し出す役割を担っています。登山道もその流れに寄り添うように曲がりはじめ、ようやく湖の扇状地に辿り着きました。しかし、行く手を沢が阻んでいます。水は網目状に流れどうにも水を避けて先に進むことができません。最適のルートを探しに行こうとすると、佐藤様のご主人から「最近は靴が良くなっているから少しくらい水に入っても大丈夫」と頼もしい言葉をいただきました。思い切りよく、できるだけ浅いところを渡ることを決意して、何度目かの渡渉を終えると湖へまっすぐ続く道に乗りました。私たちの前に湖が再び現れたのは出発してから6時間。道沿いに設置してあるベンチに腰を下ろし、陽射しによって少しずつ変化していく湖面の彩を楽しみました。1日の終わりにゆっくりと湖畔をまわり、朝出発したEmerald Lake Lodgeに戻ってきました。
佐藤様はこの後も数日をカナディアンロッキーで過ごされるとのこと。楽しい思い出をたくさんつくられることを心より願っております。そして来年もぜひカナディアンロッキーを楽しみにいらして下さい。
皆様、3日間、本当にありがとうございました。

<文/八牧励; 写真/小泉優、八牧励>

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by ymtours | 2007-09-09 04:39 | 家族の山旅 | Comments(0)

黄葉のロッキーハイキング 〈09/19~09/28, 2006〉

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<グループ>
ご夫婦
<ガイド>
岩田薫
<期間>
2006年9月19日~28日
<行程>
9/19 カナダ入国→カルガリー空港→バンフへ
9/20 カナナスキス州立公園のポカテラサークハイキング 
9/21 ヨーホー国立公園のレイクオハラハイキング
9/22 アシニボイン、へりで入山(ナイセット小屋泊)
9/23 ナブレットへハイキング (ナイセット小屋泊)
9/24 ヘリで下山
9/25 バンフ→カルガリー空港→バンクーバーへ
9/26 バンクーバー1日フリーデイ
9/27 帰国日
9/28 日本到着


私が知る中で、お二人は一番の「カナディアンロッキーファン」と言っても過言ではないと思います。今回で8回目のカナディアンロッキーでその内の半分以上は当社のハイキングツアーにご参加。今年は春と秋にお越しいただきました。

一緒に歩ける日程がなかなか合わず、2002年以来の再会で私も楽しみにしておりました。
今まで色々な日帰りコースを歩いておりますので、どこへご案内するか企画の段階で迷いました。秋は初めてだったこと、黄葉の素晴らしいエリアということで、お二人のハイキングを始めた原点でもある「アシニボイン」の滞在をツアーに含めました。

7年前に訪れて以来の「アシニボイン」。今回はロッジではなくシンプルな山小屋での滞在。寝袋、ストーブなどのキャンプ道具、食料などもヘリコプターで運んで入山。最盛期の黄葉ハイキングを行うことができました。

天気もほとんど良く、アシニボインエリアで人気のあるピーク「ナブレット」も雪に覆われていて、既に山頂は冬の気配がしました。迫力あるMt.アシニボイン(3618m)の朝焼けの撮影も2回行い、毎朝違った表情を見せてくれました。

寝袋で寝る経験もほとんどないお二人ですが、快適にお休みいただけた様子でした。山小屋の中では既に次回のプランの話しまで出ていました。

お二人は「自然を楽しむ術(すべ)」を良くご存知で、私もお会いするたびに色々な発見をさせられます。これからもますます、「その術」に磨きをかけて楽しい山旅を行ってください。

↑写真はMt.アシニボイン(3618m)とカラマツの黄葉をバックに撮影

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by ymtours | 2006-09-19 07:51 | 家族の山旅 | Comments(3)

レイクオハラ1日ハイキングツアー 〈08/14, 2006〉

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<グループ>
ご家族2人
<ガイド>
岩田薫
<期間>
2006年8月14日
<行程>
シャトーレイクルイーズ(滞在先)で待合わせ→専用車でレイクオハラのバス乗り場
---レイクオハラ1日ハイキング(オパビンレイク方面)---
※8:30のバスに乗車して14:20のバスで戻りました。

レイクオハラはヨーホー国立公園にある「カナディアンロッキーの聖地」とも言われているエリアです。その言われの一つに、入山が規制されていることにあります。もちろん歩いて入山することも可能ですが、レイクオハラまでは片道で10km以上離れている為、予約をして専用のバスでアプローチするのが一般的です。またレイクオハラトレールクラブという団体が登山道のメンテナンスを行ってくれているのでとても歩きやすく、ロッキーの登山道のお手本といっても過言ではありません。

今回はこちらのエリアへお二人の方をご案内しました。ご家族お二人は親子の構成。特にお嬢さまが、当社のサイトに問い合わせていただいた経緯でハイキングツアーが成立しました。今回のカナダ旅行は綿密にサイトなどで色々と調べて、イベント盛りだくさんでジャスパー~バンフまで企画したそうです。

そして最後のイベントがこのハイキングで、(ちょっとプレッシャーがありましたが・・・)1日という短い間で最大限にロッキーの魅力をお伝えしました。天気も良く自然の素晴らしさに感動されていました。とても仲の良いお二人で、登りが慣れていないお母さまを気遣う、お嬢様の優しさがとても印象的でした。

帰国後、お便りをいただきその中に、「ロッキーで火が付いたらしく、普段ハイキングをしないお母さんが色々なハイキングの集いに参加しだしている・・・」ことが書かれていました。ハイキングの楽しみを伝えることは私の目指すガイディングの一つです。それに共感していただいたことはとても嬉しく思います。

これからも少しでも多くの方々にロッキーの感動を伝えていきたいと再認識しました。
この度は誠に有難うございました。またお会いできる日を楽しみにしております。

↑写真はレイクオハラの「オパビンプラトウ」を望むお二人

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by ymtours | 2006-08-14 08:34 | 家族の山旅 | Comments(0)