2017年 08月 02日 ( 1 )

鈴木様 Lake O'Hara と Shadow Lake Lodgeの旅


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こんにちは、ヤムナスカガイドの植木です。

今回、秘境レイクオハラの日帰りハイキングと、バンフに近いバックカントリーロッジの豪華シャドウレイクロッジに鈴木様親子をご案内いたしました。
現在ワーキングホリデーでバンクーバーにご滞在の娘さんと、娘さんを訪ねて日本からお越しになられたお母様をカナディアンロッキーの絶景ポイントへお供させていただくことになりました。
お母様はお花が見たくて、娘さんは動物が見たくてここを選んだそうです。
さて、この2つの願いを叶えることは出来たのでしょうか。

まずは日帰りハイキングのレイクオハラからと行きましょう。

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レイクオハラは一日の入山人数制限があるカナディアンロッキーの中で秘境中の秘境です。
そこは、花、動物の宝庫としても知られており、今回はそんな特別な場所を数か月も前からお問い合わせをいただいており、今回見事入山許可が下りました。
念願かなって本当に良かったですね。

出発からすぐのところで、リスを発見。動物好きの鈴木さん、すっかり夢中で写真撮影です。

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登り始めてから間もなく、第一の湖(SchäfferLake)に到着。雪崩の跡で大量の雪がまだ残っていました。暑い日にはちょうど涼しい風でしたね。
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雪融けを待って、アネモネが一斉に咲き始めていました所でもありましたね。

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時にはこんな岩場も登る場所がありましたが、難なく通過、普段から運動をされているというお二人にとっては、難所なんてありません。

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素晴らしい天気の中、誰もいないこの日の目的地(Lake McArthur)に到着、紺碧の湖と雲一つない青空がお出迎えでした。
初日で素晴らしい景色を見れるなんて、本当にラッキーですよ!!

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この絶景を見ながらのランチはいかがでしたか?この景色を独占、ゆっくりとお昼を楽しんでいただくことができました。
念願かなって良かったですね。
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昼食後は絶景ポイントまでお二人でお散歩、きっと素敵な写真を映したことでしょう。

本当に仲の良いお二人をこんな素敵な場所にお連れできたことを嬉しくなりました、ありがとうございました。

次の日は、いよいよシャドウレイクロッジですね。
明日も楽しんで行きましょう!!

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次の日、1泊2日のバックカントリーロッジで有名な、シャドウレイクロッジのにご案内いたしました。
シャドウレイクには、バンフから車で20分くらいのRedarth Creek Trailから登山開始です。
いくつかアクセスルートはありますが、お花と動物を見たいというご要望には、ここがベストだと思います。さて、期待に答えてくれたのでしょうか?

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いきなりこんな写真と思わないでください。分かります??写真中央、ガイドの私もカナディアンロッキーで初めて見ました。”カエル”です。
しかも、結構な大きさでした。これには鈴木さん親子もしばし写真撮影会。思わず自分も写真に夢中になっていました。
これを見つけたのは、動物好きの麻岐さんでした。よくこんな目立たない動物(生き物??)を発見できましたね、脱帽です(笑)

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途中、こんなに大規模な雪崩の後を通過。登山道を塞いでいた土や木は取り除かれて綺麗に整備されていましたが、何十年もかけて育った巨木が一瞬にしてなぎ倒された
現場を実際に見ると、自然の驚異的な凄まじさに思わず絶句。でも、こうしてできた開けた場所には、新しい植物が育ち、その植物を食べに動物たちがやってくるという自然のサイクルが生まれます。これはとっても大切な自然現象なんです。カナディアンロッキーはこうして長い年月をかけて現在まで育まれてきました。
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珍しい動物の第2弾、雷鳥(Ptarmigan)です。ここはそれほど標高が高くないのですが、出現しました。今年生まれたばかりの子供3羽も近くにいました。
これも滅多にお目にかかることのできない鳥です。日本では特別天然記念物に指定されている野鳥です。
冬には真っ白になるのですが、さすがに真っ白の雷鳥を見ることは難しいでしょう。
この珍しい鳥ですが、実はこの日と次の日のこの2日間で、4度ほど雷鳥と遭遇しました。
あれ?珍しいの?と思われたかもしれませんが、目撃頻度は本当に少ないんですよ。

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雷鳥撮影タイムです。ずいぶんと長いこと雷鳥に道を先導されていましたね。

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ほどなくしてロッジに到着です。14㎞、5時間30分の行程でした。健脚なお二人には「散歩」みたいなものでしたね。
余裕の到着でハイ、ポーズ!!

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午後3時からのアフタヌーンティーを楽しんだ後、夕食までの時間を利用して、シャドウレイクまでサクッとハイキングに出かけました。
いや~、お二人とも元気ですね!!湖面が輝く夕方のシャドウレイクはいかがでしたか?

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湖から流れる小川にかかる木道で、川や風の音を聞きながらの~んびり過ごしていただきました。
このひと時がなんとも素敵でしたね。
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夕食は、宿泊している全員とテーブルを囲んでの食事となります。
この日はアルバータビーフのステーキがメインでした。野菜も豊富に頂くことができましたね。
それにしてもここの料理は本当に美味しかったです。やはり、ロッジのロケーション、設備、料理に定評のあるシャドウレイクロッジに来てよかった~!!

ところで麻岐さん、お母さんの何に注目しているんでしょう??(美味しそうなもの見つけたのかな?)

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次の日の朝、ロッジから見える名峰 [Mt Ball 3311m: 右]、[Isabelle Peak 2938m :中央]が朝日に照らされて、何とも美しく、優美なたたずまいでした。

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ダイニングからMt Ballを見れるのもシャドウレイクロッジの魅力の一つです。
この風景をずっと見ていても飽きません。刻々と変化する自然の風景をただただぼーっと見ている事ができるのもバックカントリーロッジの楽しみ方です。

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豪華な朝食をたくさん食べて、いざ出発です。お二人とも元気いっぱいですね!!

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出発してからほどなく、ウサギギクの群生に出会いました。ちょうど満開の時期に当たったようです!! 緑と黄色の色合いが本当に素敵でした。
写真では納まりきれていないのですが、そこら中黄色くなっていました。これだけの群生を見れるとは、さすがシャドウレイク。

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Gibon Passに向かっている道沿いは、ほとんどがこんな感じのお花畑の中を歩きました。赤いインディアンペイントブラシや、薄紫のアズマギクの仲間に綿毛になったアネモネと黄色いウサギギクの仲間が見事にコラボしていました。お花好きの百合子さん(お母さん)には、たまらないひと時だったことでしょう。

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一面のお花畑、頑張って歩いてきた者だけが楽しめる空間です。これを見たら疲れなんて吹っ飛びますよ!!

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シャドウレイクロッジ、いかがでしたか?
お花畑と迫力ある風景をいっぺんに楽しめるこの場所は、知る人ぞ知る隠れた名所といっても過言ではありません。
秘境のレイクオハラと豪華シャドウレイクロッジをお楽しみいただきました満喫コースの3日間でした。

下山途中に話していた山でのバックパッキング(テント泊)トリップにもぜひ挑戦してください。
また違ったお花と迫力のある風景が、楽しめる事でしょう。

またいつかカナディアンロッキーにお越しくださいね、お待ちしております。

この度は誠にありがとうございました。

ヤムナスカ・ガイド植木 正幸 (うえき まさゆき)
ガイドプロフィールはこちらから


by ymtours | 2017-08-02 10:27 | 家族の山旅(特選) | Comments(0)