三つの国立公園での三つのデイハイキング

こんにちは、ガイドの栗原です。
鹿児島からお越しの米田様ご夫妻とデイハイキングへ行ってきました。バンフとレイクルイーズに滞在されるなか三日間をご一緒させていただき、ジャスパー国立公園、バンフ国立公園、ヨーホー国立公園と三つの国立公園を巡りました。探究心旺盛なご主人と旅行の計画も抜かりないしっかり者の奥様のナイスカップルにご一緒させていただき、私も心から楽しませていただきました。

デイハイクその一。
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初日はジャスパー国立公園のウィルコックスパストレイルへと向かいました。
天気予報は雨。しかし、道中天候は目まぐるしく変化し、登山口に着いたときには運よく雨があがり青空が顔を出してくれました。しっとりとしたトレイルを歩き、アサバスカ氷河、ドーム氷河の展望台へ。その後、隣の尾根で食事中のビッグホーンシープを発見!奥様の見たかった動物を見ることができました。その後は雨がパラつき、冷たい風が吹き始めたので早々に退散です。車に着いたところで本降りになったので、我ながらナイスタイミングでした。
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昼食後はアサバスカ氷河の末端へ。勉強熱心なご主人は終始写真で記録を取り、時にメモを取りながら歩かれていました。さすが大学の先生、フィールドワークはお手のものです。写真は氷河末端付近にある氷河が岩の上に残した傷跡。

デイハイクその二。
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雲が立ち込める早朝のボウバレーをレイクルイーズへと車を走らせます。今日の目標はフェアビューマウンテンの登頂です。
レイクルイーズへの坂を上がり、ボウバレーを覆っていた雲を抜け出すと素晴らしい青空が広がっていました。昨夜降った雪が針葉樹の森を飾り、幻想的な景色の中を歩きました。サドルバックパス周辺ではすでにカラマツが色付き始め青空に映えていました。そしてフェアビューマウンテンの頂上へ。
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お二人ともしっかりとした足取りで余裕を残して登頂されました。さすが研究でしょっちゅう森の中で活動されているだけありますね。ひんやりとした空気がとても気持ちの良い頂上でした。

デイハイクその三。
黄葉といえばここ、ロッキーの聖地の異名を持つレイクオハラへ行ってきました。オハラエリアには多くのトレイルがあり、どれを選択するか迷うところですが、奥様のご希望でオパビン・プラトーを巡るコースを取ることに決定しました。
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まず最初はレイクオハラを半周してから、レイクオエサへと向かいます。湖面には見事にマウントオダレイが映り込んでいました。
レイクオエサでは自分たちのほかにには誰一人としておらず、とても静かでダイナミックな風景を独占してしまいました。そしてちょっと露出感があってスリリングなYukness Ledgeをせっせと歩き、またまたひと気のないハンガビーレイクへ。
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昼食をゆっくりと取り、今日の最終目的地のオパビンレイクへと到着しました。暖かな日差しの中ここでものんびり、ゆっくりと過ごしました。箱庭のような風景、しかしその向こうには巨大な山々が取り囲んでいるロッキーの聖地・レイクオハラ。素敵なご夫妻とのデイハイクの最終日を飾るに相応しい場所でした。

また次回カナディアンロッキーに来られるときには、さらにディープな山歩きを用意してお待ちしております。是非またここでお会いできることを楽しみにしております。

栗原治郎 (Yamnuska Guide)


by ymtours | 2008-09-18 13:30 | カナダの山旅 | Comments(1)
Commented by 米田佐起子 at 2008-09-22 13:52 x
栗原様
 3日間ほんとにお世話になりました。
 夫が写真とメモを取るのに夢中でペースが遅くなり、ハラハラさせたのではないでしょうか。
 右往左往の末にたどり着いたYAMNUSKAのデイハイキングツアーでしたが、 色々な話や説明が聞けて楽しく有益でした。栗原さんをして「目から鱗でした」って言わしめた様に、ちゃっかり、バンフ=レイクルイーズ間のホテル移動もしちゃいました。お陰で、レイクルイーズエリアでのフリーの2日間も、目一杯歩き回ることができました。
 そして最終日のレイクオハラ、素晴らしかったですね(勿論、他の場所も皆、言葉が見つからないほど素晴らしかったけど)、大自然の懐に抱かれてるって感じで。
 ロッククライミングが大好きな栗原さん、山の壁や岩の話をする時の声が弾んでましたね。夫も、アルパインの世界に夢が膨らむ様子でした。
 全5日間、こんなに毎日ハイキングに勤しんだのは初めてでしたが、ほんとに素晴らしい山旅でした。それも今となっては、もう全てが「思い出」になってしまったのが淋しい限りです。
 最後に、栗原様、YAMNUSKAの皆様、本当に有難うございました。

 


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