カナディアンロッキー豪華ロッジ滞在ツアーPart 4        <7/4~7/15、2006>

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7月11日
昨日リクエストがあった為、今朝は5時にキャビンを出て朝日を見に出かける。ロッジから徒歩5分の小さな池に行き、逆さに映るアシニボインが朝日に焼ける様子を撮影。チャンスはこの日だけだったので逃さなくて良かった。この日は朝からほとんど快晴で、皆張り切ってナブピークを目指す。樹林限界に出ると、風がとても強く、しかも冷たい。雨具まで着込んで歩く。幸い、ナブレット先の細い稜線を超えると風は弱まり、暖かくなった。ピークの景色はこれまた最高であった。「スコーキマウンテンから見たマウントヘクターがここからも見える」と、その眺めのよさに満足。それぞれ個人写真を撮り、帰路はエリザベスレイクに寄って帰る。今日は皆が一番期待していたナブピークに登れたので、皆かなり満足されていた。夕食時の会話も弾む。テーブルを一緒に囲んだ齢80歳になるワンサさんとそのお孫さんと並んで写真を撮るなど、かなり盛り上がった。なんでも若い頃は有名な騎手だったらしいワンサさんは、もう何年もこのアシニボインロッジに毎年一週間ほど避暑に来ているそうだ。うらやましい話である。

7月12日
今日は下山の日。最終フライトなので午前中はハイキングに出かける。皆さんの希望により、アシニボインパスへ。ロッジへ戻ると、サラがちょうど第一便のヘリでフライインしてきたところであった。冬季トリノ五輪のクロスカントリースキーの銀メダリストであり、いまや国民的アイドルであるサラは、なんとこのアシニボインロッジオーナー夫婦の娘である。花束を持って現れたので一目でそれとわかった。現役スキーヤーで彼女のファンであったO氏が彼女に頼んで帽子にサインをもらうと、あまり興味のなさそうだった他の3名も、我もわれもとサインをもらっていた。「サラが予想以上に美人だったからに違いない」とO氏はちょっと悔しそう。

ヘリでキャンモアまで戻ると、まだ夕食時までに時間が余っていたので、キャンモアの隠れた名所、グラッシーレイクにご案内する。皆さん湖よりもロッククライマーの方に目を奪われている。その後、キャンモアの日本食レストランで打ち上げ後、カナナスキスのホテルまでお送りする。明日は皆さんここで一日ゴルフを楽しまれることになっているが、困ったことにゴルフ場までの足がない。ゴルフ場のプロショップに電話したところ、店員が個人的に車を出してくれることになった。こういう融通が利くところが田舎っぽく、人の温かみを感じて、カナダっていいなあと思わせるところである。

翌日、ゴルフを楽しまれた後、翌々日、皆さん無事に日本への帰路に着かれました。皆さん、言葉の壁をものともせず、積極的に働きかけていこうとする方々でした。カナディアンロッキーのロッジ滞在の旅は、普通の旅行では決して味わうことの出来ない体験を提供してくれるに違いありません。



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by ymtours | 2006-07-18 00:58 | カナダの山旅


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