カナディアンロッキー豪華ロッジ滞在ツアーPart 1          <7/4~7/15、2006>

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<グループ>
山仲間4名
<ガイド>
品川誠
<行程>
7/4 カナダ入国→バンクーバーからVIA列車でジャスパーへ
7/5 ジャスパー到着後→ジャスパーのホテルへ


7/6
早朝、皆さんとホテルのロビーで待合わせた。I氏とH氏にお会いするのはこれで3度目だ。お二人に初めてお会いしたのは自分がニュージーランドのMt.Cookの麓でトレッキングガイドをしていた時だった。私がカナダでもガイドをしている、と話すと、連絡先を教えて欲しいと頼まれた。そういうお客さまは少なく喜んでお渡ししたが、それからすぐに連絡があり、早くも半年後にはレイクオハラロッジとシャドーレイクロッジという2つのロッジを中心にしたハイキングに行かれた。ちょうどカタクリが見頃ですばらしいツアーであった。その後すぐに、念願であったアシニボインロッジを予約され、今年、晴れて念願かない、アシニボインロッジに来られたのである。O氏は去年も一緒に来られ、N氏は今回が初参加だ。今回も去年と同じく4人でのご旅行。ちなみに皆さん、大学時代の山仲間であり、40年来の知己である。

朝食はJasperの街で評判の高いベアパウ・ベーカリーで仕入れ、車で移動しながら食べた。登山口まで200km以上もあるのだ。途中のコロンビア・アイスフィールド・センターやボウレイクに立ち寄って観光しつつ、9時半のチェックイン締め切り間際に、受付のレイクルイーズスキー場のデイロッジに飛び込む。ここでペーパーワークを済ませ、駐車場からスコーキロッジ宿泊者のためのバスに乗り換えて登山口へ。

今日は最高気温が20度(ここでは暑いほう)になるとかで、日差しも強いのでなかなか暑い。私は今まで行く機会に恵まれなかったのだが、今回初めて訪れてみて驚いた。まず、スコーキロッジまでの道のりはほとんどが樹林のない高地を歩くのでとても眺めがいい。背後を振り返れば、氷河を頂くMt.テンプルやテン・ピークス(Ten Peaks: モレーンレイクの背後にそびえる十の鋭鋒)が見えるし、トレールを取り囲む山々や湖も非常に美しい。今回は時期も良く、紫のアズマギクや紅のペイントブラシ、黄色のウサギギクといった夏の花がターミガンレイクの周囲に咲き誇り、今まで訪れなかった事が不思議なくらい良いトレールであった。

峠を下り、樹林帯に差し掛かる頃より雨が降り出す。夕方に雷雨の予報が出ていたが大当たりだ。ロッジに着く頃には本降りになっていて、最後は走るようにしてロッジに飛び込んだ。ロッジでは薪ストーブと暖かいお茶と甘いデザートが私達を待っていた。スコーキロッジは2階建てのログハウスで、一階に食堂とリビングがワンフロアになった開放的な作りだ。2階に個室が7部屋あり、私達はそのうちの2部屋を割り当てられた。ロッジのスタッフは4名常駐。ところで今夜の泊り客は21名。夕食はグループのお抱え漫才師H氏のおかげで、テーブルは爆笑の渦。

食事のあと、さらに談話を楽しみ、皆さん夜9時頃にはベッドの中へ。ベッドはきれいでシーツが良く洗ってあり、とても寝心地がよい、とO氏が褒めていた。

つづく


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by ymtours | 2006-07-16 05:54 | カナダの山旅


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