2016年 春のスタッフトレーニング

6月に入りカナディアンロッキーも半袖で外で遊べる日が増えてきました。

皆様こんにちは。

先週6月2日、3日で使いヤムナスカでは夏のハイキングシーズンに備えて、メンバーが全員参加しスタッフトレーニングを行いました。

初日はオフィスのミーティングルームにて、ガイド業務全般のオペレーションの確認と、車両の点検、整備についての確認。
2日目はフィールドトレーニング、今年はカナナスキス・カントリーにあるスプレー・バレー州立公園のオールド・ゴート・グレーシャー・トレイルで行いました。

2日間でそれぞれ異なる内容のトレーニングを行いますが、重要なことはメンバー全員がヤムナスカ・ガイドのプロフェッショナリズムを学び、お客様を安全にご案内するための準備と方法、そして、一人一人の方へ最高のサービスを提供するための意識を再確認することです。

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オフィス内のミーティングルームにて。
ガイドとオフィススタッフの密なコミュニケーションにより、効率よく業務ができるように毎年少しずつ改善を試みています。


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シーズン中は毎日行う車両の点検方法を確認。
私たちの仕事において、最も重要なことの一つです。


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タイヤ交換の実地訓練。車種によりタイヤ交換の方法は異なるため、一つ一つのプロセスを丁寧に確認し合います。


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2日目はフィールドトレーニング。
オフィス前にて出発前のブリーフィング風景。
事前にお客様の体調やメディカルコンディションなどの確認。
その日歩くエリアや天候の情報をシェアします。


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トレイルヘッド(登山口)でこれから歩くコースの説明。
コースの詳細な情報やハイライトだけでなく、コース上に危険がある場合のリスクや回避方法などを確認し合います。


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歩き始めはしっかりした樹林帯のトレイル。すでに色々な高山植物を観察することができましたが、まだ咲いていない花の葉などからどんな花をつけるかを想像したり、どの時期に花をつけるかなどを再確認しました。


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カナディアンロッキーでは樹林帯を抜けるとこのようなガレ場のような地形が急に出てくることもあるため、これまでとは歩くペースやリスク・マネージメントを考えながら、お客様が歩きやすいルートを選択します。


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樹林帯を抜け視界が開ける場所では、色々な情報が目に飛び込んできます。特にオフトレイルというしっかりとした登山道がないエリアを歩く場合は、その場所で手に入るすべての情報を吟味し、最も安全で快適なルートを選択する必要があります。


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トレイルが不明瞭な地形でベストなルート・ファインディングとは何かを話し合います。天候、足元のコンディション、グループの人数やフィジカル・レベルなど、色々な条件を加味しながら最良の道を見つけるのもプロフェッショナル・ガイドの仕事です。



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さらに登り高度を上げていくとモレーンという氷河が長い年月をかけて作り上げた地形にでました。カナディアンロッキーではこのような地形の場所が沢山ありますが、それはこの辺り一帯が氷河で覆われていたことを意味します。この時期はこのように残雪もしばしばあるため、注意する必要があります。
歩いて数時間でこんな場所に行けるのはカナディアンロッキーの魅力ですね。
ここは実はあまり知られていないトレイルですが、本当に美しい場所です。
こんなところがロッキーには沢山あり、贅沢な景色を独り占めすることができます。




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使用期限の切れたベアスプレー(クマなどの野生動物対策スプレー)を用いてのトレーニング。
実際に噴射して射程距離や、噴射される時間などを確認します。
これはガイドとして最低限必ず携帯すべきアイテムですが、使用するのは最終手段としてです。
クマには出会わないことが重要で、話し声や音を出して相手に自分が居ることを知らせるなどの方法があります。

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こちらもクマなどの野生動物対策のアイテムで、ベアーホーンというものです。車のクラクションのように大きな音が出るのですが、野生動物に自分の居場所を知らせることで近寄ってこないようにすることが目的です。


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エマージェンシープロトコル(緊急時対応)の確認と、意見交換。山行中の怪我や病気の際には一つの答えはありません。ヤムナスカガイドはほぼすべてのガイドが上位の野外救急法の資格を取得しています。しかしお客様を守るのは資格ではなくガイドです。色々なシチュエーションを想定し常にブラッシュアップすることが重要です。





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さあ、今年もヤムナスカガイドはメンバーの気持ちは一つにまとまり、皆様をご案内する準備が整いました。

お客様一人一人と誠実に向き合い、安全に、変えることのできない経験を届けます。
我々もどんなシーズンになるのか今からワクワクしております!

それではお会いするのを楽しみにしています!


ヤムナスカスタッフ一同

by ymtours | 2016-06-08 09:16 | お知らせ | Comments(0)


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