S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ 

ヤムナスカガイドの難波です。

今秋から当社が英語圏のお客様に販売している信越トレールを歩くツアーがあります。
http://www.greathikesjapan.com

今回のお客様は信越トレールクラブの事務局の方からのご紹介でした。

S様ご夫妻の海外旅行は英語が堪能なご主人の手配旅行です。
今回はバンクーバーに2泊し、ジャスパーまでVIAレールを使って来られました。ジャスパーからバンフまでの移動は、交通手段が限られるため、当社のサービスをご利用いただきました。ジャスパーでのハイキング、アイスフィールドパークウェイの観光移動、バンフでのハイキングのご案内を致しました。

S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ _d0112928_12432755.jpg


お花が好きな奥様はとても喜ばれておりました。
私も花の一番良い時期のジャスパーでしたので説明に熱が入ってしまいましたね。。

S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ _d0112928_1245231.jpg


滞在中は、信越トレールをどう外国人へアピールしていくか、いつも考えて下さったご主人。カナダの分かりやすい広大な大自然とは異なる良さを見つける。。これが、ご主人のカナディアンロッキー訪問の目的だった?!?!?ようです。

S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ _d0112928_12501993.jpg


氷河で削られた山々は歩きやすいトレールを提供してくれます。

S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ _d0112928_12484490.jpg


こちらの自然は分かりやすいですね。一目で自然の厳しさと美しさが伝わってきます。信越トレールの面白さは里山文化と食だということでお互いに納得できました。「是非、そば打ちを外国人ハイカーに体験させたい。」 S様の目が輝きます。

S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ _d0112928_12542122.jpg


観光ブームのカナディアンロッキー。 有名な観光地へ行けば人、人、人ばかり。ジャスパーを早く出発して、混雑する前の雪上車をご案内しました。アサバスカ氷河の後退とともに、近い将来は氷河へ雪上車を使って上がれなくなるかも知れません。50年後は貴重な写真となるはずですから、ここにアップしておきますね。(笑)

S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ _d0112928_1258040.jpg


昼食は、自分でバーベキューして食べることを売りにしている店へ。これぞカナディアン・ハンバーガーというものを体験してもらいました。ある意味、新鮮なレストランでしたね。これを見たS様、またまた新しいひらめきがありました。流行っていないお好み焼き店を、自分で作るハンバーガー店にしたらどうかと。。。実に面白いアイデアが浮かぶ方で、私も一緒になってあーでもないととか、こーでもないとか、話しは尽きませんでした。

S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ _d0112928_132767.jpg


有名どころの湖をめぐりバンフへ向かいます。

S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ _d0112928_1325441.jpg


途中、グリズリーベアーに遭遇。
というのは嘘ですが、公園のインタープリターが鉄道にはねられて死んだ熊の剥製を使って説明をしていました。熊を守るにはどうしたら良いか、、、考えさせられましたね。

S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ _d0112928_1345217.jpg


世界中の観光客が集まるレイクルイーズ。
これには少しカルチャーショックだったご主人。ここがあるからカナディアンロッキーにたくさんの観光客が訪れ、我々も含めホテルやレストラン、お土産店、バス会社、、、そして国立公園までが潤うのですから致し方ありません。。。 レイクルイーズありがとう! 水温は5度ぐらいしかないのに、なんと泳いでいる人が。。。 ツーリストパワーは私の想像をはるかに超えています。

翌日はサンシャインメドウのハイキングへご案内しました。

S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ _d0112928_1385089.jpg


天候がコロコロ変わる不安定な日でしたが、眺望のよく効く素晴らしい日になりました。地リス達も熊が生息地を移動したからか活発に行動しています。

S様ご夫妻 ジャスパーからバンフへ _d0112928_13114149.jpg


高山植物もたくさん鑑賞できました。

3日間の短いお付き合いでしたが、いろんなことを教えていただきありがとうございました。今年の秋はカナダ人を信越トレールへ連れて行きます。今後とも是非ご教授ください。

以上。
by ymtours | 2015-07-13 13:33 | カナダの山旅


<< 土居さま レイクオハラ、スタン... 中山様 Mt.St.Piran登頂 >>