世界遺産 2009クルアニ国立公園 バックパッキング

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↑黄色に色づき始めたポプラに氷河を抱くクルアニの山々

ヤムナスカガイドの小泉です。
極北のホワイトホースより、ユーコンの秋をお届けします。
今年のユーコンは大盛況でした。
皆様さまざまなツアーに参加され、赤や黄色に染まるユーコンの地を楽しまれたようでしたが、その中でも最も過酷でワイルドなバックパッキング・ツアーの様子をお伝えします。

舞台はユーコン準州西部、アラスカと国境を接するクルアニ国立公園。
5959mのカナダ最高峰・マウントローガンをはじめとする4000~5000m峰がひしめき合い、巨大氷河が谷を埋め尽くす最後の秘境と呼ぶにふさわしい国立公園です。

その大部分を氷河に覆われた国立公園なので、人間が自らの足で入っていける場所はごくわずかです。
その中でも距離が短く、絶景が堪能できるコースとして人気の、スリムズリバー・ウェスト(カスカウォルッシュ氷河)に、カナダ大好きの女性4人組をご案内。

リーダーの大塚様をはじめ、今尾様、島袋様、大城様は昨年、カナディアンロッキーのカナナスキス・ハイランドのバックパッキングを楽しまれたようでしたが、今年はよりワイルドな地を求めてユーコンへ。
涙あり笑いありの珍道中。手つかずの大自然の中にどっぷりと浸かった6日間でした。カナナスキス・ハイランドの様子はこちら

今回のバックパッキング・コースのご案内はこちら

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↑見て見て!この大きなザック!と自慢げに見せ合いっこをして、いざ出発です。

このコースはカスカウォルッシュ氷河先端近くにあるキャンプ場まで22.5kmを1泊2日でアプローチをし、ベースキャンプを設営、丸2日間の日帰りハイキングでワイルドなクルアニを満喫するという5泊6日の行程です。
途中の1泊はキャンプ場がないため、安全で水の確保できる場所を選んで、自由にキャンプを設営します。

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↑1泊目と5泊目はこのような場所でキャンプを楽しみました。
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↑周辺の枯れ木を集め火をおこし、チョウノスケソウのベットにテントを張ります。

ベースキャンプまで22.5km。ほぼ平坦な道のりですが、所々湿地帯や沢が出てくるので、サンダルに履き替えて渡渉をしなければなりません。最初はおっかなびっくりでしたが、徐々に回数を重ねるうちにコツをつかんできたようです。

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↑悠々と流れるスリムズ河
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↑頑張って最終キャンプを目指します。

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↑氷河が徐々に近づき、まもなく最終キャンプ場に到着です。

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↑国際色豊かな最終キャンプ場。
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↑キャンプ場前に広がる絶景。ここを拠点に丸2日間おもいっきり楽しみます。

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↑朝5時半、眠い目をこすりながら刻一刻と色を変える朝焼けを撮る。
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↑早起きは三文の徳?


3日目、4日目はベースキャンプを拠点に日帰りハイキングを楽しみます。
カスカウォルッシュ氷河を求めて・・・

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↑1日2回、しびれるほどに冷たい渡渉が待っています。
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↑あちこちに広がるチョウノスケソウの群落。一面に広がる綿毛には大感動でした。
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↑オブザベーション・ピークのへの登り。色とりどりの紅葉に囲まれています。

お昼過ぎ天候が悪くなり、雨が降り出した。
巨大氷河カスカウォルッシュは見ることはできなかったが、ふと見上げると綺麗なウラシマツツジの紅葉が・・・
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日帰りハイキング2日目は別ルートで氷河末端に接近を試みた。

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↑半端ない数のグリズリーベアの足跡を発見!
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↑カスカウォルッシュ氷河の末端部分。静粛な空気が流れ、ぴーんと張り詰めた氷河湖に氷河がぷかぷかと浮かぶ。
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↑氷河湖を望む丘の上でランチタイム。

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↑最終日、よりいっそう色づいたポプラの木々に満面の笑み。

大塚様、今尾様、島袋様、大城様、この度はユーコンのバックパッキングツアーにご参加くださいまして、誠にありがとうございました。
帰国前に皆で誓い合った”来年もユーコンに行こう!”の合言葉。
我々、ユーコン支店も万全の体制で、来年のバックパッキングをサポートさせていただきます。
来年は是非、真っ赤なツンドラ紅葉に染まるトゥームストーンを歩きましょう!

ヤムナスカガイド・小泉
by ymtours | 2009-09-29 07:55 | カナダの山旅 | Comments(5)
Commented by 大塚由子 at 2009-09-29 15:29 x
楽しかったユーコンのバックパッキングが懐かしい!私たち4人が写っている写真をよく使っていただき、ありがとうございます。私たちは、ガイドの小泉さんがいろいろサポートしてくれたので、こんなに楽しい旅ができたのです。小泉さんに大感謝! 
Commented by 島袋 恵美子 at 2009-10-02 11:34 x
期待していた秋色のアスペンにはであえなかったけれどそれ以上に感動の山旅でした。 特に、身を切るような冷たいスリムズリバ-の渡渉や、つらかった湿原歩き、狼の遠吠えを聞きながら朝食を取った最後のキャンプ地など大自然のま只中に身を置いている感動を味わいました。
来年のユ-コン 楽しみにしています ありがとうございました
Commented by 小泉 優 at 2009-10-06 05:46 x
大塚様、島袋様
コメントいただき誠にありがとうございます。
もうバックパッキング・ツアーが終わって1ヶ月が経ちましたが、今でも印象深い思い出が脳裏に焼きついています。
皆様も各々、ユーコンの、そしてクルアニのワイルドな大自然にどっぷりと漬かっていただけたかと思います。
もうユーコンは黄葉も終わり、雪が降り始めています。
長い長い冬の始まりです。
また来年ユーコンで、皆様揃って元気にお会い出来るのを楽しみにしております。この度は誠にありがとうございました。
ヤムナスカ・小泉
Commented by 今尾 香代子 at 2009-10-06 20:11 x
カナダの深い森と花一杯のトレイルも好きだけど、ユーコンの広大で野性的な、獣と共有したトレイルは格別なものでした。あれから1ヶ月以上も経っているのに、五感一杯で感じたユーコンの山々や風を今も想い出します。小泉ガイドに支えられて充実したバックパッキングができました。
ありがとうございます
Commented by motoyama_naoto at 2009-10-27 01:48
今尾さん> コメントありがとうございます。小泉が長期休暇なもので、私、本山よりお礼のコメントでございます。

ご参加いただきましてありがとうございました。今回はお会いできませんでしたが、是非、次回にでもお会いできればと思っております。同じカナダでもやはりその魅力がちょっと違うものですね。
 こちらは、なんせ 『でかい』です。ワイルドっていう言葉だけでは片付けられませんね、

またロッキー、はたまたトームストンのバクkパッキングでお会いできれば最高ですね。


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